【DBC】【神出鬼没のスカイ・マジシャン!】魔術師の再再演!

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【DBC】【神出鬼没のスカイ・マジシャン!】魔術師の再再演!

目次

ご挨拶

おはようございます、htbです。

今回は《EMスカイ・マジシャン》が主役の【パラディオン】デッキをご紹介します。

デッキレシピ

こちらがデッキレシピです(2019年11月発売のLVP3が最新)。

EMスカイ・マジシャンについて

まずはこのデッキのエースとなる《EMスカイ・マジシャン》のテキストを確認したいと思います。

《EMスカイ・マジシャン》

【効果モンスター】星7/風/魔法使い族/攻2500/守2000

「EMスカイ・マジシャン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①:1ターンに1度、自分が魔法カードを発動した場合に発動する。このカードの攻撃力は300アップする。

②:自分フィールドの永続魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、手札から「魔術師」永続魔法カード1枚を発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。

③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

①の効果はターン終了時までの記載がないため上がった攻撃力をキープすることができます。さらに②の効果が相手ターンでも使えるため往復1ターンで打点を600ずつ上げることができます。③の効果はタイミングを逃すことなく発動できるためリンク素材などで場を離れても場のカード1枚を破壊することができます。

このように維持できれば永続魔法カードを再利用しながら高打点エースとしての運用ができますし、道連れ効果が被除去時の保険にもなるため「攻守に優れたカードである」と言えるでしょう。

ただし、最上級モンスターである自身を特殊召喚する効果は内蔵していないので場に出すためには何らかの形でサポートを受ける必要があります。

デザイナーズコンボ

《EMスカイ・マジシャン》は②の効果にもある通り「魔術師」永続魔法との相性が良いです。現状では3種類存在しており《魔術師の再演》は蘇生、《魔術師の右手》は魔法妨害、《魔術師の左手》は罠妨害というように役割分担されています。

この中でも特に《魔術師の右手》《魔術師の左手》をそろえて魔法・罠の発動を各1度(最大2度)無効化する布陣が非常に強力なので、《EMスカイ・マジシャン》を採用するデッキではこの盤面を最終目標にするのが良いと思います。

展開手段について

名前に「EM」が含まれているため《EMセカンドンキー》や《EMペンデュラ・マジシャン》でのサーチ、《EMインコーラス》《EMピンチヘルパー》のリクルートなどに対応しています。このサポートの多さから【EM】デッキに取り入れる形が良いように思われますが《EMスカイ・マジシャン》は「EM」が得意とするP召喚とはあまり相性がよくありません。

理由の1つとして魔法・罠ゾーンを圧迫することが挙げられます。まずPスケールを用意するのに2ヶ所、魔術師の右手・左手でさらに2ヶ所使用してしまうため自由に使える枠が1つしかありません。一応《EMスカイ・マジシャン》の効果で永続魔法をバウンスすることはできますが、右手・左手を不用意に回収するとその間に魔法・罠の発動を許してしまうのであまりおすすめできません。

また、《EMスカイ・マジシャン》がPモンスターではないため再利用するには墓地からの回収が必須です。その多くをPモンスターで構成している「EM」のEXデッキから再利用する戦術とも相性が良くありません。

このことを踏まえてこのデッキではP召喚による手札からの特殊召喚ではなく《マジシャンズ・ソウルズ》で墓地に落とし《神聖魔皇后セレーネ》で蘇生させることで《EMスカイ・マジシャン》を何度も場に出せるようにしています。

EMスカイ・マジシャンを召喚・特殊召喚するカード

  • 《EMピンチヘルパー》…効果を無効にするものの直接リクルートすることができる
  • 《神聖魔皇后セレーネ》…魔力カウンター次第では複数回蘇生可能
  • 《リンクロス》…引いてしまった場合は「リンクトークン」をリリースしアドバンス召喚する

マジカルシルクハット

「魔術師」永続魔法をサーチする手段として《マジカルシルクハット》を採用しています。

《マジカルシルクハット》

【通常罠】

①:相手バトルフェイズに発動できる。デッキから魔法・罠カード2枚を選び、そのカード2枚を通常モンスターカード扱い(攻/守0)として、自分のメインモンスターゾーンのモンスター1体と合わせてシャッフルして裏側守備表示でセットする。この効果でデッキから特殊召喚したカードはバトルフェイズの間しか存在できず、バトルフェイズ終了時に破壊される。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

デッキからセットするカードの組み合わせで「魔術師」永続魔法を自由にサーチすることができます。

《魔術師の再演》2枚をセットした場合は《魔術師の右手》《魔術師の左手》《魔術師の再演》《Z-ONE》をセットした場合は《魔術師の再演》《魔術師の右手》または《魔術師の左手》をサーチすることができます。

また、自分のモンスター1体を裏側守備表示にすることができるため《EMピンチヘルパー》で効果が無効になっている《EMスカイ・マジシャン》《天球の聖刻印》でリクルートしたドラゴン族のステータスをリセットすることができます。

神聖魔皇后セレーネとパラディオン

ここで《神聖魔皇后セレーネ》のテキストをおさらいしたいと思います。

《神聖魔皇后セレーネ》

【リンクモンスター】リンク3/光/魔法使い族攻1850

魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上

①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。

②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。

③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

リンク3ではあるもののリンク素材には魔法使い族を1体でも含んでいれば良いので比較的出しやすいです。また、リンクマーカーの向きが全て自分フィールドに向いているのも特徴的です。

「パラディオン」には《魔術師の再演》に対応している《魔境のパラディオン》《マギアス・パラディオン》といった魔法使い族モンスターがおり、共通効果としてリンクモンスターのリンク先に自身を特殊召喚することができます。

このようにお互いの展開をサポートし合えるという点から「パラディオン」を軸としてデッキを構築することにしました。

パラディオン展開例

《星辰のパラディオン》以外の「パラディオン」モンスターとモンスターを特殊召喚できるカードを初動としています。今回は例として《魔境のパラディオン》《魔術師の再演》を使用します。

1ターン目

《魔境のパラディオン》を召喚し《マギアス・パラディオン》をリンク召喚します。

《魔術師の再演》を発動し《マギアス・パラディオン》のリンク先に《魔境のパラディオン》を特殊召喚します。

③《マギアス・オパラディオン》の効果で《星辰のパラディオン》をサーチします。

《マギアス・パラディオン》《魔境のパラディオン》《ヴェルスパーダ・パラディオン》をリンク召喚します。

《ヴェルスパーダ・パラディオン》のリンク先に《星辰のパラディオン》を特殊召喚し《魔境のパラディオン》を回収します。

《星辰のパラディオン》《守護竜エルピィ》をリンク召喚し《ヴェルスパーダ・パラディオン》の効果で右に移動させます。

《守護竜エルピィ》の効果で《ハイバネーション・ドラゴン》を特殊召喚し《星辰のパラディオン》を回収します。

《ハイバネーション・ドラゴン》の代わりに《ノクトビジョン・ドラゴン》を特殊召喚すると《マジカルシルクハット》の発動をサポートできる

《ヴェルスパーダ・パラディオン》《守護竜エルピィ》《クロスローズ・ドラゴン》をリンク召喚します。

《クロスローズ・ドラゴン》《ハイバネーション・ドラゴン》《天球の聖刻印》をリンク召喚します。

2ターン目(相手ターン)

《天球の聖刻印》の効果で場のカードをバウンスしながら《オッドアイズ・ウィザード・ドラゴン》をリクルートします。

※モンスターゾーンの左端(または右端)に特殊召喚するのが望ましい

《オッドアイズ・ウィザード・ドラゴン》が破壊された場合《オッドアイズ・ランサー・ドラゴン》を特殊召喚し《螺旋のストライクバースト》をサーチできる。

※モンスターゾーンの左端(または右端)に特殊召喚するのが望ましい

3ターン目

《螺旋のストライクバースト》を発動し《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》をサーチして発動します。

《ハイバネーション・ドラゴン》の墓地効果で《クロスローズ・ドラゴン》を蘇生します。

※蘇生する位置は右端または中央

《魔境のパラディオン》を召喚(またはリンク先に特殊召喚)して《マギアス・パラディオン》をリンク召喚します。

《マギアス・パラディオン》のリンク先に《星辰のパラディオン》を特殊召喚します。

《マギアス・パラディオン》の効果で《神樹のパラディオン》をサーチし、《星辰のパラディオン》の効果で《魔境のパラディオン》を回収します。

《マギアス・パラディオン》《クロスローズ・ドラゴン》《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚します。

《神聖魔皇后セレーネ》のリンク先に《神樹のパラディオン》を特殊召喚します。

《螺旋のストライクバースト》《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》をサーチしていれば、最低でも《神聖魔皇后セレーネ》に魔力カウンターが2個置かれる

《星辰のパラディオン》《守護竜ピスティ》をリンク召喚します。

《守護竜ピスティ》の効果で除外ゾーンから《ハイバネーション・ドラゴン》を特殊召喚し《星辰のパラディオン》を回収します。

《神樹のパラディオン》《ハイバネーション・ドラゴン》《ドロドロゴン》をシンクロ召喚します。

最終盤面1

《ドロドロゴン》の効果で《ドロドロゴン》《守護竜ピスティ》を素材に《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を融合召喚します。

最終盤面1解説

  • 《神聖魔皇后セレーネ》の効果で魔法使い族モンスターを蘇生できる。
  • 《ヴァレルロード・F・ドラゴン》で「魔術師」永続魔法にはできないモンスター除去をすることができる。
  • バトルフェイズ中に《ヴァレルロード・F・ドラゴン》の効果で《オッドアイズ・ランサー・ドラゴン》を破壊すれば《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》のP効果で蘇生し連続攻撃することができる。

最終盤面2

《魔境のパラディオン》を召喚(またはリンク先に特殊召喚)して《神聖魔皇后セレーネ》《レグレクス・パラディオン》をリンク召喚します。

最終盤面2解説

  • 《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》のP効果で《レグレクス・パラディオン》のリンク先に「オッドアイズ」モンスターを蘇生することで自分・相手ターンに「パラディオン」魔法・罠をサーチできる。
  • バトルフェイズ中に《ヴァレルロード・F・ドラゴン》の効果を発動することで「パラディオン」リンクモンスターのリンク先に「オッドアイズ」モンスターを蘇生し(またはリンク先から離す)、総攻撃力を上げることができる。

最後に

以上で《EMスカイ・マジシャン》採用の【パラディオン】デッキの紹介を終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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