【前回の記事はこちら】ミソの定期連載その12 ~新ルールについて~
どうも、ミソです。
最近めっきり寒くなってきましたね。
私事ですが、最近引っ越しをしまして、現在この記事を執筆している部屋にはまだエアコンがないため、歯をガタガタ言わせながらキーボードを叩いています。
次回の記事を書く時にはエアコンを設置して、ガチまとめ史上初のエアコンレビュー記事を書きたいと思います。
くだらない前置きはさておき、今回は時械神を使ったデッキを紹介いたします。
時械神というカテゴリーは、アニメ「遊戯王5D's」登場して以降、長らく《時械神メタイオン》しかOCG化されずにいたテーマでしたが、コレクターズパックなどで原作のカードが次々と登場し、ようやくアニメの【時械神デッキ】に近づけることが出来るようになりました。
《時械神メタイオン》が収録されたのはVジャンプ2011年4月号で、多くの時械神が登場したコレクターズパック2018が2018年5月12日ですから、実に7年もの歳月をかけテーマとして完成したわけであります。
そんな時械神の中で最も好きなカードがあります。
それがこちら。
《無限光アイン・ソフ・オウル》
【 永続罠 】
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の「無限械アイン・ソフ」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードは相手の効果では破壊されない。
②:自分フィールドの「時械神」モンスターは効果の対象にならず、お互いにフィールドの「時械神」モンスターをデッキに戻す事はできない。
③:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地からそれぞれ1体まで、カード名の異なる「時械神」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
声にだして言いたいシリーズの内の一枚。
アニメで【時械神】の使い手であるZONEが切り札である《究極時械神セフィロン》を呼び出すために使用したカードです。
OCG化をする際に《究極時械神セフィロン》のみならず、時械神全体に関する効果が変わっております。
アニメ効果はこちら。
このカードは自分の魔法・罠ゾーンに表側表示で存在する「無限械アイン・ソフ」を墓地に送り発動する。 手札のレベル10以上のモンスターを特殊召喚する事ができる。 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、 「時械神」と名のつくモンスターは1体以上存在する事ができ、 スタンバイフェイズにデッキに戻る効果を無効にする。 10種類の「時械神」と名の付くモンスターを自分フィールド上に召喚・特殊召喚している場合、 このカードを墓地に送る事でデッキ・手札・墓地から「究極時械神セフィロン」1体を特殊召喚する事ができる。
「ボス戦に使用したカードにしては大人しめだな」そう思った方もいると思います。
墓地から《究極時械神セフィロン》を出す際は蘇生条件を満たさないといけなくなるKONAMI様痛恨のミスもありますが、効果自体はアニメ版より強くなっていると言っていいと思います。
しかし《究極時械神セフィロン》の方もOCG化で効果が変わっているので、一概に強化とは言えないかもしれません。
そんな《究極時械神セフィロン》のアニメ効果はこちら。
効果モンスター 星10/光/天使族/攻4000/守4000
このカードは「無限光アイン・ソフ・オウル」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、自分のデッキ・手札・墓地に存在する「時械神」と名の付くモンスターを 攻撃力4000にして可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 このカードと戦闘するモンスターのモンスター効果は無効となる。 このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する 「時械神」と名の付くモンスターの攻撃力の合計となる。 このカードの破壊とプレイヤーへの戦闘ダメージを 自分フィールド上に存在する「時械神」と名の付くモンスター1体を除外する事で無効にする。
効果盛りすぎ森杉くん
絶対未来変えるマンとしての堅い意志を感じますね。
因みにOCGではこのようになりました。
《究極時械神セフィロン》
【
効果モンスター
】
星
10
/
光
/
天使族
/
攻4000
/
守4000
このカードは通常召喚できない。自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。
弱体化もやむなし。
2011年に登場したテーマですから、その時代は時械神自体の耐性は本当に強く、メーカーも慎重に出したのだと思います。
GXやZEXALなど、ボス戦のカードがOCG化されていない現状を考えると、OCG化されているだけでもうれしいですが、時械神に関してはしっかりと強さが再現されている良テーマと言えます。
その中で《無限光アイン・ソフ・オウル》はその発動条件から一際評価が低く、ロマンカードとしての評価を受けることが多いです。
前置きが長くなりましたが、そんな《無限光アイン・ソフ・オウル》の使用に挑戦してみました。
サンダー カード&ホビーチャンネルにて対戦配信を行いましたので、もしよければご覧ください。
レシピなのか。
動画に出た時とちょっと変えてます。
《無限光アイン・ソフ・オウル》を使用したことがある方なら分かると思いますが、《虚無械アイン》《無限械アイン・ソフ》の枚数の少なさが他の時械神デッキと異なる点です。
まず《無限光アイン・ソフ・オウル》の発動条件を見直してみましょう。
《無限光アイン・ソフ・オウル》
【 永続罠 】
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の「無限械アイン・ソフ」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードは相手の効果では破壊されない。
②:自分フィールドの「時械神」モンスターは効果の対象にならず、お互いにフィールドの「時械神」モンスターをデッキに戻す事はできない。
③:1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地からそれぞれ1体まで、カード名の異なる「時械神」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
《無限光アイン・ソフ・オウル》には《無限械アイン・ソフ》が必要な模様。
では次に《無限械アイン・ソフ》の効果を見てみましょう。
《無限械アイン・ソフ》
【
永続罠
】
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の「虚無械アイン」1枚を墓地へ送ってこのカードを発動できる。
①:このカードは1ターンに1度だけ相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。●自分・相手のメインフェイズに発動できる。手札から「時械神」モンスター1体を特殊召喚する。●自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、手札・デッキから「無限光アイン・ソフ・オウル」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
《無限械アイン・ソフ》には《虚無械アイン》が必要な模様。
では《虚無械アイン》の効果を見てみましょう。
《虚無械アイン》
【
永続罠
】
①:このカードはフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。●手札からレベル10モンスター1体を捨てて発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。●自分の魔法&罠ゾーンにこのカード以外のカードが存在しない場合、自分の墓地の「時械神」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、手札・デッキから「無限械アイン・ソフ」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
道のり長すぎ長杉くん
《虚無械アイン》 ↓墓地の時械神をデッキに戻してデッキからセット ↓※他に魔法罠があると不可《無限械アイン・ソフ》 ↓墓地の時械神をデッキに戻してデッキからセット《無限光アイン・ソフ・オウル》
ここまでやってようやく発動できるので、かなり時間と手間がかかることが分かります。
なので、《虚無械アイン》と《無限械アイン・ソフ》のみデッキに入れてドローソースや召喚補助に使用するケースが多く、実際に運用してみると分かるのですが、《虚無械アイン》の「自分の魔法&罠ゾーンにこのカード以外のカードが存在しない場合」という条件が厳しいのと、アインシリーズの育成に時間がかかること、また、アインを複数枚入れることでの事故のリスクが高いです。
現実的に考えると《無限光アイン・ソフ・オウル》を入れない、というのも納得ですね。
しかし、アインシリーズはそれぞれに進化先を持ってくる効果がありますが、普通に発動することには何の制約もありません。
なので「一気に三種類集めてしまえばよいのではないか」と考えました。
そうすれば《虚無械アイン》の縛りも抜けながら一気に時械神降臨のコンボになり、一撃必殺の武器として使用できる(はず)。
デッキの中の三枚のカードに触れるカードを考えた結果、このカードにたどり着きました。
《運命のドロー》
【
通常魔法
】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分のLPが相手より少なく、フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合に発動できる。デッキからカード名が異なるカード3枚を選んで相手に見せ、その3枚をシャッフルしてデッキの上に戻す。その後、自分はデッキから1枚ドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は魔法・罠カードをセットできず、魔法・罠・モンスターの効果を1度しか発動できない。
運命のドローは発動条件が厳しい代わりに、デッキから好きなカードを三枚デッキトップに置き、その内一枚をランダムに手札に加えられます。
アインシリーズをまとめて三枚置いてしまえば、その後手札に加えることがたやすくなるのではないかと考えたわけです。
しかし運命のドローには「自分のLPが相手より少なく、フィールドの攻撃力が一番高いモンスターが相手フィールドに存在する場合に発動できる。」という条件と「このカードの発動後、ターン終了時まで自分は魔法・罠カードをセットできず、魔法・罠・モンスターの効果を1度しか発動できない。」という制約があります。
逆に言えば、その条件と制約さえ無視出来れば、アインシリーズを一気に手札に加えられます。
遊戯王界で魔法カードの条件と制約を無視するカードと言えばもちろん
《D-HERO ダイヤモンドガイ》
【
効果モンスター
】
星
4
/
闇
/
戦士族
/
攻1400
/
守1600
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する時、自分のデッキの一番上のカードを確認する事ができる。それが通常魔法カードだった場合そのカードを墓地へ送り、次の自分のターンのメインフェイズ時にその通常魔法カードの効果を発動する事ができる。通常魔法カード以外の場合にはデッキの一番下に戻す。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
そう、ダイヤモンドガイさんですね。
《D-HERO ダイヤモンドガイ》で《運命のドロー》の効果をコピーすれば、《運命のドロー》にてデッキトップに置いたカードを手札に加えても効果発動やセットに制限がかかることはありません。
なので、次は《D-HERO ダイヤモンドガイ》の効果を上手いこと使うために《運命のドロー》をデッキトップに置きたい。
【D- HERO】にはそれを解決してくれるカードがあります。
《D-HERO ダークエンジェル》
【
効果モンスター
】
星
1
/
闇
/
戦士族
/
攻0
/
守0
①:自分の墓地の「D-HERO」モンスターが3体以上の場合、このカードを手札から捨て、自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が発動した魔法カードの効果は無効化され破壊される。
③:自分スタンバイフェイズに自分の墓地からこのカードと「D-HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから通常魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
そう、ダークエンジェルさんですね。
究極のD、《D-HERO Bloo-D》のカウンターカードとしてアニメに登場してから10年以上の歳月を経てOCG化したカードです。
《D-HERO ダイヤモンドガイ》を場に出しつつ、《D-HERO ダークエンジェル》を墓地へ送ることも【D-HERO】であれば容易いです。
《フュージョン・デステニー》
【
通常魔法
】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の手札・デッキから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「D-HERO」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は闇属性の「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
《D-HERO ドミネイトガイ》
【
融合モンスター
】
星
10
/
闇
/
戦士族
/
攻2900
/
守2600
「D-HERO」モンスター×3
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分または相手のデッキの上からカードを5枚確認し、好きな順番でデッキの上に戻す。②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。③:融合召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地のレベル9以下の「D-HERO」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを特殊召喚する。
この2枚で《D-HERO ダイヤモンドガイ》を場に出しつつ、《D-HERO ダークエンジェル》を墓地に用意します。
また、《D-HERO ドミネイトガイ》で後述するドローカードをデッキトップに仕込むことができます。
《D-HERO ドミネイトガイ》の「融合召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地のレベル9以下の「D-HERO」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを特殊召喚する。」効果を発動するために《激流葬》《つり天井》《ラピッド・トリガー》をデッキに入れています。
また、《D-HEROドミネイトガイ》で蘇生することになってしまう《D-HERO ダークエンジェル》をスタンバイフェイズまでに墓地に送るための理想的な動きは、《フュージョン・デステニー》をそのまま使用することではなく、レベル1モンスターからリンク召喚した《リンクリボー》を素材とした《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》にて《フュージョン・デステニー》をコピーすることです。
そのためにレベル1モンスターを多く採用しており、時械神の根幹パーツともいえる《時械巫女》を3枚採用しています。
無事《D-HERO ドミネイトガイ》の効果が起動できたのであれば、《運命のドロー》でデッキトップに置いたカードを手札に加える手段を考えます。
このデッキでは主に下記の2種類のカードをその手段として入れています。
《命削りの宝札》
【
通常魔法
】
「命削りの宝札」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
《D-HERO ディバインガイ》
【
効果モンスター
】
星
4
/
闇
/
戦士族
/
攻1600
/
守1400
「D-HERO ディバインガイ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードの攻撃宣言時に、相手フィールドの表側表示の魔法カード1枚対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手に500ダメージを与える。
②自分の手札が0枚の場合、自分の墓地からこのカードと「D-HERO」モンスター1枚を除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
この効果はこのカードが墓地に送られたターンには発動できない。
《命削りの宝札》は《D-HERO ダイヤモンドガイ》の効果で使用してもいいですし、普通に使用しても構いません。
ただし、《命削りの宝札》を使用したターンは特殊召喚が出来ず、ダメージを与えられないので、守り札が必要になります。
手札にアインが一枚でもあれば、《運命のドロー》で置く三枚の内の一枚を《一時休戦》にすることもできますし、《D-HERO ドミネイトガイ》で出したD-HERO達で《聖騎士の追想イゾルデ》を出せば《タスケナイト》をサーチできるので、《命削りの宝札》を打つ前のターンに《聖騎士の追想イゾルデ》と《リンクリボー》で《トロイメア・ユニコーン》をリンク召喚し、手札コストで送ることができます。
また、《トロイメア・ユニコーン》の副次的効果として、《D-HERO ダークエンジェル》で相手のデッキトップに《ハーピィの羽箒》などの危険なカードが仕込まれてもデッキをシャッフルさせることが出来、相手のプランをずらせます。
また、最終的に《無限光アイン・ソフ・オウル》を使用する際に、フィールドのモンスターがいないのが条件なので、《トロイメア・ユニコーン》にまとめて自分自身を戻して場を空にすることも選択できます。
《D-HERO ディバインガイ》は《フュージョン・デステニー》で送れるカードで、《聖騎士の追想イゾルデ》でもサーチできます。
基本は《命削りの宝札》で揃えた方が《D-HERO ディバインガイ》より一枚手札が増えるので《命削りの宝札》を使いますが、緊急的に《D-HERO ディバインガイ》を選択することもあります。
そんなこんなで《虚無械アイン》《無限械アイン・ソフ》《無限光アイン・ソフ・オウル》を一気にセットすることが出来るので、 《無限光アイン・ソフ・オウル》 までタイムラグなしで発動させられます。
無事《無限光アイン・ソフ・オウル》を発動したら、出す時械神を選択できるわけですが、今回は下記3体を選びました。
《時械神ミチオン》
【
効果モンスター
】
星
10
/
炎
/
天使族
/
攻0
/
守0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。相手のLPを半分にする。
④:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主のデッキに戻す。
《時械神サンダイオン》
【
効果モンスター
】
星
10
/
光
/
天使族
/
攻4000
/
守4000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:「時械神サンダイオン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
③:このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
④:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。相手に2000ダメージを与える。⑤:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主のデッキに戻す。
《時械神ラフィオン》
【
効果モンスター
】
星
10
/
風
/
天使族
/
攻0
/
守0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードは戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。このターン、このカードと戦闘を行った相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
④:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主のデッキに戻す。
お察しの通り《時械神ミチオン》と《時械神サンダイオン》で相手のライフを2000まで減らし、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》でゲームを終わらせます。
ライフを削る面に特化して《時械神ラフィオン》をサポートとして入れています。
デッキの時械神は3体ですが、《無限光アイン・ソフ・オウル》で手札・デッキ・墓地にのどれかに2体いる状況を作らなければなりません。
そもそもの構築の段階で3体しかいないのはいいのかという話。
これについては《時械巫女》がいい働きをしてくれるので困ったことはないのですが、もう少し足してもいいかもしれません。
突破力のある《時械神ガブリオン》や《時械神メタイオン》、《時械神カミオン》などが候補でしょうか。今をときめくドラグーン対策にもなります。
最終的に《命削りの宝札》を発動する際に手札で腐っていると困るので最低限の枚数にしていますが、《闇の増産工場》などで処理できるのであれば問題ないと思います。
今の構築では、場に残ってしまったモンスターに関しては《剣の煌めき》で処理をします。手札のモンスターは極力残らないようにプレイングを変えていますが、そもそも少ないので気を付けるまでもないという形ですね。
その他のカードについて軽く触れますと、《森羅の施し》は手札に来た不要カードをデッキに戻す役割と、最終的に《命削りの宝札》の際に手札を無くす役割を持たせています。《森羅の施し》で手札全戻し→《運命のドロー(ダイヤモンドガイの効果)》→《命削りの宝札》の順です。
《戦士の生還》は戦士族が手札にだぶつくのを抑えつつ、モンスターを確保できるように。
《一撃必殺!居合ドロー》は手札の《運命のドロー》を戻す要因と、《D-HERO ドミネイトガイ》の効果と相性がいいこと、《D-HERO ダークエンジェル》の効果でデッキトップに置いた後に《剣の煌めき》でさらに上において手札の居合ドローを発動するなど、様々な場面で役立ちます。
エクストラデッキの面々はそれぞれのカードと相性のよさそうなカードをチョイスしましたが、そこまで依存度が高くないので、確実に使うやつらを除いて他は自由に選んでいいと思います。
必須なのは《D-HERO ドミネイトガイ》《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》《リンクリボー》《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》《トロイメア・ユニコーン》 《聖騎士の追想イゾルデ》ぐらいでしょうか。
また、他に候補として挙がっていたカードを紹介します。
まず、《未来融合フューチャーフュージョン》を入れることを考えていました。
デッキ名の「未来光」の未来は未来融合の未来です。
《幻魔帝トリロジーク》を指定すれば時械神が3体送れるので、アインシリーズの育成にも使え、《無限光アイン・ソフ・オウル》の効果補助にも使用できるからですが、肝心のトリロジークの効果を上手いこと使用できないので、魔法罠ゾーンを圧迫してしまうカードはこのデッキにおいて死活問題になりかねないので見送りました。
《D-HERO ダークエンジェル》の効果で相手のデッキトップに強いカードが行ってしまう問題に関しては、《D-HERO ダイヤモンドガイ》が場にいる想定で、2チューナーを絡ませることで《C・ドラゴン》も選択肢に入れていました。
こんなところでしょうか。
《運命のドロー》からの3枚手札に加えるコンボは他のデッキでも応用が利くと思うので、興味がある方はぜひ試してみてください。
もう少し時械神を入れてゆっくり戦えるようにもしたいので、刻々とレシピは変わっていくと思います。皆さんも是非組んでみてください。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ
【前回の記事はこちら】ミソの定期連載その12 ~新ルールについて~
【次回の記事】ミソの定期連載その13 ~遊戯王思い出話①~