目次
始めに
「儀式」と言えば何を思い浮かべるでしょうか。「影霊衣」。かつて環境にいた儀式デッキ。「カオス・ソルジャー」。アニメで一番最初に出た儀式モンスターで遊戯王シリーズで初めて召喚口上が出たモンスター。
続きまして、「儀式デッキ」と言えば?儀式魔法と儀式モンスターを並べるのが難しい。儀式デッキの課題です。
さて今回紹介するのは【メガリス】。このデッキ、儀式魔法がありません。もっと言えばイグニッション・アサルトで新規が出るまで儀式召喚を行う魔法・罠カードが無かったのです。
ではどうやって儀式召喚するのか。このデッキ、儀式モンスターが儀式魔法を兼ねているのです。故に儀式デッキでありながらフルモン構築といった芸当も可能です。そんな摩訶不思議な儀式デッキ、【メガリス】を紹介します。
構築
モンスター
ではまず「メガリス」モンスターについて見て行きましょう。
1.特徴
メガリスモンスターはレベル4とレベル8の二種類が存在しています。いずれも儀式魔法を兼ねていますがレベル4とレベル8の違いとしてレベル4はフィールドの自身を含めてレベルが儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにリリースして儀式召喚を行う効果とデッキに関わる効果を、レベル8は手札から捨てて自身を除いたレベルが儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにリリースしてメガリスモンスターの儀式召喚を行う効果と墓地を参照する効果を持っています。そのため、レベル8のメガリスを用いてレベル4のメガリスを儀式召喚し、レベル4の各種効果で場を整えるという形が基本の動きとなります。
2.各種モンスターについて
まずはレベル4から。儀式召喚先はカテゴリーを問わず全ての儀式モンスターを出せます。もちろんレベルは合わせる必要がありますが。
《メガリス・オフィエル》
固有効果は「メガリス」モンスターのサーチです。《メガリス・オフィエル》本人に儀式召喚効果が備わっているためサーチした「メガリス」モンスターと合わせてレベル12までこの1枚からアクセスできます。
《メガリス・ハギト》
固有効果は「メガリス」モンスターのサーチです。《メガリス・ポータル》や《メガリス・エマージョン》をサーチし持久戦に持ち込めます。また、《メガリス・アンフォームド》をサーチして更なる展開も可能です。
《メガリス・オク》
固有効果は1枚の手札交換です。キーカードを引ける確率を上昇させる他、墓地に儀式モンスターを送り上級メガリスの効果に繋げる事ができます。また、相手ターンに儀式召喚ができるため、儀式召喚時の効果を相手ターンに発動する事が可能になります。
続いてレベル8。
《メガリス・アラトロン》
こちらは《メガリス・オク》同様相手ターンに儀式召喚ができます。ただし出せるのは「メガリス」モンスターのみなので《メガリス・ベトール》との併用が望ましいです。固有効果は墓地の儀式モンスターをデッキボトムに戻して自軍を対象に取る効果を無効にして破壊する効果です。正直ほとんど使わないです。
《メガリス・ファレグ》
固有効果は墓地の儀式モンスターの数×300ポイントの打点上昇です。全体に効果が及ぶため、状況によってはかなりの上昇値となります。
《メガリス・ベトール》
固有効果は墓地の儀式モンスターの種類まで相手フィールドのカードを破壊する効果です。《ブロックドラゴン》の効果を乱発しすぎて墓地に儀式モンスターがいない状態を除けば大体3~4枚の破壊は可能で多いときには10枚ほど破壊できる事もあります(いなくても1~2枚はできます)。《メガリス・アラトロン》との併用で相手ターンに奇襲をかける事もできます。
レベル2。こちらは4月のパックで登場となります。
《メガリス・フール》
固有効果は墓地の儀式モンスターを対象にして自身のレベルを上げて回収する効果です。また、自分・相手のメインフェイズにデッキか手札からメガリスモンスターを儀式召喚できるのでここから《メガリス・ファレグ》や《メガリス・ベトール》に繋げられます。ただしレベル2なので他との兼ね合いが重要となります。
カテゴリー外のモンスター
1.特徴
メガリスはモンスターが儀式魔法を兼ねているため、一部のサポートが使えません。また、☆4メガリスの効果でカテゴリー外の儀式モンスターも扱え、更に《メガリス・オク》の効果で相手ターン中に儀式を行えるため、様々な儀式モンスターと組み合わせられます。
2.各種モンスターについて
2-1.儀式以外のモンスター
《センジュ・ゴッド》《マンジュ・ゴッド》
メガリスにおいては儀式魔法=儀式モンスターであるため《センジュ・ゴッド》を《マンジュ・ゴッド》と同等の感覚で扱えます。そのため、実質万能サーチカードを6枚積める事になり、安定感が増加します。
《魔神儀-タリスマンドラ》《魔神儀-ペンシルベル》
いずれも儀式モンスターを見せてデッキの魔神儀と自身を特殊し、儀式モンスターを手札に加えられるためメガリスでは幅広いサポートを行えます。フィールドに存在する限りエクストラから特殊召喚はできなくなりますが元々エクストラに頼らないデッキなのであまりダメージは無いです。エクストラを使う場合は採用は要相談となります。
《ブロックドラゴン》
エクストラを使う場合はこちら。メガリスは仕様上墓地に地属性が貯まりやすいため、複数回の蘇生もできます。使い終わった《メガリス・ベトール》と共にエクシーズ素材にする、複数回の蘇生を生かして連続リンクなど。サーチは1回のみですがレベル合計が8になるように複数枚サーチが可能です。《御影志士》からサーチできるので1枚でも問題ないですが誘発意識するなら2枚ほど。
2-2.儀式モンスター
《虚竜魔王アモルファクターP》
レベル8、地属性、儀式モンスターとメガリスとの相性は抜群です。融合、シンクロ、エクシーズモンスターの効果を無効にするため、リンクを用いないエクストラ依存のデッキには絶大な効果を発揮します。また、次の相手のメイン1をスキップするため、先攻で立てれば実質バトルフェイズもスキップ可能です(バトルフェイズにはモンスターがいなくても入れる事と入らないとメインフェイズ2には入れない事はきちんと相手に確認取りましょう)。ちなみに《一撃離脱》と組み合わせて先攻で《虚竜魔王アモルファクターP》を儀式召喚してメインフェイズ1をスキップ、バトルフェイズに入ってすぐバトルフェイズ終了、そのタイミングで《一撃離脱》を発動してエンドフェイズにする事もできます。
《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》
力こそパワー。守備貫通する上に貫通した場合は2倍のダメージになるため守備表示モンスターに対しては絶大なダメージが期待できます。《メガリス・ファレグ》と合わせて強化すると生半可な守備だと一撃でゲームエンドになります。《No.60 刻不知のデュガレス》を用いれば守備ならだいたいゲームエンド。粉砕!玉砕!大喝采!
《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》
自分フィールドのモンスターをリリースすることでそのターン、相手にモンスター効果を使わせなくさせる効果を持ち、《メガリス・オク》から儀式召喚することで相手ターンの行動を大きく制限でき、《ブロックドラゴン》をリリースすることでサーチも可能です。
《ユニコールの影霊衣》
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を無効化するモンスターです。自分も封じられますがエクストラに依存せずとも戦えるため、そこまで痛手ではないです。《虚竜魔王アモルファクターP》と異なりリンクも止められる上、レベル4のため☆4メガリス1体から出せることと《儀式の準備》に対応しているのも強みです。
《サイバー・エンジェル-弁天》
基本的にフィールドには出さず、下級メガリスの儀式の素材にすることで《センジュ・ゴッド》や《マンジュ・ゴッド》をサーチして後続に繋げます。また、《儀式の準備》にも対応しているため、《儀式の準備》の範囲を儀式魔法及び全てのモンスターに拡げる事が可能となります。
《霊魂鳥神-彦孔雀》《霊魂鳥神-姫孔雀》
レベル8の儀式モンスターであり、儀式召喚時に《霊魂鳥神-彦孔雀》はモンスターを、《霊魂鳥神-姫孔雀》は魔法、罠を3枚まで対象を取らずにバウンスできます。また、火力も高く、エンドフェイズに手札に戻り☆4トークンを生成するため、後続の素材確保も充分であり、打点も3000と優秀です。
《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》
レベル7であるため《儀式の準備》に対応しており、儀式召喚時に攻撃力2300以下を全てバウンスする効果を持ちます。更に攻撃宣言時に相手の攻撃力を半減させるため、実質攻撃力4600となります。
《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》
こちらも《儀式の準備》に対応しており、儀式召喚時に相手の魔法、罠を全てバウンスできます。
魔法・罠カード
続いて「メガリス」魔法・罠カードについて見ていきます。
《メガリス・アンフォームド》
遂に出ました。デッキ儀式です。レベルを倍ちょうどにする必要がありますがターン1制限が無いため《メガリス・ハギト》でサーチ、《メガリス・アンフォームド》を発動、レベル8をリリースして《メガリス・ハギト》を儀式召喚、再び《メガリス・ハギト》でサーチ、《メガリス・アンフォームド》を発動、レベル8をリリースして…とどんどん展開できます。このリリースに《ブロックドラゴン》を用い、更に並べたモンスターで地属性モンスターをエクシーズ召喚、リンク召喚することで《ブロックドラゴン》による更なる展開が可能となります。
《メガリス・ポータル》
メガリスのフィールド魔法であり、「メガリス」モンスターの儀式召喚成功時に儀式モンスターの回収を行います。持久力を高める他、チェーンを組む順番次第では《灰流うらら》を避けてサーチができます。
《メガリス・エマージョン》
「メガリス」モンスターの蘇生カードであり、双方のターンに使えます。《メガリス・オク》《メガリス・フール》を蘇生して相手ターンの儀式召喚等で不意打ちを仕掛けられます。また、蘇生したモンスターは離れるとデッキの一番下に戻るので使い回しも可能です。
《メガリス・プロモーション》
レベル4以下のモンスターのレベルを2倍にする効果を持ち、《メガリス・オク》をレベル8にすることで《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》や《霊魂鳥神-彦孔雀》などのモンスターを出しやすくすることができます。ただし元々のレベルを参照するため《メガリス・フール》にはちょっと使いづらいです。
カテゴリー外の魔法・罠
《儀式の準備》
レベル7までの儀式モンスターをサーチできるため、☆4メガリスをサーチすることで初動を安定させたり、妨害できる☆7までの儀式モンスターをサーチして一押ししたりできます。また、《サイバー・エンジェル-弁天》をサーチし儀式のリリースにすることで《センジュ・ゴッド》や《マンジュ・ゴッド》をサーチすることで間接的に全ての儀式モンスターにアクセスすることも可能です。
《高等儀式術》
デッキからリリースを補えるため、手札の節約にも。ただし通常モンスター限定のためデッキ構築に気を付けて。
《魔神儀の祝誕》
「魔神儀」モンスターを採用するなら。墓地効果で《魔神儀-タリスマンドラ》や《魔神儀-ペンシルベル》を特殊召喚し、儀式モンスターをサーチ、サルベージし儀式召喚に繋げます。
エクストラデッキのモンスター
エクストラデッキに依存しないデッキのため、構築の自由度は高いです。《センジュ・ゴッド》《マンジュ・ゴッド》+☆4メガリスから出せるランク4、《メガリス・フール》から出せるランク4と8、リンクモンスターがメインとなります。
ランク4
1.出し方
・《センジュ・ゴッド》《マンジュ・ゴッド》+☆4メガリスの場合
普通に儀式召喚で並べれば良いですが他に☆4が並ばない場合は《センジュ・ゴッド》《マンジュ・ゴッド》を残す様にします。
・《メガリス・フール》を用いる場合
《メガリス・フール》を儀式召喚、効果で☆4にして墓地の☆4の儀式モンスターを回収、効果で☆4のメガリスを儀式召喚して並べます。☆4の儀式モンスターは《メガリス・フール》の儀式召喚時の素材にする事で確保できます。
2.モンスター
※「未来皇ホープ」モンスターはランク0(ルール上はランク1)ですがランク4を2体用いて出すためこちらに記載します。
《御影志士》
岩石族をサーチできるため全てのメガリスにアクセスできます。他、《ブロックドラゴン》をサーチし儀式召喚の素材にすることで蘇生からの展開に繋げられます。
「十二獣」モンスター
地属性であり「重ねてエクシーズ召喚できる」という性質上、エクストラデッキの十二獣モンスターを全て重ねてからリンク素材にすることで《ブロックドラゴン》の蘇生コストを稼げます。また、『《十二獣ライカ》をエクシーズ召喚、十二獣を重ね、その上に重ねて《十二獣ドランシア》をエクシーズ召喚、効果で「十二獣」モンスターを取り除きフィールドのカードを破壊し、重ねて《十二獣ライカ》(1枚目は通常のエクシーズ召喚のため重ねることが可能)をエクシーズ召喚、効果で墓地の《十二獣ドランシア》を特殊召喚、更に重ねて《十二獣タイグリス》をエクシーズ召喚、効果で《十二獣ドランシア》に素材を補充』という流れを用いる事で2体分のリンク素材の確保かリンク素材1体+フリーチェーンで1枚除去という布陣にできます。ただしメインデッキの十二獣を素材にしていないと攻撃力は0です。
《No.39希望皇ホープ》&《SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
簡単に出せる打点要因です。そのターンのみか次のターン以降も継続するか、エクストラデッキの圧迫、確実に攻撃を通せるかの違いなので好きな方をどうぞ。
《No.60 刻不知のデュガレス》
打点上昇効果を利用し《アクセスコード・トーカー》や《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》を強化し一撃必殺を狙います。《メガリス・ファレグ》と合わせて使うと更に強力です。
《ガガガガマジシャン》
No.以外のランク4を蘇生させ、《FNo.0未来皇ホープ》を経由して《FNo.0未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》、《FNo.0未来龍皇ホープ》に繋げます。
《FNo.0未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》
《ガガガガマジシャン》から《FNo.0未来皇ホープ》経由でエクシーズ召喚し、自身の効果で2回攻撃可能にして《ガガガガマジシャン》により付与された効果で攻撃力を4000にすることで4000の2回攻撃となります。ただし相手のターンまでは続かないため戦闘破壊されない攻撃力0が攻撃表示でいる状態になるので要注意です。
《FNo.0未来龍皇ホープ》
《FNo.0未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》と同様の方法で出します。こちらは2回攻撃ができない代わりに元々の攻撃力が3000で戦闘、効果破壊にも耐性を持ち、効果無効もできるため守りにも向いています。
ランク8
1.出し方
・《メガリス・フール》を用いる場合
ランク4同様の方法でレベル8を回収することで《メガリス・フール》をレベル8にし、効果でもう一体並べます。
・その他
墓地に地属性モンスターが多いならば《ブロックドラゴン》と☆8儀式モンスターでも可能です。
2.モンスター
《No.38希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
魔法カード対策に。《召命の神弓-アポロウーサ》との相性は良く、モンスターと魔法両方に対策しつつあちらの打点の問題も解決できます。打点も高めです。
《銀河眼の光波竜》
攻撃に制限がつきますが奪った相手モンスターを素材にして更なる儀式召喚に繋げられます。
《神竜騎士フェルグラント》
相手の場に関与せず素材を墓地に置けるため、効果を使い終わった《メガリス・ベトール》と《ブロックドラゴン》でエクシーズ召喚し、《ブロックドラゴン》を取り除く事で更に展開できます。
リンクモンスター
1.出し方
基本的に《メガリス・アンフォームド》の効果と《ブロックドラゴン》の蘇生効果で並べます。
2.モンスター
《クロシープ》
儀式モンスターがリンク先に存在すると2枚の手札交換を行います。主な使い道は《メガリス・ベトール》、《メガリス・ファレグ》の効果の際の枚数稼ぎです。また、地属性のため《ブロックドラゴン》のコストにできます。
《ミセス・レディエント》
地属性汎用リンク。墓地効果でメガリス回収を行えます。
《デコード・トーカー》
汎用リンク3として。打点の確保にもなる外、リンク先に《ブロックドラゴン》を置くことで対象にとる効果を無効にしつつサーチができます。
《焔凰神-ネフティス》
儀式モンスターが並びやすいため、攻撃力4800の戦闘効果破壊耐性、対象耐性持ち(儀式3体)や攻撃力3600の戦闘効果破壊耐性(儀式2体)等を出しやすくなります。
《召命の神弓-アポロウーサ》
多くは3体素材で出します。先行時の構えとして。
《アクセスコード・トーカー》
打点要因兼除去として高い性能を持ちます。だいたいリンク3+モンスターで出すため攻撃力5300以上が確保でき、チェーン不可の除去もあり、フィニッシャーにも向いています。《メガリス・ファレグ》と組み合わせる事で攻撃力9000越えも可能です。
《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
《メガリス・エマージョン》と組み合わせる事で任意のタイミングでお互いのメインモンスターゾーンを全て破壊できます。《ブロックドラゴン》と合わせると相手だけ破壊できます。
主な戦い方
1.儀式のみ
1-1.戦法
《儀式の準備》や《センジュ・ゴッド》、《マンジュ・ゴッド》等を用いて儀式の用意を行い、制圧効果のある儀式モンスターを儀式召喚して制圧、打点を上げて攻勢に移ったりします。また、《メガリス・ポータル》や《メガリス・エマージョン》によって持久力を持たせることもできます。
1-2.目標地点
・《虚竜魔王アモルファクターP》or《ユニコールの影霊衣》+α
先攻で最も立てやすい盤面です。《メガリス・ポータル》や《メガリス・エマージョン》で持久力を高めると更に良いです。誘発を受けた後のリカバリーにも使えます。
・《メガリス・オク》+レベル4
《メガリス・フール》を用いることで容易に準備が可能です。ここから儀式召喚成功時に発動できる効果に繋げます。フィールドに《メガリス・フール》《メガリス・オク》《ブロックドラゴン》、手札に相手ターンに出してメリットのある儀式モンスター、という盤面がこのルートでは最善です。
・《メガリス・ファレグ》+《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》
墓地に儀式モンスターが貯まっているなら。7枚ほど貯まっていれば守備表示モンスターを破壊してゲームエンドまで持っていきやすいです。
2.エクストラデッキを用いる場合
2-1.戦法
《センジュ・ゴッド》、《マンジュ・ゴッド》、《メガリス・ハギト》、《メガリス・アンフォームド》を使ってレベル4を並べ、リンク召喚やエクシーズ召喚で並べます。
2-2.目標地点
・《召命の神弓―アポロウーサ》or《デコード・トーカー》+《ブロックドラゴン》+《メガリス・ベトール》の準備or《メガリス・オク》か《メガリス・フール》を含めた儀式召喚時の効果を持つ儀式モンスター準備
最も基本の形です。《ブロックドラゴン》を儀式の素材や《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX》のコストにしてサーチしながら妨害します。《メガリス・ベトール》の効果を適用する際に墓地の儀式モンスターが足りなくなりそうな場合は《デコード・トーカー》に繋いでリンク先に《ブロックドラゴン》を置く形になります。
・《No.60 刻不知のデュガレス》+《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》
こちらが後攻で守備表示モンスターがいるならこちら。攻撃力8000の守備貫通2倍ダメージなので大抵の場合はゲームエンドまで行きます。余力があれば追加で《メガリス・ファレグ》を並べるのもありです。また、効果破壊耐性があるため多少の防御罠も貫通できます。
・《No.60 刻不知のデュガレス》or《FNo.0 未来龍皇ホープ》+《アクセスコード・トーカー》
先攻取った場合の2ターン目の盤面です。《召命の神弓-アポロウーサ》+《メガリス・ベトール》で妨害した返しに。墓地にエクシーズモンスターがいるなら《ガガガガマジシャン》から《FNo.0 未来龍皇ホープ》、いないなら《No.60 刻不知のデュガレス》を出します。《No.60 刻不知のデュガレス》は次のバトルフェイズを行えないため、トドメ用です。
・《FNo.0 未来龍皇ホープ》+《十二獣ドランシア》 ※新ルール
《御影志士》のサーチ効果が止められ、かつ追加でランク4が出せる(《メガリス・フール》か《メガリス・ハギト》+手札にレベル8が準備できる)場合にこちらに。「十二獣モンスター」の項の太字部分のルートを用いて布陣を立てます。
最後に
あらゆる儀式モンスターに繋げる事ができ、多様な戦法が取れ、《メガリス・アンフォームド》や《ブロックドラゴン》に繋げる事でリンク展開も可能です。
エクストラに拘らなければ安価であり、揃い安いので組んでみるのもどうでしょうか。