【DM歴代名作デッキ】Vol.143~弾幕ジョリー~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.143~弾幕ジョリー~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。

 皆さん、デュエプレ開発者インタビューの記事は読みましたでしょうか?

 いやー、面白い話でしたね。アートデザインからメインストーリーまで、担当されているということでしたが。

 私はデザイナーではないので、そこは専門的に上手く言語化できないんですけど、確かに五守護の初期案と比べると今のデザインの方が「よい」と思えるよなぁ、とか。

 あとは各種キャラクター造形だったり、エピソード17以降のストーリーの話だったりが詳しく載っています。

 インタビューにあるように、この辺からウェディング・カノンといった現在の人気キャラクターたちが登場するのですが、ストーリー面白いんですよ。

 デュエプレストーリーのここ好きポイントはまた別の機会にしますが、ストーリー好きな人はこのインタビュー記事も楽しめると思いますので、まだの方はぜひ。あとストーリー読んでないという方は是非読んでみてください。

 さて、そんなデュエプレは4月の始めに新弾をリリースしています。

 新弾のカードの話でいうと、以前【5cジョリー】の話をしましたが、今回も再び《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》からデッキを紹介していきましょう。

 「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【弾幕ジョリー】です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

弾幕の新たな相棒 「弾幕ジョリー」

 というわけで今回の名作デッキは、【弾幕ジョリー】になります。リストはこんな感じ。


 《偶発と弾幕の要塞》の登場は、聖拳編第4弾とだいぶ古め。

【 呪文 】
文明 水/火 / パワー- / コスト5

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分の山札の上から、クリーチャーが出るまでカードを表向きにする。そのクリーチャーよりパワーの小さいクリーチャーをすべて破壊する。表向きにしたカードをすべて自分の墓地に置く。

 同期となるカードは《天使と悪魔の墳墓》とか、《剛撃戦攻ドルゲーザ》とか、《炎槍と水剣の裁》ですね。

 呪文の効果はまぁテキスト通りなのですが、「デッキを捲って、最初に捲れたクリーチャーのパワーより小さいやつを全て破壊」というものになります。

 ざっくり言えば、デッキのクリーチャーを高パワーのものだけにしないとカードとして役割がない上に、山札をかなり消費してしまうので、かなり使いづらいものではあるでしょう。

 私は《魔光帝フェルナンドVII世》のデッキで、初めてこのカードに触れました。

 《ゴースト・タッチ》みたいな小型呪文を連打して相手を妨害しつつ、《偶発と弾幕の要塞》で全体除去、そして軽減の乗った《魔光帝フェルナンドVII世》を複数並べて殴り切る、といった感じです。

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / ナイト / 文明 闇 / パワー11000 / コスト11

このクリーチャーの召喚コストを、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、そのターン中、自分の墓地にある呪文1枚につき-1000される。(パワーが0以下のクリーチャーは破壊される)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)

 その後《偶発と弾幕の要塞》《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》という優秀な相棒をゲットします。

 全体7999オールの火力を出しつつ、山札回復まで出来るようになりました。

【 クリーチャー 】
種族 レッド・コマンド・ドラゴン / ハンター / エイリアン / 文明 火/自然 / パワー8000 / コスト8

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
W・ブレイカー
相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。
このクリーチャーがどこからでも自分の墓地に置かれる時、かわりにこのクリーチャーと自分の墓地を山札に加えてシャッフルする。 

 これらを組み合わせた【弾幕悠久】というデッキはエピソード期から存在しており、それなりの認知度を獲得しております。

 そして更に年数を経ていく中で、また《偶発と弾幕の要塞》と相性のいいカードが登場してきます。

 それが《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》というわけです。

【 クリーチャー 】
文明 火 / パワー19000 / コスト10

■スピードアタッカー
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。

 デュエマも新カードがドンドン追加されるにつれて、7999火力というのがやや不足がちになっていますが、こちら《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》はパワー19000と割と規格外なラインに。

 更に相手の盤面を処理することが直接的に《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》の特殊勝利条件と相性がよく、いい相棒を得たと言ってよいでしょう。

 というような話を元に組み上がったのが、上記のリストと言えるでしょう。

 リスト自体は色々作れるとは思いますが、今回はここを参考にしました(弾幕のデッキを紹介するにあたって《偶発と弾幕の要塞》が4枚の方がいいかなと思い、少しだけ弄りました)。

 デッキの動かし方としては、基本は青緑のビッグマナです。

 このデッキのいいところは、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》ともかなり相性がいいところであり、ブーストを撃ったあとの手札回復手段であり、更に《偶発と弾幕の要塞》を相手ターン中の受けとして活用することができます。

【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5

■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。
■Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)

 そんな感じで相手の盤面を捌きつつ、《百族の長 プチョヘンザ》で一度蓋をして、相手の盤面が更地になったところに《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》で勝ちを狙います。

 モルトNEXTなどには《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》でも勝ちであり、更に相手が呪文主体のデッキであれば《ヴォルグ・サンダー》の投下で勝ちに行くという。

 こう見ると、青緑のビッグマナもいい強化を得ていますね。

 ビッグマナ自体はすぐ後に登場した【猿ループ】や【ロージアダンテ】の《ミラクルストップ》たちに駆逐されてしまうのですが、デッキとしてはかなり好きな部類のものになります。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第143回は【弾幕ジョリー】でした。

 《偶発と弾幕の要塞》の好きなところは、よくも悪くもデッキ構築からクリーチャーを抜くことです。

 これはちょっとしたエピソードなんですが、コロナ期に《天災 デドダム》がめっちゃ高かった時期があったんですよ。2000~3000円くらいしましたね。

 で、その時に知り合いの子が持ってきたのが「《天災 デドダム》を合法的に買わなくて済む」ってことで、《偶発と弾幕の要塞》のデッキでした。

 デュエマって工夫すれば何でも出来るんだなと感心しましたね。

 私は《魔光帝フェルナンドVII世》で長く使っていましたし、結構後の時代になっても「弾幕フェルナンドデッドゾーン」みたいなデッキを作って遊んでいたので、《偶発と弾幕の要塞》自体はかなり思い入れのあるカードです。

 

 というわけで、今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週会いましょう。

 

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