はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
「使いがいのあるテクニカルで強力なデッキで戦いたい!」「マスターデュエルでも流行のデッキを抑えたい!」
今回はそんな方に向けた、さまざまな炎・地・闇属性モンスターを駆使する【VSK9】デッキの解説記事です。
この記事では、相手ターンでもしっかりと展開して立ち回る【VSK9】デッキの特徴や展開例、相性の良いカードについて解説していきます。
目次
【VSK9】デッキレシピ
【VSK9】デッキレシピ(MD)
【VSK9】デッキの特徴
【VSK9】デッキとは?
デッキ名からも分かるかと思いますが【VSK9】は、【VS(ヴァンキッシュソウル)】と【K9(ケーナイン)】という2つのデッキが組み合わさったデッキです。
【VS】は自分・相手ターン中に手札の炎・地・闇属性モンスターを見せることでさまざまな効果を発動できるモンスターで構成されたテーマで、3色の属性はまさに「格闘ゲーム」の「弱・中・強のボタン」をイメージしたものとなっています。
そして【K9】は相手が手札・墓地でモンスター効果が発動していると効果を得るというカード群で、環境の手札誘発カードを取り締まるといったデザインとなっています。
【VS】と【K9】は、お互いに「レベル5モンスターが存在する」「地・闇属性モンスターを共有する」といった点でシナジーがあり、OCGでもMDでも登場時から環境の最前線で活躍することとなります。
どちらのテーマも自分・相手ターンにガシガシと動くカードで構成されており、後攻であってもテーマのカードのみで相手の先攻展開中に割り込んで妨害することができます。
先攻であれば(多少の手札の要求値がありますが)、相手の誘発などの妨害をすり抜けながら展開することも可能です。
このように非常にプレイが繊細なデッキではありますが、相応のパワーを発揮してくれる優秀なデッキとなっています。
【VSK9】デッキの戦い方
【VS】と【K9】という2つのデッキが合わさっていることもあり、このデッキでは明確な初動という感じの動きは多くありません。
しかしどちらかというと【VS】側に比重があることもあり、《VS Dr.マッドラヴ》や《VS ホーリー・スー》から、【VS】の核である《VS ラゼン》にアクセスするのを目指していきます。
《VS ラゼン》や《VS ホーリー・スー》が重要となることから、とくに序盤は手札に炎・闇属性モンスターを抱え込みたいというところです。
【K9】側の動きは、相手モンスターの展開に合わせて《K9-17号 イヅナ》《K9-00号 ルプス》から相手ターン中にランク5Xモンスターを展開したり、《K9-17号 “Ripper”》を用いた手札誘発ケアといった部分での役割となっています。
【VS】側からランク5展開で【K9】に繋ぐことができますが、【K9】側から【VS】に繋ぐのは多少の工夫が必要ということもあり、どちらかというとデッキのエンジンとして活用になります。
先述したように【VS】カード発動時に手札から見せるための地・闇属性モンスターという役割もあるため、ある程度は手札に抱えるというプレイも必要となるので、状況の合わせて展開できるよう意識しておきましょう。
【VSK9】カードの解説
【VS】関連カード
【VS】デッキは、すこし古いですが過去に解説記事も掲載しているので、そちらも併せてお読みいただければと思います。
それ以降にも追加されたカードを中心に、この項では紹介していこうと思います。
【OCG】2023年 VS(ヴァンキッシュ・ソウル)デッキ 入門書【「Stake Your Soul!」コンボを繋いで勝利をつかめ!】
《VS ラゼン》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1800 / 守1500
このカード名の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このターン、このカードは効果では破壊されない。
●炎・闇:このカードと同じ縦列の他のモンスターを全て破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
《VS Dr.マッドラヴ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻1200 / 守2000
このカード名の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「VS」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●闇:相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を500ダウンする。
●闇・地:フィールドの守備力が一番低いモンスター1体を持ち主の手札に戻す。
出典:遊戯王公式データベース
【VS】展開の初動となる、レベル4の炎・闇属性モンスターの2体。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このターン、このカードは効果では破壊されない。
●炎・闇:このカードと同じ縦列の他のモンスターを全て破壊する。
《VS ラゼン》は①で召喚・特殊召喚時に【VS】モンスターのサーチ効果、②で自身に耐性付与or自身と同じ列のモンスター破壊効果を持っています。
①のサーチ効果が重要なのは言うまでもなく、②の効果も「炎・闇」モードの破壊効果が除去・妨害として機能します。
後述する《VS ホーリー・スー》や《闘神の虚像》の効果で相手ターン中に《VS ラゼン》を呼び出すことができるので、相手の展開中に同じ列に出してモンスター除去効果を狙っていきます。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「VS」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●闇:相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を500ダウンする。
●闇・地:フィールドの守備力が一番低いモンスター1体を持ち主の手札に戻す。
《VS Dr.マッドラヴ》は①で【VS】魔法・罠カードのサーチ効果、②で攻守ダウンorモンスターバウンス効果を持っています。
《VS ラゼン》と同様、サーチ効果と除去効果を持っているので、こちらも初動&妨害として活用できます。
後発の強化パーツとしてフィールド魔法《Start for VS!》が登場したことで、《VS Dr.マッドラヴ》も1枚初動として機能させることが可能となりました。
《VS ホーリー・スー》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / サイキック族 / 攻500 / 守2200
このカード名の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、手札の他の「VS」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●地・闇:相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
●炎・闇:デッキからサイキック族以外の「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
新たに登場した、レベル5・地属性の【VS】モンスター。
①:自分・相手のメインフェイズに、手札の他の「VS」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●地・闇:相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
●炎・闇:デッキからサイキック族以外の「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
①でお互いのメインフェイズに自身を手札から特殊召喚する効果、②でモンスターバウンスor【VS】モンスターリクルート効果を持っています。
手札に自身以外の【VS】モンスターこそ必要なものの、相手の先攻ターンであっても①で出力→②でバウンス除去したり、リクルート効果で《VS ラゼン》から他の【VS】モンスターサーチして展開したりと、非常に柔軟な対応が可能です。
またレベル5であることから、後述する【K9】との相性が良いのも重要なポイントとなっています。
《闘神の虚像》

【 リンクモンスター 】
星 1 / 闇 / 岩石族 / 攻0 /
【リンクマーカー:下】
「VS」モンスター1体
このカードはリンク素材にできない。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「VS」モンスターが存在する限り、自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターしか相手は攻撃対象に選択できない。
②:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「VS」モンスター1体を選んで手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
【VS】モンスター1体で呼び出せる、リンク1モンスター(このカードは【VS】ネームではない)。
①:自分フィールドに「VS」モンスターが存在する限り、自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターしか相手は攻撃対象に選択できない。
②:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「VS」モンスター1体を選んで手札に加える。
①で相手に【VS】モンスターへの攻撃制限効果、②で手札の【VS】モンスター特殊召喚or墓地の【VS】モンスター回収効果を持っています。
【VS】では重要なリソースモンスターであり、このカードを維持しながら毎ターンアドバンテージを稼いでいきます。
墓地の【VS】モンスターを回収して手札の属性を揃えたり、相手ターン中に手札から【VS】モンスターを呼び出して新たな入れ替わり先を用意したりと、状況に応じてさまざまな活用方法が存在します。
《Start for VS!》

【 フィールド魔法 】
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは属性が異なる「VS」モンスター1体をデッキから手札に加える。
②:自分フィールドの「VS」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに手札の「VS」モンスター1体を見せる事ができる。
③:自分エンドフェイズに、自分フィールドに「VS」モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。
デッキから「VS」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
出典:遊戯王公式データベース
《VS Dr.マッドラヴ》からサーチ可能な【VS】フィールド魔法。
①:自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは属性が異なる「VS」モンスター1体をデッキから手札に加える。
①の効果で、自分フィールドの【VS】モンスターと属性の異なる【VS】モンスターをサーチすることができます。
これにより《VS Dr.マッドラヴ》対象に《VS ラゼン》サーチ→《VS Dr.マッドラヴ》を《闘神の虚像》に変換して手札から《VS ラゼン》を特殊召喚してさらに【VS】モンスターをサーチといった動きが可能となりました。
③:自分エンドフェイズに、自分フィールドに「VS」モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。
デッキから「VS」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
また③の効果で、デッキから【VS】罠カードをデッキからセットすることもできます。
自分フィールドに【VS】モンスターが2体以上必要なので、先攻1ターン目で使うには手札の要求値が求められますが、後述する《VS 裏螺旋流雪風》がセットできればそちらで追加の妨害としても機能させることが可能となっています。
《VS 裏螺旋流雪風》

【 通常罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札の闇・地・炎属性モンスターをそれぞれ1体まで相手に見せて発動できる。
見せたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用する。
●1体以上:相手に400ダメージを与える。
その後、手札から「VS」モンスター1体を特殊召喚できる。
●2体以上:相手に600ダメージを与える。
このターン、自分フィールドの「VS」モンスターは効果では破壊されない。
●3体:相手に800ダメージを与える。
その後、フィールドのモンスターを全て破壊できる。
出典:遊戯王公式データベース
【VS】名称を持った通常罠カード。
①:手札の闇・地・炎属性モンスターをそれぞれ1体まで相手に見せて発動できる。
見せたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用する。
●1体以上:相手に400ダメージを与える。
その後、手札から「VS」モンスター1体を特殊召喚できる。
●2体以上:相手に600ダメージを与える。
このターン、自分フィールドの「VS」モンスターは効果では破壊されない。
●3体:相手に800ダメージを与える。
その後、フィールドのモンスターを全て破壊できる。
【VS】モンスターのように、手札のモンスターの属性を参照して、3つの効果を適用することができます。
とくに強力なのが3属性すべてを見せたときに適用される、モンスターの全体破壊効果です。
2つ目の効果で【VS】モンスターには破壊耐性が付与されているので、実質的に相手モンスターだけを破壊することができます。
【K9】関連カード
【K9】デッキについても、過去に純構築の解説記事も掲載しているので、そちらも併せてお読みいただければと思います。
この項では後から追加された【K9】カードにも触れて紹介していきます。
《K9-17号 イヅナ》

(準制限カード) 【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 戦士族 / 攻2100 / 守1600
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「K9-17号 イヅナ」以外の「K9」カード1枚を墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
《K9-00号 ルプス》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 獣戦士族 / 攻2300 / 守200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②:相手ターンに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてX召喚を行う。
③:このカードを素材として持っているXモンスターは以下の効果を得る。
●相手はこのカードを効果の対象にできない。
出典:遊戯王公式データベース
【K9】デッキの最大の強みである、相手ターンに展開するモンスターたち。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「K9-17号 イヅナ」以外の「K9」カード1枚を墓地へ送る。
《K9-17号 イヅナ》は②で自信を手札から特殊召喚する効果、③で【K9】カードをデッキから墓地へ送る効果を持っています。
相手が先攻展開に手札・墓地のモンスターの効果を使用したり、自分の先攻展開に相手が手札誘発モンスターで妨害してきたりした場合に、②で自身を特殊召喚しながら③で《K9-00号 ルプス》を墓地へ送ることができます。
①:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②:相手ターンに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてX召喚を行う。
③:このカードを素材として持っているXモンスターは以下の効果を得る。
●相手はこのカードを効果の対象にできない。
《K9-00号 ルプス》は①で手札・墓地から自身を特殊召喚する効果、そして②で自身を含んでX召喚を行う効果を持っています。
これらを組み合わせることで、相手が手札・墓地のモンスター効果使用→《K9-17号 イヅナ》を手札から呼び出しながら《K9-00号 ルプス》墓地送り→墓地の《K9-00号 ルプス》を呼び出してそのままXモンスター展開が可能という訳ですね。
また《K9-00号 ルプス》は③の効果で自身をX素材としたXモンスターに対象耐性を付与できるため、比較的安全にXモンスターを展開しながらそちらの効果発動を通すことも可能となっています。
《K9-17号 “Ripper”》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 風 / 戦士族 / 攻2300 / 守1800
レベル5モンスター×2
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「K9」カード1枚を手札に加える。
このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合、さらに自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
出典:遊戯王公式データベース
【K9】名称を持った、ランク5Xモンスター。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「K9」カード1枚を手札に加える。
このターンに相手がモンスターの効果を発動している場合、さらに自分のデッキ・墓地から「K9」速攻魔法カード1枚を自分フィールドにセットできる。
②:相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果を無効にする。
①で【K9】カードをサーチする効果、②で相手が手札・墓地で発動したモンスター効果を無効にする効果を持っています。
①は展開の補助として活用でき、②は相手の手札誘発モンスター効果の無力化が狙えるため、なるべく先攻展開では最初の方に出しておきたいモンスターとなっています。
《K9-04号 咒》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 機械族 / 攻2200 / 守1500
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから機械族以外の「K9」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、自分は「K9」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③:自分フィールドの表側表示の「K9」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
相手の手札を全て確認する。
出典:遊戯王公式データベース
新たに登場した、地属性の【K9】モンスター。
①:相手の手札が2枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから機械族以外の「K9」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが自分フィールドに表側表示で存在する限り、自分は「K9」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
①でリリースなし召喚が可能な効果、そして②で召喚成功時にデッキから【K9】モンスターをリクルートする効果を持っています。
【K9】モンスターの中では唯一、相手の行動に依存しない(手札は必要ですが)展開カードとなっており、そのまま【K9】Xモンスターの展開につなげることができます。
もちろんリクルートした【K9】モンスターの効果は問題なく使用できるので、そちらにさらにアドバンテージを稼ぐことも可能です。
③:自分フィールドの表側表示の「K9」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
相手の手札を全て確認する。
さらに③の効果で、相手手札のピーピングも可能です。
自分の場に残った《“Case of K9”》を墓地へ送れば実質ノーコストで発動でき、その後のゲーム展開を非常に有利に進めることができます
《K9-666号 “Jacks”》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 闇 / 悪魔族 / 攻2600 / 守2500
レベル5モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚した場合、または相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した場合、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②:このカードをX素材としている「K9」Xモンスターは以下の効果を得る。
●相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動したターン、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
出典:遊戯王公式データベース
新たに登場した、【K9】名称を持ったランク5Xモンスター。
①:このカードがX召喚した場合、または相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した場合、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
①の効果で、自身がX召喚した場合or相手が手札・墓地のモンスター効果を発動した場合に、フィールドのモンスター1体を対象に取って破壊できます。
先述した《K9-17号 イヅナ》を用いた展開で相手ターンに呼び出せば、そのまま相手モンスターを破壊して妨害として機能させることが可能です。
しかしながら現状のカードプールでは、破壊よりも有効な除去手段がいくらか存在するので、状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
【VSK9】デッキと相性が良いカード
《N・As・H Knight》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 水 / 水族 / 攻1700 / 守2700
レベル5モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「No.」モンスターが存在する限り、このカードは戦闘では破壊されない。
②:自分・相手のメインフェイズに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
その後、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする事ができる。
出典:遊戯王公式データベース
ネフェル・アサイラム・ヘッド・ナイト。《K9-00号 ルプス》などからX召喚ができるランク5Xモンスターです。
お互いのメインフェイズにX素材を取り除くことでフィールドのモンスター1体を自身のX素材に吸収する効果を持っています。
またこのカードに重ねて出すことができる《CX-N・As・Ch Knight》を使えば、任意の「No.101~No.107(CNo.も可)」Xモンスターに変換することも可能です。
《天霆號アーゼウス》

【 エクシーズモンスター 】
星 12 / 光 / 機械族 / 攻3000 / 守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
出典:遊戯王公式データベース
Xモンスターを主体とするデッキでは汎用で用いられる強力な大型Xモンスター。
相手の先攻展開中に《K9-17号 イヅナ》《K9-00号 ルプス》と展開してランク5Xモンスターを展開すれば、後攻でそのままバトルフェイズ→攻撃宣言によって、メインフェイズ2にこのカードを呼び出して全体除去を発動できます。
とくに《K9-00号 ルプス》をX素材にしていればカード効果の対象とならないので、安全に相手の盤面を処理することが可能です。
《鎖龍蛇ースカルデット》

【 リンクモンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻2800 /
カード名が異なるモンスター2体以上
①:このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
【LINK-4:上/左下/下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
4体のモンスターを素材することで、4ドローによる手札交換が可能な汎用のリンク4モンスター。
【K9】カードしか手札にない場合にそちらでモンスターを展開し、【VS】展開につながるカードを引き込むことを目的に呼び出すことが主となります。
《K9-04号 咒》や《K9-66b号 ランタン》を用いることで【K9】モンスターが展開できるので、それら4体からこのカードを呼び出していきましょう。
【VSK9】デッキの回し方
《VS ラゼン》1枚からの展開例
【使用カード/条件】
- 《VS ラゼン》
【結果】
- 《VS 蛟龍》
- 《VS ヘヴィ・ボーガー》
- 《闘神の虚像》
- 手札に《VS ラゼン》
- 《VS ラゼン》と同じ列のモンスターを破壊
- 相手モンスター1体を対象に取らず表示形式変更

【手順】
- 手札から《VS ラゼン》を召喚して効果を発動、デッキから《VS ヘヴィ・ボーガー》を手札に加える
- 《VS ラゼン》を素材として、EXデッキから《闘神の虚像》をL召喚
- 《闘神の虚像》の効果を墓地の《VS ラゼン》対象に発動、手札に加える
相手ターン(相手メインフェイズ中)
- 《闘神の虚像》の効果を発動、手札から《VS ラゼン》を特殊召喚(相手モンスターと同じ列)
- 《VS ラゼン》の効果を発動、デッキから《VS 蛟龍》を手札に加える
- 《VS ラゼン》の効果を手札の《VS 蛟龍》《VS ヘヴィ・ボーガー》見せて発動、自身と同じ列のモンスターをすべて破壊する
- 手札の《VS 蛟龍》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 手札の《VS ヘヴィ・ボーガー》の効果を《VS ラゼン》対象に発動、対象のカードを手札に戻して自身を特殊召喚
- 《VS 蛟龍》の効果を手札の《VS ラゼン》見せて発動、フィールドのモンスター1体の表示形式を変更する
【盤面の解説】
《VS ラゼン》を用いた展開の一例です。
《闘神の虚像》を使ってお互いのターンに《VS ラゼン》を出すことで、手札に炎・闇属性の【VS】モンスターを用意するように立ち回っていきます。
炎・闇属性モンスターが手札にあれば《VS ラゼン》の効果で同じ列のモンスターを破壊できるので、相手展開の妨害としても活用することができます。
またこの例ではあくまでシンプルに《VS ラゼン》のみの展開としていますが、実際には手札の状況によってさまざまに変化していきます。
手札の追加で炎や闇属性モンスターがいれば、《VS ホーリー・スー》にアクセスして追加の展開につなげたり、【K9】展開ができる状況ならそちらの展開を用いれば自然と地・闇属性モンスターを手札に構えることができます。
《VS ラゼン》は【VS】展開につながる初動カードでありながら、見せる用の炎属性モンスターとしても重要であるため、《闘神の虚像》を活用するなどしてこのようにアドバンテージを稼ぐよう立ち回るよう意識しましょう。
《VS ホーリー・スー》を用いた相手ターン中の展開例
【使用カード/条件】
- 《VS ホーリー・スー》
- 手札に他の【VS】モンスター
- 手札に炎属性モンスター
- 手札に闇属性モンスター
【結果】
- 《VS ラゼン》
- 《VS 龍帝ヴァリウス》
- 手札に《VS ホーリー・スー》
- 《VS ラゼン》と同じ列のモンスターを破壊
- 相手モンスターを対象に取らず破壊

【手順】
- 相手メインフェイズ中に手札の《VS ホーリー・スー》の効果を手札の他の【VS】モンスターを見せて発動、自身を特殊召喚する
- 《VS ホーリー・スー》の効果の効果を手札の炎・闇属性モンスターを見せて発動、デッキから《VS ラゼン》を特殊召喚(相手モンスターと同じ列)
- 《VS ラゼン》の効果を発動、デッキから《VS 龍帝ヴァリウス》を手札に加える
- 《VS ラゼン》の効果を手札の炎・闇属性モンスターを見せて発動、自身と同じ列のモンスターをすべて破壊する
- 手札の《VS 龍帝ヴァリウス》の効果を《VS ホーリー・スー》対象に発動、対象のカードを手札に戻して自身を特殊召喚
- 《VS 龍帝ヴァリウス》の効果の効果を手札の炎・闇属性モンスターと《VS ホーリー・スー》を見せて発動、フィールドのカード1枚を破壊する
【盤面の解説】
こちらは《VS ホーリー・スー》を用いた、相手の先攻展開中に割り込んで展開する一例です。
《VS ホーリー・スー》を呼び出すための【VS】モンスター、そしてリクルート効果を使用するための炎・闇属性モンスターが必要となりますが、後攻0ターンでありながら強力な妨害を行うことができます。
手札に炎・闇属性モンスターがあるという条件は、同時に《VS ラゼン》のモンスター破壊効果の条件ともなっているので、《VS ホーリー・スー》のリクルート効果で呼び出せばそのまま破壊効果の発動までつなげることができます。
さらに《VS ラゼン》から《VS 龍帝ヴァリウス》をサーチし、地属性の《VS ホーリー・スーを戻して《VS 龍帝ヴァリウス》を呼び出せば、炎・地・闇の3色が揃うのでそのまま《VS 龍帝ヴァリウス》のカード破壊効果まで発動が可能となります。
これらの条件をすべて満たした初手5枚というのはなかなか難しいですが、【VS】名称の炎・闇属性モンスターと考えれば意外と満たしやすいところとなっています。
また地・闇属性モンスターの組み合わせであっても、《VS ホーリー・スー》のコントロール奪取効果による妨害が可能なので、そういったケースも含めれば意外と成功率の高い妨害として機能してくれます。
【VSK9】デッキをカスタムするおすすめカード
【ビーステッド】関連カード
《深淵の獣マグナムート》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
《深淵の獣ドルイドヴルム》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
闇属性・ドラゴン族で構成されたテーマのカードです。
【VS】カードの発動のために手札から見せる闇属性モンスターとしても活用できるほか、相手デッキによっては強力な墓地メタ手札誘発カードとしても活用できます。
とくに《深淵の獣マグナムート》は、現在OCGで猛威を振るっている《調和ノ天救竜》もサーチ可能となっているので、非常に強力なカードとなっています。
【R-ACE】関連カード
《R-ACEインパルス》

【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / 戦士族 / 攻1500 / 守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドの攻撃力が一番高い効果モンスター1体を選ぶ。
このターン、そのモンスターはフィールドで発動する効果を発動できない。
②:相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
デッキから機械族の「R-ACE」モンスター1体を特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
《R-ACEファイア・アタッカー》

【 効果モンスター 】
星 6 / 炎 / 機械族 / 攻2200 / 守2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「R-ACEファイア・アタッカー」以外の「R-ACE」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:ドロー以外の方法で相手の手札にカードが加わった場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
出典:遊戯王公式データベース
炎属性の戦士族・機械族モンスターで構成されたテーマのカード。
こちらも【VS】モンスターのために手札から見せる炎属性モンスターとしての役割を持っています。
とくにこの《R-ACEインパルス》と《R-ACEファイア・アタッカー》は、相手の展開に合わせて手札から発動しながら手札交換が可能な組み合わせとなっているので、炎属性モンスターをデッキに増やしたい場合は採用を検討すると良いでしょう。
《ディメンション・アトラクター》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守2200
①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
出典:遊戯王公式データベース
手札誘発カードの中でもとくに強力な効果を持った、墓地メタカード。
【VS】で見せる闇属性モンスターとしても活用できるほか、相手の展開を初動から封じることができる強力な手札誘発カードとして活用できます。
【VS】で展開する場合であれば、墓地を使わずとも(相手デッキと比較して相対的に)展開ができるので、対戦する環境によっては採用を検討すると良いでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
【VSK9】デッキは現代遊戯王らしい非常に複雑な要素を持ったデッキですが、使いこなせばどんな状況でも戦うことができる非常に優秀なデッキです!
強さも当然ながら、考えることも多くてプレイングそのものが楽しいテーマでもありますので、こういったテクニカルなデッキが好みな方に、非常にオススメなデッキとなっています!
興味を持っていただけたなら是非とも実際にカードを手に取ってプレイしてみていただければ幸いです。
ここまでのご精読、ありがとうございました!






