【2024年6月版】デュエパーティー要注意パートナー15選【予習必須】

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【2024年6月版】デュエパーティー要注意パートナー15選【予習必須】

はじめに

こんにちは、らすねです。

なんだかんだ毎月デュエパーティの記事を書かせてもらっております。

7/6日の「デュエマファンフェスティバル」が近づいてきたこともあり、この辺で「頻出パートナーまとめ」みたいなのを書いたら需要があるのでは?となり、書くことにしました。

前回・前々回以上にやばい物量の記事なったので、早速見ていきましょう。

目次

要注意パートナー15選

《トップ・オブ・ロマネスク》

【 クリーチャー 】
種族 アポロニア・ドラゴン / アーマード・ドラゴン / アース・ドラゴン / 文明 光/火/自然 / パワー3500 / コスト5

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を、タップしてマナゾーンに置いてもよい。

出た時2ブーストをする3色パートナー。
単純な性能ながら、色の広さと種族の有用さが強みです。

デュエマと言えばドラゴン!な事もあり、デッキに入るカードが強力なものが多い。
特殊勝利がルール上不可能なデュエパーティーにおいては、「ゴリ押し」ができるのはそれが一つの強みです。

「マナを伸ばしてクリーチャーを出す」という戦術は咎めるカードも少なく、単純ながら強力なデッキと言えるでしょう。

さらに、ドラゴンのパートナー全般に言えることですが、革命チェンジを活かすことで繰り返しアドバンテージが取れるも大きな特徴。

「アーマード・ドラゴン」を持っているため、本当に色々な革命チェンジに対応しています。

同系統のパートナーに《ガルチェンソ・ドラゴン》がいますが、こちらは光文明が入っていることで防御力も高いのが魅力です。

また、リメイク前の《龍仙ロマネスク》もパートナー候補ではありますが、3マナのブーストからそのまま出せることや、多人数戦は長期戦になりやすいこともあり、今のところは《トップ・オブ・ロマネスク》に軍配が上がるかな、という感じでしょうか。

Disアイ・チョイス》

【 クリーチャー 】
種族 サイバー・コマンド / ディスタス / 文明 水/闇/自然 / パワー3000 / コスト6

■ブロッカー
■スレイヤー
■このクリーチャーが出た時、「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分のマナゾーンからコストを支払わずに使ってもよい。

ご存知【チェイン】系デッキの立役者。
デュエパーティーでもその踏み倒し能力は健在です。

まずデュエパーティーにおいては「水/闇/自然」の3色はマジで強いです。《天災 デドダム》を代表に、「アドバンテージ取れます!!!」ってカードが沢山入ります。

他のパートナー候補も大変強いのですが、《Disアイ・チョイス》は「S・トリガー」を軸に戦う都合上、自然と受けが固くなるのが一番の強み。

攻め手も豊富で、構築でもお馴染みの《ブレイン・スラッシュ》からの3ドロー1リアニメイト。下面にS・トリガーが付いてることからの《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》の早出し。

さらには構築でもお馴染みの「フィオナアカシック」からの制圧勝利など、変幻自在の勝ち筋を持っています。

クリーチャー単品としても「スレイヤー+ブロッカー」はバカにならない性能で、とにかく堅実で隙のないパートナーと言えるでしょう。

《サファイア・ペンダット》

【 クリーチャー 】
種族 スターノイド / エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 文明 光/水/闇 / パワー7500 / コスト5

■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手は自身の手札を1枚捨てる。
■各ターン、クリーチャーがはじめて自分以外のプレイヤーを攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、攻撃クリーチャーの持ち主はカードを1枚引いてもよい。
■自分のシールドゾーンにある呪文すべてに「S・トリガー」を与える。

エキサイティング・デュエパ・デッキより送り込まれた全身デュエパカード。

「交渉して盤面を動かす」という顔をしていますが、実態は「自分だけ悠々とアドバンテージを稼ぎつつ他3人を争わせる」クソ野郎です。

基本的には色にあった優良なドローソースや除去を積んだ除去コントロールデッキになり、フィニッシャーもそれに準ずるカードが多いです。

この色の軽量なパートナーが存在しないこともあり、ゴッド・ノヴァや天門戦略を取っていることもあります。

禁時混成王ドキンダンテXXII

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド・ドラゴン / 禁断 / 文明 光/水/火 / パワー99999 / コスト9

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーの能力をすべて無視する。
■相手のターン中、相手がコスト9以下のクリーチャーを召喚した時またはコスト9以下の呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、コスト9以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

「パートナーですべてを何とかするデッキ」代表、ドキンダンテさん。

特異な能力により、一度着地してさえしまえばほぼ無尽蔵にデッキにある呪文を撃ちまくって勝ちに行くことができます。

頑張って除去してもほぼ専用パーツといえるカードで躱されることが多く、制圧系デッキの代表格と言えるでしょう。

このパートナーの大きな弱点は「着地さえすれば」というという部分で、光水火の三色はマナ調整やブーストには全く向いておらず、3人から集中攻撃されるとあっという間に沈んでしまいます。

また、デッキの性質上呪文ばかりになるため、即座にゲームを終わらせることが難しく、相手の逆転を許してしまう事もあります。

フィニッシャー

他プレイヤーとの協調や交渉もしづらいため非常にヘイトが高いですが、4人対戦を1枚で制圧するのは他のカードにはない魅力があり、人気のあるパートナーです。

《怒流牙 サイゾウミスト

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / シノビ / 文明 光/水/自然 / パワー7000 / コスト7

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ニンジャ・ストライク 7
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置く。

上のドキンダンテと同じく、相手のターンに割り込んで動くパートナー。
ニンジャ・ストライクは誘発場所の指定がないため、パートナーゾーンからもストライク可能です。

「クリーチャーが出た時」にアドバンテージを取るカードと合わせて、ニンジャ・ストライクをアドバンテージに変換しつつ時間を稼ぎ、コンボによるフィニッシュに持ち込む構造になっています。

ニンジャ・チェンジという噛み合いの良いキーワードが登場したのも大きな追い風。

フィニッシャーの例

シノビが大量に入る都合、時間を稼ぐのに特化したデッキで、多人数戦にうまく適合しているパートナーと言えます。

その代わりに、シノビのメタとなるようなクリーチャーが出ると一気にしんどくなります。そのときはうまく忍んで対処しましょう。

《鬼羅王女プリン

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ハンター / エイリアン / 文明 水/自然 / パワー5000 / コスト5

■このクリーチャーが出た時、または、相手のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を見てもよい。そうしたら、それを手札に加えるか、タップしてマナゾーンに置く。

ザ・多人数戦・クリーチャー。
出して立っているだけで毎ターン手札かマナがどんどん増えていきます。ヘイトもどんどん増えます。

手札もマナも増えるので文字通り何でもできるのですが、特に種族を生かしたジャイアント・革命チェンジからの攻めが強力。

地味なくせに意味わからんこと書いてある

2人構築のビッグマナデッキに入るようなカードは当然デュエパでも強く、《トップ・オブ・ロマネスク》の項でも書いた通り、シンプルながら崩しづらいデッキです。

弱点としては、ビッグマナに寄せたデッキは受けのカードが少なくなりやすく、マナゾーンにビッグマナ系のフィニッシャーが見えた瞬間集中攻撃を受けやすいことです。

なんなら、パートナーが《鬼羅王女プリン》の時点で最初から集中攻撃を受けることも少なくないです。知名度が高いことはデュエパにおいては弱点でもあるわけですね。

《爆龍皇 ダイナボルト

【 クリーチャー 】
種族 ダイナマイト・ドラゴン / チームボンバー / 文明 光/火 / パワー9500 / コスト7

■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■W・マジボンバー 6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)

デュエマ公式でもレベル3として紹介されている、「デュエパのアグロ」代表のようなパートナー。

「出た時に自軍を1体アンタップする」クリーチャーを大量に詰め込み、1回のバトルで全員の盾をすべて破壊するのを目的とした、ある種コンボに近い前のめりデッキです。

軽減クリーチャーも込み込みで4~5ターン目に全員をふっ飛ばして勝つのは、わかりやすく爽快な勝ち方。

とはいえ、逆に言えば「ダイナボルトから殴るだけ」のデッキであり、メタクリーチャーなどでそこを止められてしまうと「なんかアンタップする奴がいっぱい入った謎のデッキ」になってしまうというおちゃめな弱点もあります。

自分で使うなら「2・3枚目以降のダイナボルト」と言えるクリーチャーをある程度用意しておきたいところですね。

不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / フェニックス / 文明 水/闇/自然 / パワー13000 / コスト8

■EXライフ
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置き、その後、カードを2枚引く。
■自分の山札が0枚でも、自分はゲームに負けない。
■自分がカードを引く時、自分の山札が0枚なら、かわりにクリーチャーを1体、墓地から出してもよい。

デュエパには、パートナーを「確実に用意できるコンボパーツ」と定義したコンボデッキが存在するのですが、これはその代表例と言えます。

「 ■自分がカードを引く時、自分の山札が0枚なら、かわりにクリーチャーを1体、墓地から出してもよい。 」の能力を活用することで、以下のロックが組めます。

・自分の山札が0で《 龍素記号 Tb ドロダブル Bros. 》が場にいる状態を作る。

→相手のターン開始時に、相手がドロー。ドロダブル Brosの「 ■相手がカードを1枚引いた時、自分はカードを2枚引いてもよい。」の効果が誘発する。

→墓地から《学校男》《終末の時計 ザ・クロック》を蘇生

→学校男の効果処理でクロックと学校男をそのまま破壊

→待機しておいたクロックの効果を処理して、ターンを飛ばす

→ずっと俺のターン!

特殊勝利もループもないデュエパで、強度の高い「実質勝利」のコンボは貴重でであり、前提となる「デッキ0」も水文明特有のサーチで《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》を持ってくることですぐに達成できます。

逆に言えばこれらのカード以外をすべてサーチと受けにすることができるため守りも固く、コンボパーツの盾落ちなども考えて相手視点では攻撃しづらい、大変面倒なデッキです。

《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》

【 クリーチャー 】
種族 キング・コマンド・ドラゴン / ゼニス / 文明 闇/火/自然 / パワー13000 / コスト10

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■T・ブレイカー
■自分のドラゴンが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。
■自分のドラゴンすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。
■自分のマナゾーンからドラゴンを召喚してもよい。 

上記の《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》と同じく、こちらもパートナーを使ったコンボデッキとして有名です。

こちらはさらに極端で、デッキに1~3コストのドラゴンを大量に詰め込み、シュラ・ベートベンのマナ召喚とブーストを次々に連鎖させて、1ターンでデッキをすべて掘り切ったうえで、スピードアタッカーのドラゴン軍団で殴り勝つのが目的となっています

弱点もさらに極端になっており、デッキスペースをほとんどマナブーストと軽量ドラゴンに取られるため、ほとんど受けるためのカードが詰めません。

とにかく「出す、コンボ」しか出来ないデッキで、デュエパでも対話拒否気味に戦いたい人におすすめのデッキです。

《蒼狼の王妃 イザナミテラス

【 クリーチャー 】
種族 サムライ / オリジン / ポセイディア・ドラゴン / 文明 水/自然 / パワー4000 / コスト6

■このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。
▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。
その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。

《エンペラー・キリコ》の進化元として生み出されたお妃様。パートナーにすることによってキリコを確実に着地させることができます。

ここまでに紹介したコンボ組と違って、コンボ先が《エンペラー・キリコ》と《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》の二種類あるのが強み。

《エンペラー・キリコ》自体も人気ですし、大型クリーチャーをガっとデッキから呼び出す独特のプレイスタイルを楽しめるのも嬉しいですね。

いつもの面々

とはいえ、「キリコ」のリターンのためには大幅に構築が制限され、ほぼ「マナブースト呪文」「サーチ呪文」「大型クリーチャー」しかデッキに積むことはできません。

デュエパの代表的な防御手段であるシノビや、《終末の時計 ザ・クロック》などの強力なトリガークリーチャーが積めないのは大きなハンデです。

《超神星DOOM・ドラゲリオン

【 進化クリーチャー(超無限墓地進化) 】
種族 フェニックス / デーモン・コマンド / ドラゴン・ゾンビ / 文明 闇 / パワー12000 / コスト12

■このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■超無限墓地進化:クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
■T・ブレイカー
■メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す

「大量墓地肥やし=勝利」の方程式を作ってしまった令和の化け物。

このデッキのやることは本当にシンプルで、闇文明の墓地肥やしカードをありったけ積んで最速でDOOMを召喚して、大型クリーチャーを異常な速度で出します。

性質上デッキが「闇文明のフルクリーチャー」という非常に尖った構築になるのですが、アビス・レボリューション以降の闇文明プッシュにより、その縛りでも十分戦えるほどのパワーを持っています。

墓地対策やメタクリこそ辛いものの、《怨念怪人ギャスカ》《虚像の大富豪 ラピス・ラズリ》などの「パワフルDOOMカード」での上振れもあり、要注意デッキの1つです。

《不敬合成王 ロマティックダム・アルキング

【 進化クリーチャー(進化GV・Ω) 】
種族 ニュー・ワールド・ドラゴン / ディスペクター / 文明 光/水/闇/火/自然 / パワー25000 / コスト9

■進化GV・Ω:自分の墓地、マナゾーン、バトルゾーンからクリーチャーを1体ずつ選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
■エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く)
■ワールド・ブレイカー
■「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置く。それが進化ではないクリーチャーなら、自分の墓地から出す。
■自分のシールドゾーンにあるディスペクターすべてに「G・ストライク」を与える。

ザ・5cパートナー! デュエパの「ガチ」といえばこいつ、というイメージの人も多いんじゃないでしょうか。

エクストラEXライフという最強クラスの除去耐性にワールドブレイカーを持った、ディスペクターの王です。

そもそも、ディスペクターという種族がデュエパーティで強力極まりなく、1体1体がゲームを終わらせるヤバいクリーチャーたちなのに、デッキ全体でそれらを投げつけることに特化すれば、最強です。

「普通にやってもめちゃくちゃ強い、パートナーが絡むと更に強い」がアルキングの特徴で、5cが故の構築の自由度もあり、最強……は言い過ぎでも、最良のパートナーであると言っても過言ではないでしょう。

弱点らしい弱点も、9マナという重さと、墓地から蘇生する都合で墓地対策がタイミングが良いと刺さるぐらい。

自分の遊ぶ卓に来たら、他3人で結託してさっさと落としましょう。

砕慄接続 グレイトフル・ベン

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / キング・コマンド・ドラゴン / ガイア・コマンド / 文明 光/闇/自然 / パワー13000 / コスト8

■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の墓地のカードをすべて、タップしてマナゾーンに置いてもよい。
■各ターンに一度、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。それがディスタスならコストを支払わずに召喚する。

光闇自然のディスペクター。環境で暴れまわった姿を覚えている人も多いのではないでしょうか。

2人対戦ではワンショットコンボに使われることが多かったクリーチャーですが、ディスペクターでは「大量マナ確保」と「毎ターンのマナ召喚」のセットで、ひたすらにリソースを切らさず戦うパートナーとなっております。

特に、こちらも構築でお馴染みの《DARK MATERIAL COMPLEX》との相性が大変良く、元々自壊シナジー多めのディスタス戦略に更にフィニッシュ能力が加わることになりました。

「 各ターンに1度、自分のマナゾーンから召喚 」故にシナジーの幅が広く、マナゾーンからニンジャ・ストライクをして守りをガッチリ固めたり、《忘却人形ラビオール》本人を寝かせてマナ召喚してフォートEを起動しての全ハンデスなど、とにかく柔軟に動けるのが大きな特徴です。

とにかくリソース戦に特化したパートナーですが、動き出しまでが遅くなりがちなのが弱点。アグロ系のパートナーにシールドを詰められてからの返しは不得意です。

煉獄邪神M・R・C・ロマノフ

【 進化クリーチャー(墓地進化GV) 】
種族 ゴッド / ダークロード / ナイト / 文明 闇/火 / パワー17000 / コスト20

■すべての墓地にあるカードの数だけ、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■墓地進化GV-闇または火のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。
■メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで、墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、闇または火の、コスト6以下の呪文を1枚自分の墓地からコストを支払わずに唱え、山札の下に置く。
■T・ブレイカー

上記の《超神星DOOM・ドラゲリオン》と似ていますが、「火文明が増えている」「踏み倒し対象が呪文」「軽減は相手の墓地も参照」というところが異なっています。

それによって戦術の幅も増えており、「大型クリーチャーにリアニメイト」「墓地ソースギミック」「《崩壊と灼熱の牙》を使ったランデス」という様々な攻め方が可能になっています。

細かくカスタマイズが可能であり、それこそ「DOOMドラゲリオン」のような墓地利用クリーチャーは何でも取り込んでぶん回せるパワフルなデッキです。

その代わりに、火・闇文明だけでは受けのカードの質がそこまで良くなく、器用にリソースを伸ばすことも苦手て、メタクリや墓地対策が噛み合ってコケやすいのが大きな難点でしょうか。

《頂上印鑑 パラキン8th/「魔物が居るな……」

【 ツインパクトカード 】
種族 ジュラシック・コマンド・ドラゴン / アーマードン / 文明 光/火/自然 / パワー5000 / コスト5

■このクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、このクリーチャーを破壊する。
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーをアンタップし、カードを2枚引く。

────────────呪文────────────
カード名:「魔物が居るな……」 
文明:光/自然
コスト:4マナ

■S・トリガー
■相手は、自身のアンタップしているクリーチャーを2体選んでタップする。
■カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。

Mr.革命チェンジ。
多種多様な革命チェンジ持ちのドラゴンを大量に詰め込んで、「4マナで出す→革命チェンジ」をひたすら叩きつける、アグロの申し子です。

一度回り始めると、手札を減らさずにどんどん打点の高いドラゴンが走ってくるため、見かけ以上に凶悪なパートナーです。
というか、手札に戻るせいでパートナーのルールをぶち破って展開してきます。

多種多様な革命チェンジドラゴンたち

ドラゴンデッキらしくリソースも稼げ、光が入っており防御力もそれなりにあるものの、2人対戦の革命チェンジデッキと同じく「踏み倒しメタ」のクリーチャーたちが非常によく刺さります。

特に《 異端流し オニカマス 》は悶絶もの。

革命チェンジの永遠の敵

「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ジャイアント・ハンター / ゼニス / 文明 水/火/自然 / パワー17000 / コスト11

■シンパシー:ハンター・クリーチャー(自分のハンター・クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)
■ジャストダイバー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、ハンター・W・メクレイド10する。(ハンター・W・メクレイド10:自分の山札の上から6枚を見る。その中から、コスト10以下のハンターを2枚まで、コストを支払わずに使う。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■相手のシールドが5つ以上あれば、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。

カイザー「刃鬼」の令和最新版。色がついたおかげでハンターデッキのパートナーとして君臨できるようになりました。

とにかく「1回出すだけで3体踏み倒し」というのが大変に強く、元々の「刃鬼」戦術の人気も相まり、見かけることが多いパートナーです。

いつもの仲間たち

《覇帝なき侵略 レッドゾーン F》での踏み倒しおかわりや細かいアドバンテージを取れるアタック・チャンスの《天頂と停滞と水晶の決断》、《流星アーシュ》の追加など、細かくカードプールの更新もされており、デッキを細かく弄るタイプの人にはたまらないデッキです。

新しい仲間たち

逆に、どこまで言っても「刃鬼」の出力がすべてのデッキで、ドローやマナブーストを積むとメクレイドで引きたいカードを落としてしまうこともあり、良くも悪くも「刃鬼」戦略のファンのためのデッキではあります。

おわりに

というわけで、デュエパ頻出パートナー15選でした。すごい文量になってしまった……!

今回も草案の協力をしてくれた 「狭間レヴィ」さん、「MilK;RE-Pu」さん、「るすとん」さんありがとうございました。(心のなかで「評議会」と呼んでいます)

「参考になった」「俺のパートナーどこ!?」「◯◯も強いが!?」などの意見・感想などあれば、Twitter(現X)でリプライ・引用して頂けると嬉しいです。

それでは、お付き合いありがとうございました!


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