【格安デュエマ研究所】4000円で禁断爆発!究極魔誕ドルマゲドン

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【格安デュエマ研究所】4000円で禁断爆発!究極魔誕ドルマゲドン
このデッキはこんな人におすすめ
・地上戦で敵を圧倒したい人
・アドバンスに興味のある人
・話題の究極の虚 ジャシン=ヴリドガルドを使いたい人
・コスト5の火闇コマンドを見るとドルマゲドンを連想する人

どーも、ゆうへいパパです。

新弾発売後は、朝の冴えた頭でデッキを組み、

仕事終わりの疲れた頭でデッキを改造し、

そして翌朝、「なんだこの紙束は?」となる、そんな日々を送っています。

第216回目となりました当企画『格安デュエマ研究所』。

その名の通り、安くて楽しいカードを活かして格安デッキを研究する…という企画となっております。

今回の主役となるのは、こちら。

究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド

究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド(シングル価格:80円)です。

新たに登場した、コスト5以上のデーモン・コマンドです。

そんなパワーカードと言えるでしょう。

さらに、BOX確定1枚枠ということもあり、価格も比較的安価で手に入れやすいのも魅力です。

もう少し財布に余裕のある方向けの改造パーツなども紹介しておりますので、ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ。

 

目次

はじめに:この企画のルール

当企画『格安デッキ研究所』は、ガチまとめライターが持ち回りで低予算デッキを構築・紹介していく企画です。

何をもって「低予算」とするかは難しいところですが、当企画では「シングル価格の合計がクロニクルデッキ・ドリーム英雄譚デッキの定価(=およそ5000円)以内」という基準を設けさせていただきます。

(シングル価格は、執筆時点(2025/7/4)のカーナベル通販価格において最も安いバージョンの状態A(最高品)相当として計算)

もちろんすでに持っているカードを使ったり、カード状態にこだわりがなければ、さらに安く構築することも可能ですね。

また、忘れてはいけないのが『安いデッキは高額デッキの代用品ではない』ということ。あくまで「安いけれど強い・面白い」と言えるような、独自性のあるデッキを追い求めていこうと思います。

 

デッキのコンセプト

というわけで今回は、《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》と《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を組み合わせたデッキを構築しました。

まず、目標とするのは「いかに早く1枚目の封印を外すか」です。

アドバンス環境のリストを見ると、《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》を2ターン目に設置し、5コストコマンドのコストを軽減して3ターン目から封印を外す動きが理想とされています。

4枚必須なうえ高額
ヨビニオン&SA付与

そこで、格安パーツで同じ動きを目指すために、《悪魔神フレアスポーン》と奇跡妖精サイクルに着目しました。

この2種類を組み合わせることで、3ターン目に封印を剥がす動きが可能になります。

さらに、最近種類が増えてきた3コストチャージャーを活用することで、5マナへジャンプ → 封印をスムーズに剥がす →基礎スペックおばけの《ジャシン=ヴリドガルド》をバトルゾーンに送り込む流れを意識しています。

そして、そんな構築思想から生まれたのがこのデッキです。

デッキレシピ:


2025年7月4日現在、デッキの価格合計は3,980円でした。

「アドバンスのデッキを新しく組んでみたい」という方には、ちょうど良い価格帯で完成した一品だと思います。

もしご希望のカードがございましたら、デッキリストの「デッキ価格をシミュレーション」から「在庫チェック」を選択して直接ご購入いただけます。

あまり知られていない機能ですが、大変便利ですので、ぜひ一度お試しください。

 

採用カード解説

メインギミック

究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / アビスロイヤル / 文明 闇/火/自然 / パワー7000 / コスト5

■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■超魂レイド(このクリーチャーが出た時、山札の上から3枚を表向きにする。その中からこのクリーチャーの進化元になれるカードを1枚、この下に置いてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)
■マッハファイター
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■カードが自分のクリーチャーの下を離れた時、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。その後、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。

今回は、コスト5のデーモン・コマンドであることを活かし、《終焉の禁断 ドルマゲドンX》との組み合わせていこうと思います。

まず注目すべきは、高い基礎スペック。パワー7000に除去耐性を持つG-NEO進化クリーチャーであり、マッハファイタースレイヤーを併せ持ちます。

さらに、自身で進化元を用意できる超魂レイドも搭載。

加えて、一見地味ながら確実に効く効果として、「自分のクリーチャーの下からカードが離れた時」に誘発するハンデス&シールドブレイク能力もあります。

破格の性能を誇る、非常に強力なデーモン・コマンドです。

FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~/終焉の禁断 ドルマゲドンX

【 最終禁断フィールド 】
文明 闇/火 / パワー999999 / コスト999

FFL1(真ん中)■この最終禁断フィールドは、ゲーム開始時、四隅に封印を1つずつ付けてリンクしたフィールドとしてバトルゾーンに置く。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)■バトルゾーンにある自分の封印は、各ターンに1つだけ、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚または「侵略ZERO」を使ってバトルゾーンに出すことによってのみ、外すことができる。(外した封印は墓地に置く)■自分は、コマンド、イニシャルズ、あるいは名前に《禁断》とあるクリーチャーでしか攻撃できない。■この最終禁断フィールドはバトルゾーンを離れない。 FFL2(左下)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「パワーアタッカー+2222」を与える。 FFL3(左上)■このカードから封印が外された時、相手のパワー1111以下のクリーチャーを1体、破壊する。 FFL4(右上)■このカードから封印が外された時、そのターン、自分のクリーチャー1体に「スレイヤー」を与える。 FFL5(右下)■禁断爆発:このカードから封印が外された時、この最終禁断フィールドに封印が1つもなければ、裏返し、1体のクリーチャーとして合体させる。 

─禁断爆発後─
カード名:終焉の禁断 ドルマゲドンX
カードの種類:最終禁断クリーチャー
文明:闇/火
パワー:999999
コスト:999マナ
マナ:-
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
■相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。
■このクリーチャーに封印を付けることはできない。
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。
そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。
■このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。 

初登場から9年。切札勝太編のラスボスとして登場した、大型ボスカードです。

ゲーム開始時には4枚の封印が付いた状態で盤面に存在し、闇または火のコスト5以上のコマンドを召喚するか、「侵略ZERO」を使った時に限り、1ターンに1回だけ封印を剥がすことが可能です。

封印を自分の都合の良いタイミングで剥がすことで、ゲームの主導権を握れるかどうかが鍵となる、非常に戦略性の高いカードです。

一方で、禁断爆発後に3回倒されると敗北してしまうという、明確なリスクも存在します。
そのため、リスクとリターンが非常に明確なカードと言えるでしょう。

また、相手ターン中にも封印を剥がせるギミックの登場により、禁断爆発の条件は年々達成しやすくなっている一方で、同時に「3回倒す」手段も増加しており、扱いには十分な注意が必要です。

初動

奇跡妖精ユピ

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー3000 / コスト2

■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターンに一度、自分の光、火、または自然のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

奇跡妖精サイクルの1枚で、担当文明は自然・光・火

今回は単色の自然文明の初動枠として採用しています。

G・ストライクを持っているため、最低限の受け札としても機能。《フェアリー・ライフ》などのマナ加速呪文を採用する選択肢もありますが、今回は《悪魔神フレアスポーン》のハズレを減らすため、40枚すべてをクリーチャーで構成することにしました。

奇跡妖精サートゥル

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 闇 / パワー3000 / コスト2

■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■各ターンに一度、自分の水、闇、または火のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

上記の《奇跡妖精ユピ》とほぼ同じ役割を持つカード。

自然のコスト軽減はできないものの、自然単色クリーチャーの採用が少ないため、運用上は問題にならないと考えられます。

魔誕音像スカルテット

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 ガーゴイル / 文明 火 / パワー2000 / コスト2

■G・ストライク (このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■G-NEO進化 :闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出た時、そのクリーチャーを破壊する。

G・ストライクを持つ、メタクリーチャーです。

破壊できる対象の範囲が広く、さらにG-NEO進化によって場持ちも良くなるため、非常に優秀なメタカードとして運用可能です。

また、《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》の「クリーチャーの下からカードが離れた時」効果とも相性が良く、連携させることで一層強力な働きを見せてくれます。

連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー

【 ツインパクトカード 】
種族 オラクル・セレス / ヒューマノイド / 文明 火 / パワー2000 / コスト2

■相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出た時、そのクリーチャーを破壊する。

─呪文─
カード名:ショット・水晶チャージャー
文明:火
コスト:3マナ

■相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体選び、破壊する。
■水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)

メタクリーチャーその2。

《魔誕音像スカルテット》と主な役割は同じですが、このデッキでは3マナから5マナへの加速が非常に重要なため、チャージャー効果を持つ本カードを採用しています。

また、ブロッカー破壊も現在の環境では無駄になる場面が少なく、《魔誕音像スカルテット》のオマケであるG・ストライクとどちらが優れているかは構築方針次第と言えるでしょう。

デメリットとしては、水晶マナが色マナを生まず、後続のカードプレイに繋がりにくい点が挙げられます。

魔誕怪人モステリオ

【 クリーチャー 】
種族 デビルマスク / フュージョナー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト3

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。
■超魂X (これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

性能としては、ほぼ《青銅の鎧》に近いカードですが、攻撃時にマナを回収できる能力を持っています。

青銅の鎧
3→5の動きは今でも強い。

ただし、種族の関係で《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の効果により攻撃に参加できない点には注意が必要です。

また、超魂X以降の能力は基本的にはオマケ程度に考えるのが妥当ですが、進化元として積極的にNEO進化クリーチャーの進化元、《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》の超魂レイド効果で進化元にできた場合には、マナ回収能力を活かすチャンスが生まれます

サブギミック/その他(トリガーやサポート)

悪魔神フレアスポーン

【 NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 火 / パワー6000 / コスト6

■NEO進化 :闇、火または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■NEO進化クリーチャーとして召喚するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨て、その後、自分の山札の上から2枚を表向きにする。こうして表向きにしたカードがすべてクリーチャーで、コストの合計がその捨てたカードのコスト以下なら、表向きにした2体を出す。そうでなければ、表向きにした2枚を手札に加える。

5マナが溜まるのをのんびり待っていられるほど、現代のデュエマは甘くありません

高速で決着がつくのが現代デュエマです。

こちらもスピードが求められます。

《悪魔神フレアスポーン》は本来6コストのクリーチャーですが、NEO進化として召喚する場合は4コストで出せます

さらに、奇跡妖精が場にいる状態であれば3コストにまで軽減可能です。

加えて、運が良ければ登場時効果によって、盤面に追加でクリーチャーを展開できる可能性もあります

また、捨てたカードよりも高コストのカードがめくれた場合でも、それを手札に加えられるため、手札補充の手段としても優秀です。

終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー

【 ツインパクトカード 】
種族 ソニック・コマンド / イニシャルズX / 文明 闇 / パワー3000 / コスト5

■S・トリガー
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーを破壊する。

─呪文─
カード名:ボーンおどり・チャージャー
文明:闇
コスト:3マナ
■自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
■チャージャー

ドルマゲドンデッキの黎明期から活躍してきた、2枚のカードが合体した姿です。

クリーチャー面は、コスト5以上のコマンド・トリガークリーチャーであり、相手ターン中にも封印を剥がすことができる優秀な性能を持ちます。

呪文面は、3マナから5マナへのジャンプが可能な初動札としても優秀で、序盤の展開を加速させてくれます。

さらに、再録が多く入手しやすい点も魅力のひとつです。

終断χ ベガスランチャー

【 クリーチャー 】
種族 マジック・コマンド / ゲリラ・コマンド / イニシャルズX / シノビ / 文明 火 / パワー4000 / コスト5

■ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかったら、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーを1体破壊する。

S・トリガー以外で、相手ターン中に《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を剥がせる数少ないクリーチャーです。

ニンジャ・ストライクは召喚扱いとなるため、相手の攻撃に合わせて最後の封印を能動的に剥がし、禁断爆発を誘発させるというテクニカルな動きが可能です。

登場時効果の「パワー3000以下を破壊」は、現環境ではやや力不足に感じられる部分もありますが、火文明単色で扱いやすく、優秀なカウンター札として評価しています。

そのため、本構築では4枚フル投入しています。

地獄の冥将ゼツゴ(花畑チャイカ)

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

コストが軽いというのは、基本的にはメリットです。

しかし、このデッキにおいてはむしろコスト5であってほしかったというのが正直な感想です。

パワー・能力ともに非常に優秀で、墓地を積極的に肥やす構築ではないこのデッキでも、リソース回復の観点から墓地回収カードは必須と判断し、2枚のみ採用しています。

当初は4枚採用していましたが、封印を早く剥がしたい場面でコストが1足りないもどかしさが気になり、採用枚数を減らす判断に至りました。

逆転兵ウインドアックス

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / 文明 火 / パワー5000 / コスト10

■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
■相手のクリーチャーが自分または自分のクリーチャーを攻撃する時、相手は自身のアンタップしているクリーチャーの中で、パワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。

コスト10のS・トリガークリーチャーです。

種族に「コマンド」を持たないため封印を剥がすことができず、さらに攻撃にも参加できません。

しかし、このカードの主な役割は、《悪魔神フレアスポーン》の登場時能力で捨てられることにあります。

そのうえで、パワー3000以下をすべて破壊する能力と、相手の攻撃を躊躇させる常在効果を併せ持ち、相手の展開を大きく抑制することができます。

ストーム・ハイパーXX

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / フレイム・コマンド / 文明 火 / パワー0000+ / コスト11

■S・トリガー
■ハイパーエナジー(このクリーチャーを召喚する時、コストが異なる自分のクリーチャーを好きな数タップしてもよい。こうしてタップしたクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)
■パワード・ブレイカー
■コストの異なる自分のクリーチャー1体につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。
■このクリーチャーが出た時、これよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて破壊する。

役割としては、上記の《逆転兵ウインドアックス》と同様に小型全体除去を持つS・トリガークリーチャーです。

しかしこちらは、種族に「コマンド」を持つため封印を剥がすことができ、攻撃にも参加可能という明確な強みがあります。

さらに、《悪魔神フレアスポーン》の効果で捨てるカードとしても最適な1枚であり、本来であれば4枚採用したい性能です。

ただし、価格との折り合いがつかず、今回は2枚のみの採用となりました。

このデッキの回し方

①フレアスポーンで速攻!!

奇跡妖精と《悪魔神フレアスポーン》による速攻展開は、このデッキの中でも特に爽快感があり、プレイしていて非常に面白いパターンかもしれません。

理想的な動きとしては、2ターン目に奇跡妖精を召喚し、3ターン目にはそのコスト軽減効果を使って《悪魔神フレアスポーン》を召喚。

この時、登場時能力でコスト10以上のカードを捨てることができれば、さらに盤面に追加でクリーチャーを展開することが可能です。

踏み倒し先の大当たりとしては、やはり最強フィジカルモンスター《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》が筆頭候補になります。

なお、《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印は1ターンに1枚までしか剥がせない点には注意が必要です。

②マナブーストで禁断爆発

じっくりと封印爆発を狙っていくプランももちろん取ることができます。

3マナでしっかりとマナ加速をして5コストクリーチャーを戦場に堅実に送り込むことで盤面を制圧しましょう。

《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》は超魂レイドを持ちスレイヤーマッハファイターというクリーチャーに対して殺意全開の能力をしています。

相手が一番嫌がるタイミングで封印爆発をするのがこのデッキを回す上で一番大事な部分です。

3枚封印を剥がした段階で《終断χ ベガスランチャー》を握りしめ相手ターン中に禁断爆発を狙うのも非常に強力な戦略です。

③最強の肉体で攻めよう

すべてを封印して立ち上がる《終焉の禁断 ドルマゲドンX》。

除去耐性持ち、パワー999999の規格外クリーチャーです。

《究極の虚 ジャシン=ヴリドガルド》は、倒されることで相手の手札とシールドを破壊する厄介な除去耐性持ち。

生半可な攻撃では退けない2体の最強フィニッシャーで、試合を決めましょう。

採用候補のカードたち

D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド

【 ツインパクトカード 】
種族 ソニック・コマンド / マスター・イニシャルズX / 文明 火 / パワー5000 / コスト5

■このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。

─呪文─
カード名:フォビドゥン・ハンド
文明:火
コスト:9マナ
■S・トリガー
■相手のパワー9999以下のクリーチャーを1体破壊する。
自分のフィールドがあれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。

クリーチャー面・呪文面ともに、ドルマゲドンデッキ専用の設計となっているカードです。

《悪魔神フレアスポーン》との相性も良好で、デッキ内での役割は非常に明確です。

本来であれば4枚採用したい性能ですが、予算の都合上採用は見送りました。

それでも、強くおすすめできる1枚です。

FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜

【 禁断フィールド 】
文明 闇/火 / コスト2

■このフィールドが出た時、封印を4つ付ける。■自分の闇のコマンド、火のコマンド、名前に《禁断》とあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。■禁断爆発:このフィールドから封印がすべて外された時、山札に加えてシャッフルする。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く)

ドルマゲドンデッキ専用のコスト軽減フィールドです。

ドルマゲドンを本格的なガチデッキに仕上げたいなら、まずはこのカードから始めるべきと言えるでしょう。再録が待たれる、重要な1枚です。

魔誕の猛将ダイダロス

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 火 / パワー6000 / コスト5

■W・ブレイカー
■ヨビニオン(このクリーチャーが召喚によって出た時、自分の山札の上から、これよりコストが小さいクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りをシャッフルし、山札の下に置く)
■自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「ガードマン」を与える。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。

《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》の封印を外しつつ、横展開も可能にするカードで、自軍全体にスピードアタッカーとガードマンを付与します。

特にガードマンは、禁断爆発後の《終焉の禁断 ドルマゲドンX》に対するスレイヤー特攻を防ぐなど、意外と活躍の場面が多い効果です。

おわりに

いかがだったでしょうか?アドバンスはカードパワーやギミックが豊富で非常にパワフルなフォーマットなので、デュエマを始めたばかりの方にもぜひ遊んでみてほしいルールの一つです。

「実際に組んでみた!」「こんな改造どう?」といった感想やアイディアがあれば、ぜひ「#格安デュエマ研究所」でツイートしていただけると嬉しいです。

 

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