はじめに
圧倒的大差をつけて勝利する、ってロマンがありませんか?
何事においても、大きな差を作り出して勝利するというのは、なかなかに清々しく気分の良いものです。
一度くらいは「あれ? また僕何かやっちゃいました?」という顔して、「ざぁこ、ざぁこ、ざこしきかーん」と後々わからされてしまいそうな純粋無垢な言葉を投げかけて、ぶっちぎりで勝ってみたいじゃあないですか。
ただ、そんな瞬間、そうあるものではありません。
普通に暮らしていて、そんな瞬間に遭遇したことなんて、小学校の頃に塾で先に深く勉強しておいたおかげで、学校のテストで無双するくらいですよ。
ああ、あの快感、もう一度味わえたらなぁ・・・。
ご安心ください、味わえます。
そう、この【シノビドルゲ】ならねぇ!
全ての攻撃を叩き落とす異常な硬さを誇る城壁を築き、その隙に手札というリソースを最大限増やし、最後には超絶大差をつけて完膚なきまでに相手を叩きのめす。
まさに我々の求めるロマン! それがここに詰まっているのだ!
そんな圧倒的大差を実現してくれる【シノビドルゲ】。その全てをここに記しましょう!
ふと目に止まって読み始めたら「俺も、私も忍に心奪われたいわ!」となった方は、各リンクからそのまま【シノビドルゲ】のカードをまとめて購入することもできちゃいます。
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気になった方はぜひに購入なすってくださいませー!
目次
【シノビドルゲ】の特徴
【シノビドルゲ】は先にも述べた通り、異常な硬さと超絶リソースで相手を押しつぶして勝つ、というアドバンテージ稼ぎが最大の特徴。
《Dの牢閣 メメント守神宮》《自撮の超人》による『ブロッカー付与』によって、盤面の全てをガッチガチに構築。
そこに《 怒流牙 佐助の超人 》を始めとした「シノビ」を場に繰り出し続けることで、「鉄壁」という言葉が相応しい、まさしく“城“を築き上げるのです。
一度この城を築いてしまえば、例えどれほどの攻撃性能があろうとも、この壁を越えることなど不可能。要塞と化したシノビの軍勢で相手を確実に止めます。
そこに【シノビドルゲ】のドルゲ部分こと《剛撃戦攻ドルゲーザ》によって、大量の手札リソースを確保。
溢れんばかりの無限のリソースを基に、一気にフィニッシュまで駆け上がり、覆せぬ大差で勝利を掴むのであります。
動きも素直で使いやすく、それでいてどんな相手にも屈しない強固な守りを持っている【シノビドルゲ】。
やらしい話、お値段もこのご時世のデッキとしては非常に安く、手に取りやすいデッキとなっています。安いは正義なのです。
デュエマをもっと知りたい、普段の修羅のような世界から抜け出してホッと一息入れたい。そんな方々、ぜひとも触れてほしい一品です。
【シノビドルゲ】デッキレシピ
デッキの確定枠と自由枠
以上、『17枚』が確定枠。それらを除いた『23枚』が自由枠となります。
【シノビドルゲ】の城のような鉄壁さを生み出すべく、実質盤面全体にブロッカーを付与できる《 Dの牢閣 メメント守神宮 》《 自撮の超人 》はそれぞれ最大枚数ピック。
特に《自撮の超人》は、ブロック後に散っていくシノビたちをマナに送り込むことができるため、後のフィニッシャーにつなげる面で非常に優秀。
また、それを知っている相手ならば、無闇に殴るわけにはいかないのが道理。牽制の面でも強く出れるため、【シノビドルゲ】を組むならば絶対に採用したい1枚です。
『4マナ』の動きを綺麗に繋いでくれる《 怒流牙 佐助の超人 》《 西南の超人/断断打つべしナウ 》も『4枚』ずつ採用したいところ。
マナカーブが綺麗になるのはもちろん、《怒流牙 佐助の超人》は突如手札から飛んでくるブロッカーとして、《西南の超人/断断打つべしナウ》は確実に攻撃を受けるトリガーとして、それぞれ更なる役割を担ってくれます。
1枚で2度美味しいというカードである以上、ピックは避けられない子たちです。
最後に、リソースを大幅に稼いでくれる《 剛撃戦攻ドルゲーザ 》も同じく『4枚』。
手札リソースを重要視しなくてもよい構築であれば、『3枚』ほどに落とすのもあり。
ただし、『8マナ』の割に自身の軽減効果によって、想像以上に早い段階で場にプレイできるのがこの巨人。
枚数を増やしても腐りづらいため、今回は『4枚』を確定枠として話を進めさせていただきます。
以上が確定枠。
残りの自由枠には、まず第一にフィニッシャーを選んであげましょう。
ロングゲーム・大量の手札リソースからどんなフィニッシュができるのか、デッキと相談しつつお選びくださいませ。
そして、そんな【シノビドルゲ】をまとめた構築がこちら!
デッキリスト
今回は場持ちが良いデッキという点を生かして、盤面をリソースとして活用できる『フシギバース』をフィニッシャーとして選んだ構築。
フィニッシュプランが組みやすく、【シノビドルゲ】の扱いやすさを邪魔しない組み合わせ。使いやすさに長けた形でございます。
【シノビドルゲ】カード解説
勝利に大差を生み出す「リソース確保」
《剛撃戦攻ドルゲーザ》
【 クリーチャー 】
種族 アース・イーター / ジャイアント / 文明 水/自然 / パワー9000 / コスト8
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
シンパシー:アースイーターおよびジャイアント(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のアースイーターまたはジャイアント1体につき1少なくなる。ただしコストは2より少なくならない)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のアースイーターまたはジャイアント1体につき1枚、カードを引いてもよい。
W・ブレイカー
手札リソースを爆発的に伸ばしてくれる大差の元凶。
これから説明する《Dの牢閣 メメント守神宮》《自撮の超人》2枚のカードのおかげで、非常に防御力が高く、それでいて横展開が可能。
そのため、意外にもこの《剛撃戦攻ドルゲーザ》は「シンパシー効果」によって早期に着地することができちゃいます。
一応『Wブレイカー』が付いてはいますが、ドロー以外の効果はこれといってなし。
あくまでリソース確保要員、フィニッシャーは後述のカードたちに任せましょう。無闇に殴ると、むしろ相手にリソースを回収されてしまうので要注意です。
《Dの牢閣 メメント守神宮》《自撮の超人》
(殿堂カード) 【 D2フィールド 】
文明 光 / コスト4
■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:いずれかのプレイヤーが自身のターンに最初のカードを引いた時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーをすべてタップする。
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / チームウェイブ / 文明 水/自然 / パワー4000 / コスト4
■自分の水または自然のクリーチャーすべてに「ブロッカー」を与える。(「ブロッカー」を持つクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更してもよい)
■自分の水または自然のクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにタップしてマナゾーンに置く。
実質盤面全てにブロッカーを付与できる、つまりは強固な盤面を生み出しロングゲームに連れ込む2種。
直接的な攻撃を盤面で受け切り、ひたすらに次のターン次のターンと繋いでいくカードたちです。
突如手札から登場する『ニンジャストライク』持ちのシノビたちにもブロッカーの付与が可能。
『ニンジャストライク』の効果による防御にプラスして、ブロッカーによる耐久ができるようになるわけです。
この城を築いてくれる、建築家のお2人というわけですね。
早期アドバンテージを狙え「マナカーブ」
《ダークライフ》《桜風妖精ステップル》
【 呪文 】
文明 闇/自然 / コスト2
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに、もう1枚を墓地に置く。
【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。
今回は『2→4』のマナカーブを綺麗に繋ぎ、『3〜4ターン目』で牙城を築き上げるのが目標。
そのため、『2マナ』のマナ加速である2種を引っ張り出してきたのであります。
「2マナなら《フェアリー・ライフ》でええやんけ!」という話もありますが、今回は墓地を活用する『フシギバース』がフィニッシャーとなる構築。
マナ加速として役割を果たせる他、墓地を肥やせるこの2種類がベターなチョイスというわけでございます。
という点を踏まえて、《桜風妖精ステップル》は破壊されなきゃマナ加速として良し、破壊されても墓地肥やしとして良し。
《Dの牢閣 メメント守神宮》《自撮の超人》の効果で付与されたブロッカー能力を活用しても全く問題ございません。
むしろ、よほど序盤や次の展開にマナがジャスト、という場面以外は、積極的に供物として捧げていきましょう。
ただし! これを良いことに序盤からブロッカーとして犠牲にすると、後述の『ニンジャストライク』発動ができなくなる可能性も・・・。
そのため、マナと手札をじっくり観察して、「1マナ犠牲にしても問題なし!」と判断できるまでは場に残すこと!
・・・でなければ、負け筋に繋がってしまいかねないので、この点は要・要・要注意です。
《怒流牙 佐助の超人》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / アース・イーター / シノビ / 文明 水/自然 / パワー3000 / コスト4
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ニンジャ・ストライク5
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。その後、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置く。
一時期は《斬隠蒼頭龍バイケン》とともに様々なデッキに入り、マナ加速と防御を同時にこなした、言わずと知れたシノビ。
今回は『2→4』、そしてさらにその先へと続けてくれるマナ加速要員として登場です。
そんなマナ加速としての面を持ちつつ、実は『フシギバース』と相性が良いのがこの子の憎らしいところ。
上述の『2マナ』帯で墓地に落とした、ないしブロックして墓地に散っていった、などなど。別のカードがあれば墓地にいれば、実質的に手札の好きなカードを墓地に叩き落とすことができます。
これで『フシギバース』持ちを墓地に落とせば、より早期にフィニッシュプランを組み上げることが可能に。
そんな憎らしい一面を隠し持った、【シノビドルゲ】のシノビ部分です。
《西南の超人/断断打つべしナウ》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジャイアント / サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4
■自分のジャイアントの召喚コストを最大2、少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。
■セイバー:ジャイアント(自分のジャイアントが破壊される時、このクリーチャーをかわりに破壊してもよい)
【呪文】
カード名:断断打つべしナウ
文明:自然
コスト:1マナ
■S・トリガー
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体、タップする。次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならそのクリーチャーを攻撃する。
ジャイアント、すなわち爆アド上振れヤッホーな《剛撃戦攻ドルゲーザ》をより早期着地させることができるマナ軽減効果持ち。
実質お名前は《便利な超人/断断打つべしナウ》といっても差し支えないでしょう。
『セイバー・ジャイアント』はブロッカーを付与して耐久するデッキの性質上、あまり輝く場面は多くありませんが、《 自撮の超人 》を相手の効果やブロック後の追撃から守ってくれる貴重な存在だったりします。
また、下の呪文が意外にも優秀で、強制的に攻撃先を固定化させることが可能に。
これにより、ブロッカーがいない盤面でも直接攻撃を防げたり、パワーの高いクリーチャーに付与して攻撃そのものをできなくさせたりと、やらしい耐久ができるようになるのです。
上で出して良し、下で出して良し。【シノビドルゲ】のアイドルです。
墓地からも手札からも出てくる恐怖の「フィニッシャー」
《ドマンモ龍樹》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / 不死樹王国 / 文明 闇/自然 / パワー12000 / コスト7
■T・ブレイカー
■自分のターン中、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
フシギバース [dn10](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、 [dn10] からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは[dn02]より少なくならない)
第一のフィニッシャー、《ドマンモ龍樹》。
『ニンジャストライク』やら召喚やらで場にクリーチャーを出していくことで、相手の手札がすってんころりん。
あら不思議、墓地に全部落ちてしまったじゃあありませんか。これでは相手は盤面を返すに返せませんね。
っていうわけで、横並びで盤面を強固にしていく【シノビドルゲ】にはかなり心強いフィニッシャーなのです。
《大樹王 ギガンディダノス》
【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン / 不死樹王国 / 文明 闇/自然 / パワー50000 / コスト12
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
■自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
フシギバース [dn14](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、 [dn14]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは [dn02]より少なくならない)
第二のフィニッシャー、《大樹王 ギガンディダノス》。
相手の手札を全てマナに叩き落とし、後続を根こそぎ消し去る。さらに盤面の残りによるアタックすらも許さない。
この1枚を出せば相手は何もできず試合が決まる、まさしくフィニッシャーなのです。
【シノビドルゲ】デッキの回し方
①綺麗なマナカーブを描く
このデッキは盤面を固めて、デカブツ出してフィニッシュ。これをひたすらに目指していくものです。
その流れを作り上げるべく、まずは綺麗なマナカーブを描いて盤面を固める手筈を整えましょう。
マナを『2→4』と繋げ、その先に続けて行くのが今回のマナカーブ。
最初は《ダークライフ》《桜風妖精ステップル》の『2マナ』から。
《 ダーク・ライフ 》も初手のマナ加速として視野に入ってくるため、「闇マナ」に注意しつつマナを構築していきましょう。
今回、単色マナのほとんどが「自然」のため、最優先は「多色」もとい「闇を含む多色」。確実に『2ターン目』から動けるようマナに埋めていきましょう。
『4マナ』を迎えると《 自撮の超人 》《 怒流牙 佐助の超人 》《 西南の超人/断断打つべしナウ 》の3種類がマナカーブとして候補に上がってきます。
最も優先して場に出すべきは《 西南の超人/断断打つべしナウ 》。
《剛撃戦攻ドルゲーザ》を出す点においては、『2マナ』軽減かつ『ジャイアント1体』ということで、最も大きく貢献してくれます。
次点は《 自撮の超人 》。
ブロッカーを生み出し耐久盤面を生み出せる上、ブロックして散っていこうものならマナに送られマナ加速としても活用可能。
ただし、それでも《西南の超人/断断打つべしナウ》ほどの優先度は“基本”なし。
“基本”というのは、万が一相手が「速攻」ないし「自分より早く殴り切ってくる」場合には、命を繋ぎ止めるのが最優先。
つまりは、そのようなデッキが相手であれば、《西南の超人/断断打つべしナウ》よりも優先して場に出すべきクリーチャーになる、ということです。
最終点として《 怒流牙 佐助の超人 》。
素直にマナを伸ばせる他、場合によっては手札の『フシギバース』持ちを墓地に落とすことができます。
ただし、《怒流牙 佐助の超人》には『ニンジャストライク』の能力があるため、可能であれば自分のターンに手札から召喚というのは避けたいところ。
この後の耐久時に突如現れるブロッカーとしても重宝するため、できる限り手札に握ったままで行きたい1枚です。
この『2→4』の流れが上手く組めれば、最高にグッドな展開。
『4マナ』時に何を出すべきかがやや厄介なところですが、ここさえ越えれば後は籠城戦。
ひたすらに展開を続ければ良いので、ここをなんとか乗り越えましょう!
②盤面で命を繋げ!
ここからはフィニッシャーを場に出すまで、ひたすらに命を繋ぎ止めるのみ。籠城戦です。
《怒流牙 佐助の超人》《威牙の幻ハンゾウ》の『ニンジャストライク』を中心に、相手が戦意を失うまでひたすら耐えて耐えて耐え抜く。
《Dの牢閣 メメント守神宮》《自撮の超人》を場に出せていれば、実質全てのクリーチャーがブロッカーになっています。
そのため、毎ターン可能な限りクリーチャーを展開し続けるのが吉。
『ニンジャストライク』を溜め込みつつ、横にクリーチャーを並べ続けてやりましょう。
③レッツフィニッシュ!
さあ、籠城戦を乗り越え、フィニッシャーの《ドマンモ龍樹》《大樹王 ギガンディダノス》をお迎えしたならばもう安心。
場に出し、レッツフィニッシュプラン構築!
・・・といっても、《ドマンモ龍樹》ならば、仲良くクリーチャーを並べて手札を枯らすのみ。
《大樹王 ギガンディダノス》ならば、もう1体打点を交えてぶん殴るのみ。
フィニッシュプラン自体は非常にシンプルかつ簡単です。
思いっきり大差をつけて、トドメの乱打でフィニッシュすべし!
【シノビドルゲ】のカスタマイズ
シノビドルゲ 〜シャコガイルを添えて〜
フィニッシュプランが「何もできない相手をぶん殴る」から「何もできない相手にエクストラウィン」に変わった構築。
フィニッシャーである《水上第九院 シャコガイル》のために少々舞台を整えてあげる必要こそありますが、シールドトリガーという唯一の危険分子を排除できるため、より確実なフィニッシュを迎えることができます。
カード解説
《水上第九院 シャコガイル》
【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー13000 / コスト9
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加え、シャッフルする。
■相手のターンのはじめに、カードを5枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
■自分の山札の最後の1枚を引く時、ゲームに負けるかわりに勝つ。
本構築のフィニッシャー。
籠城戦によるロングゲーム、《剛撃戦攻ドルゲーザ》によるドロー。
これらによって山札を消耗していくこのデッキには最高のフィニッシャーですね。
この子でフィニッシュを決めるために、墓地と山札の枚数を気にかける必要があるのが、少々のネックといったところ。
ただし、この懸念点は《 自撮の超人 》や後述の《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》が解決してくれます。
カードを墓地に送らずマナに送り込むことで、デッキにシャッフルされる枚数を激減。
即エクストラウィンまで繋げてくれるのです。
《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》
【 進化クリーチャー 】
種族 ジャイアント / アース・イーター / シノビ / 文明 水/自然 / パワー17000 / コスト8
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■G・ゼロ:バトルゾーンに自分のジャイアントが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■進化:自分のジャイアント1体の上に置く。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを3体まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。その後、自分の手札を3枚まで、タップしてマナゾーンに置く。
第二のドルゲ、《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》くんです。
ぱっと見、タダ出しできるマナ入れ替えのように見えますが、その実、マナから回収する・マナへ埋めるクリーチャーの枚数は『3枚“まで”』。
すなわち、手札だけ増やす・マナだけ増やす、ということができるのであります。
これで序盤に渋々埋めてしまった《水上第九院 シャコガイル》を取り返したり、《怒流牙 佐助の超人》を取り返して耐久力にパラメータを割り振ったり。
逆に《水上第九院 シャコガイル》降誕のためのマナを尋常ならざる速度で加速させたり。
その場その場に応じた細かな調整ができるようになります。
まああれです。極論、キーパーツが回収できる便利なやつ、とだけ覚えておけばOKです。
《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》
【 呪文 】
種族 チームウェイブ / 文明 自然 / コスト2
■バズレンダ [cc03](この呪文のコストを支払う時、追加で [cc03]を好きな回数支払ってもよい。そうしたら、その{OL} 能力を1回と、追加で [cc03]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
《水上第九院 シャコガイル》の枚数調整を大幅に助けてくれる1枚。
何も《水上第九院 シャコガイル》のエクストラウィンのために、《剛撃戦攻ドルゲーザ》で爆発的なドローをする、ひたすら粘って山札がなくなるまでドローする、という「ドロー」に全てを載せる必要は一切ありません。
マナに送ればいいのです。
《【神回】バズレンダでマナが大変なことに?!【驚愕】》ならば、追加で『3マナ』を捻れば捻るほどマナチャージをすることが可能。
これで一気に山札をマナに送り込んで、枚数を減らせば良いのです!
おまけに『2マナ』で使えるマナ加速、つまりは初手の動きとなってくれるのです。なんと便利なッ!
おわりに
己の牙城を築き完膚なきまでに相手を叩き潰す【シノビドルゲ】。
その最終的な戦力差はまさに圧巻。この快感、他のデッキでは決して味うことはできないでしょう。
カーナベルでは【シノビドルゲ】のデッキパーツや相性のいいカードを豊富にご準備。
探したいカードがすぐに見つかり、当日15時までの注文で即日発送のカーナベルはすぐにデッキを組みたいあなた、そう貴方様にお勧めです。
気になった方はぜひぜひ、組んでみてはいかがでしょうか!