こんにちは。北白河と申します。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
この企画「今日の一枚」では「今バズっているカード」「今高騰しているカード」「今話題のカード」「往年の名カード」「今北白河の中でアツいカード」など、独断と偏見で北白河が選んだカードを定期更新(週四回くらい更新できたらいいな)で毎日1枚取り上げて語っていきます。
というわけで、今日もやっていきましょう。それでは、今日のカードはこちら。
《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》
【クリーチャー 】
【文明】火
【パワー】19000
【コスト】10
■スピードアタッカー
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。
オリカ現る
DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」収録のレジェンドカード……にして、新章デュエル・マスターズのプレビューカードです。何も知らずにパック剥いたらこれが出てきたプレイヤーの驚きは相当のものがあったでしょう。きたしーもイラストの下の方でドラゴンが死んでることに今気付いて驚きました。もっとやれ。
手書き風のイラストに手書き風フォントと、まさに「オリカ」といった趣です。存在が判明したときは「なんだこれ!?」と話題になりましたが、後に新主人公の切札ジョーがオリカの使い手であることが判明すると納得をもって受け入れられました。きたしーはドラゴンが絶滅したので受け入れました。もっとやれ。
その効果はオリカだけあって超シンプル。召喚すると 「相手クリーチャーがいたら全破壊」 「相手クリーチャーがいなければ勝ち」のファッティです。わかりやすーい!真の姿である《ジョリー・ザ・ジョニー》を重くして極限までシンプルにしたような能力です。そのスペックから、相手クリーチャーをどかすのが得意なコントロールデッキの安全なフィニッシュ手段としてさまざまなデッキに採用されました。通称【5cジョリー】と呼ばれるコントロールデッキには熱狂的なファンが居ることで有名ですね。
時間を浪費してジョリーを出そう
さて。こんなカードを見せられたらせっかくなので確実にエクストラウィンしたいですね。やっていきましょう。
このカードで勝つ手段は色々あると思いますが、ここはシンプルに行きましょう。同じターンに2回《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を召喚すると除去の後にエクストラウィンが発生し、除去耐性持ちがいなければおおむね勝てます。《ドルツヴァイ・アステリオ》なんかでマナを20マナまで伸ばすのが一番シンプルですが、もうちょっと簡単な方法があります。
2回出したことにするのです。
《Dの機関 オール・フォー・ワン》や《ソニック・Ⅳ・ワン》などで召喚時効果を2倍にすると、一つの能力である「クリーチャーがいたら破壊、いなけりゃ勝ち」が2回誘発します。すると件の「一回目で全除去、二回目で勝ち」が実現できます。やったー!
……なんだか物足りませんね。北白河はもっと資源を無駄遣いしたいのです。あらゆる資源を注ぎ込んで胡乱なエクストラウィンがしたい!浪費は美徳!無知は力!思慮は今罪と知るべし!
僕らが日頃一番浪費しているものといえば、当然時間です。これを浪費して……つまり、追加2ターン以上を獲得し、複数ターンかけて《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を複数召喚するのです!
オリカに続いてクソデッキも現る
そんなわけでできたゴミデッキがこちらです。
《魂の呼び声》→《ザ・ユニバース・ゲート》を《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で何度も使いまわし大量の追加ターンを得、そのターンで自力でマナを貯めることで10マナを捻出。2ターンかけて《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を召喚するという……
そんだけ追加ターンあったら何やっても勝てるだろ!
えーと。正気に戻って考えると、「同一ターンに《無双と竜騎の伝説》を何回か使う」等の方法でもう少し簡単に大量追加ターンを成立させる手段はあると思います。そもそも半無限ターンが成立している時点であらゆるクリーチャーが勝ち手段になりますし、無限に7マナの呪文を回して勝つなら【ネバーループ】で大丈夫です。
どうしても近いことをやりたい場合、《ボルバルザーク・エクス》を絡めて1ターンで2回出すのがおすすめです。10マナある状態で《爆竜兵ドラグストライク》とかを置いてから《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》を出し、 《爆竜兵ドラグストライク》のpigで《ボルバルザーク・エクス》を出してマナをアンタップ→もう一回《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でオッケーですね。なんにもオッケーじゃねえな。
そして最も簡単なのは、素直に太いコントロールの締めとして投入することです。こんなクソデッキで時間を浪費している暇があったら、もっと良いレシピがこのへんにたくさんあるので自分で調べてください。時間は有用な資源であり、無駄遣いをしている暇はないのです。節約は美徳!
というわけで、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》でした。十王篇に突入してビート環境になれば、【5cジョリー】みたいなトリガー多めのコントロールが活躍できる……はずです。きっと。それでは、次の記事で。
「今日の一枚」は月・水・金・日の週四回更新!更新チェックのためにガチまとめ公式ツイッターを是非フォローお願いいたします。
また、ツイッターやコメント欄で記事の感想や次のテーマとなるカードの募集も受け付けております。北白河はコメント返信率100%を目指しております。がんばります。