目次

こんにちは、たけっしーです。
夏の大型連休も明け、いかがお過ごしでしょうか。
今回は8/8(土)8/9(日)に東京で開催された『カードボックスCLASSIC』の大会結果と環境考察の記事になります!
👇👇👇前回の環境考察はコチラ👇👇👇
YouTubeにて『#今週のOCGラジオ』の配信でも大会結果を元に環境考察しているので、興味のある方はコチラも是非📻🎶
今週は8/8(土)発売の新弾『UTILITY SELECTION』の発売による環境の変化にも注目していくので、競技シーンの最新情報が気になる方は是非最後までご覧下さい✨️👀
『カードボックス CLASSIC』とは

『カードボックスCLASSIC』はお馴染みのカードショップ、『カードボックス』が主催の大型大会です。
8/8(土) 8/9(日)の2日間に渡って現行フォーマットのチーム戦と個人戦に加えて、『1103フォーマット』『1209フォーマット』の所謂「ゲートボール」の大会も同時に開催されました。
優勝賞品は『Nintendo Switch2』と非常に豪華で、強豪プレイヤーが多く参加していることから大会のレベルも高く競技シーンでは注目が集まる大会でした。
そんな中で今回は1日目に開催された『現行フォーマット 3人チーム戦』にフォーカスしていきます。

筆者も関西から新幹線に乗って参加することに。
他にも関西や他の地域からの遠征勢が多数参入しており、地域が混ざった大会となりました。
新弾『UTILITY SELECTION』発売

8/8(土)は新弾『UTILITY SELECTION』の発売当日でした。
再録メインのパックではあるものの、強力な新規カードもいくつか登場しており環境に大きく影響を与えています。
『カードボックス CLASSIC』では発売当日のカードも使用可能となっているので、新規カードの活躍に注目していきましょう。
それでは早速、『カードボックスCLASSIC 現行フォーマット 3人チーム戦』の予選のデッキ分布から見ていきます👇
カードボックスCLASSIC 3人チーム戦
予選デッキ分布

エルフェンノーツ 35
キラーチューン 15
閃刀姫 10
トゥーン 9
DーHERO 8
烙印 5
ウィッチクラフト 4
破械 4
光と闇の儀式 4
巳剣ライゼオル 4
アルス=マグナ 2
ヤミー 2
その他 18
以上、40チーム 120名参加
トップシェアは【エルフェンノーツ】となりました。
構築と展開プランが似通っている【獄神】も分布上【エルフェンノーツ】にカウントされていると思われます。
先週から「アルス=マグナ」入りの展開プランが浸透しており、他のデッキに比べて以前よりも圧倒的に使用者が増えた印象を受けます。
これまでとの大きな変化としては、新弾『UTILITY SELECTION』から《氷結界の龍胤 エクハジャール》を獲得したことで先攻展開では《耀聖の波詩ディーナ》《PSYフレームロード・Ω》と合わせて3ハンデスしながら無効妨害を複数枚構える凶悪なデッキに昇華しました。
これまで【光と闇の儀式】のような墓地リソースへの干渉が求められる対面に対して若干不利が付いていましたが、《氷結界の龍胤 エクハジャール》の登場で克服した点も大きな変化です。
一方で同じく『UTILITY SELECTION』から登場した《聖なる心のバリアーマインドフォースー》が対抗手段として登場しており、【エルフェンノーツ】等の展開系デッキを使用するプレイヤーは意識する必要があるかもしれません。
続いて【キラーチューン】がシェア2位となりました。
トップシェアの【エルフェンノーツ】からは倍以上の差が付いていますが、環境2番手として一定の使用者が見られました。
『BEYOND THE BRAVE』発売後は《天下独歩の大義賊》の流行で環境的にやや向かい風であるためここ数週間は使用者が減少傾向でしたが、
『UTILITY SELECTION』から登場した《聖王女ローズパメラ》を獲得したことで《キラーチューン・キュー》から「ドミナス」カードにアクセスできるようになり、上振れ展開や対応力が向上したことで評価が上がっています。
現環境では大量の手札誘発で相手の展開を完全停止に追い込むことを現実的に狙える数少ないデッキであり、環境上位の【エルフェンノーツ】や【トゥーン】への対抗馬として活躍が期待されます。
次点で【閃刀姫】【トゥーン】【DーHERO】が続きます。
前者2つは現環境の上位デッキとして活躍しており、『日本選手権2026』でも上位に残ったデッキですね。
中でも【閃刀姫】は『UTILITY SELECTION』から登場した《月女神の至天》を最も強く使えるデッキとして注目されています。
後攻時の捲りの手数とはしては勿論、弱点である《閃刀姫=ゼロ》の分離効果への《灰流うらら》《屋敷わらし》を弾くことが出来、基本的に盤面のモンスター1体で戦う性質ともマッチした強力なカードです。
【トゥーン】は以前に比べると減少傾向ですが、それによって《滅亡龍ヴェイドス》《PSYフレームギア・δ》といったメタカードの採用が減ったことや、
前期環境よりも【キラーチューン】が数を減らし初動への無効系の被弾率が下がったことで展開の通りは良くなっているため、1周回って追い風な印象です。
【DーHERO】は『BEYOND THE BRAVE』で新規カードを獲得し新しいアーキタイプとして環境に台頭してきたテーマですが、既存の【HERO】に比べて展開の質の高さや《天下独歩の大義賊》《霊王の波動》といったパワーの高い汎用札との相性の良さが評価されており、テーマ人気もあるからか関東の大会では一定の使用者が見られます。
次点で【烙印】が5名、【ウィッチクラフト】【破械】【光と闇の儀式】【巳剣ライゼオル】がそれぞれ4名と続いています。
どれも一定の活躍が見られるデッキですが、中でも【ウィッチクラフト】は直近で入賞率が高い印象です。
全体的に分布数がそのまま現環境の構図を表したような結果となっていますね。
それでは予選6回戦を勝ち残り、決勝トーナメントに進出したデッキを見ていきましょう👇
決勝トーナメントデッキ分布

エルフェンノーツ 7
キラーチューン 6
閃刀姫 3
トゥーン 2
巳剣 2
ウィッチクラフト 2
破械 1
三幻魔 1
以上、8チーム 24名進出
予選から数が多かった【エルフェンノーツ】と【キラーチューン】ですが、ほぼ同数で勝ち残る結果となりました。
環境トップデッキとして順当にパワーを見せつけていますね。
次点で【閃刀姫】ですが、使用している3名とも『日本選手権2026』でもDay2ベスト8まで進出した実力者で、デッキパワーを最大限引き出して勝ち残っています。
今環境では【キラーチューン】に有利を取れる点や【エルフェンノーツ】等の展開系を後攻から手数で捲れるポテンシャルを持っていることから立ち位置も良く、《月女神の至天》の登場での強化も相まって強力なデッキタイプとなっていることがわかります。
【トゥーン】【巳剣】【ウィッチクラフト】がそれぞれ2名ずつ勝ち残っており、環境2〜3番手の立ち位置を維持しています。
【三幻魔】は少し珍しいデッキですが、分布1からしっかり勝ち残っておりデッキのポテンシャルを発揮していますね。

筆者は【キラーチューン】を使用しましたが、個人戦績は5ー1、チームは6ー0で予選1位通過することが出来ました✨
それでは入賞レシピを見ていきます👇
🥉ベスト4🥉【獄神エルフェンノーツ】【獄神エルフェンノーツ】【獄神エルフェンノーツ】
ベスト4は【獄神エルフェンノーツ】【獄神エルフェンノーツ】【獄神エルフェンノーツ】となりました。
チーム3人でプランを共有しており、内2名は70枚同様のレシピを使用しています。
それではレシピを見ていきましょう👇
ベスト4 1人目の【獄神エルフェンノーツ】になります。
分布上は【エルフェンノーツ】としていますが、【獄神】を主軸に「エルフェンノーツ」や「アルス=マグナ」といった関連テーマをタッチした構築となっています。
「エルフェンノーツ」のギミックからは《耀聖の花詩ルキナ》《耀聖の波詩ディーナ》といった1枚で初動となるカードのみ最大枚数採用しているのが特徴的です。
「獄神」や「アルス=マグナ」のギミックが《エフェクト・ヴェーラー》《無限泡影》等の無効系を受けずに盤面を伸ばせることから手札誘発の耐性が高めで、
同系統の【エルフェンノーツ】と比べると展開手段を多く擁しているため、《増殖するG》を受けた際に引き切らせてライブラリーアウトで勝つ択を持っているのが特徴です。
汎用枠には「ドロー系+《天下独歩の大義賊》」と今期お馴染みの捲りプランとなっており、サイドデッキにも《三戦の才》《宇宙的ハリケーン》といった手数になるカードを中心に採用されています。
ベスト4 2人目と3人目の【獄神エルフェンノーツ】になります。
1人目との差異としてはエクストラデッキの《壊獄神ユピテル》の枠に《トロイメア・フェニックス 》を採用している点になります。
大会直前で急遽レシピを変更したからか、《壊獄神ユピテル》を不採用にしたことでサイドデッキの《絶境なる獄神域ーヴィラティア》は発動不可となっています。※使用者曰く構築ミスだそうです。
サイドデッキには捲り札に加えて《怠慢な壺》を採用しており、「マルチャミー」と合わせて手数の再現性が重視されていますね。
🥉ベスト4🥉【キラーチューン】【キラーチューン】【三幻魔】
同率ベスト4は【キラーチューン】【キラーチューン】【三幻魔】となりました。
それではレシピを見ていきましょう👇
同率ベスト4 1人目の【キラーチューン】になります。
予選分布でも触れましたが、《聖王女ローズパメラ》の登場で「ドミナス」カードにアクセス出来るようになったことで早速組み込まれています。
自分のターンでは《キラーチューン・キュー》、相手ターンで《キラーチューン・リミックス》から《聖王女ローズパメラ》を往復で特殊召喚することで2種類にアクセス出来るため《聖王の粉砕》に加えて《列王詩篇》まで採用されているのが特徴的です。
サイドには《聖王女ローズパメラ》+《キラーチューン・トラックメイカー》でシンクロ召喚出来る《ヴィサス=アムリターラ》からサーチ可能な《伍世壊浄心》が採用されており、「ドミナス」2種と合わせて罠の妨害を多く構えることで捲り札への耐性を厚くしています。
これまでよりも盤面の強度が高く、『UTILITY SELECTION』の発売で大きく強化されたことが構築に表れていますね。
同率ベスト4 2人目の【キラーチューン】になります。
こちらは《聖王女ローズパメラ》《聖王の粉砕》を最大枚数採用しており、【トゥーン】を初めとしたサーチを多用する対面でしっかり止め切れるように誠意を見せた構築となっています。
後攻時は制約こそあれど相手の初動にタッチ出来る無効系として評価が高いといったところでしょうか。
先攻札には《神の宣告》《神の警告》《伍世壊浄心》に加えて《神の密告》まで採用されており、サイド後の先攻を落とさないことも重視していることがわかります。
捲り札として《宇宙的ハリケーン》が流行していることや、不利対面の【閃刀姫】にも強く出れることを評価しているようです。
同率ベスト4 3人目の【三幻魔】になります。
「ドロー系+《天下独歩の大義賊》」が採用されており、今期のトレンドにもしっかり乗っかれる展開系デッキとして活躍が見られました。
メインデッキには先攻後攻ともに強力な《三戦の才》、サイドデッキには《宇宙的ハリケーン》や《械刀婪魔皇断》といった捲り札を中心に構成されており、手数で攻略するプランとなっています。
目指す盤面としては主に【三幻魔】のギミックから直接出力可能な《超雷龍ーサンダー・ドラゴン》《終戒超獣ーヴァルドラス》《三幻魔合殺》に加えて、
【トゥーン】のようにモンスター3体分から「サイバース展開」を行うことで《ぜんなのついなぎひめ》《ファイアウォール・ドラゴン》で任意のモンスターにアクセスするようです。
【三幻魔】は「同名カードを3枚場に出す」「3枚サーチ」「1ターンに3回発動できる」といった豪快な効果を持ったカードが多いのが特徴的で、パワーの高い展開系デッキとして定期的に活躍が見られます。
🥈2位🥈【キラーチューン】【エルフェンノーツ】【キラーチューン】
2位は【キラーチューン】【エルフェンノーツ】【キラーチューン】となりました。

筆者のチームが予選全勝から決勝戦まで食い込むことが出来ました。
入賞者自ら、使用したデッキレシピを解説していきます!
それではレシピを見ていきましょう👇
2位 1人目と3人目(筆者)の【キラーチューン】になります。
僕とチームメイトのシーアーチャーさん共に個人戦績は6ー3でしたが、上手く噛み合ってチーム戦できたと思います。


まず、新弾『UTILITY SELECTION』から登場した《聖王女ローズパメラ》は1枚のみ採用しました。
現環境は【トゥーン】の台頭から元々《聖王の粉砕》を3枚採用していたところを1枚変更した形となっており、《聖王女ローズパメラ》自身も手札誘発にカウント出来るため合わせて3枚としています。
今後【トゥーン】のシェアが下がれば《聖王の粉砕》を1枚に抑えて他のカードに枠を割くことになりそうです。
《聖王の粉砕》本体と違って”墓地に溜まるチューナー”であることから《デュエリスト・ジェネシス》の発動条件を満たすため《聖王女ローズパメラ》を優先することも考えられますが、
《聖王女ローズパメラ》からだとサーチを挟むため「相手のドローフェイズのサーチ効果に間に合わない」、「持っていることがわかっている前提で動かれるため受けを作られやすい」といった点から《聖王女ローズパメラ》経由では質が若干落ちるため、今回は《キラーチューン・キュー》でアクセスする選択肢としての1枚としました。
次に、流行している《天下独歩の大義賊》への対抗策として《キラーチューン・プレイリスト》を採用しました。
【キラーチューン】は性質上、前盤面への除去が重いデッキですが、《キラーチューン・プレイリスト》は後ろに構える妨害兼リソース役として非常に優秀なカードです。
《キラーチューン・ロタリー》のピーピングで《天下独歩の大義賊》が見えた場合は《聖王の粉砕》と《キラーチューン・プレイリスト》を構え、残りの手数を捌くことを意識していました。
実際に当日は【エルフェンノーツ】から《天下独歩の大義賊》を4〜5回程出されたものの、全て勝利しています。
制限カードである《キラーチューン・ロタリー》を回収するカードとしても優秀で、【光と闇の儀式】のような墓地への干渉が求められる対面に対しては《キラーチューン・プレイリスト》を用いて墓地に干渉しながら回収しつつ再度シンクロ素材にし、《キラーチューン・ラウドネスウォー》の効果と合わせて最大3回墓地リソースに干渉出来るようになったことで対応出来た場面もありました。
使用感は良かったので《天下独歩の大義賊》のメイン採用が流行している現環境では暫く続投する予定です。
トップシェアとなることが予想された【エルフェンノーツ】を意識して《調和ノ天救竜》をメイン採用。
ドロー系の「マルチャミー」はそれぞれ2枚採用ですが、枠の都合と両方最大枚数採用すると嵩張ることでバリューが下がり消化不良な手札を引きやすくなるため、
元々手札誘発で展開を止め切ることを軸にしている【キラーチューン】においてはやや重く、「手札全てを有効札にすることを意識」「引いた時にしっかり消化しやすい」という理由から両方2枚に抑えています。
《屋敷わらし》はミラーマッチや苦手な【閃刀姫】対面を考えると3枚採用したいところですが、他の手札誘発に比べてアクティブになる場面が限られているため優先度を下げ、残った枠の都合から2枚となりました。
理由付けが難しい”2枚採用”のカードが多い構築ですが、様々なデッキが存在する環境で勝ち残るにはある程度の噛み合いが必要になるため、「採用カードの種類を増やしてある程度都合良く引く前提」「ターン1カードの過剰な被りを抑え、引いたカードを全て有効札にする」といったことを意識しています。
サイドチェンジでも枚数を合わせやすく、この日は上手くハマっていたと感じました。
2位 2人目の【エルフェンノーツ】になります。
「アルス=マグナ」ギミックを採用しており、『UTILITY SELECTION』から登場した《氷結界の龍胤 エクハジャール》を組み込んでいます。
特徴的なのは《無垢なる者メディウス》+《燿ける聖詩の獄神精》を素材に出すレベル5シンクロの枠に《焔聖騎士導ーローラン》を採用している点でしょうか。
シンクロ召喚成功時にチェーンを組むことで《燿ける聖詩の獄神精》への《灰流うらら》をケアしつつ、墓地から自身を装備する効果を「アルス=マグナ」モンスターに使うことで《精霊コロゾ》を出力可能になり、チューナーの供給にも一役買ってくれるカードです。
これにより《アクセル・シンクロン》《ジェット・シンクロン》を採用しなくても展開が繋がるため、メインデッキのノイズ要素を削減しています。
サイドの先攻札には《重力崩壊》が採用されているのが特徴的です。
流行している「ドロー系+捲り札」に対してある程度突っ張って展開し、1枚でターンを返してもらえるカードとして選択しているようです。
【エルフェンノーツ】では《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》で前盤面のシンクロモンスターを《天下独歩の大義賊》で除去されたとしても立て直すことが出来るのも噛み合っていますね。
使用者のしノんさんは直近の大会でも【エルフェンノーツ】を使用して連続入賞しており、注目のプレイヤーです。
🏆優勝🏆【閃刀姫】【キラーチューン】【トゥーン】
優勝は【閃刀姫】【キラーチューン】【トゥーン】となりました。
それではレシピを見ていきましょう👇
優勝 1人目の【閃刀姫】になります。
『UTILITY SELECTION』で登場した《月女神の至天》がしっかりメインから3枚採用されていますね。
以前は汎用性の高い速攻魔法として《禁じられた一滴》が採用されていましたが、コストを必要とせず、より範囲が広い《月女神の至天》に役割を取って変わったような印象を受けます。
最近流行している「絢嵐」ギミックは採用せず、墓地に魔法を貯めるドローソースとして《成金ゴブリン》《強欲で貪欲な壺》が採用されているのが特徴的です。
「絢嵐」モンスターは先攻時のパワーは非常に高いものの、後攻時は《サイクロン》にアクセス出来ていないと召喚権が必要になってしまうことが多く、先後のムラを嫌ってシンプルなドローソースを優先しているといったところでしょうか。
「閃刀姫」ギミックの中では2枚目の採用も多く見られる《閃刀姫ーロゼ》《閃刀亜式ーレムニスゲート》ですが、これらは初手に引いても質が低いカードであり、なるべくギミックが回ってからアクセスしたいため最低限の1枚で抑えていますね。
《強欲で貪欲な壺》のコストとの兼ね合いやリソース面で2枚目が欲しい場面も稀に存在しますが、最低限の枚数に留めることで手札の質を上げて状況に合わせて適切なプレイングでカバーして勝ち抜いてきていることがわかります。
メインデッキの《神の宣告》も特徴的で、《閃刀起動ーエンゲージ》等のドローソースを回した先の終着点・フィニッシャーとして採用しているといったところでしょうか。
後攻でも盤面を捲った後の蓋として活躍が見込めるため、メインから強気に採用出来るのは【閃刀姫】特有かもしれませんね。
サイドの先攻札に《神の密告》を選択しているのも【閃刀姫】特有で、ギミックや速攻魔法はモンスターへの対応札が多い中で魔法カードを止める手段が無いため、負け筋である《ハーピィの羽根帚》等の伏せ割りやミラーマッチや【トゥーン】等の魔法の手数が強い対面にもしっかり対応できるように3枚採用されています。
優勝 2人目の【キラーチューン】になります。
デッキの基盤は他の入賞レシピと同様、《聖王女ローズパメラ》《列王詩篇》が採用されています。
特徴的なのはサイドデッキの《霊王の波動》でしょうか。
《キラーチューン・リミックス》から《聖王女ローズパメラ》を往復で特殊召喚することで《聖王の粉砕》《列王詩篇》の2種を構え、更に《列王詩篇》からのサーチ先として採用しているようです。
手札誘発として質が高いカードですが、後攻時は《聖王の粉砕》以上に制約が気になる場面が多そうであるため、基本的に先攻のみ投入する形といったところでしょうか。
優勝 3人目の【トゥーン】になります。
「サイバース型」で、デッキ全体を通して手札誘発で止め切るプランとなっています。
メインデッキでは《虹の橋ビフレスト》3枚まで採用した初動20枚、次に手札誘発で優先度が高い《幽鬼うさぎ》《マルチャミー・プルリア》《無限泡影》《霊王の波動》を最大枚数採用し、最後に残った枠に《エフェクト・ヴェーラー》を1枚採用した形ですね。
サイド後の先攻札には貫通札として期待出来る《三戦の才》、捲り札に強い《紅蓮の指名者》が特徴的です。
《三戦の才》はギミックで相手の妨害の貫通が確定している場合ピーピングハンデスで追加の手札誘発や捲り札を抜き、
発動条件を満たさないゲームでは概ね展開が通っていることからどの道有利な進行であるため、【トゥーン】の負け筋をしっかり潰せるカードとして優秀で、対面次第では後攻でも手数として投入出来るのが魅力的です。
【トゥーン】は以前よりも使用者が減少していることから割り切った構築が増えており、メタが抜けてきたタイミングでしっかり勝ちきっているため、今環境はまだまだ活躍が見られそうですね。
入賞レシピの解説は以上となります!
続いては翌日8/9(日)に開催された『カードボックスCLASSIC 個人戦』についても軽く触れていきます👇
カードボックスCLASSIC 個人戦
予選デッキ分布

キラーチューン 10
エルフェンノーツ 9
閃刀姫 6
獄神 5
光と闇の儀式 4
トゥーン 4
ウィッチクラフト 3
烙印 3
その他 11
以上、55名参加
トップシェアは【キラーチューン】と【エルフェンノーツ】となりました。
前日の3人チーム戦では【エルフェンノーツ】が頭1つ抜けて使用者が多かったものの、個人戦では【キラーチューン】が僅かに上回っています。
それでは予選6回戦を勝ち残ったデッキを見ていきましょう👇
決勝トーナメントデッキ分布

キラーチューン 2
エルフェンノーツ 2
閃刀姫 1
ウィッチクラフト 1
光と闇の儀式 1
烙印 1
予選同様に使用者が多い上位デッキから順当に勝ち残っており、【キラーチューン】【エルフェンノーツ】を中心に【ウィッチクラフト】【光と闇の儀式】【烙印】といった中堅デッキも決勝トーナメントに進出しています。
筆者は【キラーチューン】を使用し、予選5ー1で決勝トーナメントに進出したものの1回戦で敗北したため惜しくもベスト8となりました。
悔しい。。
入賞デッキ
優勝【キラーチューン】
2位【ウィッチクラフト】
ベスト4【エルフェンノーツ】
ベスト4【閃刀姫】
優勝は【キラーチューン】となりました。
こちらも前日の『3人チーム戦』の入賞レシピ同様、《聖王女ローズパメラ》からアクセスできる《列王詩篇》やサイドデッキには《キラーチューン・プレイリスト》の採用が見られます。
続いて筆者が直近の大会結果を元に作成したTier表から環境考察していきます👇
今週のTier表

Sランク⋯【エルフェンノーツ】
Aランク⋯【キラーチューン】【トゥーン】【獄神】
Bランク⋯【閃刀姫】【ウィッチクラフト】【烙印】【三幻魔】
Sランク
今週もSランクは【エルフェンノーツ】を選びました。
「アルス=マグナ」ギミックによる多段の攻め手と《氷結界の龍胤エクハジャール》の登場で先攻の強度や対応力が格段に上昇しており、先攻後攻共に強力な展開系デッキとなっています。
構築も現在進行形で進化を続けており、先攻展開で活用する《落消しのパズロミノ》や後攻ワンキルプランとして《ペンテスタッグ》の採用が話題となっています。
展開手順や展開に使用するカードも人によって分かれており、今後統一されていくのか、それぞれが独自の進化を遂げるのか注目です。
Aランク
Aランクは【キラーチューン】【トゥーン】【獄神】を選びました。
【キラーチューン】は直近で《聖王女ローズパメラ》を獲得したことで大きく強化されており、課題であった《天下独歩の大義賊》に対してもある程度立ち回りが確立されたことで評価が上昇しています。
現状は環境2番手としての立ち位置ですが、今後更にシェアが増えればSランクに復帰出来そうですね。
【獄神】は「アルス=マグナ」「エルフェンノーツ」との混合型が最近シェアを伸ばしていますが、「ドロー系+捲り札」のプランが浸透していることで先攻ワンキルを狙うタイプも再び評価されつつあります。
Bランク
Bランクは【閃刀姫】【ウィッチクラフト】【烙印】【三幻魔】を選びました。
【閃刀姫】はデッキのポテンシャル自体はほぼAランクですが、使用者が固定化されていることと毎回決勝トーナメントで勝ち残っているプレイヤーは一部に限られているため、今回はBランクとしました。
《月女神の至天》の登場で大きく強化されているため、今後活躍が見られるか注目です。
【烙印】【三幻魔】は直近の大会で活躍が見られており、今週はBランクに上昇しました。
【烙印】は「ドロー系+捲り札」の流行から《ギミック・パペットーナイトメア》を送り付けるプランの通りが良く、《天下独歩の大義賊》に耐性を持つ点が環境にマッチしています。
どちらも手札誘発プランを取りにくく【トゥーン】の《エビルボックス》や《心を見通す眼》を重く受けるデッキであるため、【トゥーン】の減少が追い風となっている印象を受けます。
Cランク
《天下独歩の大義賊》登場から環境に復権してきた【巳剣】は直近で大きな活躍が見られなかったためB→Cランクに降格しました。
上振れこそ強いものの、安定して勝ち切るのは少し厳しい印象を受けます。
筆者が運営する『Mogi杯』のアカウントでは定期的にTier表と環境考察を発信しているのでこちらも是非チェック✨️
今回のまとめ

今回は8/8(土) 8/9(日)に東京で開催された『カードボックスCLASSIC 現行フォーマット』の大会結果と環境考察の記事でした!
新弾『UTILITY SELECTION』の発売で環境が大きく変化したことが見て取れる週だったと思います。
筆者も関西から遠征し、6ー3 準優勝と5ー2 ベスト8でそこそこ勝てたので楽しかったです。
今後もプレイヤーとして活動しながら競技シーンについて発信していくので是非チェックしてください👍
最後に告知になりますが、9/6(日)9/27(日)10/11(日)に筆者が運営する『Mogi杯』があります!
個人戦とチーム戦どちらも開催する予定なので是非遊びにきてください✨
それでは👋
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