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新年&新制限 あけましておめでとうございます
皆様、新年あけましておめでとうございます。(この記事執筆開始時2020/01/01)
今年もデュエル・マスターズをよろしくお願いします!2020年もハゲしくアツかりしデュエマ、しよう!
新年を迎えたということで……デュエマ的には新殿堂施工ですね!
大暴れした《BAKUOOON・ミッツァイル》の殿堂、とうとう許されなくなった《音精 ラフルル》などいろいろありましたが……自分が一番ダメージを受けたのはこいつ。
《機術士ディール》/《「本日のラッキーナンバー!」》
【 ツインパクトカード 】
種族 マジック・コマンド / 文明 水 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
呪文面
文明:水
コスト:3マナ
■数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つクリーチャーと呪文を召喚したり唱えたりできない。
逆転封じに序盤の妨害にと大活躍だったツインパクトカード。僕は【カリヤドネワンショット】を組んでいたので大ダメージでした。
旧殿堂【カリヤドネワンショット】
ちなみにこのようなデッキで、ループ突入後は
・《「本日のラッキーナンバー!」》を使い回しデュエマに存在するすべてのコストを宣言。
・ありったけの《魔導管理室 カリヤドネ》と12体のGRクリーチャーを《レッド・マジック》でスピードアタッカー化。
・ブロッカーがいれば《ワーニング・スパイク》でブロック不可を叩きつける。(このカードはアタック不可もついてトリガーなので、3コストで実質スパークともいえます)
・《全能ゼンノー》などの攻撃封じクリーチャーはGRクリーチャーのマナドライブで除去。
・全員で一斉攻撃!ありがとうございました!
「攻撃してるのが少し残念だね~」などと言われてしまいそうなデッキですが、せっかくならとどめ!って言えるデッキがいいな~という考えで《ブラッディ・クロス》型ではなくワンショットを目指していました。
しかしラッキーナンバー制限により序盤の妨害が減り盾埋まりリスクも上がり大惨事に。どうリペアするかな~やっぱりライブラリアウトかな~と考えつつもデュエプレを遊んでいたときに
「《ボルカニック・アロー》ってデュエプレだと相手にしか撃てなくなってるのか~……紙だと味方に撃てるんだよな……
つまり……シールド墓地に送りつつ自分の《ツタンメカーネン》を破壊できるな……」
このちょっとしたひらめきから火文明のカードを漁り……火文明をタッチカラーから正式にサブカラーに変更!これが新しいカリヤドネループ、【カリヤドネメカーネンループ】だ!
【光水闇火カリヤドネメカーネンループ】
というわけで完成した新たなるループがこちら。
基本的に《ブラッディ・タイフーン》《ホメホメ老句》の2マナ3枚墓地肥やしから《プライマル・スクリーム》につなげ、5ターン目の最速ループ成立を目指します。
火を採用したことにより2マナ3枚墓地肥やしが8枚体制になったほか、《ボルカニック・アロー》による手打ち・トリガー除去、自分のシールドを焼却することで墓地肥やしと実質的なシールド回収(ループパーツは墓地に落ちればよい)が可能になったことで、序盤から積極的に攻められた時でも墓地肥やし・シールド回収・除去を同時に行い無理矢理ループを間に合わせることが出来るようになりました。
ループに《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を組み込むことで超GRを掘り進みつつ、手札のループパーツを撃てる→次のカリヤドネ効果のために墓地に置くことができるので、ループが成立するか怪しい状況でも無理矢理ループに持ち込むこともしばしば。
以下、採用カードと役割についての個別解説になります。
《ア・ストラ・センサー》
【 呪文 】
文明 水 / コスト1
■自分の山札の上から3枚を見る。その中から呪文またはオーラを1枚選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
1マナでデッキを3枚掘れる優秀カードかつ、貴重なアンタップインの水マナ源。このデッキは全カード呪文なので見たカードのうちどれでも手札に加えることができます。
1ターン目に撃つよりもタップインマナ処理を優先し、3ターン目に2マナ呪文と同時発動、ループ開始ターンに発動(1マナで自身が墓地にいくのでカリヤドネのコストに影響しない)といったタイミングで使いましょう。
《セイレーン・コンチェルト》
(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / パワー- / コスト1
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分のマナゾーンからカードを1枚、自分の手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、自分のマナゾーンに置く。
ループパーツの一つ、アンタップマナを生成します。そろそろプレミアム殿堂行きじゃないかとヒヤヒヤしてましたが今回は許されてよかった……
実はこのデッキアンタップインの水マナ源がめちゃくちゃ少なく、しかもそのうちこのカード自身と《スパイラル・ゲート》はループに使用するためマナゾーンに置けません。《ストリーミング・シェイバー》は墓地肥やし兼ドローに回したいことを考えると、《ア・ストラ・センサー》をマナゾーンに出し入れすることになるでしょう。
《アーチャー・チュリス》/《ボルカニック・アロー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー7000 / コスト7
■B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■ラスト・バースト(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)
呪文面
文明:火
コスト:2マナ
■S・トリガー
■パワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
■自分のシールドを1つ選び、墓地に置く。
6000火力のコストにシールドを要求する軽量除去呪文。ツインパクト版4枚、旧呪文版が2枚の合計6枚採用。
このデッキではシールドにループパーツが埋まるのは死活問題ですが、このカードはコストでシールドを墓地に送ることができます。ループパーツが埋まっていなくても呪文が墓地にいくので、実質「2マナで墓地の呪文を2枚肥やしたうえ6000火力が撃てる、しかもトリガー」ということになります。
ループパーツの盾落ちケア、墓地呪文を封じる《墓標の封じ 遥典》を除去、速攻相手にトリガーで止めつつ墓地肥やしとやたら痒いところに手が届くカードです。
そして何より一番の仕事は自分の《ツタンメカーネン》を破壊すること。憐れなメカーネンは超GRゾーンに戻されまた出ては破壊され……メカーネン「オレのそばに近寄るなああーッ」
ループパーツが除去トリガーを兼ねる、というのは《スパイラル・ゲート》もそうですが、盾落ちケア要因にも出来るのはボルカニックアローだけの利点と言えます。
《ワーニング・スパイク》
【 呪文 】
文明 光/水 / パワー- / コスト2
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを好きな数選ぶ。このターン、そのクリーチャーは攻撃またはブロックできない。
ワンショット型を組む際に採用した防御トリガーをそのまま今回も採用しました。「選ばれない」能力持ちに効かない欠点はありますが、おおむねマナのスパーク呪文のような扱いができます。2マナなのでカリヤドネにも対応しているため、ワンショット型では盤面のブロッカーを無力化する役目もありました。
撃つ度にテキストを確認されるカード。まあたしかに2マナでスパークみたいなことされたらびっくりするかな……
《スパイラル・ゲート》
(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト2
S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に戻すとき、コストを支払わずにすぐ使ってよい。)
バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
ループパーツの一つで万能バウンスカード。カリヤドネを戻して出し直しましょう。
《ボルカニック・アロー》と同じく、速攻相手の時間稼ぎやメタクリーチャー除去の役割も持っています。
《ブラッディ・タイフーン》
【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト2
■自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、残りを墓地に置く。
このデッキのメインエンジンその1。ループパーツの1つでもあります。打てば確実に墓地が3枚肥える上手札が減らないのが非常に偉い。偉すぎてエラ呼吸になったわね
もう一つの2マナ墓地肥やし《ホメホメ老句》と比べて、こちらは墓地肥やしがランダムでないため手札・墓地に必要なものを振り分けられるのが強みです。ループ中にデッキを掘り進める役割はこちらですね。
《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》
【 呪文 】
文明 光 / コスト3
■GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
■コスト3以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。
ループパーツの1つ。最終的に《ツタンメカーネン》をひたすら引っ張り出すことになります。中盤で手札の墓地肥やし呪文と一緒に唱えることで墓地枚数を+1する細かいムーブは覚えておきましょう。
この呪文を挟むことでカリヤドネの効果が擬似的に手札にも及ぶようになり、ブラッディや《ストリーミング・シェイバー》で手札に加わったカードからもループ出来るようになります。実際決められたループというよりもその場のアドリブで(どのGRクリーチャーが出たかにも合わせて)回すことになると思います。
……まあ最終的にデッキ全把握状態になればまずカリヤドネ出し続けられるから大丈夫大丈夫!
《ストリーミング・シェイバー》
(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト3
自分の山札のカードを、上から4枚表向きにする。その中の水のカードをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを自分の墓地に置く。
手札補充と墓地肥やしを兼ねる殿堂カード。《プライマル・スクリーム》と並んでデッキを4枚掘れる優秀なカードです。
ループの中に組み込んでコンチェルト、スパイラルを一気に手札に加えて♪勝てるもの無しで手札から撃つことで一度のもう1本!カリヤドネで殿堂カードを2回使う小技も出来たりします。ブラッディはブラッディ自身を手札に加える事が多いので……
《フェルナンド・ソシュール》/《プライマル・スクリーム》
【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー6000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。その後、闇のコスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
呪文面
文明:闇
コスト:4マナ
■S・トリガー
■自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
一気に4枚の墓地肥やしを行い、墓地回収も出来る有能カード。ツインパクト版4枚、旧呪文版が1枚の合計5枚採用。一般的なカリヤドネループではカリヤドネでも撃てる《終焉の開闢》が採用されている事が多いですが
・墓地肥やしの枚数が単純に1枚多く、また回収が強制でないため状況に応じて5枚墓地肥やしカードとしても扱える
・トリガーがあることによって速いデッキに対してもカウンターで高速墓地肥やしをきめてループに入る可能性を残せる
・2マナ墓地肥やしを2種採用し、3ターン目はタップインマナ処理をできるようにしたい
・ツインパクトと通常版を合わせることで4枚を超えて採用できる
こういった観点から《プライマル・スクリーム》を採用しています。実際のところ特にトリガーがつくことがとてもありがたく、速いデッキに無理矢理ループに持ち込む展開を何度も引き込むことができました。
《凶鬼90号 ゾレーゴ》/《「大当たり!もう一本!」》
【 ツインパクトカード 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 水/闇 / パワー7000 / コスト6
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
呪文面
文明:水
コスト:2マナ
■このターン、次に自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーする時、その能力は1度のかわりに2度トリガーする。
ループパーツの1つで、登場時効果を2連発できるようになるキーカード。
カリヤドネが呪文3連射したあとさらに3連射できるようになり、2回目の3連射でこの呪文を撃つことで無限に大当たりを引き続けるのがカリヤドネループの真骨頂。そんなにアイス食べたらお腹壊しちゃうよ……でもその前に対戦相手が壊れるから大丈夫か。
地味にクリーチャー面が呪文ロッククリーチャーを除去できることを覚えておきましょう。
《ほめほめ老》/《ホメホメ老句》
【 ツインパクトカード 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー7000 / コスト7
■J・O・E 2 (このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)
呪文面
文明:火
コスト:2マナ
■カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、相手に見ないで選ばせ、捨てる。
火を採用することで使えるようになった2種類目の2マナ3枚墓地肥やし。最終的に極限まで薄くしたデッキをループさせ続ける構えを取るため、とにかく序盤にデッキを掘る必要があるこのデッキでは2マナ3枚墓地肥やし8枚体制はとても安心できます。
《ブラッディ・タイフーン》にくらべてランダムディスカードしてしまうため後半ループ開始時に組み込むのは難しいですが、序盤ではランダムであることから「今もっていてもしょうがないものを落として必要な物をトップ3枚から複数引き込める」可能性を秘めています。多少落ちてもあとでプライマルで回収するからセーフセーフ
その他だと、2ターン目にブラッディを撃つには水・闇をきちんと2ターンで揃える必要がありますがこちらは単色カードなので少し撃ちやすいところがメリットですね。
《魔導管理室 カリヤドネ》/《ハーミット・サークル》
【 ツインパクトカード 】
種族 ムートピア / 文明 光/水 / パワー10500 / コスト14
■シンパシー:自分の墓地にある呪文(このクリーチャーを召喚する時支払うコストは、自分の墓地にある呪文1枚につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下の呪文を3枚まで、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。こうして唱えた呪文は、唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。
■W・ブレイカー
呪文面
文明:光
コスト:3マナ
■S・トリガー
■相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。
ループパーツの1つでデッキ名にもなっているこのデッキの主役!コスト軽減のために墓地に置いた呪文をそのまま踏み倒す美しいカードデザイン。美しすぎてわるいデュエマプレイヤーたちは日々悪用チャンスを狙っています。
《「大当たり!もう1本!」》状態であれば、ループが確定していなくても思いきって出して墓地の《ほめほめ老句》《ブラッディ・タイフーン》《ストリーミング・シェイバー》を1回目の3連射で撃ちまくり、デッキの未確定部分を無くしてループに持ち込むこともできます。
1回目の3連射で手札に引き込んだ《セイレーン・コンチェルト》《スパイラル・ゲート》などを、2回目の3連射で墓地から《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱えることで強引にループ成立させるということですね。デッキ残り10枚が全部未確定の状態からでもループに持っていけたりします。
《バルバルバルチュー》
【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー2000 / コスト2
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
パワーパフバルチュー。コダマンマ系のシールド回収効果を持っており、とにかく盾落ちをケアする必要があるこのデッキでは嬉しいGRクリーチャーです。
《サザン・エー》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / ワンダフォース / 文明 水 / パワー1000 / コスト2
■マナドライブ4(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが4枚以上で水文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇カードを2枚引く。
最速ループターンの関係上マナドライブ6(水)はちょっと使いづらいな……と考えていたところにきたマナドライブ4(水)ドロークリーチャー。
デッキさえ掘れればループできる!というときにガチャから出てきて最後の堀りをしてくれたりします。
《ツタンメカーネン》
【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 ゼロ / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーはカードを1枚引く。(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札に含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
今回のループの核。ひたすらGR召喚されては破壊され超GRゾーンに戻る過労死ぶりを発揮します。こちらはカリヤドネの効果でデッキを回復しながらツタンメカーネンのドローを処理できますが、相手はそうはいきません。最終的に全部ドローさせてフィニッシュします。
《ブラッディ・クロス》型と比べて速度では劣りますが、墓地発動効果を許さないドローループはデュエマ最強の勝ち筋なのは《黒神龍ザルバ》大好きな皆さんならご存じのはず。
なのでこれから毎日メカーネンを焼こうぜ!
《ダラク 丙-二式》
【 GRクリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / デリートロン / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。それを自分の墓地に置いてもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
GR召喚時に墓地肥やしができるGRクリーチャー。ループ前は墓地肥やしを、ループ時はドローずらしを担当するいぶし銀です。
惜しむらくはマナドライブ自壊サイクルでないこと。もっと使い回したいから自壊してほしい(外道)
《アカカゲ・レッドシャドウ》
【 GRクリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / ワンダフォース / 文明 火 / パワー3000+ / コスト3
■マナドライブ5(火):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で火文明があれば、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーの◇能力を使う。
◇シールドを1つブレイクする。
バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
イヤーッ!マナドライブのエントリーだ!憐れシールドは爆発四散!
《バルバルバルチュー》と違いトリガーも撃てるシールド回収。相手のシールドは一切さわりません。自壊サイクルのため使い回して何度もシールド回収できるのが嬉しいですね。
♪勝てるもの無しで出てきてシールドからプライマル・スクリームを撃って無理矢理ループにはいるとは汚いなさすが忍者きたない
《回収 TE-10》
【 GRクリーチャー 】
種族 トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー1000 / コスト3
■マナドライブ 5(水):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが5枚以上で水文明があれば、呪文またはオーラを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)
マナドライブによる墓地呪文回収。ツインパクトも回収できるのでカリヤドネを回収して次弾装填したりもできます。回収が任意なのも嬉しいですね。
プレイングガイド
墓地を肥やすぜ!序盤戦
序盤は《ブラッディ・タイフーン》か《ホネホネ老句》からスタートし、墓地に呪文を貯めていきます。この時点でメタクリーチャーが見えたら《ボルカニック・アロー》でシールド回収もかねて焼いておきましょう。
《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》からブラッディやホネホネを撃つムーブも大事です。単純に♪勝てるもの無しの分1枚多く墓地が肥やせるほかマナドライブ未達成であっても《ダラク 丙-二式》による追加の墓地肥やし、《バルバルバルチュー》によるシールド回収、《ツタンメカーネン》のドローで後続呪文確保などGRクリーチャーの効果が始動の補助になるでしょう。
ループへ突入する判断の中盤戦
充分に墓地が肥えた状態で《「大当たり!もう1本!」》を唱え、《魔導管理室 カリヤドネ》を召喚することでループに突入しますが……ループに必要な《セイレーン・コンチェルト》《スパイラル・ゲート》は墓地か♪勝てるもの無しで撃てるよう手札にありますか?
あるならば1回目の3連射でデッキを削りきりループ開始です。カリヤドネがもう一回着地してデッキが一周すれば間に合うので、それらのパーツがない場合でもマナに余裕があったりカリヤドネを複数握っているなら3×2連射でデッキ・シールドを削りきり2体目のカリヤドネからループに入れるでしょう。
問題はシールドにパーツが埋まっているかもしれなかったりデッキの削れる枚数がギリギリ……という場合ですが、わりとGRクリーチャーの効果でなんとかなったりします。相手に次のターンを渡したら死ぬ!というときは思いきってもう1本!カリヤドネを決め、アドリブを効かせてループ突入しましょう!
ループ開始!ツタンメカーネン(無限に)死す!
デッキの未確定カードがなくなり、山札の状態が完全に把握できた状態でもう1本!が継続中、カリヤドネが召喚可能な状態を作ればあとは様々なルートでツタンメカーネンが無限に出ては死んでいくループを完成できます。君だけのアドリブでツタンメカーネンを過労死させよう!アドリブのヒントになるのは「メカーネンやブラッディで手札に引き込んだ呪文は♪勝てるものなしで撃てる、、1回目の3連射効果中にブラッディなどで墓地に落とした呪文は2回目の3連射効果で撃てる」ということですね。
(実際のところ、実践では無限ループ証明よりも相手の山札の枚数を数えてメカーネンをその枚数だすルートの方が速く構築できることが多いかな……と感じます。)
おわりに
ドローでのライブラリアウトを狙った新カリヤドネループ、いかがでしょうか?
アドリブを効かせてループに入ると脳汁出まくるのでおすすめです!状況に合わせた君だけのアドリブループ始動をつくりだせ!(僕はわりと毎回違うルート走ってます)