こんにちは、神結です。
皆さん、デュエプレ開発者インタビューの記事は読みましたでしょうか?
【「開発者インタビュー」公開!】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) April 23, 2025
キャラクター制作やストーリー制作の裏側に迫る
「開発者インタビュー」が公開!https://t.co/l9j46YLV9t#デュエプレ #デュエプレ5周年 pic.twitter.com/mFMt2yysuQ
いやー、面白い話でしたね。アートデザインからメインストーリーまで、担当されているということでしたが。
私はデザイナーではないので、そこは専門的に上手く言語化できないんですけど、確かに五守護の初期案と比べると今のデザインの方が「よい」と思えるよなぁ、とか。
あとは各種キャラクター造形だったり、エピソード17以降のストーリーの話だったりが詳しく載っています。
インタビューにあるように、この辺からウェディング・カノンといった現在の人気キャラクターたちが登場するのですが、ストーリー面白いんですよ。
デュエプレストーリーのここ好きポイントはまた別の機会にしますが、ストーリー好きな人はこのインタビュー記事も楽しめると思いますので、まだの方はぜひ。あとストーリー読んでないという方は是非読んでみてください。
さて、そんなデュエプレは4月の始めに新弾をリリースしています。
新弾のカードの話でいうと、以前【5cジョリー】の話をしましたが、今回も再び《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》からデッキを紹介していきましょう。
「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

今回は【弾幕ジョリー】です。
目次
本日の名作デッキ紹介
弾幕の新たな相棒 「弾幕ジョリー」
というわけで今回の名作デッキは、【弾幕ジョリー】になります。リストはこんな感じ。


《偶発と弾幕の要塞》の登場は、聖拳編第4弾とだいぶ古め。

【 呪文 】
文明 水/火 / パワー- / コスト5
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーをすべて破壊する。表向きにしたカードをすべて自分の墓地に置く。
同期となるカードは《天使と悪魔の墳墓》とか、《剛撃戦攻ドルゲーザ》とか、《炎槍と水剣の裁》ですね。
呪文の効果はまぁテキスト通りなのですが、「デッキを捲って、最初に捲れたクリーチャーのパワーより小さいやつを全て破壊」というものになります。
ざっくり言えば、デッキのクリーチャーを高パワーのものだけにしないとカードとして役割がない上に、山札をかなり消費してしまうので、かなり使いづらいものではあるでしょう。
私は《魔光帝フェルナンドVII世》のデッキで、初めてこのカードに触れました。
《ゴースト・タッチ》みたいな小型呪文を連打して相手を妨害しつつ、《偶発と弾幕の要塞》で全体除去、そして軽減の乗った《魔光帝フェルナンドVII世》を複数並べて殴り切る、といった感じです。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ナイト / 文明 闇 / パワー11000 / コスト11
このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、そのターン中、自分の墓地にある呪文1枚につき-1000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
その後《偶発と弾幕の要塞》は《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》という優秀な相棒をゲットします。
全体7999オールの火力を出しつつ、山札回復まで出来るようになりました。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / エイリアン / 文明 火/自然 / パワー8000 / コスト8
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー
相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれる時、かわりにこのクリーチャーと自分の墓地を山札に加えてシャッフルする。
これらを組み合わせた【弾幕悠久】というデッキはエピソード期から存在しており、それなりの認知度を獲得しております。
そして更に年数を経ていく中で、また《偶発と弾幕の要塞》と相性のいいカードが登場してきます。
それが《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》というわけです。

【 クリーチャー 】
文明 火 / パワー19000 / コスト10
■スピードアタッカー
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。
デュエマも新カードがドンドン追加されるにつれて、7999火力というのがやや不足がちになっていますが、こちら《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》はパワー19000と割と規格外なラインに。
更に相手の盤面を処理することが直接的に《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の特殊勝利条件と相性がよく、いい相棒を得たと言ってよいでしょう。
というような話を元に組み上がったのが、上記のリストと言えるでしょう。
龍星杯チーム戦ベスト8のシータt白弾幕ジョリーです!
— 柑橘🍁💚🌷🦋💜 (@duel_lime) March 18, 2017
MVPはベガス!カウンター弾幕ほんと強かったです! pic.twitter.com/Rwg9tiJDwY
リスト自体は色々作れるとは思いますが、今回はここを参考にしました(弾幕のデッキを紹介するにあたって《偶発と弾幕の要塞》が4枚の方がいいかなと思い、少しだけ弄りました)。
デッキの動かし方としては、基本は青緑のビッグマナです。
このデッキのいいところは、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》ともかなり相性がいいところであり、ブーストを撃ったあとの手札回復手段であり、更に《偶発と弾幕の要塞》を相手ターン中の受けとして活用することができます。

【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5
■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。
■Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
そんな感じで相手の盤面を捌きつつ、《百族の長 プチョヘンザ》で一度蓋をして、相手の盤面が更地になったところに《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》で勝ちを狙います。
モルトNEXTなどには《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》でも勝ちであり、更に相手が呪文主体のデッキであれば《ヴォルグ・サンダー》の投下で勝ちに行くという。
こう見ると、青緑のビッグマナもいい強化を得ていますね。
ビッグマナ自体はすぐ後に登場した【猿ループ】や【ロージアダンテ】の《ミラクルストップ》たちに駆逐されてしまうのですが、デッキとしてはかなり好きな部類のものになります。
おわりに
「DM歴代名作デッキ」、第143回は【弾幕ジョリー】でした。
《偶発と弾幕の要塞》の好きなところは、よくも悪くもデッキ構築からクリーチャーを抜くことです。
これはちょっとしたエピソードなんですが、コロナ期に《天災 デドダム》がめっちゃ高かった時期があったんですよ。2000~3000円くらいしましたね。
で、その時に知り合いの子が持ってきたのが「《天災 デドダム》を合法的に買わなくて済む」ってことで、《偶発と弾幕の要塞》のデッキでした。
デュエマって工夫すれば何でも出来るんだなと感心しましたね。
私は《魔光帝フェルナンドVII世》で長く使っていましたし、結構後の時代になっても「弾幕フェルナンドデッドゾーン」みたいなデッキを作って遊んでいたので、《偶発と弾幕の要塞》自体はかなり思い入れのあるカードです。
というわけで、今回はここまで。
「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

それではまた来週会いましょう。
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