爆アドォォォォ!アドえもんです!!
今回は11月22日に発売された「TERMINAL WORLD 3」にて強化された【ドラグニティ】について紹介します!
新規カードの登場で独自の展開力により磨きが掛かり、シンクロデッキの中でも他のデッキには無い強味を数多く内包するテーマとなっています。
今回の記事では新カードの紹介を行いつつ、後半ではサンプルレシピや展開ルート等も公開しているので是非最後までご覧ください!
―【ドラグニティ】とは
【ドラグニティ】は鳥獣族とドラゴン族の2種族で構成されたテーマとなり、”モンスターにモンスターを装備する”アクションと”装備モンスターを特殊召喚して展開に繋げる”というムーヴが特徴的です。
代表的なテーマカードである《ドラグニティナイト-ガジャルグ》と《竜の渓谷》の存在により自由な鳥獣族・ドラゴン族にも手広く展開を伸ばす事が可能なので、テーマの垣根を超えた数多の極悪違法ムーヴを可能とするのが【ドラグニティ】の強味となります。
【ドラグニティ】の事をよく知らないプレーヤーでも、とりあえず《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を何度もグルグルさせて《ドラグニティナイト-バルーチャ》に大量の装備カードを着けて展開している構図は見たことがあると思います。
長年強化を受け続けて来た事もありシンクロデッキの中でも飛びぬけた貫通力を持つ反面、時代や環境によってEXデッキの枠調整や展開ルートが激烈に変化する正に王道の"The展開テーマ"と言えます。
その分やり応えを強く感じられるので、1度握ると抜け出せない面白さが詰まっているのが魅力的です。
―新規カード紹介
今回追加された新規カードメインモンスター2種、フィールド魔法1種、EXモンスター2種の系5種類です。
どれも既存の展開ルートをパワーアップするだけでなく新たなアクションを可能とするカードとなっています。

【 効果モンスター 】
星 4 / 風 / 鳥獣族 / 攻1200 / 守1200
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが装備カードを装備している限り、自分の「ドラグニティ」モンスターは戦闘では破壊されない。
③:自分フィールドの他の「ドラグニティ」モンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札・EXデッキに戻す。
その後、手札から「ドラグニティ」モンスター1体を特殊召喚できる。
注目すべきは①と③の効果で、自身の召喚・特殊召喚時に【ドラグニティ】魔法・罠カードを直接1枚サーチ可能な効果と装備状態の【ドラグニティ】をセルフバウンスしながら特殊召喚を狙えるので新たな展開の要となります。
《ドラグニティの神槍》をサーチしながら自身のバウンス効果を発動する事で自由な【ドラグニティ】へのアクセス・展開が可能なので、《ドラグニティ-レムス》に続く単体初動モンスターとして非常に優秀なカードです。
またサーチ先となる【ドラグニティ】魔法・罠カードは今までは《ドラグニティナイト-ロムルス》でしか触れなかったので新たなアクセス手段が増えた事にも大きな意義がありつつ、《ドラグニティ-レガトゥス》に続く令和パワーを持った鳥獣族側【ドラグニティ】である部分も《ドラグニティナイト-バルーチャ》を出しやすくなる要因になってたりなど、細かい部分でも色々と嬉しすぎる1枚となっています。

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 風 / ドラゴン族 / 攻1300 / 守1200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「ドラグニティ」モンスター1体を対象として発動できる。
自分のデッキ・墓地からドラゴン族の「ドラグニティ」モンスター1体を装備魔法カード扱いで対象のモンスターに装備する。
②:「ドラグニティ」モンスターに装備されているこのカードを墓地へ送り、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
ドラゴン族側の新たなチューナーモンスター《ドラグニティ-ファルシオン》はデッキ・墓地から直接【ドラグニティ】を自由に装備してくれる非常に優秀なモンスターです。
能力の都合上あらゆる手札誘発が被弾する事で有名な【ドラグニティ】ですがこのカードの登場で貫通力が大幅に増し、さらに展開ルートにこのカードを絡めれば無効妨害を立てるまでの召喚回数を抑えられるので《原始生命態ニビル》のケアが容易になったりなど色々革命を起こしています。
また②の効果も侮れず《スキルドレイン》や《魔封じの芳香》など遊戯王を一瞬で終わらせるタイプの永続罠カードに対してしっかり抗う事が可能になりました。以前より格段に自由な【ドラグニティ】を装備する方法は増えており、何なら《ドラグニティ-ファルシオン》の効果で別個体の《ドラグニティ-ファルシオン》を装備できたりもするので捲りの際にも活躍できるカードとなります。

【 フィールド魔法 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地に「竜の渓谷」が存在する場合、以下の効果をそれぞれ適用できる。
存在しない場合、以下の効果から1つを選んで適用する。
●自分の墓地からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を手札に加える。
●手札から「ドラグニティ」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、デッキからドラゴン族の「ドラグニティ」モンスター1体を装備魔法カード扱いで、この効果で特殊召喚したモンスターに装備できる。
《竜の渓谷》が墓地に存在すると両方の効果を適用できる一風変わった能力を持つ新たなフィールド魔法です。このカード1枚でリソース回復・モンスター展開・好きなドラグニティの装備と、【ドラグニティ】のやりたい事全てが行えるのでカードのバリューとして中々ぶっ飛んだ能力と言えます。
回収効果は対象が【ドラグニティ】である必要は無いので、状況によっては《深淵の獣マグナムート》等の汎用性の高いモンスターを回収して妨害に変換して良いのもポイントが高いです。
テーマ内にサーチカードが豊富に容易されてるのでアクセスは容易だが、《竜の渓谷》から張り替えるという性質を活かすのであれば《亡龍の戦慄-デストルドー》などを使い《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》等を活用するのも面白いでしょう。

【 リンクモンスター 】
星 4 / 風 / ドラゴン族 / 攻2400 /
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
チューナーを含むモンスター2体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合、または相手がモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地からレベル5以上の「ドラグニティ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが「ドラグニティ」カードを装備している限り、相手は墓地のモンスターの効果を発動できない。
③:相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その効果を無効にする。
待望のリンク4の【ドラグニティ】モンスターであり、永続的な墓地ロック・魔法&罠無効・妨害モンスターの追加により1枚で3妨害分ぐらいの仕事が可能な超強力モンスターです。
特に墓地ロックの効果は直近の環境デッキだと【巳剣】や【星辰】のギミックを壊滅させる事ができたりと、特定の対面に対して一方的な強さを持つ効果となっています。
今後の【ドラグニティ】では間違いなくこのカードを最終ゴールに添え続ける事になるでしょう。
①の効果は墓地からも特殊召喚できるので、自分ターン中に展開を継続するなら《ドラグニティナイト-ガジャルグ》、相手ターン中に呼び出す筆頭は《ドラグニティナイト-アラドヴァル》、キルムーヴに向かうなら直接《ドラグニティナイト-アスカロン》を出すなど扱い方は様々です。1つ注意としてはこの効果で呼び出したモンスターはS召喚扱いではないので一部の効果が使用できなかったり蘇生制限などは満たせないので、使いまわしたいSモンスターは正規の方法で呼び出すようにしましょう。

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 風 / ドラゴン族 / 攻2900 / 守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカードの数まで、相手フィールドの表側表示カードを対象として発動できる
(このカードが装備カードを装備している場合、この効果は相手ターンでも発動できる)。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
②:このカードが装備されている場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「ドラグニティ」チューナー1体を特殊召喚できる。
間違いなく強力ではあるが、他の新規カードと比べると少し影が薄いのがこの《ドラグニティナイト-アーレウス》です。召喚条件が《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》と同じなのでやや重たく、無効効果をフリーチェーン化させるには装備カードが必要なので有効活用するには手間が掛かるモンスターとなります。特に《ドラグニティロード-ゲオルギアス》も外部カードの効果で装備カードを装備する事を要求するので、妨害を構えるのであれば基本的には同じ条件で呼び出せる《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《ヴァレルロード・S・ドラゴン》に軍配が上がる事が多い印象です。
その為、このカードの真骨頂は②の効果で継続リソースとなる部分だと思います。
装備状態から自身の効果で特殊召喚できる【ドラグニティ】はこれまでも存在しましたが非チューナーとしては初であり、さらに追加で【ドラグニティ】を自身に装備できるので即座に無効妨害を構えつつ、装備解除をすれば実質2体分のモンスターとなる事も可能です。
今まで最初の展開に命を賭けて来た【ドラグニティ】が《神風のドラグニティ》と合わせて少し持久戦も可能になった点は評価すべき点でしょう。
―【ドラグニティ】デッキの展開例
続いて新カードを交えた【ドラグニティ】デッキの展開例となります。今回は新規カードを用いた「《ドラグニティ-レムス》+手札コスト1枚」で《原始生命態ニビル》をケアしながら強力な盤面を形成できるルートを紹介します。
・初手:《ドラグニティ-レムス》+手札コスト×1
- 《ドラグニティ-レムス》の効果を発動→自身を手札から墓地に送る事で《竜の渓谷》をサーチ
- 《竜の渓谷》を発動し効果を発動→手札コスト×1を捨ててデッキから《ドラグニティ-クイリヌス》をサーチ
- 《ドラグニティ-クイリヌス》を通常召喚
- 《ドラグニティ-クイリヌス》の効果を発動→デッキから《神風のドラグニティ》をサーチ
- 《ドラグニティ-レムス》の効果発動→墓地から自身を特殊召喚
- 《ドラグニティ-レムス》+《ドラグニティ-クイリヌス》で《ドラグニティナイト-ガジャルグ》をS召喚
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》の効果発動→《ドラグニティ-ファルシオン》を手札に加えてそのまま墓地へ
- 《ドラグニティ-ファルシオン》の効果発動→墓地から自身を除外する事で《ドラグニティナイト-ガジャルグ》に《ドラグニティ-ファランクス》を装備
- 《ドラグニティ-ファランクス》の効果発動→装備解除して自身を特殊召喚
- 《ドラグニティ-レムス》+《ドラグニティナイト-ガジャルグ》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をS召喚
- ※このタイミングで5回目の特殊召喚なので《原始生命態ニビル》を《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》で無効にできる

- 《神風のドラグニティ》を発動して効果発動→《ドラグニティ-クイリヌス》を回収+《ドラグニティ-クイリヌス》を特殊召喚+《ドラグニティ-クイリヌス》にデッキの《ドラグニティアームズ?レヴァテイン》を装備
- 《ドラグニティ-クイリヌス》の効果発動→装備状態の《ドラグニティアームズーレヴァテイン》を手札に戻し《ドラグニティアームズーレヴァテイン》を特殊召喚
- 《ドラグニティアームズーレヴァテイン》の効果発動→墓地から《ドラグニティ-ファランクス》を自身に装備
- 《ドラグニティ-ファランクス》の効果発動→自身を装備解除して特殊召喚
- 《ドラグニティ-ファランクス》+《ドラグニティ-クイリヌス》で《ドラグニティナイト-ロムルス》をL召喚
- 《ドラグニティナイト-ロムルス》の効果発動→デッキから《ドラグニティ・グロー》をサーチ
- 《ドラグニティ・グロー》を発動→デッキから《ドラグニティアームズーミスティル》をサーチ
- 《ドラグニティアームズーミスティル》の効果で《ドラグニティアームズーレヴァテイン》をリリースし自身を特殊召喚
- 《ドラグニティアームズーミスティル》の効果発動→墓地から《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を装備
- 《ドラグニティ・グロー》の効果発動→装備状態の《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》の効果発動→《BF-精鋭のゼピュロス》を手札に加えてそのまま墓地へ
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》+《ドラグニティアームズーミスティル》で《聖刻龍王-アトゥムス》をX召喚
- 《聖刻龍王-アトゥムス》の効果発動→X素材の《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を墓地に送りデッキから《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の効果発動→墓地から《ドラグニティナイト-ガジャルグ》を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》の効果発動→《霞の谷の幼怪鳥》を手札に加えてそのまま墓地へ
- 《霞の谷の幼怪鳥》の効果発動→墓地から自身を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-ガジャルグ》+《聖刻龍王-アトゥムス》で《破壊剣士の守護絆竜》をL召喚
- 《破壊剣士の守護絆竜》の効果発動→デッキから《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を墓地に送る
- 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》+《霞の谷の幼怪鳥》で《赤き竜》をS召喚
- 《赤き竜》の効果発動→《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を対象に自身をEXに戻して《ドラグニティナイト-バルーチャ》を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-バルーチャ》の効果発動→墓地から《ドラグニティ-ファランクス》+《ドラグニティナイト-ガジャルグ》+《ドラグニティアームズーミスティル》を装備
- 《ドラグニティ-ファランクス》効果発動→自身を装備解除して特殊召喚
- 墓地の《BF-精鋭のゼピュロス》の効果発動→装備状態の《ドラグニティアームズーミスティル》を手札に戻して自身を特殊召喚
- 《BF-精鋭のゼピュロス》+《ドラグニティ-ファランクス》+《破壊剣士の守護絆竜》で《ドラグニティロード-ゲオルギアス》をL召喚
- 《ドラグニティロード-ゲオルギアス》の効果発動→EXデッキから《ドラグニティナイト-ハールーン》を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-ハールーン》の効果発動→墓地から《ドラグニティ-ファランクス》を装備
- 《ドラグニティ-ファランクス》の効果発動→自身を装備解除して特殊召喚
- 《ドラグニティ-ファランクス》+《ドラグニティナイト-ロムルス》で《天球の聖刻印》をL召喚
- 《ドラグニティナイト-ハールーン》を墓地に送って手札から《ドラグニティアームズーミスティル》を特殊召喚
- 《ドラグニティナイト-ハールーン》の効果発動→墓地から自身を《ドラグニティロード-ゲオルギアス》に装備
- 《ドラグニティアームズーミスティル》の効果発動→墓地から《ドラグニティ-ファランクス》を自身に装備
- 《ドラグニティアームズーミスティル》+《ドラグニティ-ファランクス》で《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をS召喚
- 《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の効果発動→墓地から《ドラグニティナイト-ロムルス》を自身に装備
- 墓地の《ドラグニティアームズーレヴァテイン》の効果で《ドラグニティナイト-バルーチャ》を除外して自身を特殊召喚
- 《ドラグニティアームズーレヴァテイン》の効果発動→墓地から《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を自身に装備
- 展開終了

【結果】
- ・《ドラグニティロード-ゲオルギアス》により相手は墓地で発動するモンスター効果を使用不可
- ・《ドラグニティロード-ゲオルギアス》の効果で魔法・罠カードの効果を無効化
- .《ドラグニティロード-ゲオルギアス》により相手が特殊召喚を行うとEXデッキから《ドラグニティナイト-アラドヴァル》を特殊召喚
- ・《ドラグニティナイト-アラドヴァル》の効果によりモンスター効果を打消しながら除外
- ・《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の効果によりモンスター効果を打消しながら破壊
- ・《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の効果によりカード効果を何でも1回無効
- ・《天球の聖刻印》の効果により表側カードをバウンスしながらドラゴンをリクルート
- ・《ドラグニティアームズーレヴァテイン》に装備された《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》の効果により相手はEXデッキのモンスターを特殊召喚できない
このような過剰とも言えるレベルの妨害を《ドラグニティ-レムス》+手札コスト1枚で《原始生命態ニビル》をケアしながら行う事が可能です。こちらの展開ルートもあくまでサンプルになるので、実際の試合ではコストにするカードや他のカードとの合わせ引きでさらに誘発のケアや貫通を狙いましょう。
また上記の展開ルートでは【ドラグニティ】が活用できるテーマ外ギミックを多めに取り入れてるのでデッキスロットを膨らませていますが、今回の新規カードの登場である程度外部要素をオミットする事も可能となりました。具体的な例を上げると展開プランの1つである「《聖刻龍王-アトゥムス》+《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》」のギミックを抜く、最終ゴールプランの1つである「《ドラグニティアームズーレヴァテイン》+《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》」のギミックを抜く…といった形にしても十分な妨害を構えられるので、デッキ内の手札誘発の枚数を鑑みながら展開ギミックの取捨選択ができるのも【ドラグニティ】の面白さだと思います。
最初の慣れない内は「手札に余裕がある時は最速での《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》or《天球の聖刻印》を着地させて《原始生命態ニビル》をケアしてみる」事と、「どんなに妨害を受けてもとりあえず装備カードを装備した《ドラグニティロード-ゲオルギアス》の着地は目指す」の2点だけを意識してデッキを回してみるのも個人的にはオススメです。
―【ドラグニティ】サンプルレシピ
今回のサンプルレシピはテーマ外の展開カードを厚めに投入しているタイプとなります。最終的なゴール盤面に《ドラグニティロード-ゲオルギアス》と「《ドラグニティアームズーレヴァテイン》+《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》」を構える事で特定のデッキを完全に封殺する事を目指しつつ、手札誘発で押さえつけるのではなく可能な限り貫通力を高めています。初動となるカードは《ドラグニティ-クイリヌス》《ドラグニティ-レムス》《竜の渓谷》の3種類+それらに繋がるカード各種、加えて手札によっては《ドラグニティナイト-ガジャルグ》や《ドラグニティナイト-ロムルス》を特殊召喚できる合わせ初動でも無理やり動く事も可能です。
上記で解説した通り、デッキ内のギミックをオミットし展開ルートを変化させる事で手札誘発の枚数を増やせるので環境やデッキの触り心地に合わせて自由に調整する事ができます。
取り入れ可能な外部ギミックの一例も下記にてまとめていますので、合わせてチェックして自分好みにデッキをカスタマイズしてください!
【外部ギミック一例】
- 1.《聖刻龍王-アトゥムス》+《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》による展開
- 2.《天球の聖刻印》+《輪廻竜サンサーラ》による展開
- 3.《赤き竜》による《ドラグニティナイト-バルーチャ》の着地&《シンクロ・ランブル》による展開
- 4.《ドラグニティナイト-ガジャルグ》のリクルート先候補として直接展開に繋がる《霞の谷の幼怪鳥》《百檎龍-リンゴブルム》《BF-精鋭のゼピュロス》
- 5.《守護竜ピスティ》&《ストライカー・ドラゴン》によるドラリン要素の輸入
- 6.最終的なロックカードとして《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》や《コアキメイル・ドラゴ》の投入
―まとめ
今回は「TERMINAL WORLD3」にて強化を受けた【ドラグニティ】を紹介しました。
決まった展開ルートを覚えても実戦では妨害の受け方で選択肢が一気に広がるタイプなので、少し扱いが難しいかもしれませんが非常にやり応えのあるテーマとなっています!
展開系デッキが好きな方には特に刺さると思うので、ぜひ触って遊んでみてください!



