目次
はじめに
初めまして。宇田川有凪(ユウナギ)と申します。
今回は自分のお気に入りの《スチームオクトパンク》のデッキの紹介です。いずれ動画にもするのでそちらも是非ご覧いただければなと思います。
《スチームオクトパンク》って?
そもそも《スチームオクトパンク》っていうカードを知らない方が多いと思いますので、まずはテキスト確認からしていきましょう。
【クリーチャー】
【種族】ムートピア/スペシャルズ
【文明】水
【コスト】8
【パワー】8000
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■マナ武装8:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに水のカードが8枚以上あれば、バトルゾーンにあるコスト8以下のカードを8枚まで選び、持ち主の手札に戻す。
■マナ武装4:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに多色のカードが4枚以上あれば、各プレイヤーは自身の手札をすべてシャッフルし、それを山札の一番下に置き、その後、それぞれカードを8枚引く。
DMEX-03「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」で新規収録されたカードですね。ハズレとして見かけたことがある方もいるんじゃないでしょうか?
今回はこいつの2種類のマナ武装を活用したEXWINのデッキになります。
デッキレシピ
こちらが今回のデッキレシピです。GRも超次元も使いません!財布に優しい!
それでは以下各種カードの採用理由や動きなどを解説していきます。
採用理由
《電脳鎧冑アナリス》×4
《神秘の宝箱》×3
このデッキの初動ブーストになります。
《電脳鎧冑アナリス》は多色かつ青の2コスブーストなので(引けたら)積極的にプレイしていきましょう。削る理由がないため4枚。
《神秘の宝箱》は後述する2種のマナ回収を用いて殿堂の《禁断機関 VV-8》などのキーパーツを引き込むために活用したり山のトリガー率の圧縮に用いたりと優秀なカードです。しかし青のカードではないことから3枚の採用に抑えています。
《シンクロ・スパイラル》×4
キーパーツその1です。《偽りの名 iFormulaX》をタップするために使います。引かなければいけないカードであること、また手打ちできるコストであることから4枚。
《謎帥の艦隊》×1
一応自由枠になります。《スチームオクトパンク》のマナ武装達成の都合で多色がそこそこ入っており、トリガーとして優秀なので採用。手打ちもできるのがえらいです。
《機動基盤コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》×2
多色のマナ加速兼マナ回収カード。使い勝手がかなりいいです。マナからカードを回収できるので《シンクロ・スパイラル》とかの呪文も拾えるということでかゆいところに手が届くカードです。2→4の動きとしても優秀なので増量も視野に入りますがそもそも2→4がしにくいこと、トリガーでないことから2枚。
《ドンドン吸い込むナウ》×3
こちらも自由枠。トリガーでサーチができる器用さから採用しました。。次の動きを探したりNSで投げた《怒流牙 サイゾウミスト》を戻して再利用したりと万能。多色バランス調整のため3枚になっています。
《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》×3
このデッキの最強のトリガー。マナ武装で相手のクリーチャーを全て手札に戻せるので、ビート相手にはこの条件達成を最優先で目指しながらパーツをかき集める動きになります。トリガーの期待値として4枚採用したいカードではあるもののマナ武装を達成していない場合手打ちするには重くて弱いので3枚に抑えています。
《フェアリー・シャワー》×4
最近は《kβバライフ》に居場所を奪われているカード。しかし、このデッキにおいてはこちらの方がいいです。多色であること、トリガーでのマナ加速が出来ること、手札の減らないマナ加速であることから4枚。
《ドンドン水撒くナウ》×4
トリガー持ちマナ加速兼マナ回収の強すぎるカード。《神秘の宝箱》からの3→5のムーブで青単色の任意のクリーチャーが回収できます。受け札になるのも優秀ですがクリーチャーしか回収できないのでそこは気をつけてください。受けとしても優秀なので4枚とらない理由がありません。
《斬隠オロチ》×1
正直自由枠かなと思っています。最近はカードパワーが上がってきていて相手のクリーチャーを転生させてもむしろ打点が増えたりする可能性があるので一概に強いとは言えません。一応青単色のシノビなので《神秘の宝箱》→《ドンドン水撒くナウ》で山から引っ張ることが出来ます。
《禁断機関 VV-8》×1
この前殿堂してしまったこのデッキのキーパーツその2。殿堂前はデッキを回してるうちに手札に来ていたが殿堂したことで《神秘の宝箱》を使った擬似サーチの手段で拾いに行きます。使い道については後述。
《怒流牙 サイゾウミスト》×4
最強忍者。マナ基盤にもなり、手札を維持しやすいこのデッキにおいて最高級の受け札。《禁断機関 VV-8》がハンデスなどで墓地に落ちてしまったときや、盾に落ちた時にケアのために素出しすることがあるので4枚。
《偽りの名 iFormulaX》×3
このデッキのキーパーツその3。このカードでEXWINする以外には勝てないデッキなので引かなければいけないカード。4枚あっても邪魔なので3枚。
《スチームオクトパンク》×3
はい、メインカードの登場です。このカードの効果をフルで活かして勝つのがコンセプト(とか言いつつ3枚しか入ってないという←だって重くて邪魔じゃn)。このカードの役目については動きの方で解説します。
動かし方
と言っても序盤はマナを増やしていくだけです。このデッキは《禁断機関 VV-8》をプレイするところからが本番です。
《禁断機関 VV-8》の封印の付け方について封印に置くカードの優先順位は《偽りの名 iFormulaX》>《シンクロ・スパイラル》>その他の順になります。なぜこの順序かと言うと、その後にプレイする《スチームオクトパンク》の青のマナ武装に理由があります。その他のところはその場その場で欲しいものを拾ってください。
このデッキの勝ち方は《スチームオクトパンク》の多色マナ武装で手札を8枚にして、場にあるコスト0のカードである《禁断機関 VV-8》の封印を手札に戻し、禁断起動。そのままEXターンへ。ドローして8+3+1で12枚。《偽りの名 iFormulaX》を召喚して手札が11枚。《シンクロ・スパイラル》を打つとあらあら不思議ジャスト10枚でターン終了時にEXWINというものです。
この時、《禁断機関 VV-8》の封印の中に《偽りの名 iFormulaX》と《シンクロ・スパイラル》(以下ハッピーセットとします)があればそのままEXWINが確定できます。《偽りの名 iFormulaX》の方が優先順位が高い理由としては単純に採用枚数が少ないからです。
ハッピーセットが《禁断機関 VV-8》で見た5枚の中になかったり片方だけだったとしても《スチームオクトパンク》で引いた8枚だったりそこから見えるマナ回収だったりでハッピーセットはほぼほぼ揃うので、《禁断機関 VV-8》が場にあり、《スチームオクトパンク》が出てしまえばほとんど勝ちになります。
採用候補カード
以下は採用を考えたカードや以前採用してたカードを紹介します。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
優秀な多色トリガーです。GRゾーンをリソースを得やすい物にすれば《禁断機関 VV-8》の封印なしにEXWINまで持っていくことも可能です。今回は多色の比率や、お財布事情を考慮して抜いたリストになっています。以前入れていた時のGRは《天啓 CX-20》、《サザン・エー》、《シャギーⅡ》、《回収 TE-10》、《ツタンメカーネン》、《バツトラの父》でした。参考までに。
《水晶の記憶ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》《クリスタル・メモリー》
《禁断機関 VV-8》を確定で(盾落ちしてなければ)拾いに行くことができるカード。しかしサーチをするだけで貴重な1ターンをそれで終える場合が多くもったいないため、今回は《神秘の宝箱》+マナ回収でマナ加速しながら探しに行くターンを無駄にしない形で。
《ヴァリアブル・ポーカー》
盾落ちをケアできるカード。《禁断機関 VV-8》が盾落ちすると負けるので強引に拾いに行くことができますが正直微妙です。盾を増強したりもできますが、色マナも厳しいので難しいところです。他の盾落ちケアとしては《No Data》などでしょうか?
《怒流牙 佐助の超人》《斬隠蒼頭龍バイケン》
有名なサルトビバイケンのパッケージです。《怒流牙 佐助の超人》は2→4の動きとしても強いです。《斬隠蒼頭龍バイケン》を置いておけば《怒流牙 サイゾウミスト》でもドロー出来たりと悪くはないです。が、受けとして採用するには枠を取りすぎることから今回は不採用としました。
終わりに
いかがでしたでしょうか。初投稿なので拙いところもあるかと思いますがこれから精進していきたいと思いますので、ご声援のほどよろしくお願いします。近いうちにこのデッキを使った対戦動画を投稿したいと思いますので、そちらではしっかりと実際の動きを見せられたらなと。
以上、宇田川有凪でした。ありがとうございました!