【環境考察】アドバンス環境 2024年8月【最強デッキ】

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【環境考察】アドバンス環境 2024年8月【最強デッキ】

 こんにちは、月刊アドバンスの時間です。

 担当の神結です。今月もよろしくお願いします。

 今月は嬉しい情報がありましたので、その話からいきましょう。

2024年7月環境はこちら!

目次

今月のアドバンス環境~GPアドバンス開催決定!~

 さて、先月は《死神覇王 ブラックXENARCH》の台頭を中心にしつつも、「殿堂もあるしどうなるかわからないよ~~~」的な話を書きました。

 正直なところ、《零龍》絡みのデッキについて、新殿堂が来るかはかなり五分五分かなーといったところでした。

 で、当日の殿堂発表楽しみにしていたんですよ。

 そして結果は……お咎めなし!

 まぁ、そうか。《絶望神サガ》も半年使えたもんな。

 いや、まぁ【火水マジック】や【闇自然アビス】も大ニュースではあるんですけどね。マジックだって前環境の覇者だったし。アビスもGP獲っているし。

 というわけであと半年くらいアドバンスどうしようかな~~~と思っていたのですが、油断していたところにもう1つのビックニュースが飛び込んできました。

 DMGP2024-2nd、アドバンスの開催決定!

あ、アドバンスがある……!

 今年は2ブロックだと思って半ば諦めていたから、嬉しいサプライズでしたね。

 結局は大会があるかないかなんだよな。

 春GPの前は結構アドバンスの大会開催されていたし、参加者も多かったので、GPがあればレギュレーション的にも盛り上がると思うんですよね。

 というわけで今後のGPに向けて今月のアドバンスを総括! ……といきたいところではあるのですが、今月はてんで大会がなかったこともあって、「いま強いデッキはこんな感じと私は考えています」みたいな感じの記事にはなっています。

 明日のアドバンス環境を作るのは君だ!

2024年8月環境デッキ

 というわけで、新殿堂以降の環境について、その主要デッキを見ていきましょう。

 今回設定したランクは以下の通りです。

Sランク:環境の中心、大暴れ
Aランク:デッキ分布は3~4番目程度だが、CS優勝も出来るレベルの強さ

Sランク

闇単零龍ゼナーク


 引き続き最強の名を冠するのは《死神覇王 ブラックXENARCH》と《零龍》が合わさった当デッキ。

【 クリーチャー 】
種族 ダークロード / 文明 闇 / パワー9000 / コスト6

■各ターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、自分のタップしているクリーチャーを3体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の墓地から出す。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが出た時または離れた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。そうしなければ、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。

 《死神覇王 ブラックXENARCH》が見えなくて敗れる試合はある程度あれど、零龍卍誕を完全にケアして勝つには相手に相応の構築・プレイを求めることになります。

 逆に徐々にではありますがこのデッキの対策も進みつつあるということで、現在はSランクとして制定。

 使う側としてもかなりの力量を求められつつあるので、GPに参加予定の方は早い内から《零龍》に慣れる練習をしておきましょう。

Aランク

 大会が非常に少ないためなんともですが、個人的に色々なデッキを回してみたんですけど、アドバンスのデッキはどれも強く、このレギュレーションは簡単には終わりませんでした。

火闇侵略(赤黒バイク)


 いにしへより伝わる侵略なるぎみっくを使いしデッキにて候。

 別にリストに特別なカードはありませんが、《ドキンダムの禁炎霊》に《忍蛇の聖沌 c0br4》、そして《終末の時計 ザ・クロック》をちゃんと全部積むのがいまの最適解ではないかと解釈しています。

 というのも基本的に序中盤でなんとか封印の枚数を減らして戦うことにはなるんですが、《緊縛の影バインド・シャドウ》が重くてそうそう簡単には剥がしきれません。

 ですが最終的に楯から封印を剥がしきる・《忍蛇の聖沌 c0br4》+《アーテル・ゴルギーニ》+《終末の時計 ザ・クロック》でターンを取るという一芸でゼナークとある程度戦えます。

 零龍デッキは禁断に対して「手札の儀残し」という奥義を持っていたりするのですが、それすら《終末の時計 ザ・クロック》でターンを飛ばしてしまうことで対処可能です。

 そもそも《緊縛の影バインド・シャドウ》出されてなければ《影速 ザ・トリッパー》が先に大暴れして勝つ試合とかもありますからね。

 ドラゴンデッキに対して相手は厳しいですけど、現状全然悪くない選択肢だなぁ、と思っています。

水闇卍夜


 もう1つの零龍。

 《卍夜の降凰祭》絡みのループフィニッシュについてお話してきましたが、このたび《堕魔 ドゥザイコ GR》を12枚使用した構築がフェアリーチャンネルにて公開されました。

 これまでは《ツタンメカーネン》を採用して、これによる無限ドローを押し付けてフィニッシュしていました。

 しかし《龍月 ドラグ・スザーク / 龍・獄・殺》や《手札の儀》から絶対に《ツタンメカーネン》を捲れてしまってはいけないタイミングというのも存在しており、それ自体がデッキのネックになっていたのも事実です。

 ですが新構築はGRが統一されたことによって、《暗闇の裏闇市》・《ジョルジュ・バタイユ》の使用や《手札の儀》からの《ガル・ラガンザーク》の着地などの行動に対して、裏目がなくなりました。

 じゃあどうやってフィニッシュをするのかと言えば、《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》のEXライフにトリガーを仕込みつつ《飛翔龍 5000VT》+《ガル・ラガンザーク》+全ハンデス+零龍卍誕構えでターンを返し、《堕呪 ウキドゥ》連打で相手のLO待ち、というような形になりますね。

 まぁ勿論呪文を封じて勝てる相手であれば、《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ’22》を使って殴りにいっても問題ないです。

 トータルで見たときに《堕魔 ドゥザイコ GR》を12枚使用した構築の方がデッキとしては強くなっています。

 た・だ・し。

 一度回せばわかるのですが、時間的にはかなりシビアなゲームを強いられることになります。CSで実戦的に可能かどうかでいえば、とにかく自身の練習量に掛かっていると言えるでしょう。

ガイアッシュ覇道


 お馴染みドラゴンデッキ最優良デッキ候補。

 飛び抜けて優秀という訳では無いけども、全てのデッキに対して相応の戦績を残せるとか、そんな感じ。

 リストの話でいうと、ガイ覇に《爆龍覇 グレンリベット / 「爆流秘術、暴龍の大地!」》を入れている人は、まず4枚抜くところから始めましょう。大人しく《ボルシャック・栄光・ルピア》積んだ方がいい。

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / アーマード・ドラゴン / 文明 火/自然 / パワー4000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。

 これは別にゼナークさんからお金を貰っているとかではなくて、基本的にミッドレンジ帯でも戦える【モルトNEXT】や【4cドラグナー】と違ってガイ覇はビッグマナデッキであるため、序盤のマナブーストの質がもの凄く大事なのです。

 また上記2つのドラゴンデッキに比べて水文明の割合も多く、そのため《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》の4ターン着地狙うには単純に2ブーストした方がいいという話になるんですよね。

 まぁ、《ボルシャック・栄光・ルピア》にしとけって。悪いこと言わないから。

 《王道の革命 ドギラゴン》のお陰でデッキ内部で《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》とのシナジーも生まれたので、とりあえずドラゴンデッキの練習をするならまずここから始めるのが無難だと思っています。

光自然ドリームメイト


 オリジナルで活躍しているデッキですが、ざっくり言えばゼーロオービー環境のオービー枠に近いでしょう。

 「《とこしえの超人》をスムーズに使えて、《死神覇王 ブラックXENARCH》手出しの返しくらいにはフィニッシュ出来るデッキ」として、ちょうどシラハアローが刺さった感じです。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー4000 / コスト1

■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。

 アドバンスなので《とこしえの超人》が採用されており、これが強くドラグナー系にも充分戦えます。

火光闇ファイアー・バード


 こちらもオリジナル産ですが、《カモン・ピッピー》が強力につきご紹介。

【 クリーチャー 】
種族 ファイアー・バード / ハンター / 文明 火 / パワー1000 / コスト5

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、 次のうちいずれかひとつを選ぶ。
▼コスト3以下のファイアー・バード・サイキック・クリーチャーを2体まで、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
▼コスト6以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

 《カモン・ピッピー》を生かして相手を前止めするプランは勿論、オリジナル同様に相手の展開を後ろから《アリスの突撃インタビュー》で粉砕することも可能です。

 世間的にファイアー・バードとアドデッキとの相性はいまいち確定していませんが、個人的にはゼナークには不利という認識です。

なんかトリガーでずっと楯回復してくるやつ(ドロマードルマゲドン)(逆アポロ)


 いつものアレです。

 バイクとかファイアー・バードとかゼナークとか、気付けば環境の半分くらいには役割を遂行出来るようになっていると思います。

今月の注目デッキ

火光自然モルトNEXT


 お馴染み《超戦龍覇 モルトNEXT》も新たな形に。

 これまでのモルトNEXTは《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》や《禁断竜王 Vol-Val-8》を使った火水自然の構築が一般的でしたが、昨年10月に《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》がリリースされて以降は、このカードを活用出来ないことが大きなネックになっていました。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド・ドラゴン / ソニック・コマンド / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト7

■自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。

 かといってゾージア入りのNEXTというのは、色バランスやカードパワー的にデッキとして成立させるのが難しかったんですよね。

 ですがこの度、《王道の革命 ドギラゴン》が登場。これによって念願だったリースカラー(ロマネカラー、火光自然)でのモルトNEXTが可能になりました。

【 クリーチャー 】
種族 メガ・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 光/火/自然 / パワー5000+ / コスト5

■ブロッカー
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
■革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
■革命0:自分のシールドが1つもなければ、バトル中、このクリーチャーのパワーを+10000し、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。

 《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》+《禁断竜王 Vol-Val-8》に比べると面への干渉能力が低下してたり、全体除去がないというデメリットもありますが、新時代の《超戦龍覇 モルトNEXT》も味わってみてください。

おわりに

 というわけで、今月のアドバンス解説はいかがだったでしょうか?

 GPの開催も決まったとあって徐々にCSも増えていくと思うので、環境は自ずと固まってくるとは思います。

 ただ今年のGPについては、開催1週間前にデュエキングが発売されることが確定しているんですよね。

 ですので、新カードの情報が出揃うまでに、それまでの環境デッキを把握しておくことは大事ではないかと思っています。

 つまり何が言いたいかというと、皆さん早めにアドバンス始めておきましょう。

 オリジナルにないギミックもたくさんありますが、それはそれで楽しめるのではないかと思っています。

 それではまた来月、お会いしましょう!


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