【あちレポ!!|6月3週目】アビス復権なるか?【全国ランカーアーチーのCSレポート|毎週金曜更新】

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【あちレポ!!|6月3週目】アビス復権なるか?【全国ランカーアーチーのCSレポート|毎週金曜更新】

どうも、アーチーです。

灼熱の6月ですが皆さん、耐えていますか・・・?

熱中症にはくれぐれも気を付けましょう。

それではあちレポいってみましょう!

目次

先週の振り返り

メタ読み

オリジナル

【推測】

【青魔導具】【赤単我我我】【青黒サガループ】が多いと予想

アドバンス

【推測】

《DG₋パルテノン~龍の創り出される地~》が採用されたデッキが流行、【緑単オービー】【青黒サガループ】が多い。

大会結果

今週は用事がありCSに参加することが出来ませんでした。

先週の入賞デッキ

~オリジナル~

1位・・・【青黒サガ】85人


”1強”こと【青黒サガループ】です。

85人ほどの入賞数を誇る【青黒サガ】ですが、上位勢から初心者まで多くの人に使用されています。

そこで【青黒サガ】の強さについて深堀していきますが、一番は誰がどう言っても3ターンループがある程度の確率で起こるところにほかならないでしょう。

3ターンループがそこそこの確率で起こるデッキ、それが意味するところはCSなどの長期回戦で、実質不戦勝が生まれるということです。

他のデッキは勝てる引きをしながらミスをしない試合を9回戦ほど行わなければなりませんが、【青黒サガ】は7回戦ほどで構いません。

となると大会を勝ち上がる難易度は比較的簡単になります。

また自身で完結するループフィニッシュのおかげで、大会特有の環境外デッキに対しても強く出られます。

《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》によって【赤単我我我】などのアグロ対面にも強く、墓地リセットにも分厚いルーター基盤で対応可能。

【 ツインパクトカード 】
種族 アビスロイヤル / アビスへの誘い / 文明 闇 / パワー4000 / コスト7

種族:アビスロイヤル
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、次の能力を2回行う。
▶相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)

────────────呪文────────────
カード名:「…開けるか?」
文明:闇
コスト:2マナ
種族:アビスへの誘い
■相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

まさに”1強”を担える最強デッキですね。

そんな【青黒サガ】が7月開催の超CSでも大暴れする可能性は高いです。

皆さんも【青黒サガ】中心のメタゲームをしっかり把握しておきましょう。

2位・・・【アナカラージャオウガ】30人


2位は【アナカラージャオウガ】です。

《ボン・キゴマイム》と《キャディ・ビートル》というメタカードを手にして環境へと再び戻ってきました。

しかし評価はあまり高くありません。

その理由は”環境での立ち位置”です。

現環境TOP3である【青黒サガ】【青魔導具】【赤単我我我】すべてに5割以下の勝率なこの立ち位置では強いデッキとは言えないと思います。

【青黒サガ】は《キャディ・ビートル》を突破するループルートとメタクリーチャーを除去するに必要なカードもキープできる豊富なリソース

【青魔導具】は《新世壊》からリソースを稼ぎ除去+《「無月」の頂 $スザーク$ 》による制圧

【赤単我我我】は《烈火大聖 ソンクン》による除去

いずれもこのデッキに重くのしかかってくる選択肢。
もちろん確定で負けることはありませんが、これらのデッキに分が悪いことは事実です。

ただ【アナカラージャオウガ】にも強い点はあります。

それはプレイングの練度が浅いプレイヤーに楽に勝てる点。

《絶望と反魂と滅殺の決断》に対するハンドキープやメタクリーチャーの処理で間違えた手順を踏ませることが出来ればゲームを楽に進めることが可能です。

【 呪文 】
文明 闇 / コスト5

■この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
■次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)  
→相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。  
→コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。  
→相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

なので大会によってですが、プレイングの練度が浅いプレイヤーが多いと感じた大会では使ってもいいかもしれません。

3位・・・【赤単我我我】28人


TOP3である【赤単我我我】が28人で3位です。

【赤単我我我】も4月に行われたDMGPでは間違いなく強いデッキタイプではありました。

しかしその時よりは立ち位置は悪くなっていると言えるでしょう。

その要因は【青黒サガ】の構築の偏移にあります。

DMGPの際は【青黒サガ】はいわゆる《蒼神龍ヴェール・バビロニア》型でした。

【 クリーチャー 】
種族 ポセイディア・ドラゴン / オリジン / 文明 水 / パワー4000 / コスト5

自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそれを自分自身の山札の一番下に戻した後、カードを1枚引く。

そのためキラーカード《U・S・A・BRELLA》を採用し、出すことさえできればほぼ勝ちを確定することができました。

しかし今の《龍素記号wDサイクルペディア》を採用しているループフィニッシュ型では、S・トリガーの《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》でも除去されるようになり、ガン有利対面とは言えない相性になっています。

また《ウォズレックの審問》などで妨害されるとゲームプランも崩れやすくなるのも懸念点。

なので《コッコ・武・ルピア》などを採用するなど、少し構築を変えてもよいのではないかと考えています。

~アドバンス~

1位・・・【サガループ】22人


1位はこちらも【青黒サガ】です。

アドバンスは《龍素記号wDサイクルペディア》を採用したループ型ではなく《蒼神龍ヴェール・バビロニア》型 が入賞しています。

とはいえアドバンスの超次元や超GRを利用したギミックは少ないです。

そのギミックを採用している例として、ループフィニッシュ型は《ツタンメカーメン》フィニッシュが多く採用されています。

【 ツインパクトカード 】
種族 メタリカ / ワンダフォース / 文明 光/水 / パワー1000 / コスト3

■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)

────────────呪文────────────
カード名:音奏曲第5番「音竜巻」
文明:水
コスト:1マナ

■相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

《 音奏トラークル/音奏曲第5番「音竜巻」 》は無限GR召喚をするフィニッシャーでありながら、呪文面は《とこしえの超人》などのメタカードを除去できる優秀な呪文です。

また《 冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」 》で蘇生してブロッカーを展開することも可能。

優秀すぎるカードなので持っておきましょう。

2位・・・【マーシャルデリート】【モルトNEXT】【赤黒バイク】3人




数は大きく違いますがTier2デッキです。

【マーシャルデリート】は禁断環境ではフルパワーを出しにくく

【モルトNEXT】は【青黒サガ】が多いと勝ちにくい

【赤黒バイク】は【青黒サガ】以外の有象無象デッキに負けやすいとなにかしら欠点がある印象です。

はたして【青黒サガ】を超えるデッキは生まれるのでしょうか。
今後に期待ですね。

今週の注目カード・注目デッキ

オリジナル・アドバンス

【 クリーチャー 】
種族 アビスカス / コロコロイヤル / 文明 闇 / パワー3000 / コスト3

■アビスラッシュ:このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►相手は自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。
►自分の山札の上から2枚を墓地に置く。

コロコロコミック7月号で発売した《深淵の文暴具ケシカス=カース》です。

アビス待望の墓地メタでありながら墓地肥やしまでついています。

また自身で墓地から蘇生できるアビスラッシュを持っているのもいいですね。

【青黒サガ】相手に対して攻撃する際に《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》のシビルカウントで墓地のクリーチャーを山に戻すことをしていましたが、1枚しか戻すことが出来ないので不便でした。

しかし《深淵の文暴具ケシカス=カース》を採用すれば、1枚で墓地リセットを行うことが出来ます。

また【5cザーディクリカ】やミラーマッチでも墓地リセット能力によってS・トリガーケアをすることもでき、様々な相手に活躍が見込めます。

採用デッキも【黒単アビス】のみならず、《キユリのASMラジオ》《絶望と反魂と滅殺の決断》をから踏み倒せることを生かし【アナカラージャオウガ】に採用されることもありそうです。

【アナカラージャオウガ】では今まで《CRYMAXジャオウガ》しか即時に打点を用意できなかったので、不意打ちのアビスラッシュから打点を作るプレイングも考えられます。

これからの汎用カードになる期待ができますね!

おわりに

以上今週のあちレポでした!

次週更新は6月23日(金)20時!お楽しみに!

バックナンバーはこちら!

環境記事はこちら!


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