こんにちは!滋賀県ののんびりDMプレイヤーsinigamiです。今回は【5cコントロール】について解説していきたいと思います。
目次
⏹️5cコントロールとは?
《フェアリー・ミラクル》による強力なマナ加速を活かしたコントロールデッキ。5文明全てを活かした幅広い戦術と圧倒的なカードパワーが魅力となっています。
⏹️デッキレシピ
⏹️基本的な動かし方
⏺️序盤
《フェアリー・ミラクル》、《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》でマナを伸ばしていきます。
⏺️中盤
《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》、《ドンドン吸い込むナウ》、《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》で手札を整えつつ、《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》、《ニコル・ボーラス》でハンデスを行い、相手とのアドバンテージ差を広げていきます。
⏺️フィニッシュ
《勝利宣言 鬼丸「覇」》、《龍世界 ドラゴ大王》、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》、《光神龍スペル・デル・フィン》といったパワーカードで相手にプレッシャーをかけ、ダイレクトアタックを目指します。
⏹️採用カード解説
⏹️《魂と記憶の盾》
《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》や《メガ・マナロック・ドラゴン》への対策札。少ないマナでも唱えることができ、盾送りにすることによって再利用されにくくなっています。
⏹️《フェアリー・ミラクル》
初動のマナ加速。
⏹️《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》
⏺️クリーチャー
初動のマナ加速。マナ武装の条件が厳しく感じるかもしれませんが、多色を多く組み込んでるこのデッキならば、条件を満たすことはたやすいです。
クリーチャーなので《タイム3 シド》や《堕魔 ドゥスン》、《音奏 プーンギ》などの影響を受けずにマナ加速ができます。以前は初動のマナ加速を全て呪文に頼り切ることが多かったのでリスクがいくら解消されました。
⏺️呪文面
一気に5枚ドローできる呪文。もともと5cコントロールはマナが貯まりやすい反面、手札補充手段が限られており、枯渇しやすかったのですがこのカードにより少し解消されました。
序盤、クリーチャーとして一仕事終えた後、《ドンドン吸い込むナウ》で手札に戻して呪文面で再利用するのがオススメです。
⏹️《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
⏺️クリーチャー面
マッハファイターとドラゴンを持っている、優秀な《百族の長 プチョヘンザ》のチェンジ元。マナ加速と回収が同時にこなせるので、無駄がなく次の一手につながりやすくなっています。
⏺️呪文面
初動のマナ加速。相手の墓地を山札に戻せるので【墓地ソース】や【カリヤドネループ】へのメタカードにもなります。自分の墓地もリセットできるので、長期戦の際に山札切れを起こす心配もなくなりました。
⏹️《ドンドン吸い込むナウ》
サーチと受け札を兼ね備えるST。5枚掘り進めるため欲しいカードにアクセスしやすくなります。地味ながらもデッキの安定性と回転率は桁違いに高くなります。
受け札としてもとても優秀です。相手のクリーチャー1体を手札に戻せることに加えて、《怒流牙 サイゾウミスト》を山札から持ってくることにより、2体止めることができます。また、戻すのは自身のクリーチャーでも問題ないので、ひたすら《怒流牙 サイゾウミスト》を使い回すこともできます。
応用テクニックスとして、《ニコル・ボーラス》の大量ハンデスやの《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》マッハファイターを使い回すのも覚えておいて損はない戦術の一つです。
⏹️《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》
置きドローソース。《ドンドン吸い込むナウ》や《テック団の波壊Go!》といった強力な除去呪文を唱えられるのでとても強いです。毎ターン、終了時にはしっかりドローしましょう。
⏹️《ハムカツ団の爆砕Go!》
ST呪文。3000以下全破壊は非常に強力です。マナ送りの能力はカード指定除去のため、D2フィールドやその他のフィールド除去に使用可能です。また、自分の盤面もマナに送れるので、自分の場のクリーチャーをマナ送りにして強引にマナ加速するのも戦術の1つです。あとから《蒼龍の大地》で出しなおすのもいいでしょう。
⏹️《テック団の波壊Go!》
苦手な速攻対面には必ず踏ませたい強力なST。《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》からでも打てるのでとても便利です。
⏹️《怒流牙 サイゾウミスト》
数あるシノビの中でもトップクラスの性能を有する1枚。シノビでは珍しい、Wブレイカーと山札回復能力を併せ持っています。
《ドンドン吸い込むナウ》で使い回すのがこのデッキの防御の1つです。盾に触れられるカードなので疑似的な盾落ちケアができます。しかし、実際は盾落ちしたカードは割り切って手元にきたカードで試合を組みか立てるのが効率的です。
⏹️《蒼龍の大地》
マナからクリーチャーを呼び起こすST。追加でバトルもできるので《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》や《龍世界 ドラゴ大王》を呼び出せば2面除去が可能です。
文明問わずクリーチャーを呼び出せるものの、マナゾーンの枚数以上のクリーチャーは呼び出せない仕様になっています。後半、このカードのスペックを十分生かせるようにマナ加速は積極的に行いましょう。また、序盤にSTなどで唱える場合は《未来妖精ミクル/ミラクル・ブレイン》や《怒流牙 サイゾウミスト》を呼び出してマナを伸ばししっかり後続に繋げていくのが大切です。
⏹️《支配のオラクルジュエル》
とりあえず、1ターン確実のしのげるST。ターンさえ帰ってくれば反撃の手段は豊富にあるのでかなり強力なSTだと思っています。
⏹️《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》
踏み倒しメタと山札回復を兼ね備える1枚。SAが搭載されているので、奇襲打点形成にはもちろん、タイムロスなしですぐに《百族の長 プチョヘンザ》に革命チェンジすることもできます。
⏹️《ニコル・ボーラス》《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》
強力なハンデスカード。今回はより1コスト軽い《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》も同時に採用。デュエマにおいて1コスト軽いかどうかはかなり大きいです。《ソウル・アドバンテージ》がプレミアム殿堂で《ロスト・ソウル》が最大8枚までデッキに採用できると考えるとよくわかります。
⏹️《百族の長 プチョヘンザ》《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》
いつものコンビ。《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》のスーパーSバックから《百族の長 プチョヘンザ》に繋げるのが王道の流れとなっています。
⏹️《勝利宣言 鬼丸「覇」》
強力なフィニッシャー。運用素は強いものの、出せはとりあえず何とかなります。
⏹️《龍世界 ドラゴ大王》《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《光神龍スペル・デル・フィン》
強力なロック性能を持つ大型クリーチャー。3体揃えば相手の息の根を完全に止めることができますが、どれか1枚出させただけで詰むデッキも多いです。《龍世界 ドラゴ大王》のみ、自分にも制約がかかるので注意しましょう。
⏹️その他採用オススメカード
⏹️《英知と追撃の宝剣》《ラスト・バイオレンス》
今回は自分の強い動きを押し通す構築にしたのでランデス要素は不採用ですが、ランデスは強力な戦術の1つなのでオススメです。
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》や《時の秘術師 ミラクルスター》で使い回すとより効果的です。呪文以外なら《偽りの王 ヴィルヘルム》も強力なランデスカードなので採用を検討してもいいと思います。
⏹️《超次元ガロウズ・ホール》《超次元ホワイトグリーン・ホール》
超次元を採用するならこの2枚がオススメです。。他の選択肢としては《超次元ガード・ホール》や《超次元リバイヴ・ホール》もありだと思います。サイキッククリーチャーは《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》や《イオの伝道師ガガ・パックン》、《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》あたりを揃えておくといいでしょう。《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》の3体セットもお忘れなく。
⏹️《水上第九院 シャコガイル》《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》
より安全な勝利を手に入れたい方はこちらがオススメです。除去力と防御力には自信のあるデッキなので特殊勝利条件は比較的簡単に満たせるはずです。どちらか片方だけにこだわらず、両方採用して勝ち筋を増やしておくのも1つの手かもしれません。
⏹️プレイングのコツ
デッキの基本的な動きは「マナを伸ばして大きなクリーチャーを出す」というシンプルなものなので、プレイングはそこまで難しくないです。マナに全文明が揃うようにだけ気を配りましょう。また、相手に対して臨機応変に対応していくのも大切です。
⏹️デッキの長所・短所
なんといってもそのデッキのパワーが魅力です。あらゆるデッキと渡り合うことができます。フィニッシュの精度も高く、相手に反撃の隙を与えません。
しかし、STが多めに採用されているとはいえ、極端な速攻対面にはこちらの準備が間に合わず押し切られてしまうことも。《奇石 タスリク》や《音奏 プーンギ》でマナ加速が遅れ、そのまま大量展開からの一斉攻撃も十分考えられます。また、ランデス戦術にも弱いです。その他にも《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を先に出せれてしまい、ドラゴンの主力部隊が封じられ負けてしまうこともあります。
⏹️あとがき
いかがでしたでしょうか?多くのプレイヤーに愛され続ける【5cコントロール】。すべての文明を活かした自由度の高いデッキとなっており、その可能性は無限大です。今回のレシピはあくまでもその一例に過ぎないので、好みや環境に合わせて改造していただけるとありがたいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。