Wey All ウェイボールを720°から徹底解析

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Wey All ウェイボールを720°から徹底解析

目次

はじめに

皆さんこんにちは。「はるたす」というものです。僕は普段から新カードが出るたびに小学生よりも目を輝かせていろいろなデッキを組んでいました。そして先日、全DMPのおもちゃ(?)《Wey All ウェイボール》が公開されました。僕はその瞬間このカードの虜となり多くのデッキを考察してきたのでここではそのデッキを利用して様々なウェイボールの可能性について考え、まとめたものを解説していこうと思います。。※この記事は『超天篇第2弾青きC.A.Pと漆黒の大卍罪』発売前の記事であることを理解したうえで読んでください。またアイキャッチのガチロボは一切関係ありません。

Wey All ウェイボールについて

まず簡単にこのカードの効果について説明していこうかと思います。

文明:水 コスト:2 パワー:5000 このクリーチャーは攻撃できない。各ターン、自分が初めて呪文を唱えたとき、GR召喚する。クリーチャーの能力によって相手がクリーチャーを選ぶとき、このクリーチャーは選べない。


引用元: https://www.youtube.com/watch?v=ZetJNR8zcoA  

です。 どうですか?毎ターン呪文を唱えたときはおろかS・トリガーでも反応するんですよ!!ぱっと思いつくのは《♪銀河の裁きに勝てるものなし》ですかね。この効果だけ見ると「GR召喚する呪文と組み合わせたら強いかな」と最初に考えると思います。まぁさっそくサンプルのデッキ例とともに考察していきましょう。 ※未発売のカードを多数含むためデッキレシピの画像はありません。ご了承ください。

青白型

まず脳裏に浮かんだのがこれ。前述した《♪銀河の裁きに勝てるものなし》のような強力なGR呪文、《♪仰ぎ見よ閃光の軌跡》を筆頭とする安心の防御札。ひたすらGR召喚し殴っていく。メタリカのGRクリーチャーを従えて。悪くない。驚異的展開力。《煌銀河サヴァクティス》による突破力。しかしいまいち足りない。この心残りは何か。そう、メタリカミッツァイルである。奴と比較するとこちらはわずかに盾が強いだけ。《ギラミリオン・ギラクシー》がなければ1度溜めないといけない以上どうしても速度で見劣りしてしまう。友人ともそう話していた。しかしある日急に1つの考えが降ってきた。大量展開を生かせる呪文があればいいのか?あれ?《エメスレム・ルミナリエ》入れたら強くね?と。その瞬間メタリカのフィニッシャーたちを調べ、僕はある結論に行き着いた。《赤攻銀マルハヴァン》だ。 《エメスレム・ルミナリエ》使わないけど。今までGRクリーチャーでのフィニッシュにこだわっていた自分では見つけられない答えだったと思う。そして《赤攻銀マルハヴァン》を投入し完成したリストがこちら。

の52枚である。このデッキのメインの動きは2ターン目のウェイボール着地から3,4で展開、5,6ターン目に《ジャミング・チャフ》を絡めてワンショットです。細かい調整は各々に任せるとして、まず注目するのは海底鬼面城の採用と《煌銀河サヴァクティス》の不採用だと思う。海底鬼面城はデッキの核であるウェイボールをなるべく2ターン目に出すためのもの。1ドロー呪文にしていないのは、仮に鬼面城を割られても結局1ドローはできていること。また、2枚唱えても1体しかウェイボールは仕事しないため継続的なドロソになることを優先したからです。《ア・ストラ・センサー》を《卍獄ブレイン》なんかにしてもいいですね。問題の《煌銀河サヴァクティス》ですが、サヴァクティスのセイバー:マスタードラゴンはメタリカが5体以上。しかし5体もいると《赤攻銀マルハヴァン》が1コストで出せてしまいます。もちろん破壊以外の耐性は魅力的ですが、《赤攻銀マルハヴァン》の軽減の妨げにもなるため不採用としました。一貫性大事。またウェイボールの解説でもしたようにS・トリガー呪文でもGR召喚できるため《Dの牢閣メメント守神宮》との相性は異次元ものです。《♪正義の意思にひれ伏せ》で3面止まりますからね。次に僕の結論《赤攻銀マルハヴァン》についてですが、殴るときはもちろんこいつ召喚酔いしていても強いんです。《ギラミリオン・ギラクシー》で攻撃⇒《赤攻銀マルハヴァン》タップ⇒《ギラミリオン・ギラクシー》アンタップ⇒相手のS・トリガーで《ギラミリオン・ギラクシー》破壊⇒《赤攻銀マルハヴァン》効果で代わりにほかの3コスト以下を破壊⇒《赤攻銀マルハヴァン》アンタップ⇒打点減ってない。ほらね?このコンボのおかげで破壊に対して一気にフィニッシュが楽になります。2体いたら宇宙。あと《龍装者バーナイン》がない理由ですが。これは単純で呪文主体のため《1番体クリスタ》が入らず4ターン目に《龍装者バーナイン》出してエンドは流石に弱いからですね。以上青白GRメタリカの解説でした。…とはいきませんがウェイボールのおかげで4~5ターンキルを狙いつつ有効トリガーをふんだんに積むことができるため新時代のビートダウンとしてのウェイボールの可能性や相手ターンでの展開による驚異の耐久力が見れました。《Dの牢閣メメント守神宮》が殿堂したら《マスター・スパーク》でも入れましょう(雑)。

赤青型

 さっきミッツァイルの劣化ができたといったな。じゃあ入れろよという発想のもと生まれたデッキがこの型。 《赤攻銀マルハヴァン》を思いつく前ですね。超天篇2弾には強力なGRクリーチャーが揃っているためかなりデッキパワーが上がっています。特に《BAKUOOONミッツァイル》は殴れないウェイボールを打点に変換してくれるため相性としては◎です。早速デッキを見ていきましょう。

です。今回は先にGRゾーンから紹介しようと思います。上3枚はいいでしょう。安心のwブレイカー。《マグ・カジロ》は登場時マナドライブ(水)4で4コスト以下の呪文が打てるのでGR召喚が連鎖して実質wブレイカー。《パス・オクタン》は除去をずらせるので先に殴れば打点を残せるから実質wブレイカー。 《シェイク・シャーク》は相手のブロッカー止めれるから実質2回攻撃=wブレイカー。《マシンガントーク》は…《ドンジャングルs7》起こす用。wブレイカーじゃないですよ?ただし除去がそれなりにあるので1枚のみ。wブレイカーだらけですね。このデッキは一応ウェイボールミッツァイルプランと、ウェイボールないときの呪文乱発轟轟轟プランで構成されています。前者の想定キルターンは4。2ターン目ウェイボールから3ターン目に2体。4ターン目に《本日のラッキーナンバー》から1コスト《BAKUOOONミッツァイル》。どう見ても強いことしか書いてないですねw。これで有効トリガー14枚ですし。《轟轟轟ブランド》は正直強そうだから入れましたが調整次第では抜けるかもしれません。GRクリーチャーを展開してからミッツァイルが出てくる性質上、最悪《BAKUOOONミッツァイル》も《轟轟轟ブランド》もなしでぶん殴れるのもポイント高いです。また、青白型の時は《Dの牢閣メメント守神宮》と組み合わせて3面止めていましたが今回のウェイボールの相手ターンの役割は「速攻メタ」になります。先ほどキルターンは4といいましたが相手が1度でも2ターン目にS・トリガーを踏もうものなら《アアル・aka・天国》によって3ターンキルが成立します。《海底鬼面城》は張り得。このおかげで速攻相手にはやられたらやりかえす。コントロール相手には狩られる前に狩るの究極に自己中なプランで対応することができます。正直自信作。赤白青と言っているのも聞いたことありますがタッチで白はともかく、実は白を入れても速度が変わらないため色事故防止のためにも仮に白を入れるなら《Dの牢閣メメント守神宮》か《♪仰ぎ見よ閃光の軌跡》合わせて4枚いくらいがいいと思います。ちなみに時空の決断ミッツァイルで黒単デスザークの人権を奪い取れます。ウェイボール最強!!あと、同じ赤青でもフレア覇道したいと言ってる人がいました。なぜそのプランにしなかったのか。答えは簡単。ミッツァイル型の方が強そうだからです(笑)。今回のデッキからは相手のターンすら展開する力によってプランを選択できるウェイボールの強さが体感できました。次はそんな多くのプランが独り歩きしました。ちなみに《行燈ドロン》は他の赤いトリガーでもOK。ちなみに修正食らってたらなんか強そうなじゃんけんプロモ発表されました。

青黒ハンデス型

 なんか表記が変な気がしますが気にしないでください。今回はウェイボールを活用した3通りのハンデスを紹介します。今回は量が多いこと、基盤は既存のレシピと変わらないことからデッキリストは省かせていただきます。一つ目はタコンチュアダムスキーです。

僕自身時々ハンデスを握っているのですが、《ヴォルグ・サンダー》の殿堂もありライブラリアウトにかかる時間がかなり延びてしまい、結果5cコントロールのような対面でトップドンジャングルニコル!!で超次元呪文尽きて「おわり?」みたいな経験を何度もしました。もちろんプレイの面もあると思いますが勝つまでに時間がかかるというのはそれだけ相手にチャンスを与えることにもなるのです。それを解消したのがこの型。GRゾーンを真っ青に染め上げ、《龍装艦チェンジザ》の採用などで展開しながらコントロールしていく。相手の山<こちらのクリーチャー×4になったらタコンチュアダムスキーで勝ちというもの。いざ回してみると本当に詰めが早くなっていて場合によっては無理やり《S級宇宙アダムスキー》がなげれます。また、序盤に《宇宙タコンチュ》を引くとハンドで腐りますが、それを回避できる《魔天降臨》が自然と入ってくるので見事かみ合ってます。それでも《魔天降臨》引かなかったりそもそもデッキ枠に無理があったため生まれたのが結局タコンチュ抜けたアダムスキー型。これが2つ目です。先ほどとは違い、ウェイボールを完璧に防御札として使おうというものです。青に揃えて《C.A.Pアアル・カイト》で受けてもいいですし、《バツトラの父》やブロッカーなどを立てるのもありです。特にこの場合はウェイボールの効果が《Dの博才サイバー・ダイスベガス》やS・トリガーでも反応するので《Dの牢閣メメント守神宮》同様かなりの耐久を見せてくれます。アダムスキーの進化元はやっぱり《サイバー・k・ウォズレック》と《龍素記号srスペルサイクリカ》、《勝利のリュウセイカイザー》ですかね。速度では1つ目に負けますがやっぱり安定感がという人はこちらがおすすめ。今回は比較的おとなしめな防御特化ウェイボールでした。除去しながらブロッカー出るのは今の速攻対面かなり強い動きになります。ジョーカーズ はしらね。それからどちらの型にも言えることですが、《龍素記号srスペルサイクリカ》を筆頭とする「呪文を打てるクリーチャー」とウェイボールとの相性は凄まじいです。超次元呪文でも打った日には3面展開ですよ?絶対強い。《超次元エナジーホール》オススメです。

最後に3つ目のハンデスですがもうお察しの方もいるでしょう。デッドゾーン型です。

このウェイボールのGRはメタリカ軸がいいと思います。そこそこの耐久力と《煌銀河サヴァクティス》による突破力がミソですね。既存の青黒ハンデスデッドゾーンでは《本日のラッキーナンバー》である程度トリガーをケアできるとはいえ、可能な限りの打点の準備から《魔天降臨》で、攻撃を凌がれた時のケア と意外と準備が多いものでした。しかしウェイボールを起用することで打点の準備はおろかある程度のトリガー対策までコントロールの過程で自動的に行ってくれます。《本日のラッキーナンバー》で《終末の時計ザ・クロック》は止めて《煌銀河サヴァクティス》でとどめ。強そう。そんなわけで3つ目は放っておいてもきづいたら打点になってるウェイボールでした。デッドゾーン型には今後入ってきそうですね。受けにもなりますし。そんなわけでこの3つのハンデスではGRのチョイスで7色のカードタイプに変貌するウェイボールの器用さや置いておくだけでもきちんと仕事をする強さが分かったかと思います。 (7色だからこんなにデッキをつくっているんだけどね。) コンボパーツにすらなるのは驚愕でした。

(おまけ)青緑型?

実はこれいまいち強くなかったんです。「緑ジョーカーズ出たし絶対いけるやん!!」と思った結果ただのおもちゃになってしまいました。《ガガガン・ジョーカーズ》強いと思ったのに。ただ、今後の状況によっては可能性も秘めている型だと思っています。というのもですね、自然文明はもともとマナ加速が得意な文明でして、もし呪文主体でも迅速に10マナ溜る様な時が到来すれば6打点そろえながら《古代楽園モアイランド》立てれてジャスキル飛ばせますね。 そこ、《ジャミング・チャフ》でいいとかいわないの。 5色にしてやろうか。また、《スターダム・スタージアム》とのシナジーもすごいですし、なにより《マナクライシス》の破壊力。楽しいですよ?そんなわけで今はまだまだですがマナ加速とも大きなシナジーがあるということも理解しておきたいですね。《獅子王の遺跡》打ちながら展開できるとか夢みたい。《マグ・カジロ》がバグるかな。ということで多色マナ加速型の紹介でした。申し訳程度に青緑のリスト置いておきます。

最後に

 なんというかデッキ紹介に近くなってしまいましたが、ウェイボールの可能性についていろいろな視点から掘り下げ伝えることはできたのではないかと思います。この中のレシピが環境入りすると嬉しいですね。もしすぐに緑が環境に入ったら土下座します。それでは皆さん自分のウェイボールライフを楽しんでくださいね。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。


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