―CS優勝20回を越え、GP9thで4位の実績を残した全国ランカーアーチーによる週間CSレポート
アーチー(@DM_archie)
どうも、ミニストップのホットフードがコンビニ界で一番うまいと信じ込んでいるアーチーです。
ホットフード徹底解説記事、いつか書きたいです。
さて本題になりますがタイトル通り、今回から毎週金曜日更新でCSレポートの記事を執筆させていただくことになりました。
”あちレポ!”は私が実際にCSに出場して感じたことを書いたり、次週の環境を読んで注目カードや注目デッキを発表する企画です。
それにあたってゲストライターから所属ライターになりました!応援してもらえると助かります。
さてレポートの方に移っていきましょう。
目次
先週の振り返り
メタ読み
10月29日(金)~10月31日(日)の環境を振り返っていきたいと思います。
オリジナルは【赤単我我我】【5cコントロール】が多い環境と読んでいました。
【赤単我我我】 がどのデッキに対しても一定数の勝率がある事とそれを受けるための【5cコントロール】が多くなるというメタ読みですね。
アドバンスは【アナカラーダークネス】【リースRX】【シータRX閃】が流行っている印象を受けました。
現環境ではハンデスが強い為、【アナカラーダークネス】が非常に強力です。
そのため【アナカラーダークネス】のGR召喚に反応出来る《流星のガイアッシュ・カイザー》を上手く使える【リースRX】【シータRX閃】が多いとメタ読みしました。
使用デッキ
先週は3つのCSに出場しました。
私がこの3日間選んだデッキは《キャンベロ<レッゾ.star>》を採用した【シータRX閃】です。
ネット大会で流行っているデッキですがCSでは全く見ていないため、まだこのデッキの存在を知らない人に対して一方的にゲームを優位に進められそうなことからこのデッキをチョイスしました。
またほぼ全てのデッキに勝ち筋があることも良いですね。
大会結果
10月29日(金) アド3CS【オリジナル】
- 1回戦目 vs.【5cコントロール】○
- 2回戦目 vs.【シータRX閃】○
- 3回戦目 vs.【ボルシャックRX】○
- 4回戦目 vs.【赤黒邪王門】○
- 5回戦目 vs.【シータRX閃】○
予選1位上がり
- 本戦1回戦目 シード
- 準決勝 vs.【赤単我我我】×
- 3位決定戦 vs.【ボルシャックRX】○
結果:3位
32人中、最大母数は約8人ほどいた【赤単我我我】で次に【シータRX閃】でした。
10月30日(土) TSUTAYA鈴鹿CS【オリジナル】
使用:【シータRX閃】
- 1回戦目 vs.【赤単我我我】○
- 2回戦目 vs.【5cコントロール】○
- 3回戦目 vs.【5cコントロール】○
- 4回戦目 vs.【5cコントロール】○
- 5回戦目 vs.【シータ覇道閃】×
予選上がり
- 本戦1回戦目 vs.【赤緑RX閃】○
- 準々決勝 vs.【赤単我我我】×
結果:ベスト8
64人規模のCSで最大母数は【5cコントロール】でした。次点で【赤単我我我】でした。
【5cコントロール】は母数が多かったですが、ミラーマッチや【赤単我我我】などに負ける試合が多く試合が進んでいくにつれて上位卓から数が減っていきました。
10月31日(日) 第36回大垣書店びわ湖CS【オリジナル】
使用:【シータRX閃】
- 1回戦目 vs.【赤単我我我】○
- 2回戦目 vs.【青白ギャラクシールド】×
- 3回戦目 vs.【赤黒邪王門】○
- 4回戦目 vs.【5cコントロール】×
- 5回戦目 vs.【ジョー星ゼロルピア】×
予選落ちでした。
全体的に母数の偏りはなく全て同数ぐらいだったと感じました。
【青白ギャラクシールド】から《冥界を統べる新月のハーデス》が出てきた時はびっくりしたと共に感動しました(笑)
【クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / デーモン・コマンド / 月光王国 / 文明 光/闇 / パワー15500 / コスト9
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「エスケープ」を与える。(「エスケープ」を持つクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
■オシオキムーン:カードが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。
入賞デッキ確認
これは先月末のコバさんのCSヒストリーです。入賞数の数でランキングをグラフにしてくれています。
また週ごとに入賞数を出してくれているのでその結果をもとに確認していこうと思います。
オリジナル
1位・・・【モモキングRX閃】19人
【赤緑RX閃】や【シータRX閃】がまとまっているとはいえ、抜群の安定感のあるデッキなので納得の結果です。
ただこれから《キャンベロ<レッゾ.star>》入りの【シータRX閃】が流行ってくると【赤緑RX閃】にとっては厳しい環境になりそうです。
2位・・・【5cコントロール】14人
根強い人気からCSでも最大母数の地域が多いのではないでしょうか。
ミラー戦を突破しながら【赤単我我我】などの大量の打点を出してくる相手にしっかり受け切れる構築を作るのが難しいのでそれらをクリアした構築が勝ち上がっているのでないでしょうか。
3位・・・【赤単我我我】12人
【赤単我我我】は単色40枚で構成されており、《”逆悪襲”ブランド》の影響でフィニッシャーも増えたので色事故、手札事故が極めて起こりにくくなりました。
【クリーチャー 】
種族 ビートジョッキー / 文明 火 / パワー9000 / コスト7
■G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
3ターン目にジャスキル、4ターン目や5ターン目なら大量の打点を用意できる爆発力が入賞の安定感につながっている印象を受けます。
このデッキは使用者も多いのでこれからも安定して入賞数が多いと思います。
4位・・・【ジョー星ゼロルピア】7人
先週1位から一気に転落した枠として解説します。
【ジョー星ゼロルピア】の入賞数はだんだん落ち気味です。
ソリティアデッキは何かとヘイトを買いがちなので、ほぼ全てのデッキにメタカードが入っていることから使用するプレイヤーが減っている印象を各地のCSから受けました。
とは言ってもデッキ自体はかなり強いので今は息を潜めているだけだと思います。
アドバンス
1位・・・【モモキングRX閃】10人
オリジナルと同じく安定して1位でした。
アドバンスならではの違いとして【リースRX閃】の存在があります。
アドバンスならではの《熱血剣バトライ刃》のパワーで押し切れるゲームを作り不利対面もひっくり返せるパワーを持っており、実際に使用者も多いです。
2位・・・【ジョー星ゼロルピア】4人
アドバンスでは《へームル・エンジオン》でリソースを稼いだり、相手を妨害できるのでロングゲームプランを取ってメタカードを越えやすいので勝率が高く2位の順位をキープしていると思われます。
2位タイ・・・【アナカラーダークネス】4人
実際私も先々週のCSで使用したデッキです。
GRゾーンを利用し相手のリソースを枯らして優位状況を作り《S級宇宙アダムスキー》でLO勝ちを狙うことをメインプランにしています。
状況に合わせて器用な動きができることに加えてハンデス系統へのプレイングを知らない人には一方的に勝てます。
《絶望と反魂と滅殺の決断》でメタカードを破壊できるので、GRメタにも強く納得の入賞数2位です。
今週の注目カード・注目デッキ
オリジナル
今回のメタ読みとしては《キャンベロ<レッゾ.star>》を搭載した【シータRX閃】が増えてくると予想しているので、召喚制限が効きにくいデッキの立ち位置が良いと感じます。
それを踏まえて今回の注目カードはこちらです!
《裏斬隠 カクシ・レシピ》
【クリーチャー 】
種族 スプラッシュ・クイーン / シノビ / 文明 水 / パワー3000 / コスト4
■ニンジャ・ストライク 2(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが2枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の一番下に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
ニンジャ・ストライク2で《我我我ガイアール・ブランド》を止めながら、【シータRX閃】相手でもジャスキルを止めてくれます。
1枚から4枚まで採用が考えられ、空いた枠にすんなり入れやすいカードです。
【ジョー星ゼロルピア】【シータRX閃】【コントロール系統】と採用が考えられるデッキが多いのも良いですね。
《メテオシャワァ<バジュラ.star>》
【スター進化クリーチャー 】
種族 フェニックス / アーマード・ドラゴン / レクスターズ / 文明 水/火 / パワー12000 / コスト6
■スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを3枚引く。
■このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーをコストの合計が自分の手札の枚数以下になるよう2体まで選び、破壊する。
出た時にリソースを稼ぎ、アタック時にメタクリーチャーを破壊しながら《キャンベロ<レッゾ.star>》に侵略できる優秀なクリーチャーです。
個人的には《王来英雄モモキングRX》の上に乗せる使い方にも加え、《ボルシャック・栄光・ルピア》の上に進化するルートも取れることが魅力的です。
実際に私も【赤単我我我】などの《赤い稲妻 テスタロッサ》を破壊しながら《キャンベロ<レッゾ.star>》を侵略して勝利したことがあります。
アドバンス
【モモキングRX閃】系統のデッキや【アナカラーダークネス】、【ジョー星ゼロルピア】や速攻デッキの全てに対応するデッキはないので地域によってどれが少ないかを見極めてデッキを選択することになりそうです。
その中で私が注目してるカードはこちら!
《流星のガイアッシュ・カイザー》
【クリーチャー 】
種族 ブルー・コマンド・ドラゴン / グリーン・コマンド・ドラゴン / ハンター / 文明 水/自然 / パワー8000 / コスト6
■相手のターンの終わりに、相手がそのターン中、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーを出すか呪文を唱えていて、バトルゾーンに自分の 《流星のガイアッシュ・カイザー》がなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。
■自分のコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。
《流星のガイアッシュ・カイザー》です。
【アナカラーダークネス】相手にGR召喚させることにリスクをつけさせることができます。
また《キャンベロ<レッゾ.star>》が侵略や《王来英雄モモキングRX》の効果で出てきた際にも出すことができるので、帰ってきたターン中に大型クリーチャーまで繋ぐことができます。
おわりに
今週のレポートはこれにて終わりになります。
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次週更新は11月12日(金)20時!お楽しみに!