はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
今回は読者さんからの要望で《氷結界の龍 トリシューラ》3枚と《幻子力空母エンタープラズニル》2枚以上を用いた【インフェルニティ】デッキを紹介してほしいとのことでした。
そういう訳でわたくしはその意向をくみ取り、ハンデス型【インフェルニティ】デッキを組んできましたので、その解説記事を紹介していこうと思います。
この記事では、手札が0枚の場合に効果を発動できる【インフェルニティ】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
よろしくお願いします。
目次
【インフェルニティ】デッキレシピ
このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼
【インフェルニティ】デッキの特徴
【インフェルニティ】デッキとは?
アニメ『遊☆戯☆王5D's』に登場するキャラクター、鬼柳京介が使用するテーマのカードです。
「自分の手札が0枚の場合」に効果を発動できるという、カードゲームでも類を見ない「ハンドレスコンボ」を用いる異色のテーマとなっています。
その特徴的なコンセプトや「満足」をポリシーとする鬼柳京介のユニークなキャラクター性もあり、一部のプレイヤーから絶大な人気を誇るテーマとなっています。
界隈ではこの【インフェルニティ】デッキを用いるプレイヤーを、鬼柳京介のポリシーに則って「満足民」と呼称され長く親しまれています。
【インフェルニティ】デッキの特徴
「自分の手札が0枚の場合」という条件を用いる【インフェルニティ】デッキですが、カードゲームで手札を減らすことは基本的にはデメリットしかありません。
ですが《インフェルニティ・デーモン》をはじめとする【インフェルニティ】カードは、そのデメリットを考慮しても余りある強力な効果を持っています。
とくに名称ターン1制約のないサーチが可能な《インフェルニティ・デーモン》、蘇生が可能な《インフェルニティ・ネクロマンサー》や2体蘇生の《インフェルニティガン》が強力で、それらを連打することで手札0枚でもモンスターを大量に展開することができます。
しかも【インフェルニティ】モンスターにはチューナーも存在するので、それらと合わせることでシンクロモンスターの展開も可能です。
ハンデス型【インフェルニティ】デッキについて
このように【インフェルニティ】デッキはモンスターの大量展開を得意としており、とくにレベル4+3+2のモンスターの展開しやすいことから《氷結界の龍 トリシューラ》のS召喚が代表的でした。
それが一時期猛威をふるったということでテーマの核である《インフェルニティガン》が制限となっていましたが、2024年現在は無制限となり、フルパワーの【インフェルニティ】が構築可能となりました。
今回は読者さんの要望で《氷結界の龍 トリシューラ》と《幻子力空母エンタープラズニル》を用いた全ハンデス型の【インフェルニティ】デッキにしてみました。
かつてのような《氷結界の龍 トリシューラ》の連打と、ペンデュラムモンスターやリンクモンスターも活用した大量展開で相手の手札をすべて除外しつつ、さらに妨害まで構えるという欲張りセットとなっています。
【インフェルニティ】カードの解説
【インフェルニティ】モンスター
《インフェルニティ・デーモン》
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻1800 / 守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せる事で自分フィールド上に特殊召喚する。また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、自分のデッキから「インフェル二ティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
レベル4の【インフェルニティ】モンスターです。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、自分のデッキから「インフェル二ティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
《インフェルニティ・デーモン》の②の効果
自身の特殊召喚成功時に手札が0枚の場合、デッキから【インフェルニティ】カード1枚を手札に加えることができます。
名称ターン1の制約もないため、手札0枚の状態でこのカードを連打することで、1ターンで何度もサーチ効果を発動することができます。
後述する《インフェルニティ・ネクロマンサー》や《インフェルニティガン》といった蘇生カードも名称ターン1の制約がないので、それらと併用することで一気にモンスターを展開することとなります。
《インフェルニティ・ネクロマンサー》
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。自分の手札が0枚の場合、以下の効果を得る。1ターンに1度、自分の墓地に存在する「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
レベル3の【インフェルニティ】モンスターです。
自分の手札が0枚の場合、以下の効果を得る。1ターンに1度、自分の墓地に存在する「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
《インフェルニティ・ネクロマンサー》の②の効果
自分の手札が0枚の場合、墓地から【インフェルニティ】モンスター1体を特殊召喚することができます。
この効果で《インフェルニティ・デーモン》を蘇生してサーチ効果を使ったり、【インフェルニティ】チューナーを蘇生してS召喚を行ったりと、さまざまな展開に繋げることができます。
《インフェルニティ・ネクロマンサー》も名称ターン1の制約がない効果となっていますので、《インフェルニティガン》などから連打することが可能となっています。
《インフェルニティ・セイジ》
【 チューナーモンスター 】
星 2 / 闇 / 悪魔族 / 攻400 / 守800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札を全て捨てる。②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「インフェルニティ」モンスター1体を墓地へ送る。この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。
出典:遊戯王公式データベース
レベル2の【インフェルニティ】チューナーです。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「インフェルニティ」モンスター1体を墓地へ送る。この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。
《インフェルニティ・セイジ》の②の効果
自分の手札が0枚の場合にこのカードが墓地へ送られると、デッキから【インフェルニティ】モンスター1体を墓地へ送ることができます。
比較的最近のカードということもあって名称ターン1の制約がありますが、蘇生手段の多い【インフェルニティ】では有用な墓地肥やし手段として活用することができます。
《インフェルニティ・ミラージュ》
【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守0
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動する事ができる。選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
レベル1の【インフェルニティ】モンスターです。
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動する事ができる。選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
《インフェルニティ・ミラージュ》の効果
自分の手札が0枚の場合にこのカードをリリースすることで、墓地から【インフェルニティ】モンスター2体を特殊召喚することができます。
ただしこのカード自体は墓地から特殊召喚することができないため、効果使用にはすこし工夫が必要です。
今回のデッキではこのカードの効果を《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》でコピーするという形で活用しています。
【インフェルニティ】魔法・罠カード
《インフェルニティガン》
【 永続魔法 】
1ターンに1度、手札から「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。また、自分の手札が0枚の場合、フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたモンスターを2体まで選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
【インフェルニティ】名称の永続魔法カードです。
また、自分の手札が0枚の場合、フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたモンスターを2体まで選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
《インフェルニティガン》の②の効果
自分の手札が0枚の場合にこのカードをフィールドから墓地へ送ることで、墓地から【インフェルニティ】モンスター2体を特殊召喚することができます。
《インフェルニティ・デーモン》とは相互の関係となっており、あちらでこのカードをサーチ、こちらであちらを特殊召喚することができます。
どちらも名称ターン1の制約がないカードとなっているので、《インフェルニティ・デーモン》→《インフェルニティガン》と連打することでリソースが尽きない限り展開し続けることが可能となっています。
《インフェルニティ・ブレイク》
【 通常罠 】
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を選択してゲームから除外し、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
【インフェルニティ】名称の通常罠カードです。
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を選択してゲームから除外し、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
《インフェルニティ・ブレイク》の①の効果
自分の手札が0枚の場合、墓地の【インフェルニティ】カードを除外することで、相手フィールドのカード1枚を対象に取って破壊することができます。
後述する《インフェルニティ・バリア》と違い、こちらは手札が0枚でさえあれば発動できるので、状況を選ばない除去カードとして重宝します。
とくにハンデス型の構築では、全ハンデスしたあとにドローした相手カードと1:1交換することで実質的に相手の動きを封じるカードとして活用することとなります。
《インフェルニティ・バリア》
【 カウンター罠 】
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついたモンスターが表側攻撃表示で存在し、自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
【インフェルニティ】名称のカウンター罠カードです。
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついたモンスターが表側攻撃表示で存在し、自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
《インフェルニティ・バリア》の効果
条件こそ重いものの、コスト無しに発動できる万能無効のカウンター罠です。
ただし攻撃表示で【インフェルニティ】モンスターが存在することや、自分の手札が0枚であることが要求されるため、いくらか隙もあるという欠点があります。
【壊獣】モンスターのような発動を伴わない除去や、自分ドローフェイズの手札条件を満たさないタイミングなど、相手のカードを読んだうえで隙を突かれないよう、意識してプレイすることを心がけておきましょう。
【インフェルニティ】デッキと相性が良いカード
《トリック・デーモン》
【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻1000 / 守0
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた場合、
または戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「トリック・デーモン」以外の
「デーモン」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
「トリック・デーモン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
闇属性・レベル3の悪魔族モンスターです。
《魔サイの戦士》などの効果で墓地へ送られると、デッキから【デーモン】カードをサーチすることができます。
【インフェルニティ】デッキでは核となる《インフェルニティ・デーモン》のサーチカードとして重宝することとなります。
《氷結界の龍 トリシューラ》
【 シンクロモンスター 】
星 9 / 水 / ドラゴン族 / 攻2700 / 守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。
【インフェルニティ】デッキのエースとして活躍し続ける、レベル9のSモンスターです。
【インフェルニティ】ではレベル4・3・2の組み合わせの展開が行いやすく、非チューナーの素材に指定があるこのカードのS召喚が容易であることもあって、登場初期からずっと採用されています。
また【インフェルニティ】カードでないにもかかわらず鬼柳京介役の声優さんがオリジナルの召喚口上を考えられており、公式動画やデュエルリンクスで使用されたというトリビアがあるカードでもあります。
《鎖龍蛇-スカルデット》
【 リンクモンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻2800 /
カード名が異なるモンスター2体以上
①:このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
【LINK-4:上/左下/下/右下】
みなさんお馴染み、汎用のリンク4モンスターです。
3体素材以上の場合に手札からモンスターを特殊召喚する効果を持っており、名称ターン1の制約もないため連打することができます。
同じく名称ターン1の制約のない《インフェルニティ・デーモン》などの効果を起動させるために、このカードを連打しながら展開すると言うのが【インフェルニティ】デッキの基本となっています。
【インフェルニティ】デッキの回し方
《捕食植物オフリス・スコーピオ》+手札コスト1枚からの展開例
【使用カード/条件】
- 《捕食植物オフリス・スコーピオ》
- 手札コスト(モンスター)1枚
【結果】
- 《インフェルニティ・デーモン》
- 《召命の神弓-アポロウーサ》(4素材、効果破壊耐性)
- 《インフェルニティ・ブレイク》
- 《インフェルニティ・バリア》
- 5ハンデス
【手順】
展開ルートを見る ▼【盤面の解説】
《捕食植物オフリス・スコーピオ》と手札のモンスターカード1枚からの展開例です。
《氷結界の龍 トリシューラ》の効果を3回、《幻子力空母エンタープラズニル》の効果を2回使うことで、相手の手札5枚を除外することができます。
さらに盤面にはモンスター無効を4回使用できる《召命の神弓-アポロウーサ》、さらにカード破壊効果の《インフェルニティ・ブレイク》、何でも無効の《インフェルニティ・バリア》も構えています。
先攻で5ハンデスを決めた場合は相手の手札1枚からスタートとなっているので、この中のいずれかで妨害してしまえばそのまま決定的なアドバンテージ差で勝ち切ることができます。
唯一自分のドローフェイズに手札0枚でない瞬間がありますが、そこで妨害を受けないように相手エンドフェイズにしっかり《インフェルニティ・ブレイク》を使うなどしてケアしておきましょう。
この展開は《捕食植物オフリス・スコーピオ》とコストさえあれば再現できるので、《ローンファイア・ブロッサム》や《スモール・ワールド》からも同様に繋げることができます。
また相手に《増殖するG》を撃たれるとハンデスする意味もないため、《灰流うらら》や《墓穴の指名者》はなるべくそこを狙い撃ちできるように意識しておきましょう。
【インフェルニティ】デッキをカスタムするおすすめカード
【デモンスミス】関連カード
《魔を刻むデモンスミス》
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / 悪魔族 / 攻1800 / 守2400
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「デモンスミス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドの「デモンスミス」装備カード1枚とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
③:このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から他の悪魔族・光属性モンスター1体をデッキ・EXデッキに戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
《刻まれし魔の大聖棺》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 悪魔族 / 攻1200 /
【リンクマーカー:左下/右下】
悪魔族・光属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地のモンスターを融合素材としてデッキに戻し、悪魔族の融合モンスター1体を融合召喚する。
②:Lモンスター以外の自分フィールドの悪魔族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
自分のフィールド・墓地からこのカードを以下の効果を持つ装備魔法カード扱いでその自分のモンスターに装備する。
●相手は装備モンスターを効果の対象にできない。
【悪魔族】の汎用として展開のサポートができる【デモンスミス】関連のカードです。
とくにレベル6モンスターの出力に長けているので、それを用いたS召喚やX召喚を行うギミックが活用できます。
【インフェルニティ】が悪魔族であることや、モンスターの展開補助カードとして活用できるため、ハンデス型とは別の形で用いる際に採用を検討できるでしょう。
【ホルス】関連カード
《ホルスの栄光-イムセティ》
【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻3000 / 守1800
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「王の棺」が存在する場合、このカードは墓地から特殊召喚できる。
②:このカードを含む手札を2枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「王の棺」1枚を手札に加える。
その後、自分は1枚ドローできる。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
《王の棺》
【 永続魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに4度まで使用できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
②:手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
③:1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。
こちらはレベル8モンスターで構成された【ホルス】の関連カードです。
【インフェルニティ】は手札を減らすギミックが必要となるので、手札を減らしながら展開できる《王の棺》とは相性が良く、展開のサポートとして活用できます。
また【ホルス】のスペックが高いこともあり、いざという時はそちらでビートダウン戦術に移行できると言うのも強みとなっています。
《ハンドレス・フェイク》
【 永続罠 】
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、1ターンに1度だけ、次の自分のスタンバイフェイズ時まで自分の手札を全て裏側表示でゲームから除外する事ができる。
こちらは一風変わって、筆者いちおしのロマンカード。
手札が0枚という条件を必要とする【インフェルニティ】デッキですが、このカードを用いれば手札を構えながら【インフェルニティ】カードの効果を活用することができます。
カジュアルデッキ向けの非常にユニークなカードではありますが、このカードにしかできないコンボも多い面白カードですので、変わったデッキを組んでみたい方は是非一度つかってみてください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回はハンデス型【インフェルニティ】デッキとして紹介しましたが、もちろんこれ以外にもビートダウン型や制圧方など、さまざまな構築も可能となっています。
【インフェルニティ】デッキはプレイヤーによってさまざまな形にできる優秀なテーマですので、ご自身にあった構築を目指してさまざまにデッキビルドしていただければと思います!
また今回は読者さんのご要望での解説記事でしたが、筆者自身も書いていて非常に楽しかったです!
一人ひとりの悩みはプレイヤー全体にも通ずるところかと思いますので、これからも気兼ねなくご要望いただけると嬉しいです!
今後とも変わらず、どうぞよろしくお願いします!
それでは今回はこの辺りで。
ここまでのご清読、ありがとうございました!