目次
はじめに
みなさんこんにちは!ネギばたけと申します。
前回の第二回トレカライターコロシアムではじめて記事を書かせていただきました。記事を書くことの大変さを実感しました;今回もよろしくお願いします
さて、みなさんは《ガチャンコ・ガチロボ》というカードをご存知でしょうか。山札の上から3枚を捲り、その全てが同じコストなら全て踏み倒せるクリーチャーです。
そんなガチロボですが、「 超天篇第3弾零誕!魔神おこせジョルネード1059‼︎ 」の発売により、とても相性のいいカードがいくつか出たので、デッキを組んでみました。最後まで読んで下さると幸いです。
デッキレシピ
デッキレシピです。
デッキコンセプト
このデッキの主軸となるのが、《ガチャンコ・ガチロボ》(以後ガチロボ)です。
【 クリーチャー 】
種族 グレートメカオー / 侵略者 / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。
それがすべてコストが同じクリーチャーであれば、バトルゾーンに出す。
それ以外なら、好きな順序で山札の一番下に置く。
■相手のシールドが2つ以下なら、自分の水のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。
出典:デュエル・マスターズ
このデッキでは大半のカードを5コストに揃えている、俗にいう【5軸ガチロボ】です。ガチロボから5コストのクリーチャーの展開を狙っていきます。また、GRクリーチャーを絡めた展開も、このデッキのおもしろさです。
各カード解説
《口寄の化身/強欲の王国》
【 ツインパクトカード 】
種族 ミステリー・トーテム / 文明 自然 / パワー4000 / コスト6
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある自分の、ミステリー・トーテム以外の種族1種類につき1枚、カードを引いてもよい。
────────────呪文────────────
カード名:強欲の王国
文明:自然
コスト:3マナ
■自分の手札を好きな枚数、タップしてマナゾーンに置く。
出典:デュエル・マスターズ
おそらく、ガチロボと一番相性がいいであろうカード。下の呪文で安定したマナ加速が可能になります。以前は、ここの4枠は《フェアリー・ミラクル》でした。このデッキでは最速3ターン目に2枚加速できる可能性が低いことと、シャーマントーテム自身がドローソースになりうること、《ダダダチッコ・ダッチー》で踏み倒しができることなどからこちらを採用しました。(まれにガチロボと合わせて6で成功することもあります)
《一面 エニク=アーク》
【 クリーチャー 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / イメン団 / 文明 火/自然 / パワー4000 / コスト5
■革命チェンジ:火または自然のクリーチャー(自分の火または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■自分のマナゾーンにすべての文明があれば、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
出典:デュエル・マスターズ
今回このデッキを組む上で、5cにする要員となった一枚です。コスト5で、マナに全文明あればクリーチャーがすべてスピードアタッカー(以後SA)になります。同じ5コスト帯に、味方をSAにする《E-GO55》がいますが、そちらはマーシャルタッチ能力なので単純に打点が減ってしまうのと、後から出すクリーチャーにSAが付与できない、エニク=アーク自身がマナドライブ色になっている点から、こちらを採用しています。また、革命チェンジで手札から出した時に《音奏 ジュリドゥ》の効果が起動するという点もあります。
《グリージー・ファブノーレ/死的で詩的な制裁》
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / デリートロン / 文明 闇/自然 / パワー6000 / コスト5
■ガードマン
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがタップした時、コスト5以下のクリーチャーを1体またはオーラを1枚、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
────────────呪文────────────
カード名:死的で詩的な制裁
文明:闇
コスト:3マナ
■相手のタップしているクリーチャーを1体、破壊する。
出典:デュエル・マスターズ
自然と闇の多色ツインパクトカードです。このデッキで貴重な闇文明枠であり、クリーチャー面ではマナからさらにクリーチャーを展開できます。さらに、この効果は「タップしたとき」のため、攻撃時だけでなく相手の《Dの牢閣 メメント守神宮》に反応します。
《トップ・オブ・ロマネスク》
【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー3500 / コスト5
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
出典:デュエル・マスターズ
火自然光の多色で、出た時に2枚マナを伸ばすことができます。一枚で3色とれるため、《一面 エニク=アーク》の条件を満たしやすくなります。ですが、このカードの最大の採用理由は《フェアリー・ギフト》から最速で《ガチャンコ・ガチロボ》を出せた時です。その時に《トップ・オブ・ロマネスク》を捲ることができれば、ちょうど6マナになるため、GRクリーチャーの「マナドライブ6」能力を使用することができます。また、《トップ・オブ・ロマネスク》自身で3つの種族を持っているため、《口寄の化身/強欲の王国》のドローソースにもなります。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはバトルゾーンを離れた時、GR召喚する。
────────────呪文────────────
カード名:りんご娘はさんにんっ娘
文明:自然
コスト:6マナ
■S・トリガー
■このカードをバトルゾーンに出す。
■このターンの終わりに、このカードをバトルゾーンから自分のマナゾーンに置く。
出典:デュエル・マスターズ
このデッキの1枚目の核です。場に出た時、離れた時にGR召喚ができます。ガチロボで《音奏 ジュリドゥ》と同時に捲ることができれば2回GR召喚することができますし、《音精 ラフルル》の革命チェンジの種にしてもGR召喚できます。正直チートカード。ですが、このデッキにおいては下の呪文を使って出すこともあります。《ダダチッコ・ダッチー》からガチロボを捲ったり、ターン終わりにマナに行った後に《マリゴルドIII》を捲ってプロジューサーがまた場に帰ってきてもう一度GR召喚するなど、この1枚から大展開を狙うことができます。
《音奏 ジュリドゥ》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー5000 / コスト5
自分の他の、GRではないクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
出典:デュエル・マスターズ
このデッキの2枚目の核であり、5軸を組もうと思ったきっかけのカード。あまり注目されていないように感じるこのカードですが、このカードが盤面にいるか、いないかで展開力が2倍変わってくると思っています。ガチロボから捲れば、その時点で2回のGR召喚が可能になります。さらに、GRゾーンから《マリゴルドIII》や《ダダダチッコ・ダッチー》を出せば、そこからさらにクリーチャーを展開してジュリドゥでGR召喚する、という動きが可能になります。こいつが2体並べば、それはもう脳汁がドバドバと。また、盤面にジュリドゥがいてGRクリーチャーをすべて出し切っている時に、GRクリーチャーから革命チェンジを行うとチェンジ元にしたGRクリーチャーを出すことができます。
《腐敗聖者ベガ》
【 クリーチャー 】
種族 イニシエート / ゴースト / 文明 光/闇 / パワー2000 / コスト5
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きにしてシールドに加える。
その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
出典:デュエル・マスターズ
光闇のクリーチャーで、召喚時にシールドを1枚増やし、1枚ハンデスします。採用理由として、相手のジャスキル打点ずらしと色合わせです。光と闇を含む非進化クリーチャーは《腐敗聖者ベガ》を含め6種類しかありません。その中でも、ブロッカーとは違い除去されても自身を守ることができ、さらにハンデスが可能なベガを採用しました。
GRクリーチャー各種
確定枠4種類の紹介をします。
《ダダダチッコ・ダッチー》
【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー2000 / コスト4
■マナドライブ6(火):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で火文明があれば、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがコスト6以下の進化ではないクリーチャーならバトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
出典:デュエル・マスターズ
GRクリーチャーの当たり枠。なぜか6コストまで出せるので、ガチロボやシャーマントーテムも踏み倒すことができます。
《マリゴルドIII》
【 GRクリーチャー 】
種族 グランセクト / デリートロン / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4
■マナドライブ6(自然):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で自然文明があれば、コスト5以下の進化ではないクリーチャー1体またはコスト5以下のオーラ1枚を、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
出典:デュエル・マスターズ
当たり枠2つ目。マナゾーンから5以下のクリーチャーを出します。6マナの時にこのカードを出すと5マナになって【マナドライブ6】を達成できなくなってしまいます。そこで《トップ・オブ・ロマネスク》を出せばマナを伸ばしてその後の【マナドライブ6】を使用することができます。
《続召の意志 マーチス》
【 GRクリーチャー 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 5 (光):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で光文明があれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する) (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
出典:デュエル・マスターズ
GRクリーチャーの実質圧縮枠。単純に打点が増える強カード。
《予知 TE-20》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札または超GRの上から1枚目を見る。それをその一番下に置いてもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
出典:デュエル・マスターズ
山札かGRゾーンのトップ操作をすることができます。同じような山札操作枠として《オレちんレンジ》が存在しますが、予知はGRの上を見ることができるため《音奏 ジュリドゥ》の効果が複数回待機している時に出して場合に応じたGRクリーチャーを狙うことができます。
候補カード
《光牙忍ソニックマル》
【 クリーチャー 】
種族 ライトブリンガー / シノビ / 文明 光 / パワー3000 / コスト5
ニンジャ・ストライク 4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体アンタップする。
私の知り合いが「これ強いんじゃない?」と教えてくれました。ガチロボ攻撃時に捲れば再度アタックが可能になるのと、ニンジャ・ストライクで場に出した時に《音奏 ジュリドゥ》が反応するため相手ターン中に展開することが可能になります。
出典:デュエル・マスターズ
《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》
【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光/水 / パワー4000 / コスト5
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。
■自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、GR召喚する。
────────────呪文────────────
カード名:音奏曲第3番「幻惑」
文明:水
コスト:3マナ
■カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のシールドゾーンから墓地に置く。
出典:デュエル・マスターズ
水光の多色ツインパクトで、シールドが増えた時にGR召喚することができます。ハイオリーダからGR召喚で展開できるうえに、《腐敗聖者ベガ》がGR召喚できるカードと化します。下の呪文でガチロボを引きにいったり、カーネル等を仕込んだりできます。
《BUNBUN・ヴァイカー》
【 クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ソニック・コマンド / ワンダフォース / 文明 火 / パワー5000 / コスト5
■スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
■自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、その攻撃中にそのクリーチャーがシールドを1枚以上ブレイクしていれば、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンに自分のGRクリーチャーが3体以上あれば、自分の手札をすべて捨ててもよい。そうしたら、カードを3枚引く。
出典:デュエル・マスターズ
このカードも、自身の1枚から展開が可能なカードです。また、《一面 エニク=アーク》との相性も良く、もはやガチロボ無しでも詰めに行くことが可能になります。場合によってはエニク=アークにチェンジすることもできます。
おわりに
いかがでしたか。GRクリーチャーを絡めたガチロボは、今までとはまた違った展開力を見せてくれます。
使っていてとてもおもしろく、なおかつ安く組めるデッキなので、ぜひ組んでみてください!
5マナツインパクトマナ加速呪文下さい
以上で記事を終わりにします。ご覧いただき、ありがとうございました!