はじめに
皆さまこんにちは、ツルクボーガンです。
今回は【光天使】デッキの紹介になります。
【光天使】はアニメ遊戯王ZEXALにてドルベが使用したテーマで、テーマとしての強化はザ・デュエリスト・アドベント以降特にありませんが、【バリアンズ】【セブンス】カテゴリの新規カードによる間接的な強化は続いています。
そしてデュエリストパック-輝光のデュエリスト編-にて相性抜群の新規カード《時空の七皇》が登場し、実は今熱いテーマの一つです。
連続展開から大型エクシーズモンスターに繋げる独特の動きを気に入っていただければ幸いです。
それではさっそく見ていきましょう。
【光天使】デッキレシピ
【光天使】デッキの特徴
【光天使】は天使族・光属性で統一されたエクシーズ召喚を主体とするテーマで、モンスター3体以上を素材とするエクシーズ召喚で真価を発揮するモンスターがいるのが特徴です。
コンボ前提の効果が多いため手札の要求値はやや高めですが、コンボが決まれば連続展開で一気に大型エクシーズモンスターに繋げる事ができます。
また、ドロー効果を持つモンスターが多いため、展開の過程で汎用カードを引き込みに行けるのも特徴の一つで、アニメテーマらしく1体のエクシーズモンスターを他のカードで守りながら戦う動きを得意とします。
「普段使わない大型エクシーズモンスターを使ってみたい!」「モンスターを並べつつも、罠カードや手札からのモンスター効果等も活用したい!」そんな方におススメです。
【光天使】カード及び関連カードの解説
【光天使】モンスター
《光天使スローネ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻800 / 守2000
このカードをX召喚の素材とする場合、モンスター3体以上を素材としたX召喚にしか使用できない。
①:自分が「光天使」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードが「光天使」モンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース
【光天使】モンスターが召喚・特集召喚した場合に自身を手札から特殊召喚しつつ1枚ドローし、更にドローしたカードが【光天使】モンスターだった場合それも特殊召喚できるという強力な展開効果を持ったモンスターです。
同名モンスターの特殊召喚にも反応するため、手札に複数枚存在していればそれらを連続で特殊召喚していく事ができます。
単純に手札からの特殊召喚+1枚ドローとして使ってもいいですし、デッキの上のカードを操作する事で能動的に更なる連続特殊召喚を狙っていく動きも可能です。
このデッキの要となる優秀なモンスターですが、エクシーズ召喚の素材に使用する場合3体以上のモンスターを素材としなければならないというデメリットがあります。忘れないようにしましょう。
《光天使セプター》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1800 / 守400
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「光天使セプター」以外の「光天使」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードを含むモンスター3体以上を素材として
X召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した時、このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローできる。
出典:遊戯王公式データベース
召喚・特殊召喚成功時に他の【光天使】モンスターを手札に加える事ができるモンスターです。
このカード1枚からの展開ルートこそありませんが、それでも重要なモンスターです。
また、このカードを含む3体以上のモンスターをエクシーズ召喚の素材とする事で、エクシーズモンスターにフィールドのカードを破壊しながらドローする効果を付与できます。
除去として優秀なのはもちろん、先攻で余ったモンスターをドローに変換するためにこの効果を使う事もあります。
手札に加える効果には1ターンに1度の制限がありませんが、タイミングを逃す効果である点には注意が必要です。
《光天使スケール》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1500 / 守900
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札から「光天使」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分の墓地の光属性モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
(2):フィールドのこのカードを含むモンスター3体以上を素材として
X召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●X素材を持っているこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が手札からモンスターを特殊召喚する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。
出典:遊戯王公式データベース
特殊召喚した時に更に手札から【光天使】モンスターを特殊召喚し、追加で墓地の【光天使】モンスターをデッキの上に置く事ができる効果を持ちます。
タイミングを逃しやすく、また通常召喚では効果を使用できない、とやや使いづらい効果ではありますが、モンスターを3体以上並べなければならないこのテーマにおいて役立つ効果です。
このカードを含む3体以上のモンスターをエクシーズ召喚の素材とした際の付与効果が強力で、1ターンに1度、手札からのモンスターの展開に反応してドローができます。
余裕があるならば是非展開に絡めて効果付与を狙いたいです。
《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻2500 / 守2000
光属性レベル4モンスター×3
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は半分になり、効果は無効化される。
②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を全て取り除く事ができる。この効果を適用したターン、自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。
出典:遊戯王公式データベース
光属性モンスター3体でエクシーズ召喚できる、記事執筆時点では唯一の【光天使】のカテゴリを持つエクシーズモンスターです。 《光天使スローネ》の特殊召喚の条件になります。
このカード自体の効果は地味なものですが、数値が100~107の【No】であるため、【バリアンズ】【セブンス】カードによるサポートが受けられます。
素材を3体以上要求するエクシーズモンスターの中でも優先して採用したい1枚です。
【バリアンズ】【セブンス】魔法・罠カード
《時空の七皇》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:EXデッキの「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
種族か属性が見せたモンスターと同じで、そのモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
出典:遊戯王公式データベース
数値が100~107の【No】モンスターをエクストラデッキから見せる事で、様々なモンスターを手札に加える事ができる通常魔法カードです。
今回のこのデッキでは《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》か《No.104 仮面魔踏士シャイニング》を見せる事で任意の【光天使】モンスターを手札に加えられます。
その後、手札を1枚デッキの一番上に戻さなければなりませんが、このデッキならそれも《光天使スローネ》によってメリットに変える事ができます。
このデッキの安定性を大きく向上させてくれる重要カードです。
《七皇昇格》
【 通常魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから以下のカードの内いずれか1枚を選び、手札に加えるかデッキの一番上に置く。
●「七皇昇格」以外の「セブンス」魔法・罠カード
●「バリアンズ」魔法・罠カード
●「RUM」速攻魔法カード
②:EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、墓地のこのカードを除外し、手札から「RUM」魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
出典:遊戯王公式データベース
【バリアンズ】【セブンス】カード及び一部の【RUM】カードを手札に加える事ができる通常魔法カードです。
《時空の七皇》の4枚目以降として使える他、余裕があるならば妨害効果を持った永続罠カードである《不朽の七皇》等を手札に加え盤面を更に強固にする事もできます。
【光天使】デッキと相性の良いカード
《星守の騎士 プトレマイオス》+《N・As・H Knight》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻550 / 守2600
レベル4モンスター×2体以上
①:このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる。
●3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●7つ:次の相手ターンをスキップする。
②:お互いのエンドフェイズ毎に発動できる。
自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
出典:遊戯王公式データベース
【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 水 / 水族 / 攻1700 / 守2700
レベル5モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「No.」モンスターが存在する限り、このカードは戦闘では破壊されない。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
その後、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
《星守の騎士 プトレイマイオス》はエクシーズ素材を3枚消費する事で好きなタイミングでランク5のエクシーズモンスターになれるランク4のエクシーズモンスターです。
この効果で出す候補となるのが《N・As・H Knight》で、強力な除去による妨害を行いつつ【セブンス】【バリアンズ】カードの発動条件を満たす事ができます。
先攻での盤面は主にこの2枚に頼る事が多いです。
《星輝士 デルタテロス》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻2500 / 守2100
レベル4モンスター×3
①:X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時には、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
ランク4のエクシーズモンスターで、自分のモンスターの召喚・特殊召喚時には相手がカード効果を発動できなくなる効果を持ちます。
この効果はこのカード自身の特殊召喚に対しても有効であるため、《光天使セプター》の付与効果に対しても相手に効果を発動させずに確実に除去とドローを通すことができます。
起動効果での除去もでき、除去された場合はリカバリー効果も持っています。
後手での主力として活躍してくれることでしょう。
《星騎士 セイクリッド・カドケウス》+《星騎士 リュラ》+《星守の騎士団》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守1650
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚に成功した場合、自分の墓地の「テラナイト」、「セイクリッド」カードをそれぞれ1枚まで対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
②:手札・デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を除外し、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
この効果は、除外したそのモンスターの召喚成功時に発動する効果と同じになる。
出典:遊戯王公式データベース
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1200 / 守1600
このカード名はルール上「セイクリッド」カードとしても扱う。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「星騎士 リュラ」以外の「テラナイト」、「セイクリッド」モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「テラナイト」魔法カード1枚を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
【 永続魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、自分の手札・墓地から「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
②:自分フィールドの「テラナイト」、「セイクリッド」Xモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターとはランクが異なる「テラナイト」、「セイクリッド」Xモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
《星騎士 セイクリッド・カドケウス》はモンスター2体以上を素材にエクシーズ召喚できるランク4のエクシーズモンスターで、手札・デッキの「テラナイト」モンスターを除外する事で効果をコピーする起動効果を持ちます。
この効果で《星騎士 リュラ》の効果をコピーし、【テラナイト】【セイクリッド】エクシーズモンスターを他のランクのエクシーズモンスターに重ねる効果を持った永続魔法カード《星守の騎士団》を手札に加える事で、最終的にモンスター2体からでも《星守の騎士 プトレマイオス》からの《N・As・H Knight》の展開に繋げる事が出来ます。
また、エクシーズ召喚した場合に【テラナイト】カードと【セイクリッド】カードを回収できるため、《星守の騎士 プトレマイオス》等で消費したカードをエクストラデッキに戻して再利用が狙えます。
なお、《星騎士 リュラ》は《星輝士 デルタテロス》の効果で特殊召喚する事もでき、その場合も《星守の騎士団》によって後続の展開に繋げる事ができます。
【光天使】デッキの回し方
《光天使セプター》と《光天使スローネ》の2枚からの基本展開
【使用カード/条件】
- 《光天使セプター》
- 《光天使スローネ》
【結果】
- 《N・As・H Knight》
- 2枚ドロー
【手順】
- 《光天使セプター》を召喚し、《光天使セプター》と手札の《光天使スローネ》の効果を発動。《スローネ》を特殊召喚して1枚ドローし、《セプター》によって2枚目の《スローネ》を手札に加える。
- 2枚目の《スローネ》の効果発動。特殊召喚し1ドローする。
- 《セプター》と2体の《スローネ》を素材に《星守の騎士 プトレマイオス》をエクシーズ召喚。
- エンドフェイズに《星守の騎士 プトレマイオス》の効果を発動。エクストラデッキから《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》をエクシーズ素材にする。
- 処理後、更に素材を3つ取り除き《プトレマイオス》の効果を発動。《N・As・H Knight》を重ねてエクシーズ召喚。
【盤面の解説】
手札2枚からなる基本の展開です。
《星守の騎士 プトレマイオス》に素材が4枚ある状態から《N・As・H Knight》のエクシーズ召喚をしなければ《N・As・H Knight》の効果を発動できなくなってしまう点には注意が必要です。 忘れずに自分エンドフェイズに素材の追加をしておきましょう。
盤面だけ見た場合はそこまで強いとは言えませんが、2枚のドローで補えます。
妥協展開の例
【使用カード/条件】
- 《光天使セプター》
- 《光天使ウィングス》
【結果】
- 《N・As・H Knight》
- 《星守の騎士団》
- 手札に《光天使スローネ》
【手順】
- 《光天使ウィングス》を召喚し効果発動。手札から《光天使セプター》を特殊召喚。
- 《セプター》の効果発動。《光天使スローネ》を手札に加える。
- 《ウィングス》《セプター》の2体で《星騎士 セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚。
- 素材一つを取り除き、デッキの《星騎士 リュラ》を除外して《星騎士カドケウス》の効果発動。《星守の騎士団》を手札に加える。
- 《星守の騎士団》を発動。
- 《星騎士カドケウス》の上に重ねて《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚。
- 《トレミス》を対象に《星守の騎士団》の効果発動。《トレミス》の上に重ねて《星守の騎士 プトレマイオス》をエクシーズ召喚。
- エンドフェイズに《プトレマイオス》の効果発動。エクストラデッキから《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》をエクシーズ素材にする。
- 処理後、更に素材を3つ取り除き《プトレマイオス》の効果発動。《N・As・H Knight》を重ねてエクシーズ召喚。
【盤面の解説】
素材が3体用意できなかった場合の妥協展開例です。
最初の例と比べ、ドローができていない点で劣ります。
《星守の騎士団》の効果では《星騎士 セイクリッド・カドケウス》を《星守の騎士 プトレマイオス》にする事はできませんが、《セイクリッド・トレミスM7》を経由する事で素材数を水増ししながらのフォローができます。
3枚始動の応用展開の例
【使用カード/条件】
- 《光天使セプター》
- 《光天使スローネ》
- 《時空の七皇》
【結果】
- 《星守の騎士 プトレマイオス》(《光天使スケール》の効果付与、素材4枚)
- 2枚ドロー
【手順】
- 《時空の七皇》を発動。《No.102 光天使グローリアス・ヘイロー》を見せて《光天使スケール》を手札に加え、それをデッキの一番上に置く。
- 《光天使セプター》を召喚し、《光天使セプター》と手札の《光天使スローネ》の効果を発動。《スローネ》を特殊召喚しながら1枚ドローし、ドローが《スケール》で確定なのでそれも特殊召喚。《セプター》の効果で2枚目の《スローネ》を手札に加える。
- 2枚目の《スローネ》の効果を発動。特殊召喚し、1枚ドローする。
- 《セプター》《スケール》《スローネ》の3体を素材に《星守の騎士 プトレマイオス》をエクシーズ召喚。
- 《セプター》により付与された《プトレマイオス》の効果を発動。2体目の《スローネ》を破壊し1枚ドロー。
- エンドフェイズに《プトレマイオス》の効果を発動。エクストラデッキから《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》をエクシーズ素材にする。
【盤面の解説】
3枚始動の展開の例です。《光天使スケール》の効果により更なるドローが狙えます。
この場合、《星守の騎士 プトレマイオス》の効果は相手ターンまで使わずに温存しておきましょう。使用してしまうと《光天使スケール》により付与された効果が失われてしまうからです。
【光天使】デッキを扱う上でのポイント
タイミングを逃しやすい効果に注意!
《光天使セプター》や《光天使スケール》の効果はタイミングを逃す可能性がある効果で、また《光天使スローネ》の存在によりタイミングを逃す状況も発生しやすいです。
特に《光天使セプター》の効果はタイミングを逃してしまった場合の損失が大きいです。どのモンスターで《光天使スローネ》の効果を発動させるかはよく考えましょう。
【光天使】デッキをカスタムするおすすめカード
《トイ・ボックス》+《トイ・ナイト》+《トイ・タンク》
【 永続魔法 】
①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●元々のカード名に「トイ」を含む、自身を魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる効果を持つモンスターを
自分の手札・デッキ・モンスターゾーン(表側表示)・墓地から2体まで選び、魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
●自分の魔法&罠ゾーンのカードを2枚まで破壊する。
②:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールドの裏側表示カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻1500 / 守1000
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「トイ・ボックス」1枚を手札に加える。
自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりに光属性・レべル4モンスター1体を手札に加える事もできる。
出典:遊戯王公式データベース
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 機械族 / 攻1000 / 守2100
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは魔法カード扱いで手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③:このカードをリリースして発動できる。
手札からレベル6以下のモンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「トイ・ボックス」が存在する場合、代わりに自分の墓地から「トイ・タンク」を除くレベル6以下のモンスター1体を特殊召喚する事もできる。
出典:遊戯王公式データベース
コンボ前提のカードではありますが、召喚権を使用せずにレベル4モンスターを2体も展開できるギミックです。
【光天使】モンスターは全て光属性であるため、《トイ・ナイト》で手札に加える事ができる他、《時空の七皇》で《トイ・ナイト》を手札に加え、《トイ・ナイト》の効果で《トイ・ボックス》を2枚揃えやすくすることもできます。
ギミックを増やして【光天使】モンスターの割合を削りすぎると本命の《光天使スローネ》を絡めた連続展開とドローがしづらくなってしまうため、構築はやや難しくなります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
普段あまり目を向けられない3体以上を素材として要求するエクシーズモンスターが活躍させられるのは嬉しいですね。
今回はある程度【バリアンズ】【セブンス】に寄せた構築にしましたが、《時空の七皇》のおかげでテーマ外のカードも組み込みやすくなったので、もしかしたらまだ見ぬ新たなコンボも眠っているかもしれませんね。
興味があれば研究してみてもいいかもしれません。
それでは良きデュエルライフを!