目次
はじめに
《生命と大地と轟破の決断》それはあらゆるコンボを可能にするカード。発売前からヤバいヤバいと言われ続け、蓋を開けてみれば結局やばいカードでした。
これまでも数多くのデッキビルダーがそのセンスを見せつけ「緑単ネイチャーループ」「メルゲドッカンデイヤー」「白緑ファイブスター」など数多くのデッキが生まれてきました。
今回紹介するのもそんな《生命と大地と轟破の決断》を使った、比較的安価(ネイチャー以外は)に組めて、csでも使えるコンボデッキです。
まずはデッキの動きを見ていきましょう。
基本的な動き
まずはこちらをご覧ください。
(右側が筆者 あまりの引きの強さに興奮し、手つきが珍妙になっています。)
圧倒的上ブレ、いかがだったでしょうか。
このデッキの目指すべき動きは
1.バトルゾーンに《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》がいる状態で《ヴァリアブル・ポーカー》を唱え、4〜5マナブースト
2.マナまたは手札から《生命と大地と轟破の決断》を唱え、《音奏 ハイオリーダ》と《イグゾースト・Ⅱ・フォー》を出す
3.《音奏 ハイオリーダ》の効果でシールドを追加、《イグゾースト・Ⅱ・フォー》の効果で墓地から先程唱えた《ヴァリアブル・ポーカー》を唱え、シールドを全て入れ替え
4.《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》の効果でマナブースト、《音奏 ハイオリーダ》の効果でGR召喚を大量に行い、リソースを稼ぎつつ《続召の意志 マーチス》や2体目の《音奏 ハイオリーダ》等でGRクリーチャーを全て出す
6.《防羅の意志 ベンリーニ》の効果で一枚引きシールド追加→《音奏 ハイオリーダ》で《防羅の意志 ベンリーニ》をGR召喚、→《防羅の意志 ベンリーニ》の効果で… これを繰り返しシールドを10枚以上にする
7.《マリゴルドⅢ》や《生命と大地と轟破の決断》、《ヘブンズ・フォース》等で《光霊姫 アレフティナ》を踏み倒してエクストラウィン
となります。
要求値がかなり高いように見えますが《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》+《ヴァリアブル・ポーカー》さえ成功すれば山札を掘れるため見た目ほどハードルは高くありません。
では次にデッキレシピを見てみましょう。
デッキレシピ
次に各カードの解説です。
採用カードの解説
メインデッキ
《生命と大地と轟破の決断》
基本はマナから出す効果を2回使い、《音奏 ハイオリーダ》や《イグゾースト・Ⅱ・フォー》を出します。
相手が《奇天烈 シャッフ》等で妨害してきたときはアンタップキラーを使うことも。
コンボや相手のメタに対する解答等役割は幅広いです。
《ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ》
ビート対面では、マナ加速や殴り返しのプレッシャーを与えられるため最優先で出したいカードになります。
相手の《奇天烈 シャッフ》や《正義の煌き オーリリア》、シータバーンメアの《グレープ・ダール》→jチェンジを咎められます。
《逆転のオーロラ》は《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》と合わせても強いのですが、ネイチャー対面で《奇天烈 シャッフ》が見えない場合に盾にある事を祈って使うこともあります。
《ヴァリアブル・ポーカー》
《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》と合せて大量マナブースト、《音奏 ハイオリーダ》と合せての大量GR召喚がこのデッキの基本となります。
シールドを山札に戻すときは最低限《光霊姫 アレフティナ》の場所さえ覚えておけば大丈夫です。(《イグゾースト・Ⅱ・フォー》やマナから唱えた《生命と大地と轟破の決断》等の山札に行ったカードも計算に入れましょう。筆者はそれで《光霊姫 アレフティナ》を見失い、デッキ切れしたことが何度もあります。)
これ+《ヴァリアブル・ポーカー》での大量GR召喚、《防羅の意志 ベンリーニと合わせて無限GRなどフィニッシュに関わるカード。
効果は全て強制なので注意が必要です。
《イグゾースト・Ⅱ・フォー》
ネイチャー系の天敵である 《奇天烈 シャッフ》に対しても有効です。
ビート対面に立てておくと盾のst呪文が全て受けとして機能します。
《光霊姫 アレフティナ》
《ヘブンズ・フォース》や《マリゴルドⅢ》、《生命と大地と轟破の決断》等で踏み倒します。
このデッキは全てのゾーンに触れることができるため1枚でも大丈夫です。
《ロジック・サークル》
このデッキで最も優先して目指すべき《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》+《ヴァリアブル・ポーカー》、そのどちらにも対応しています。手札に無い方を探しましょう。
場に《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》がいる時に盾からトリガーした場合は、《音奏 ハイオリーダ》か《生命と大地と轟破の決断》をトップに置くことでコンボパーツをマナに置くことができます。
《フェアリー・ライフ》
《ヘブンズ・フォース》と合せて《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》の着地を早めてくれます。
《ヘブンズ・フォース》
《フェアリー・ライフ》と合わせて《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》の着地を早めてくれます。
ビート対面に盾からトリガーし、《奇天烈 シャッフ》や《イグゾースト・Ⅱ・フォー》を出すことで受けとしても機能します。
《奇天烈 シャッフ》
相手の《奇天烈 シャッフ》やネイチャー系、デイヤーの《"魔神轟怒"万軍投》等に対し幅広く対応することでができます。
非常に強いのですが、デッキの動きに直接関わるわけでは無いため3枚。
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
《奇天烈 シャッフ》 では止められないGR召喚も止めることができます。
実際には自分の手札が1枚減っているので考えなしに使うのは危険です。
殿堂なので1枚。
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
墓地ソースやカリヤドネ等への対策。これらに対して《ロジック・サークル》から持ってきて使うことで安定して妨害することができます。
《イグゾースト・Ⅱ・フォー》で使い回せば墓地系の相手に優位に立つことができます。
《神秘の宝箱》
サーチと加速を同時に行える便利なカード(のはずです)。
ここは調整枠で2t目《ラ・ズーネヨマ・パンツァー》をするための《フェアリー・ギフト》、《お清めシャラップ》や《奇天烈 シャッフ》を増量するときもありました。
GRゾーン
GRゾーンについてはループの動きに関係あるカードを抜粋して紹介します。
《マリゴルドⅢ》
《音奏 ハイオリーダ》や《イグゾースト・Ⅱ・フォー》、《光霊姫 アレフティナ》等を踏み倒します。
基本2回しか使えないので使いどころはしっかり考えましょう。
《防羅の意志 ベンリーニ》
これと《音奏 ハイオリーダ》を組み合わせる事で無限に盾が増えます。
《光霊姫 アレフティナ》を出す前に《マリゴルドⅢ》を使い切ってしまった場合、《ヘブンズ・フォース》と《光霊姫 アレフティナ》を回収するのが役割です。
まとめ
トリーヴァネイチャー、いかがだったでしょうか。
動画では上ブレに次ぐ上ブレから引きだけデッキといった印象もありますが、実際はプレイ次第で相手の動きに幅広く対応できる、使用者の腕が問われるデッキです。
またこのデッキは謎BBPで《光霊姫 アレフティナ》や《ヴァリアブル・ポーカー》が再録されたこともあり、《生命と大地と轟破の決断》以外はメイン、GR共に比較的安く作ることができますので興味が湧いた方はぜひ一度作ってみてください。
〇〇対面の立ち回りが知りたい!など質問がございましたらコメントの方に書いていただけると筆者は泣いて喜びます。頂いたコメントを参考にさせていただき、2日間の戦績とともにプレイメモ編としてまとめさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。