【ドラ娘デッキ】桜龍高校デュエマ同好会 活動記録Vol.4 サーヴァ・K・ゼオス編【ドラゴン娘】

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【ドラ娘デッキ】桜龍高校デュエマ同好会 活動記録Vol.4 サーヴァ・K・ゼオス編【ドラゴン娘】
この記事はこんな人にオススメ!
●アニメ「ドラゴン娘になりたくないっ!」が好き!
●ドラ娘たちの活躍するデッキで遊びたい!
●ゼオスさんに単なる受け札以上の活躍をさせたい!
●最新カードも併せて使いたい!

こんにちは!桜龍高校デュエマ同好会です!

今回ご登場いただくのは、生徒会の留学生・朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さん。

カード的にも、ドラ娘生徒会で唯一の光クリーチャーという特徴を持つ彼女。

そんな朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんの活躍するデッキをご紹介しちゃいます!

目次

桜龍高校デュエマ同好会って?

私たち『桜龍高校デュエマ同好会』では、デュエル・マスターズのデッキを構築して楽しんでいます。

特に現在は、アニメ「ドラゴン娘になりたくないっ!」で活躍中のドラゴン娘――通称ドラ娘たちの活躍するデッキを研究中!

この活動報告では、そんな私たちの研究成果であるデッキをご紹介しちゃいます!

私たちのこだわりとして、

  • できるだけ当該ドラ娘の活躍するデッキにする
  • 『イェーイめっちゃドラゴン』収録のご本人カードと、『神アート』収録の初出カードの2種は必ず採用する

……というルールを設けました。

ちょっと入手が難しいカードを使っている場合もありますので、足りない際はぜひカーナベル通販サイトでお求めくださいね!

《サーヴァ・K・ゼオス》デッキのコンセプト

先に述べてしまうと、コンセプトの決定が難航したのが今回のデッキでした。

まずは前提となる2カードを見ていくと、朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんの学校での姿はこんな感じ。

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー5000 / コスト8

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、シールド化してもよい。

独特すぎる一人称と、除去持ちのS・トリガーブロッカーという防御力が光ります。

一方、夏祭りでの姿がこちら。『ファンタジーBEST』BOX特典でも再登場してくれますね。

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー11000 / コスト7

■ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

この2種類の朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんを同時に使うデッキ、どう構築するのが良いのでしょうか

あとついでに、何てお呼びすれば良いのでしょうか。《流星アーシュ》会長からは「ゼオスさん」と呼ばれていますが、それ闇の破壊神っぽくないですか……?

案① 裁きの紋章

真っ先にデッキ候補となったのが、『裁きの紋章』!

《サッヴァーク》系列カードといえばコレ!ということで、朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんのデッキも『裁きの紋章』を使って……

【 呪文 】
種族 裁きの紋章Z / 文明 光 / コスト5

■サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える)
コスト7以下のメタリカを1枚、自分の手札から出す。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。

コスト7以下……!?

朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんはコスト8。彼女がサポート圏外なのは、活躍させるというテーマ的に嬉しくないですね……(ついでに《ドラゴンズ・サイン》型も微妙に……)

マスター・ドラゴンを参照する《 天ニ煌メク龍終ノ裁キ 》はちょっぴり噛み合うものの、【裁きの紋章】をメインコンセプトに据えるのはいったん見送りとします。

ついでに、同じくシールド操作を得意とするメタリカ陣営より『ギャラクシールド』も考えましたが、こちらもちょっと微妙。

如何せん元々の基盤が強いだけに、ドラゴン娘要素を入れるのは厳しそうでした。

これは……ちょっと困りましたね……

案② メタリカサポート呪文

ならば《煌龍 サッヴァーク》《サーヴァ・K・ゼオス》どちらも踏み倒せる、メタリカサポート呪文を使うのはどうでしょうか?

特に《 エメスレム・ルミナリエ 》は、小型のメタクリを展開するメタリカとも噛み合うのでは!?

……と思われましたが、実際に組んでみると手札に《 エメスレム・ルミナリエ 》と踏み倒し先を握り込むのがあまりに困難

メタリカ展開戦略の柱となる《 一番隊 クリスタ 》《龍装者 バーナイン 》パッケージがちょっと悠長なのも気になりました。

ならばと思い、メタリカシナジーを切って「ドローできる小型クリーチャーを並べる」路線に切り替えて研究。

《朱玉樹》を《運搬の守護者アル・ハコブ》でタップするとオトク感あるじゃん!とひとしきりテンションが上がったところで、《AQvibrato》の優秀さに思いを馳せて冷静になりました。

あれ……?今回の活動報告、もしかしてピンチでしょうか……?

案③ 光臨!

エメスレム・ルミナリエ 》採用型は頓挫したものの、「メタリカ踏み倒し」「自軍タップ」という戦略には可能性が見えてきました。

そう、朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんを活躍させるマスターピースはこのカードだったんです!

《ピラミットーテム》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / スペシャルズ / 文明 光 / パワー5000 / コスト6

■サイレントスキル(自分のターンのはじめに、このクリーチャーがタップされていたら、アンタップするかわりに次のi能力を使ってもよい) i相手のクリーチャーを1体選び、タップする。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
■光臨:自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の山札を見る。その中からコスト8以下のメタリカを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

ピラミットーテム 》を超化獣でタップして、2種のサーヴァこと《》さんを光臨!

これなら唯一無二のデッキになるのでは……!?

デッキレシピ

というわけで、難航の末に完成したデッキがこちらになります!



何やら見慣れないカードがちらほら入っていますね……

なお夏祭りアートの《 煌龍 サッヴァーク 》は、同期の中では比較的入手しやすい価格帯で流通しています。

もちろん通常アートや『ファンタジーBEST』BOX特典を使うのもアリですが、せっかくなので夏祭りバージョンで揃えてみるのもオシャレですよ!

個別カード解説

それでは、採用カードを紹介していきましょう!

個別カード解説【主役のお二人&踏み倒し要員+α】

まずは改めてデッキの主人公、朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さん2種と、彼女らをバトルゾーンに送り込むサポーター+αを解説です。

《煌龍 サッヴァーク》

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー11000 / コスト7

■ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。
■自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

何故かカタコトの留学生になったジョー編1年目のボスです。改めて書いても意味が分かりませんね。

出た時の除去と、その除去で発生した表向きシールドによる耐性が便利。素出しも狙えるコスト域なので、踏み倒しに限らず積極的に出したいところです。

何がどうドラゴンなのか分からない固有能力「ドラゴン・W・ブレイカー」でシールドを盛れるのも優秀です。迷ったら「1枚を裏向きシールド化・1枚を表向き」で、楯枚数と耐性を併せて確保していきましょう。


《サーヴァ・K・ゼオス》

【 クリーチャー 】
種族 マスター・ドラゴン / メタリカ / 文明 光 / パワー5000 / コスト8

■S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
■ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)
■このクリーチャーが出た時、相手のエレメントを1つ選び、シールド化してもよい。

除去持ちトリガーブロッカーです。

受け札としての性能は優秀なのですが、8という絶妙なコストによって《ドラゴンズ・サイン》系カードのサポート圏内から外れてしまい、結果としてこのデッキが難航することに……

種族「マスター・ドラゴン」は《 天ニ煌メク龍終ノ裁キ 》が使えるという大きな特徴があります。

彼女自身は1打点であるものの、隣の《 煌龍 サッヴァーク 》もろともアンタップできるのは魅力です。「《サーヴァ・K・ゼオス》を活躍させるデッキ」として、ぜひ組み合わせてみてください!


《ピラミットーテム》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / スペシャルズ / 文明 光 / パワー5000 / コスト6

■サイレントスキル(自分のターンのはじめに、このクリーチャーがタップされていたら、アンタップするかわりに次のi能力を使ってもよい) i相手のクリーチャーを1体選び、タップする。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
■光臨:自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていれば、自分の山札を見る。その中からコスト8以下のメタリカを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

発見されたマスターピースにしてオーパーツ(ピラミッドでトーテムだけに)。

6コストという重さと、タップを必要とするテンポの悪さから活躍の無かったカードですが、ハイパー化のコストに充てることで後者の欠点を解消!

なお「サイレントスキル」能力も盤面に触れて便利なものの、こちらを使うターンはハイパー化のコストに使えなくなります。

相手の盤面や、自軍の超化獣の数に応じて使い分けていきましょう。


《星の導き 翔天》

【 NEOクリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー5500 / コスト6

■NEO進化:自分の光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先を、このクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。
■相手のターンのはじめに、このクリーチャーがタップしていたら、光のコスト8以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンにタップして出してもよい。 

5枚目以降の《 ピラミットーテム 》として採用しました。

こちらは非メタリカも踏み倒せるので、手札に握った《超哀樹 シンベロム》あたりを投げ込むことも可能です。

ただし、それほど手札確保の得意なデッキではないため過信は禁物。あくまでサブプラン的な位置づけが良いでしょう。

踏み倒しが「相手ターンの始め」なので、《 緑知銀 グィムショウ 》でドローしたカードをすぐに掃き出せる……パターンはあるかもしれません。

攻撃曲げ能力も過信はできないものの、最低限の防御としてはカウント可能です。相手が忘れてそうだし


《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》

【 呪文 】
種族 裁きの紋章 / 文明 ゼロ / コスト7

■アタック・チャンス:マスター・ドラゴン(自分のマスター・ドラゴンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
■相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
■自分のマスター・ドラゴンをすべてアンタップしてもよい。
■この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのまま自分のシールド1つの上に置く。

主役であるサーヴァこと《朕》さんを活躍させる切り札!

とはいえ、「決まれば強い」レベルであること・色マナにならないことから採用枚数は控えめとしました。

無理に握り込まず、マナに置いた上で必要な時に《楽球の妖精》《森翠月 モスキート》あたりを相手クリーチャーに突撃させて回収するのがオススメです。


個別カード解説【超化獣】

続いてはこのデッキの立役者・ハイパーモード持ちのクリーチャー達10枚です。

《超哀樹 シンベロム》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 超化獣 / 文明 光/自然 / パワー7000 / コスト5

■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうち、1枚をシールド化し、もう1枚をマナゾーンに置く
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:12000
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、「S・トリガー」を持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよ。

整形に失敗した《 無頼聖者スカイソード 》です。嘘です。

まあでも、ハイパー化しなくてもブロッカー&W・ブレイカーになった(ついでに埋めるマナと楯を選べる)《 無頼聖者スカイソード 》ですからね。つよつよカードですよ。

このデッキでは、マナ加速・味方タップによる光臨補助という役割に加えて、マナゾーンから《サーヴァ・K・ゼオス》こと朕さんを射出することもあります。

あと実は唯一のT・ブレイカーです。普通にゴリ押し打点として使うケースもありますよ。


《森翠月 モスキート》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・インセクト / 超化獣 / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3

■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)

────────────ハイパーモード────────────
パワー:7000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

軽めの超化獣であり、貴重なマナ操作担当です。

ハイパーモードでのマナ加速・マナ回収はどちらも任意。序盤はマナ加速に使い、中盤以降は回収も絡めていくのが良いでしょう。

ハイパー化した状態でマッハファイターを運用するため、3ターン目に召喚しない方が良いケースも多々あります。このあたりは、何度か回して感覚を掴んでみてください。

ちなみに当初は《セイシュンマッタダケ》を相方にマナ加速する案も考えていました。

キレイに繋がると気持ち良いマナ加速ができるため、機会があればぜひお試しを!


《森翠月 アカネ》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 超化獣 / 文明 自然 / パワー4000 / コスト5

■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:9000
■W・ブレイカー
■このクリーチャーは、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーにブロックされない。

年齢を重ねるごとにレアリティが下がっていく《アカネ》さんです。そんなに自分を安売りしなくて良いんやで……

S・トリガー持ちクリーチャーなので、《超哀樹 シンベロム》から射出が可能!急角度からの除去で盤面を押さえに行きましょう。

ちなみに《 星の導き 翔天 》にも対応する《ハイパー・トリセラティ》に入れ替えてみるのもアリです。今回は自然マナの確保のため《アカネ》を優先しました。


個別カード解説【初動&サポート】

最後に、デッキを支える初動やドローといったサポートの面々です。

《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》

【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置いてもよい。

────────────呪文────────────
カード名:「お茶はいかがですか?」
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

「ハイパー化のタネ=クリーチャーが残るマナ加速」「手札になるべく負担を掛けない」ということで、彼女に白羽の矢が立ちました。

シールドが減ってしまうデメリットが《超哀樹 シンベロム》や《 煌龍 サッヴァーク 》でカバーできる点もよく噛み合います。

呪文面《「お茶はいかがですか?」》も便利。

受け札であることはもちろんのこと、楯回収によって裁きの紋章を拾うことが可能です!

まったく関係ないのですが、これを書いている際にタイポして「お茶はいかがですじゃ」という怪しげな老人が生まれてしまいました。


《楽球の妖精》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
■このクリーチャーが離れた時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に加えてもよい。

こちらもクリーチャーが残るマナ加速として採用。

この《シビレアシダケ》系マナ加速は手札の消費がキツいのですが、《楽球の妖精》は離れた時のマナ回収でカバーしてくれます。

マナ回収は任意なので、マナの溜まっていない序盤に除去されてしまった際には回収なしを宣言しましょう。


《ルナコバルト アサギ》

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4

■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。
■自分のターンに一度、超化獣クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。

とんでもない新人がやってきました。自然単色でクリーチャーの肉体を持つ《 フェアリー・シャワー 》です。

単色クリーチャーでこの効果を持つカードは初登場。これから必要になる場面もありそうですし、今のうちに集めておきたいカードではないでしょうか。

このデッキでは2→4→6のマナカーブで《 ピラミットーテム 》に繋ぐ役割を果たします。

マナから超化獣を召喚する効果も便利で、特にマッハファイター持ちの《森翠月 モスキート》をピンポイントで投げ込めるとうまぶれますよ。


《緑知銀 グィムショウ》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー3500 / コスト3

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の墓地をシャッフルし、山札の一番下に置く。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップしていたら、カードを1枚引いてもよい。
■このクリーチャーが、どこからでも自分の墓地に置かれた時、墓地をシャッフルし、自分の山札の一番下に置く。

さりげなく「タップしていると良いことがある」って書かれたメタリカです。

基本の運用方針は、ハイパー化のタネに使いながらドロー。ドローのタイミングがちょっと遅いものの、リソースを途切れさせないのは助かります。

墓地メタ効果については完全にメタゲーム次第ですね。

最後の自軍墓地リセットも狙うほどの効果ではありませんが、どのみち墓地回収のできないデッキ。落ちたカードも山札に戻せば「光臨」能力などで引っ張ってこれるかも?と考えておきましょう。


デッキの回し方

それではこのデッキの使い方を解説です!

基本的には、マナ加速から踏み倒し効果持ちの2種を投下。

ハイパー化のコストとして彼らをタップし、朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんを踏み倒します。

以降は、ゲーム展開の細かなポイントを解説していきましょう。

①2→4→6は正解か?

このデッキには2コストのマナ加速が8枚採用されており、2→4→6のマナカーブはそれなりに組み立てやすくなっています。

ただ、この流れから最速で《 ピラミットーテム 》《 星の導き 翔天 》を召喚した場合、タップさせる手段がありません

いったん超化獣――特に、楯追加と大型ブロッカーで防御に優れる《超哀樹 シンベロム》を展開して息継ぎをできると良いでしょう。

②各ゾーンを使いこなそう

このデッキには、マナゾーン・シールドゾーンの操作手段が豊富です。

《楽球の妖精》《森翠月 モスキート》は、場合によっては自爆特攻(この表現、誰が使い出したんでしょうか……)してマナ回収を務めることもあります。

もちろん、マナゾーンのカードを直接バトルゾーンに出すのも強力なアクションです。

特に《ルナコバルト アサギ》でマナから《森翠月 モスキート》を召喚→ハイパー化してマッハファイターで攻撃、と繋ぐことで自由度の高いマナ回収ができる点は覚えておきましょう。

③雑殴りプラン

《煌龍 サッヴァーク》はともかく、《サーヴァ・K・ゼオス》朕さんは決して攻撃向きの性能ではありません。

そもそも彼女らがうまく展開できないこともあるでしょう。そんなときは潔く(?)超化獣の面々で攻勢に転じましょう。

何やかんや、アタックトリガーでマナにサーヴァこと《朕》さんが埋まってそのまま射出→より安全に詰めに行ける・というケースも起こります。

これはこれで《サーヴァ・K・ゼオス》ちんの活躍するデッキ……と呼べるかもしれません。

改造するなら

まずお伝えしておきたいのは、これから超化獣が増えると、デッキにも改造の余地が生まれること。

自然の超化獣、サポートを任せられる人材が不足してるんですよね。主に《哀樹の夜 シンベロム》がべらぼうに重いせい。

今後、出た時に仕事をする手頃サイズの超化獣が増えれば、それらを使った改造が可能なはずです。

朕を受けと割り切るならば

今回は朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんをサポートすることに拘りました。そこを諦めれば『裁きの紋章』テーマに寄せる道もアリでしょう。

この場合、朕朕連結こと《頂上連結 サックーヴ・ヴァッサークァ7th》を組み込むのが良さそうですね。《サーヴァ・K・ゼオス》さんが2人連結されていてオトク感があります。嘘です。

冒頭では見送ってしまいましたが、《 共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス 》まで採用した【メタリカサザン】めいた構成も研究の余地はありそうです。

ただ、これらの形に組み替えるとドラゴン娘の活躍が控えめになってしまいます。

本シリーズではなく、格安デュエマ研究所や、レアを削れるならばCUCラボで扱う領域になりますね。それぞれの担当の方にお任せしたいと思います。

まかせろー

まかせろー

さいごに

桜龍高校デュエマ同好会、今回の活動報告は朕こと《サーヴァ・K・ゼオス》さんのデッキをお送りしました。読みいただきありがとうございました!

コメントがあれば、ぜひX(旧Twitter)でお寄せください。

さて、ここまで扱ってきたデッキは4つ。ということは次にやってくるのは……!?

次回の活動報告もお楽しみに!


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