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ランクマッチを駆け抜けよう
好評配信中スマホアプリ「デュエル・マスターズ プレイス」!みなさんメインコンテンツのひとつ、ランクマッチは楽しんでいますか?
現在のシーズンは「ボルメテウスカップ」が開催中。初めてシルバー1、ゴールド1といった区切りのランクにたどり着くとパックチケットやゴールドなどの報酬がもらえる他、シーズン終了時には最大到達ランクに合わせてカード生成に必要なDMポイント、パックチケット、特製スリーブが貰えます!これはやらないわけにはいかない!
勿論最高峰のデュエルマスター・レジェンドを目指すのもいいのですが、目標ランクとして
・アチーブメントから10パックチケット+1000ゴールドが貰えるシルバー1
・シーズン報酬にパックチケットが追加されるゴールド5
・アチーブメントから1000ゴールドが貰えるゴールド1
・シーズン報酬のパックチケットが2つに増えるプラチナ5
このラインを越えて報酬を貰おう!という意識で始めてみましょう!
今回は安価デッキという縛りでなく、現在ポイントをつぎ込んで使っているデッキの紹介です。
想定される敵デッキ
さて、実際にランクマッチに参戦する前に……現在デュエプレにあるカードプールからなる、流行っているデッキについて知識を入れておきましょう。
個人的にランクマッチでよくみる、警戒すべき強力デッキは二つ。
環境最速、わかっていても牽き殺される!【水火ヴァルボーグ】!
ボルメテウスとアルカディアスの確実なフィニッシュ【光闇水火ボルコン】!
見事に二極化が激しい環境です。デュエマにはよくあることかもしれない……
この二つに勝てるデッキとして、「ヴァルボーグに対しては受け止めてカウンター」「ボルコンには盤面を裁ききられずにプレッシャーをかけて中盤から殴り切る」中速のビートダウンを構想しました。
これを実現するにはヴァルボーグに対して分厚くトリガーと手打ち除去を採用し、ボルコンに対してクリーチャーを常に供給して相手の除去が追い付かないようにしなければなりません。
その二つを両立させようと試行錯誤したデッキが……こちら!
【水闇サイバービート】
分厚いトリガーと除去、アドバンテージをもりもり稼いで途切れないクリーチャー!
明確なフィニッシャーはいませんが、このデッキのキーカードはこちら。
デュエプレでやたら強化された《マーチング・スプライト》!
後続に「サイバー」が出たらドローするため相手にとってマスト除去クリーチャーでありながら、召喚時に1ドローするため即除去されても損をしないスーパークリーチャーと化しています。
加えてサイバーロードがいるとき暴力的な3ドローを繰り出す《ミラージュ・マーメイド》。
召喚時1ドロークリーチャー8枚と合わせ、展開とドローを同時に行いアドバンテージで相手を押し潰しましょう!
プレイングガイドの前に、採用カードの解説です。ちょっと長くなりますが最後まで読んで、ランクマッチに殴り込みましょう!
採用カード個別解説
《アルオム》
デュエプレオリジナルカードの最軽量サイバーロード。《マーチング・スプライト》後に2マナ召喚時1ドローになったり、《ミラージュ・マーメイド》のドロー条件を満たす仕事があります。シールドへの仕込み方を忘れた《エメラル》
そういった仕事があるため基本的に2ターン目には展開しないようにしましょう。召喚の返しに軽量除去もらって即退場は避けたいカードです。
手札にスプライトとともにキープしておくと、全体除去の返しに6マナスプライト→アルオムで2体展開2ドローで一気に立て直しが図れます。そういった観点からも気軽に展開するのではなく温存しておくべきカードですね。
《スパイラル・スライダー》
最軽量除去呪文。余ったマナでブロッカーをどかして打点を押し込んだり、致命的な盤面を1ターンずらすことで逆転したりといぶし銀な活躍を見せます。
召喚時ドロークリーチャーから今引きで撃って窮地を脱することもしばしばあります。
もちろんトリガーですので速攻対策も兼ね備えています。大型トリガーとあわせて12枚耐性!頼むから踏んでくれ お前のような速攻は組まれさえしないでくれお前が存在していると環境の理が狂うのだ
《飛行男》
唯一の闇クリーチャー。《卵胞虫ゼリー・ワーム》《汽車男》のような能動的ハンデスではないので、相手の全体除去に手札コストを要求する感覚で使いましょう。
召喚時ドロークリーチャーたちと合わせ、横並びしつつも全体除去に擬似的な耐性をつけていきます。2ターン目に召喚して問題ありませんが、相手が序盤からハンデスを決めてきそうならドローエンジンを守るために召喚せずキープしておきましょう。
《アクア・ハルカス》
ハルカス召喚!俺は1ドロー。現状唯一の3マナ召喚時1ドロークリーチャー、《クウリャン》が実装されたら入れ替わる枠です。俺だけクウリャン使えるようになんねえかな
下の《ペコタン》と合わせて召喚時ドローが8枚、《マーチング・スプライト》もカウントできるため11枚!このデッキはひたすらドロークリーチャーで「除去を使っても押し潰す」のが基本です。例え全体除去を食らっても1枚のドロークリーチャーからすぐに展開し直すことができるパワーがあります!
《ペコタン》
ペコタン召喚!俺は1ドロー。パワー3000で《ファントム・バイツ》《バースト・ショット》範囲外なのが嬉しいサイバーロードです。《ミラージュ・マーメイド》にそのまま繋がるコストもグッド。
実はデュエプレで強化されたカードだったりします。本当は相手の方が手札が多いときしかドロー出来なかったのに随分……鍛え直したな……
ハルカス→ペコタン→マーメイドと繋ぐ超気持ちいいムーブはこのデッキの必勝パターンの一つです。パワー2000・3000・4000とバラけて《灼熱波》でも全滅しないのが魅力的ですね。
バトルゾーンに《マーチング・スプライト》がいる状態で召喚した場合、ペコタンのドロー後にスプライトの手札枚数チェックが入ります。除去呪文を先に撃てるときは撃ち、ドロー効果を不発させないようにプレイしましょう。
《一角魚》
軽量除去クリーチャー。バウンスは再召喚されてしまうので呪文だと一時しのぎになりがちですが、クリーチャーであれば例えばブロッカーをバウンス→返しに再召喚とされた場合でも一角魚が場に残っており、前ターンとくらべてブロッカーを突破してトドメをさすだけの打点を揃えうる可能性もあります。
その他殴り返し用クリーチャーをバウンスして安全確保、最速《機神装甲ヴァルボーグ》をバウンスして1ターンずらしつつカウンターの打点を用意、《聖霊王アルカディアス》をバウンスして横の進化元ブロッカーに除去呪文を撃てるように……など様々なデッキ相手に八面六臂の大活躍です。打点換算できる除去はあまりにも便利すぎる……
弱点があるとしたら種族ですかね……いや同型再版が地味に《封魔バルゾー》くらいしかないから来たとしてもサイバーがつくわけじゃないんですけど……
《マーチング・スプライト》
(いつものイントロ)
「オレは闘魂編ベリーレア、マーチング・スプライト。幼なじみで同パック生の《鼓舞の化身》とデュエマプレイスに遊びに行って、 黒ずくめのタカラトミーの怪しげなバランス調整を目撃した。調整を見るのに夢中になっていたオレは、背後から近付いて来る、もう一人のDeNAに気付かなかった。オレはその男にテキストを書き直され、目が覚めたら……コストが2減ってしまっていた!」
「コストが減ってもパワーはおなじ!アド損なしの名ドロソ!制限はハンド5枚!」
というわけでデュエプレ世界だとやたら強くなったスプライトくん、自身も効果対象だわコストは2も下がるわSRになるわと謎の優遇を遂げています。闘魂編の水文明高レアは悲惨なスペックすぎるから適正化されたのかもしれない
4ターン目に召喚して1ドローしたとき、相手からみると放っておけば取り返しのつかないアドバンテージを産み出すのに単体除去を使わされた時点でアド損になるとんでもないクリーチャーです。自身が除去の的になることでサイバーロードを守りマーメイド効果を通しやすくなるのも強い。
1回全体除去を受けた後の立て直しで真価を発揮するので、複数枚引いてもスプライト重ね貼りでウハウハ大量ドロー!は避けて1枚は手札にキープしておきましょう。
《デス・スモーク》
軽量除去でありほぼ確定除去として機能するカード。《デーモン・ハンド》も採用していますがこちらは撃ちながらクリーチャーを召喚しやすいのが一番の利点で、召喚時ドローからそのまま今引きスモーク!といった逆転の可能性も残せます。《スパイラル・スライダー》と合わせて残り何枚かを把握し、ここで引ければ有利になる!というときは狙っていきましょう。
《精霊王アルカディアス》が着地すると撃てなくなるので、光の濃いデッキには進化元エンジェル・コマンドを見た時点ですぐに撃っていきましょう。
《ミラージュ・マーメイド》
サイバーロードを条件に3ドローするクリーチャーなので昭和の《エンペラー・マルコ》……実際頭数が増えるのでマルコの下位とかそういうわけではないです。
クリーチャーを出しながらの3ドローは勝負を決めるアドバンテージをつけるため、サイバーロードは見たら焼け!というのがボルコン側の常識です。《アルオム》が親の仇のように焼かれるのはそういうわけなので、7マナから同時に出すプランも考えておきましょう。
2マナ3000ブロッカーや3000アタッカーに一方的に勝ち、《光輪の精霊ピカリエ》と相討ち、《灼熱波》圏外……とパワー4000であることが現在のデュエプレでは非常に強力です。
ところでサイバーロードは戦闘用種族でも美しい外見にこだわったらしいのですが声には……こだわらなかったのですか?(マーメイドとは思えぬ雄々しい叫び)
《アクア・サーファー》
絶対に速攻に踏んでほしいという気持ちを込めて4枚採用。シールドから飛び出て1枚ずらし、殴り返ししたりブロッカーを除去しつつアタッカーになったりするナイスガイ。
手打ちでも《一角魚》と同じように除去しつつクリーチャーの頭数を増やすスーパー便利カードとして大活躍します。非進化召喚時除去が破壊なら《腐食虫スワンプ・ワーム》、マナ送りなら《シェル・ストーム》と貧弱なデュエプレ環境でバウンスだけはサーファーが最初から内定の優遇ぶり。《マーチング・スプライト》といい水文明への忖度を感じる……
……待てよ、水文明といえば《アクアン》のように金にがめつい商人が多く……デュエプレにはDeNAが関わっている……!つながった!脳細胞がトップギアだぜ!(関係ない)
《デーモン・ハンド》
絶対に速攻に踏んでほしいという気持ちを込めて4枚採用その2。現在のデュエプレでは貴重な確定除去です。イラストの牛鬼くんはあくまで犠牲者で、手前の手ではなく引きずり込もうとしてる回りの手のほうがデモハンなのは有名な話。
これだけでなく《アクア・サーファー》にも言えることですが、召喚時ドローエンジンがきっちり回っていると意外なほどきっちりマナが伸びるため手打ちも充分狙えます。召喚時ドロークリーチャーと同時に使うのは流石に厳しいときもありますが、《マーチング・スプライト》がいる状態で《アルオム》のドローと同時にプレイする8マナは現実的な数字ですので、マナゾーンにノータイムチャージする前に除去を握っておかなくて大丈夫か手札と相談する癖はつけてください。
プレイングガイド
基本編
このデッキは「アドバンテージをとれるクリーチャー」を召喚して手札を減らさずに展開、一斉攻撃でのフィニッシュを狙います。
ですが一斉攻撃といっても、シールド5枚+ダイレクトアタック分の6体のクリーチャーを並べることは難しいでしょう。速いデッキ相手では悠長に並べているうちにこっちが殴りきられる可能性がありますし、ブロッカーをきちんと採用しているデッキならクリーチャーの数が足りなくなるかも。また、コントロールなら並んだところを全体除去されて並べ直しになってしまいます。
ならばどうするか?単純な話で、最後の一斉攻撃に必要なクリーチャーの数がもっと少なく済めばよいのです。なので、「タイミングを見極め、最後の一斉攻撃に向けてシールドをブレイクしておく」プレイングが重要になってきます!これは「致命的なトリガーを致命的でないタイミングで踏んでおける」ということにも繋がります。
これは召喚したクリーチャーを闇雲にアタックさせればよい、というわけではありません。相手のデッキタイプ、盤面のクリーチャー、パワーライン、手札に残ったドローソースなどの条件に合わせてアドリブを効かせる必要があるためとにかく回数をこなして知識を付けましょう。
一例として、対【光水アルカディアス】戦での一シーンを上げます。
《聖霊王アルカディアス》進化からの一斉アタックを受けた返しのターンに《アクア・サーファー》を召喚してアルカディアスをバウンス、殴り返しで相討ちを取りクリーチャーを除去。相手は進化元だった《光輪の精霊ピカリエ》を召喚してきました。
アルカディアスが見えているので、《デス・スモーク》でピカリエを処理し《アクア・ハルカス》を召喚してドロー。この状態でこちらにはクリーチャー4体、うち召喚酔いを除いて3体のクリーチャーが攻撃可能です。
ここで、3体で一斉攻撃を選択し相手のシールドを3枚ブレイク。
相手を「返しのターンにブロッカー展開や除去をしなければ負ける」という状況に追い込みました。
いったんトリガーを無視して考えると、デュエマは攻撃を6回通して勝つゲームであるため現在のデュエプレ環境において【速攻】の黄金パターンでは「1体で攻撃→2体で攻撃→3体(もしくは進化など3体分の打点)で攻撃」と3ターンの攻撃に分かれ、【コントロール】であるなら「6体(W・ブレイカーなどで6体分の打点)で攻撃」の1ターンで勝つことを目指します。
勝利にかかる攻撃ターンが多い【速攻】は速く勝ちきれるがブレイクされたシールドから相手に手札が入り逆転されやすくなり、また攻撃ターンが減る【コントロール】は相手に手札を与えることがないため有利になるが、クリーチャーを並べている間にシールドを削りきられて負けることがあります。
ここにS・トリガーというシステムが加わることでトリガーを踏んだときのリスク、そもそもトリガーを使わせないように殴る、トリガーを割りきって攻撃する、といった思考が追加されるのがデュエマの奥深さですね。
今回の【水闇サイバービート】では「3体で攻撃→3体で攻撃」の2ターン分の攻撃で勝つことを目指しつつ、相手のトリガーのケアを考えて「4体そろったターンに召喚酔いしていない3体の攻撃が通るなら攻撃開始」を基本的な攻撃タイミングとします。
例にあげた対【光水アルカディアス】戦で考えると、2枚目や3枚目のブレイクで除去トリガーを踏むことになっても相手のシールドを3枚~2枚まで削った状態にすることができ、相手に盤面のクリーチャーの処理かブロッカーの追加を迫る「ダメージレースで」有利な状況を作り出すことができます。枚数のアドバンテージを取ることはゲームを有利にしますがあくまで有利にするだけであり勝利そのものではありませんシャコガイルなど特殊勝利はのぞくので、タイミングを見て攻撃を仕掛けないといけないわけですね。
ここでブレイクしておくことでブロッカーを追加されてにらみ合いから《ホーリー・スパーク》で全滅させられるリスクや、先に《ホーリー・スパーク》の入ったシールドを割っておくこともできるでしょう。
もちろん裏目として1枚目のブレイクからトリガーを踏むこともあります。その場合はそれ以上の攻撃をストップしてもOKです。4体のクリーチャーを展開していたことにかわりはないので1体除去されて残り3体、相手のシールドは4枚。「あと2体追加すれば勝ちきれる」状況が継続でき、また相手はトリガーを1枚使わされ、残りのシールドからは「2枚目のトリガー」が埋まっていることを祈らなければいけません。もちろんトリガーが複数枚埋まることは1枚埋まる確率よりも低くなります。トリガーを踏んでも有利が維持できる状況というわけですね。
相手の使う文明によってトリガーも変わるためそれにあわせたケアも必要ですが、まず最初は「4体目を出して3体で攻撃」を目安にしてみてください。そこから実際に成功・失敗を繰り返すうちに適切な攻撃タイミングを覚えていくことができます。
対【水火ヴァルボーグ】
《アルオム》は本来2ターン目に召喚するべきではありませんが、《狂戦士ブレイズ・クロー》《無謀鉄人チョイヤ》《解体屋ピーカプ》とパワー1000クリーチャーへの殴り返し要員が必要なこのマッチアップでは積極的に召喚します。
こちらから積極的に攻撃するタイミングはないと思いがちですが、トリガーサーファーから殴り返しで相手クリーチャーを空にできるターンなどでついでにシールドもブレイクしておく、といった判断をとるべき場合もあります。結局のところすでにスピードアタッカーがある相手にさらに手札を与えてもそれを一気に使いきるだけのマナはありませんので、打点を揃えに来たクリーチャーを《一角魚》でバウンスしつつこちらの打点を追加して逆にこちらがプレッシャーをかける立場に逆転していくことなどを狙っていきましょう。
もちろん最優先で叩くべきは相手クリーチャーです。トリガーがくれば逆転できる、といった盤面を作り続けることを意識して細いトリガーでも有効打に変えられるようにしましょう。
意識してトリガーを厚めにしていますが、それでもあちらがブン回ってこちらがノートリガーなら厳しいです。そういうときは回せば勝てるデッキを選択しきっちり殴りきった相手の勇気と決断と引きを讃えましょう。
対【光水闇火ボルコン】
相手のハンデスや単体除去に対して召喚時1ドロー8枚+《マーチング・スプライト》3枚という「損をしないクリーチャー」をひたすら投げつけることでアドバンテージで上回りつつ、相手が《エナジー・ライト》などで除去を引き込もうとした隙から攻撃開始していくのが基本になります。3体並べてから4体目に《一角魚》を出してブロッカーをバウンスしつつ攻撃といった流れを意識し、《バースト・ショット》を警戒しパワー3000以上のクリーチャーを1体用意した状態で低パワーから攻撃することを覚えておきましょう。
このマッチアップで警戒すべきは《灼熱波》と《ロスト・ソウル》。前者は《ミラージュ・マーメイド》以外のこちらの全クリーチャーが射程内の全体除去、後者は全ハンデスで後続を絶たれるとどちらも致命的なカードです。ですがだからこそ、プレイングで対策を練っていきましょう。
共通して、簡単に言うと積極的に攻撃することで対策とすることができます。まず《灼熱波》はシールドをコストにするため、こちらが召喚時ドローを繰り返し「灼熱波を撃たれても手札から再展開できる」という状況であるならば攻撃で減ったシールド+灼熱波のコストの分「再展開する時必要なクリーチャーの数が減る」ということに繋がります。「損をする灼熱波を要求する」と言い換えてもいいかもしれません。
《ロスト・ソウル》に関しては、相手シールド枚数を削っておくことで「全ハンデスしたら他のアクションがとれず返しの一斉攻撃で(トリガーがなければ)負ける」といった状況に持ち込み、撃たせないプレイングを身に付けましょう。こちらも「ロストソウル前に盤面処理を要求する」と言い換えられますね。
相手マナゾーンに火文明が見えて次ターンで5マナ到達なら灼熱波は撃たれる前提、闇文明が見えて次ターンで8マナ到達ならロストソウルは撃たれる前提とし、トリガーのリスクを織り込んで攻撃することを考えてください。
ガイドまとめ
変な言い方になりますが、【水火ヴァルボーグ】も【光水闇火ボルコン】もアプローチは違いますが相手との対話を拒否するデッキです。それらに対して攻撃という対話を仕掛け、こちらに有利な状況をもぎとるのがこのデッキの勝ち筋なので、大雑把にガンガンドローしているわりに非常にプレイング精度が要求されるデッキです。
勝ったときも負けたときもその試合で自分がしたプレイングのどれが正解でどれが間違いだったか、どこまで裏目をケアするべきか、そもそも環境に合わせたデッキ構成にしているか……きちんと考えることができれば試合ごとに経験値を貯めて一歩ずつ手に馴染ませていけるはずです。
デュエルマスターズにおいて手札の最大出力を見て真っ直ぐ走りきる速攻・後出しで相手への否定を叩きつけて裁ききるコントロールに比べ、中速ビートダウンデッキは相手への対処、攻め込むタイミング、攻めの継続と一番考えることが多くて難しいけど楽しいデッキタイプだと個人的に思っています。(前者二つを否定するわけではありません、個人の好みの問題です)
状況にあわせたプレイングが出来るようになればなるほど使いこなしている実感が数字に出るとても楽しいデッキなので、みなさんもぜひ(ポイントとカード資産に余裕があれば)組んでみてください!
採用検討カード
このデッキを組むにあたって採用を検討したカードであり、現在も状況によっては入れかえることもあるカードたちです。
《ウォルタ》
《アルオム》の枠に採用を考えていた軽量サイバーロード。ほんと《クウリャン》さえいればこんなに悩むことはなかったのに……
攻撃時ドローなので《ミラージュ・マーメイド》のドローしたターンに殴ってさらにドロー、みたいなことを考えたがパワー1000のやわらかボディは裏目になるトリガーが多すぎるため断念。同じやわらかボディなら少しでもコストの低い《アルオム》くんのほうが強み多いよ、ということで現状は不採用です。まあアルオムくんも《ムウリャン》が来たらお役御免だけど
3マナ帯でクリーチャーを確実に出したい、今後サイバー強化がさらにきたが肝心の軽量サイバーが増えない……ということがあれば再雇用かな?
《ハンター・クラスター》
攻撃できるブロッカーでサイバー、さらにトリガークリーチャー。見つけたときはこれだ!サーファーに続くこのデッキの速攻対策はこれしかない!と思いました。
それでいざ使ってみると確かに弱くはないんですが……その枠も一角魚に回した方がもっと対応力あるな?ということでボツに。
ただ、いまだに1枚差したり戻したりを繰り返すほどに悩ましいカードなのは確かです。速攻をもっともっと厚く見たい!という時などにぜひ。
《キング・ケーレ》
デュエプレオリジナルのリヴァイアサン。同じバウンスクリーチャーでは攻めの《一角魚》、守りの《キング・ケーレ》といった感じでしょうか。ユニ×ケレ尊い
バウンス持ちクリーチャーの枠をギリギリまで一角魚と争っていましたが、このデッキはコントロールではなくビートダウンなので本体を殴れるという点で一角魚に枠を譲り渡しました。バウンスを撃ちつつ《襲撃者エグゼドライブ》をガッチリキャッチできるのは優秀なので、こちらも速攻を厚く見る際には入れ替えを検討できますね。「ところで一角魚の前に立ちふさがった相手ブロッカーをお前をブロックするのは俺だ!ってバウンスするキングケーレよくない?」「そのあと殴り返されそうになる一角魚を見てとっさにブロックしちゃうんだよね」「あ~わかる~」
おわりに&おまけ
今回はこれまでの記事と違い、ポイントに糸目を着けずガッツリ高レアを複数枚採用したランクマッチ用デッキのご紹介でした。
実際のところ、やっぱり高レアには高レアたる理由があるのも事実ですので……無課金でも手持ちカードをひたすら変換して作ることはできるはず!ちょっと厳しいかもですがぜひ組んでみてください。強さ楽しさは保証します!
というわけでこのデッキを使ってランクマッチに潜り、プラチナ帯に到達。大量のゴールドとパックチケットを手に入れました。
今回のデッキで使った分のポイント取り戻してやるぜ!と開封すると……
ガーッハッハッハ!大量のSR(プレミアム含む)!シクレまで!いや~やっぱり強くなれば強いカードも引けるようになる!
【水闇サイバービート】で勝ちまくりモテまくり!(札束風呂にルピコちゃんと入ってるインチキくさいおっさんの画像)
みんなも【水闇サイバービート】組んで勝とうぜ!