【2024年 青眼デッキ 入門書】ストラクチャー基盤で超強化!新生ブルーアイズで相手を粉砕せよ!【スゴイぞーカッコいいぞー!!】

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【2024年 青眼デッキ 入門書】ストラクチャー基盤で超強化!新生ブルーアイズで相手を粉砕せよ!【スゴイぞーカッコいいぞー!!】

ガチまとめ読者の皆様こんにちは!天才トレカライター、H宮田です!

2024年9月7日に発売された、ストラクチャーデッキ「青き眼の光臨」!2013年6月15日発売の「青眼龍轟臨」以来実に11年ぶりに遊戯王の顔、《青眼の白龍》を中心したストラクチャーデッキです。

タクティカルトライデッキを彷彿とさせる強力な汎用カードの再録もさることながら、【ブルーアイズ】デッキを一気に強力デッキへとのし上げようとする数々の新規カードが話題となりました!

メインデッキではこれまで産まれた強力「ブルーアイズ」サポートをサーチ・リクルートすることでフル活用できるようになり、、エクストラデッキには待望の専用リンク1に2種類の新規エースと大盤振る舞い!

ちーびー戦士ブルーアイズ
ちゃんと3体シンクロになってるリスペクトぶり
背景が満月になったのいいね

「先攻では大型ドラゴンの万能無効で構え、後攻では大型ドラゴンのパワーで粉砕!玉砕!大喝采!」「遊戯王の顔、ブルーアイズを使いこなしてみたい!」「ストラクチャーデッキだけでも戦えるデッキを組みたい!」「昔から海馬社長が大好き!」

このデッキはそんなアナタにオススメ!さっそくデッキレシピと動きを見ていきましょう!

今回はストラクチャーデッキ3箱構築、+αの追加カードでより強力な盤面を作り出せる構築を同時にご紹介します。

はじめに

【ブルーアイズ】というデッキの歴史……《白竜の聖騎士》《正義の味方 カイバーマン》《伝説の白石》など初期に近い時期からサポートカードが出されていき、OPでも触れたストラクチャーデッキで形が定まっていきました。

その後のシャイニング・ビクトリーズでの強化も相まって2016度世界大会・WCSを優勝した実績もある、往年の名デッキでもありますが……ここ数年は環境からは遠のいた立ち位置が定番に。

しかし今回、令和のパワーを全身に浴びて超強化!1枚(+手札コスト)初動で大型妨害を立てる、相手盤面を一気に無効化する捲り手段などを手に入れてかつての栄光を取り戻さんと環境に殴り込みをかけに来ました!

これからの研究も期待できますが、なによりストラクチャーデッキのみで基本展開に必要なカード・手札誘発などが一気に手に入るためこれから遊戯王OCGをはじめる人、大好きだったブルーアイズで遊戯王OCGに復帰する人にも最適!

デッキレシピの紹介の後、新規カードを中心にカード解説を見ていきましょう!

目次

【ブルーアイズ】デッキレシピ

ストラク3箱合体ver


追加カード入り構築ver


このデッキレシピで行える具体的な展開はこちら ▼

【ブルーアイズ】デッキの特徴

展開しやすい「ブルーアイズ」モンスターをそのまま打点にも、素材にして大型シンクロモンスターにも活用!

象徴である《青眼の白龍》を筆頭に、高レベル・高攻撃力の「ブルーアイズ」ドラゴンはサポートカードの豊富さもありとても盤面に出しやすいのが何よりも特徴的です。そのまま高攻撃力を活かすのはもちろんのこと、高レベルであることからシンクロ素材としてもとても優秀!

特に「ブルーアイズ」サポートを行う光属性のレベル1チューナーと組み合わせ、レベル9シンクロを狙う動きが鉄板でした。今回の強化で、そんなレベル9シンクロ《青眼の霊竜》から繋がる新エース《青眼の究極霊竜》を獲得!

効果を使うと4500打点なのが綺麗なデザインで好き

万能無効・墓地の保護・高打点と三拍子揃ったそのパワーで先攻盤面をがっちりと強化し、後攻はこれまでどおりブルーアイズ軍団のパワーで圧倒!あなたのプライドと魂を刺激すること間違いなしのパワーを持ったシンクロデッキとして強化されました。

待望の初動・サーチカードの追加で安定感を獲得!

サーチカードが少なく安定感に欠けるのが【ブルーアイズ】長年の弱点でした。しかし今回一気に初動パーツが追加され、令和の安定感に追い付けるように!

サポート魔法・罠とチューナーを同時にサーチする待望の魔法カード《青き眼の祈り》、《青眼の白龍》および「ブルーアイズ」モンスターを直接リクルートする《青眼龍轟臨》、そうした各種サポート魔法・罠を強力にバックアップする《白き乙女》……

これまでの鬱憤を晴らすかのような追加カード、さらに《光の霊堂》《真の光》といったこれまでのサポートが一気に実践級に!これまでのカードにも目配せしつつ、一気に再録してくれたのは本当にありがたいですね。

ここからはカード個別解説、まずはストラクチャーデッキ収録新規カードを中心にご紹介!

【ブルーアイズ】カードの解説

青眼の白龍

【 通常モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500

高い攻撃力を持つ伝説のドラゴン。どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

俺のプライド、そして俺の魂!遊戯王OCGのみならず「遊戯王」というコンテンツの代表ともいえる超人気モンスター!原作および初代アニメにて海馬が使用し、OCGにおいても数々のオリジナル強化を何度も受けている優遇っぷり!

メインデッキには自身の姿を模したレベル8ドラゴンやレベル1の光チューナーモンスターたちが全力でサポートしていき、エクストラデッキでは融合・シンクロでパワーアップした姿が相手を粉砕するエースとして鎮座するのが【ブルーアイズ】。

なので構築によっては《青眼の白龍》本人はあまり枚数を入れなかったりもするんですが……やっぱり《青眼の白龍》は3枚入れたいよなあ!?!?

除外された時のリスクも大きいので(一応真面目な理由もアピール)今回の構築ではフル採用!

ところでなんで画像がホロverなんですか?ストラクの中から選べばいいのに……

3枚自引きしてるからこのverが一番好きなので(職権乱用)

ただの自慢!

《白き乙女》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 光 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「真の光」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分が「青眼の白龍」を特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③:フィールドのこのカードが攻撃・効果の対象になった時に発動できる。
自分の墓地から「青眼の白龍」か光属性・レベル1チューナー1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

光属性・魔法使い族の、《青き眼の乙女》リメイクカードとなるレベル1チューナー!リメイク元をイメージさせる《青眼の白龍》を呼び出す③の効果も面白いのですが……なんといっても目玉は①の効果!強力サポート《真の光》を、デッキから直接セットすることで《灰流うらら》にかからず、かつ罠特有のタイムラグなしに効果を発動できる超強力効果です!

真の光ぃ!?

元々《真の光》は《青眼の白龍》の踏み倒しと蘇生に加え、サポート魔法・罠をデッキから直接セットする効果で「発動できれば」強力なエンジンとなるカードでした。そんな一枚がサーチ手段とタイムラグを一気に解消することで実戦級カードに!

サーチ先も既存のカードに加え後述する新規魔法《青き眼の祈り》を手に入れ、《白き乙女》1枚から流れるように連続サーチ・連続展開が可能となっています。もちろん、これまで同様使い減りしないサーチ・蘇生としてデッキのエンジンを担うこともできますよ!

《青き眼の賢士》でサーチ可能な点も合わせ、手札コスト込みの準1枚初動を複数種用意できるようになりました。

漢字間違えがち、賢い魔法使いだから剣士じゃないと覚えよう

①のサーチ効果、自己蘇生する②と《青眼の白龍》か光レベル1チューナーを蘇生する③を合わせてこのカード1枚から3手も展開に関われる超優秀カード!

《ネオ・カイザー・シーホース》も少々遠回りしますがレベル9シンクロに繋げる動きが可能なため初動カウントでき、このストラクチャーだけでいくつもの初動ルートを獲得しました!

《青き眼の精霊》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 光 / ドラゴン族 / 攻300 /

【リンクマーカー:左下】
レベル4以下のドラゴン族・魔法使い族モンスター1体
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の霊堂」1枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
③:このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「ブルーアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で墓地から特殊召喚した効果モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

レベル4以下のドラゴン・魔法使い族をリンク素材に要求する、待望のリンク1モンスター!この一枚で【ブルーアイズ】の初動ルートが爆発的に伸びました!

あらゆるテーマが欲しがる初動リンク1モンスターですが、【ブルーアイズ】では専用フィールド魔法《光の霊堂》のサーチ・墓地送りと「ブルーアイズ」モンスターの蘇生の2方面から展開を伸ばします。

専用サーチが来れば話は別

光レベル1チューナーの召喚権追加で《青き眼の賢士》を複数回発動させたり、《光の霊堂》の墓地肥やしと合わせて実質《青眼の白龍》をリクルートしたり……②の効果でつくドラゴン族縛りも、自身の③で「ブルーアイズ」モンスターと入れ替わることで容易に回避可能なのが助かりますね。

メインルートではないので展開例では省略していますが、《ネオ・カイザー・シーホース》からこのカードを出すことで《白き乙女》を墓地に送り、その自己蘇生に繋げる動きで《白き乙女》を実質リクルートできることは覚えておきましょう。

《青眼の究極霊竜》

【 シンクロモンスター 】
星 12 / 光 / ドラゴン族 / 攻3500 / 守4000

チューナー2体以上+チューナー以外の「ブルーアイズ」モンスター1体
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の墓地のカードを相手は除外できない。
②:カードの効果がフィールドで発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、このカードの攻撃力をターン終了時まで1000アップする。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「青眼の究極霊竜」以外のドラゴン族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

ブルーアイズのシンクロ体が超進化!ダブルチューニングで3体融合を再現した、「究極竜」にふさわしい新たなシンクロモンスターです。一見難しそうな召喚条件も、《青眼の精霊龍》から踏み倒せるのが嬉しいですね!

青眼シンクロといえば高守備力

メインとなるのは②のフィールド効果に対する万能無効ですが、①の効果で墓地のカードを除外から保護してくれるのもかなり強力な効果!自分の手札誘発を相手の《抹殺の指名者》などから守ることができ、また《青眼の白龍》を除外されて機能不全に陥ることも防いでくれます。

《青眼の精霊龍》から踏み倒した場合はエンドフェイズに破壊されてしまいますが、それも③の効果で他の「ブルーアイズ」の蘇生に繋がるため最後まで無駄がないデザイン!

ストラクチャー3箱構築では《青眼の精霊龍》と合わせて文句なしのフル投入、追加カードを含めても《青眼の精霊龍》3枚に《青眼の究極霊竜》2枚ほどは確保しておくと不測の事態にも対応できると思われます。間違いなく今回手に入れた最強のエースなので、どんどん頼っていきましょう!

《藍眼の銀龍》

【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守0

ドラゴン族レベル8モンスター×2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示カードの効果は無効化される。
②:通常モンスターをX素材としていないこのカードは直接攻撃できない。
③:このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地・除外状態の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000アップする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

【ブルーアイズ】はシンクロ、という風潮をぶち壊すかのようにとうとう登場したエクシーズモンスター!素材はドラゴン族縛りのみでテキスト上「ブルーアイズ」カードではないのですが、、効果を考えると通常モンスターを必要とするため実質的に「ブルーアイズ」カードと言えるでしょう。

……対になる【ブラック・マジシャン】とか【レッドアイズ】がエクシーズだから色も合わせてブルーアイズには来ないと思ってたんだけど来たねえ。

映画で海馬がアセンションについて科学的にアプローチした結果、ZEXALとの繋がりが深いエクシーズを手に入れたのかもしれませんね……

エクシーズ召喚時に相手フィールドの表側表示カード全ての効果を無効にする①の効果は【ブルーアイズ】待望の除去以外で相手盤面へ干渉できる手段!後攻盤面は高攻撃力と連続攻撃でむりやり突破するのがこれまでの【ブルーアイズ】でしたが、強力な切り込み役として新たな選択肢を得た形になります。

②の効果で素材に《青眼の白龍》をキープしていなけれな攻撃できないのは明確な弱点ではありますが、①の効果で素材を使わないためこのデメリットが機能することはほとんどないでしょう。

むしろ問題は③の蘇生・帰還と共に打点を上げる効果であり、除外された《青眼の白龍》のリカバリー、そもそも合計打点8000を作り出せるなど優秀ではありますがこのカードの素材に《青眼の白龍》を2枚使ってしまい蘇生先がいない!となるミスに気を付けなければなりません(2敗)。なので《青眼の白龍》を3枚投入する必要があったんですね!

《青き眼の祈り》

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。
「青き眼の祈り」を除く、「青眼の白龍」のカード名が記された魔法・罠カード1枚と光属性・レベル1チューナー1体をデッキから手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「青眼の白龍」1体を対象として発動できる。
EXデッキから「ブルーアイズ」モンスター1体を攻撃力400アップの装備魔法カード扱いで対象のモンスターに装備する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

手札コストを要求するものの、ブルーアイズサポート魔法・罠と光レベル1チューナーをサーチできる超強力カード!《精霊術の使い手》を思い出すやけくそじみた強さのサーチカードで初動にもルート強化にも大活躍!

同時に登場した《青眼龍轟臨》をサーチすることで実質《青眼の白龍》リクルート札としてカウントするのが基本の動きで、、素引きしているなら《白き龍の威光》を始めとした更なる妨害札を確保したりと便利に使える1枚です。

古いほうのストラクCM再現

②の墓地効果ではエクストラデッキの「ブルーアイズ」を装備魔法にすることができ、これは《真青眼の究極竜》を直接墓地に送り対象耐性を得る用途の他に《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》の踏み倒しにもつながる効果。サーチ後も展開に寄与する令和のスペック!

相手からすると《灰流うらら》の一番の打ちどころとなるこのカード、通った時の爆発的ルートは当然として止められた場合のリカバリーについても手札とよく相談しながらプレイしていきたいですね。

【ブルーアイズ】デッキと相性が良いカード

《青眼の精霊龍》によって呼び出せるドラゴン族・光属性シンクロモンスターはすべて相性がいいともいえますが、その中でも特に相性がいいのは……

《赤き竜》

【 シンクロモンスター 】
星 12 / 光 / ドラゴン族 / 攻0 / 守0

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、フィールドのレベル7以上のSモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをEXデッキに戻し、対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《聖珖神竜 スターダスト・シフル》

【 シンクロモンスター 】
星 12 / 光 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守4000

Sモンスターのチューナー1体+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:自分フィールドのカードはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル8以下の「スターダスト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

海馬の使用カードからはかなり外れますが《赤き竜》!さらなる大型シンクロを踏み倒す効果を持ち、《青眼の究極霊龍》の横に呼び出しもう1枚の《聖珖神竜 スターダスト・シフル》を呼び出す流れが強力です。

《青眼の精霊龍》は踏み倒したモンスターに自壊デメリットが付いてしまいますが《赤き竜》を経由することでそれを無視し、さらに《聖珖神竜 スターダスト・シフル》の破壊耐性で《青眼の究極霊龍》側を守る強力なコンボ!

今回のレシピではさらに《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を《赤き竜》からの踏み倒し先に用意し、先攻盤面の妨害数を上げています。《赤き竜》をからめて出すモンスターのカスタマイズ性は幅広いので、ぜひお気に入りのシンクロドラゴンを使ってみてください!

《青眼の精霊龍》の効果はシンクロ召喚扱いではないため、《聖珖神竜 スターダスト・シフル》を直接踏み倒すことは不可能なことには注意が必要です。《赤き竜》経由の動きを忘れないように!

【ブルーアイズ】デッキの回し方

まず初めに、ストラクチャーデッキに収録されたカードのみで行える展開例をご紹介!デッキレシピ2種のどちらでも可能な展開となっています。

【使用カード/条件】ストラクチャーデッキ3箱で可能!

  • 《白き乙女》
  • 手札コスト1枚

【結果】

  • 万能無効1回、モンスター効果無効1回、表側表示カードバウンス1回の3妨害!
  • 「ブルーアイズ」を対象にとる効果無効を1回の耐性も!

【手順】

  1. 《白き乙女》の①を発動、手札から墓地に送りデッキの《真の光》を表向きでフィールドに置く
  2. 《真の光》の②を発動、デッキから《青き眼の祈り》をセット
  3. 《青き眼の祈り》を発動、《青き眼の賢士》と《青眼龍轟臨》をサーチ
  4. 《青眼龍轟臨》を発動してデッキから《青眼の白龍》を特殊召喚、墓地の《白き乙女》の②を発動して自身を特殊召喚
  5. 《青き眼の賢士》を通常召喚、①でデッキから《エフェクト・ヴェーラー》をサーチ
  6. 《青き眼の賢士》をリンク素材に《青き眼の精霊》をリンク召喚、デッキから《光の霊堂》をサーチ、そのまま発動
  7. 《光の霊堂》の②を発動、《白き乙女》を対象に取りデッキから《青眼の白龍》(2枚目)を墓地へ
  8. 《白き乙女》の③が発動、墓地の《青眼の白龍》(2枚目)を特殊召喚
  9. 墓地の《青き眼の祈り》を除外し②を発動、《青眼の白龍》を対象にエクストラデッキから《真青眼の究極竜》を装備
  10. 《白き乙女》と《青眼の白龍》《青眼の精霊龍》をシンクロ召喚
  11. 《青き眼の精霊》と《青眼の白龍》(2枚目)をリンク素材に《天球の聖刻印》をリンク召喚
  12. 相手ターン、《青眼の精霊龍》の③を発動し自身をリリース、《青眼の究極霊竜》をエクストラデッキから特殊召喚

【盤面の解説】

《白き乙女》から始まる、新規カードをふんだんに使用した初動ルート!手札コスト込みの準1枚初動で手札・フィールドに妨害を散らしつつ、墓地効果で妨害役の《青眼の究極霊竜》を守ることができるのが面白い盤面ですね。

手順を見ていただいてわかる通り《光の霊堂》の追加召喚権を残しているため、例えば召喚時効果にターン1のない《青き眼の賢士》を素引きしていれば《エフェクト・ヴェーラー》を追加でもう1枚用意することも!

《青眼の白龍》を複数体展開していることからわかるように、後攻であれば《藍眼の銀龍》を使用した捲り展開にシフトすることも可能なこの初動ルート。

《青き眼の精霊》をリンク素材に使わず③の効果で《青眼の白龍》に変換して数を揃えたり、エクストラデッキの《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》を自身の効果で特殊召喚、墓地の《青眼龍轟臨》の効果で融合召喚……様々なルートで相手を圧倒しましょう!

後攻で《真の光》の効果によりセットするカードを選ぶ際、《究極融合》をセットしてしまうと即発動できなくなってしまうのは注意しましょう。《究極融合》から蹴散らす場合は《青き眼の祈り》でサーチすることを忘れないように!

セットする場合は相手ターンの妨害札にしよう

上記の展開手順1.の前に《青き眼の賢士》を通常召喚して《白き乙女》をサーチすることで同一盤面に《青き眼の賢士》を追加した盤面を用意できます。その際ストラクチャーデッキのカードに加え、エクストラデッキに追加カードを投入することでさらに強固なドラゴン軍団を君臨させる展開も!

【使用カード/条件】追加カード入り構築で可能!

  • 《青き眼の賢士》
  • 手札コスト1枚

【結果】

  • 万能無効1回、モンスター効果無効2回の3妨害に加え、墓地効果無効1回!
  • さらに追加で《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》を呼び出し、万能無効or召喚・特殊召喚無効を1回!
  • 「ブルーアイズ」を対象にとる効果無効を1回、全体に戦闘・効果破壊耐性をそれぞれ1回ずつの耐性も!

【手順】

  1. 《青き眼の賢士》を通常召喚、①でデッキから《白き乙女》をサーチ
  2. 《白き乙女》の①を発動、手札から墓地に送りデッキの《真の光》を表向きでフィールドに置く
  3. 《真の光》の②を発動、デッキから《青き眼の祈り》をセット
  4. 《青き眼の祈り》を発動、《青き眼の賢士》(2枚目)と《青眼龍轟臨》をサーチ
  5. 《青眼龍轟臨》を発動してデッキから《青眼の白龍》を特殊召喚、墓地の《白き乙女》の②を発動して自身を特殊召喚
  6. 《青き眼の賢士》をリンク素材に《青き眼の精霊》をリンク召喚、デッキから《光の霊堂》をサーチ、そのまま発動
  7. 《光の霊堂》の①で増えた召喚権で《青き眼の賢士》(2枚目)を通常召喚、①でデッキから《エフェクト・ヴェーラー》をサーチ
  8. 《光の霊堂》の②を発動、《白き乙女》を対象に取りデッキから《青眼の白龍》(2枚目)を墓地へ
  9. 《白き乙女》の③が発動、墓地の《青眼の白龍》(2枚目)を特殊召喚
  10. 墓地の《青き眼の祈り》を除外し②を発動、《青眼の白龍》を対象にエクストラデッキから《真青眼の究極竜》を装備
  11. 《白き乙女》と《青眼の白龍》《青眼の精霊龍》をシンクロ召喚
  12. 《青眼の精霊龍》の③を発動し自身をリリースして《青眼の究極霊竜》をエクストラデッキから特殊召喚
  13. 《青き眼の賢士》(2枚目)と《青眼の白龍》(2枚目)で《青眼の精霊龍》(2枚目)をシンクロ召喚
  14. 《青眼の精霊龍》(2枚目)の③を発動し自身をリリースして《赤き竜》をエクストラデッキから特殊召喚、その①で《シンクロ・ランブル》をサーチ
  15. 《青眼の究極霊竜》を対象に《赤き竜》の②を発動、自身をエクストラデッキに戻し《聖珖神竜 スターダスト・シフル》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚
  16. 《青き眼の精霊》の③を発動、自身をリリースし墓地の《青眼の白龍》を特殊召喚
  17. 《シンクロ・ランブル》を発動、墓地の《白き乙女》を対象に取り蘇生
  18. 《白き乙女》と《青眼の白龍》《青眼の精霊龍》(3体目)をシンクロ召喚
  19. エンドフェイズ、《青眼の究極霊竜》が《青眼の精霊龍》の③による残存効果で破壊されるところを《聖珖神竜 スターダスト・シフル》の①で場に留まる
  20. 相手ターン、《青眼の精霊龍》(3体目)の効果で自身をリリースして《赤き竜》を特殊召喚
  21. 《青眼の究極霊竜》を対象に《赤き竜》の②を発動、自身をエクストラデッキに戻し《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで特殊召喚

【盤面の解説】

《赤き竜》を追加することで、《青眼の精霊龍》3枚をフル活用し最終的にレベル12の超大型シンクロドラゴン3体が並び立つド派手な盤面に!

妨害の質も数も取り揃えており、特に《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》が後から飛んでくることで見ていない万能無効が増えるのは相手からしたらかなりいやな動き。《青眼の究極霊竜》を使わせた、と本命を構える相手に興味津々意気揚々と繰り出してやりましょう!

自分ターン中に《青眼の究極霊竜》を立ててから残りの展開に繋げる動きは墓地除外を封じるため、不意の除外でルートが途切れる心配もありません。特に、相手ターンに使うことになる《青眼の精霊龍》(3体目)の効果に対して《墓穴の指名者》を当てられないのは非常にうれしいところ!

先ほどの盤面もそうですが、これだけ強固な盤面を築きつつ《真の光》のサーチ・蘇生効果も残っているので次のターンの動きも期待できるのが普通の展開デッキと一線を引くところかもしれません。ようやく突破したのに《究極融合》から一気に捲り返される可能性もあるとなれば相手の絶望感ははかりしれないことに!

その《真の光》が持つ全滅デメリットも《聖珖神竜 スターダスト・シフル》でごまかせるのがこの展開のいいところ。エクストラデッキにかける金額的コストはどうしても大きくなってしまいますが、派手な盤面で圧倒するのが好きな人にはとてもオススメ!グっとお財布に気合を入れて組んでみませんか?

【ブルーアイズ】デッキを扱う上でのポイント

ブルーアイズ+チューナーの並びを何回作れるかを意識しよう!

展開例からわかるとおり、新生シンクロ軸【ブルーアイズ】の展開は最終的に《青眼の精霊龍》を複数体立ててその効果で大型シンクロドラゴンを並べるのが目標になります。

3連投も当たり前、死ぬほど働いてもらう
精霊精霊雨精霊、雨雨精霊雨精霊

そこで必要となってくるのが蘇生・リクルートなどで《青眼の白龍》ないし互換となるレベル8「ブルーアイズ」モンスターを立てられる回数と、通常召喚を合わせてレベル1チューナーを場に用意できる回数をどれだけひねり出せるのか!

《青き眼の祈り》が優秀なのは《青眼龍轟臨》経由でそのカウントを両方増やすことができるカードであることで、また《青き眼の精霊》も《光の霊堂》サーチで後者を、自身の蘇生効果で前者を増やせる1枚となっています。

厳密に言うと《青き眼の精霊》を呼び出すのに大抵の場合レベル1チューナーを消費するため前者を増やしつつ後者の消費分を帳消しする、あるいは後者の回数を前者にコンバートするカードということにもなりますね。

上気のルートの動きを基本に素引きしたカードでどれだけその回数をごまかせるか、手札誘発などの妨害でどちらかの回数が減った場合でも最低限の回数を残せるかを考えながら追加ルートを構築していきましょう。

逆に、シンクロ型【ブルーアイズ】に対峙する側はこのどちらかを徹底的に妨害することで盤面強度をガクっと落とすことができるので妨害の打ちどころは慎重に見極めましょう!

【ブルーアイズ】デッキをカスタムするおすすめカード

追加カード採用レシピの内、特にエクストラデッキのお値段がかなりのものになっているので復帰・新規の方には手が出しづらいかもしれません。お値段に優しく強化できるのは、こちら!

《ビンゴマシーンGO!GO!》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから以下のカードを合計3枚選んで相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。そのカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。
●「ブルーアイズ」モンスター
●「ビンゴマシーンGO!GO!」以外の、「青眼の白龍」または「青眼の究極竜」のカード名が記された魔法・罠カード

出典:遊戯王OCGカードデータベース

複数回の再録を経てお手頃価格になっているサーチカード。3箱構築でフル投入している《青き眼の祈り》《青眼龍轟臨》なら確定でサーチすることができ、初動枚数の確保の他にも手札誘発を貫通して展開を続ける動きにも役立つ1枚です。

その他にもお財布に優しい光ドラゴンシンクロモンスターを追加してみるのもおすすめです。ふふっ、《閃珖竜 スターダスト》なんてどうだ?

おわりに

以上これまで、【ブルーアイズ】デッキ解説記事になります。再びのストラクチャーということでかなり期待していたのですが、それを裏切らないハイスペックなデッキに仕上がってくれました!やはり遊戯王の顔が強いと気分がいい!

初動カードの枚数が一気に増え、爆発的な展開を可能とするリンク1とサーチ魔法、なによりも新たな大型「ブルーアイズ」による制圧と突破……ふたたび世界の栄光を目指して全速前進DAできる素晴らしい強化をもらいました!

正規シンクロするのももちろん強いので、まだまだいろんなルートが開拓できそうなエース

現代で海馬の超強力ファンデッキを回してみたい、強力なシンクロドラゴンデッキを組んでみたい、久々に遊戯王に復帰したいor始めてみたい、そんなことを考えているそこのあなた!ぜひ大人気テーマ【ブルーアイズ】を組んでみませんか?追加のデッキパーツ購入は業界最高峰の品ぞろえ、カーナベルのネット通販にて!

この記事は天才トレカライター、H宮田がお送りしました!それでは!

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