こんにちは、神結です。
遂にやってきました、グランプリ。年に2回の大イベントになります。
今年の開催は5/24・25。なんと今週末です。
大会には歴戦の戦士はもちろん、久々にデュエマに触れるという方、また或いは「初めての大会」という方も多いでしょう。
また大会には参加しないまでも、直近のにじさんじコラボイベントや、いきなり強いデッキなどからデュエマに触れて、「大会を観たい」という方も多いのではないでしょうか。
今回は「はじめてグランプリを観る」という方から「久しぶりにデュエマの大会を観たい」といった方まで、幅広く配信を観ていただくため、オススメのポイントをご紹介できればと思います。
それではどうぞ!
目次
グランプリとは
デュエル・マスターズグランプリ、略してDMGP。デュエマの競技シーンの中では、規模・競技性ともに最高ランクのイベントと言ってよいでしょう。
2015年以降毎年行われており、遂に今年で10周年を迎えました。
そんなGPですが、今回に限らずデュエマのGPは2日制開催であるケースが多いです。
……他のゲームなどで2日制の大会を経験している方なら、「Day1が予選、Day2が本選」という風にイメージするかもしれません。
しかしそこは狂気の煮凝りであるところのデュエル・マスターズ。実際にはDay1とDay2でやっているのはなんと別大会です。ちなみに煮凝りは好きです。
具体的に言いますと(煮凝りの話ではないです)、Day1は「レギュレーション:アドバンス」の大会を、Day2は「レギュレーション:オリジナル」の大会をやっています。
別の大会なのでそれぞれに優勝者がいますし、前日どれだけ好成績をおさめていても、次の日にはリセットされて、1回戦から出場することになります。
要するに2日連続で4000人超の大会をやっているというわけです。正気か?
(実際問題、2日制のお陰で参加出来るプレイヤーも多いんだろうとは思います)
そんなGPといえば、生配信があるのも大きなポイントです。
そういう意味では観ている側としても、2日間イベントあるのは嬉しいですよね。
特に今回は事前抽選自体の倍率もそれなりに高かったようで、応募したけど落選した、或いはDay1しか通らなかったという方も多いのではないでしょうか。
そうなると、参加しない日は家で観戦するor友達と一緒に観戦する、という人も多いでしょう。
もちろん参加するGPを大いに楽しんで欲しいとは思っているわけですが、「観る」GPも存分に楽しんで欲しいと思います。
というわけで、Day1・Day2の見どころについて、私の方が書いていきます。
Day1 アドバンス
アドバンスは、通常の40枚のデッキに加えて外部ゾーンのカードが使用可能になります。
外部ゾーンとは超次元ゾーン、超GRデッキ、そして《零龍》に《終焉の禁断 ドルマゲドンX》《禁断 ~封印されしX~》を指します。
まぁそれぞれのカードを逐一解説すると話が長くなるので割愛しますが、アドバンスは「特殊なステージギミックが使える」レギュレーションだと思っていただけるといいかと思います。
そんな特殊なステージギミックたちのお陰で、オリジナルとはまた違ったゲーム体験があります。
わかりやすいところで言えば、《夢双龍覇 モルトDREAM》でしょうか。《龍覇 グレンモルト》や《超戦龍覇 モルトNEXT》といったお馴染みのモルト系列の、最新版のカードです。

【 クリーチャー 】
種族 ガイアール・コマンド・ドラゴン / ヒューマノイド爆 / ドラグナー / 文明 火 / パワー17000 / コスト14
■龍マナ武装5 :自分のマナゾーンにドラゴン・クリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備できない。
このクリーチャーが出た時、火のドラグハートを、コストの合計が10以下になるように好きな数、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備する)
■各ターン、はじめてこのクリーチャーがタップした時、アンタップする。
モルトが操るのはドラグハートと呼ばれる特殊なカード群です。これらをぶん回して勝利を目指します。
こうした《夢双龍覇 モルトDREAM》を切り札とした【4cガイアッシュDREAM】などは、アドバンスの中でも非常に高い人気を誇るデッキと言えるでしょう。
また【光水ヘブンズ・ゲート】も人気のデッキです。
オリジナルでも活躍を見せているデッキですが、アドバンスでは《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》のお陰で全く違った動きを見せてくれます。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド / ビーストフォーク號 / ドラグナー / 文明 光/自然 / パワー11000 / コスト9
■EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、コスト6以下のエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。そうしたら、自分の山札を上から5枚を裏向きのままこのクリーチャーの「EXライフ」シールドの下に置いてもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。
ざっくり言えば、本来なら2~3ターン掛かる動きを、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》のお陰で1ターンに圧縮できるので、勝ちまでのスピードが桁違いに早いです。
もちろん《ヘブンズ・ゲート》自慢の防御力も健在。こちらも、非常に強力なデッキとして、GPでの活躍が期待されています。
また《終焉の禁断 ドルマゲドンX》を採用したデッキも最近では台頭してきております。
それが【5cバロム】と呼ばれるデッキです。

【 進化クリーチャー(超無限進化) 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 光/水/闇/火/自然 / パワー15000 / コスト8
■超無限進化:デーモン・コマンド・クリーチャー1体以上の上に置く。
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、3枚以上のカードの上に進化していれば、相手は自身の手札をすべて捨てる。5枚以上のカードの上に進化していれば、次の自分のターンのはじめまで、相手のマナゾーンにあるすべてのカードのマナの数字を0にする。
■このクリーチャーが攻撃する時、文明を1つ選び、その文明を持つ相手のエレメントをすべて破壊する。
こちらはコントロールデッキなのですが、大味な部分も多いデッキとなっています。バロムですからね。
もしかしたらワンチャン、《悪魔神ドルバロム》の活躍も見られるかもしれません。
更に別なステージギミックで言うと、《零龍》を使うデッキとして【闇単零龍XENARCH】が昨年から長く活躍を見せています。

【 クリーチャー 】
種族 ダークロード / 文明 闇 / パワー9000 / コスト6
■各ターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、自分のタップしているクリーチャーを3体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の墓地から出す。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■自分のクリーチャーが出た時または離れた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。そうしなければ、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。
こちらは《死神覇王 ブラックXENARCH》の力で相手を封殺しながら、相手に何もさせずに殴り倒してしまうことが可能。非常に難易度は高いですが、かなりテクニカルな動きが出来ます。
《零龍》や《終焉の禁断 ドルマゲドンX》は盤面を一気にひっくり返す強力なカウンター要素を持っているため、パッと見で有利不利がわかりづらいのも面白い点かもしれません。
「これは勝っただろうなぁ……」という盤面から少し目を離したら、盤面からクリーチャーが消し飛んでいた、なんてことも。
このように、アドバンスは各デッキにそれぞれスターとなるカードがあるイメージです。
そして差異や相性は当然あれど、実力が拮抗しており「何が勝つかわからない」という楽しみがあると思います。
また相性差は存在すれど、それぞれ何かしらの一芸を秘めていることが多く、「不利でもこれさえ通せば勝てる」「確率は高くないが、自分たちの展開に持ち込めば圧倒的できる」といった要素も大きいでしょう。
それこそ、相手が速いデッキであろうと《メンデルスゾーン》からの《「助けて!モルト!!」》から《夢双龍覇 モルトDREAM》を決めてしまえば、そのまま相手を黙らせることも出来ます。
このようにやりたい動きが決まったときの破壊力が高く、ハイテンポなゲームも楽しめることも、大きな見どころと言えるのではないでしょうか。
一方でオリジナルで活躍しているデッキの中でも、アドバンスだと微妙に姿を変えているものもあります。
例えば《水晶の王 ゴスペル》なんかはその代表例でしょう。

【 クリーチャー 】
種族 オラクル・セレス / キング・コマンド・ドラゴン / アンノウン / 文明 光/水 / パワー11000 / コスト9
■自分の墓地の呪文1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1以下にはならない。
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、呪文を好きな数、自分の墓地から手札に戻す。
■このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
オリジナルでは《水晶の王 ゴスペル》から《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》を唱えつつ《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》にチェンジなどをしますが、アドバンスでは《禁断 ~封印されしX~》+《オールデリート》で決めてきます。
一方で【ドリームメイト】や【ファイアーバード】のようなよく知られたオリジナルと殆ど変化せずに活躍しているデッキもあります。
ただそうしたデッキたちであっても、アドバンスではメタクリーチャー(相手の動きを妨害するためのクリーチャーのこと)として《とこしえの超人》を採用したり、或いは超次元ゾーンに《蒼き覚醒 ドギラゴンX》を置くことで打点増強が出来たりと、アドバンスではちょっと違った顔も見せたりします。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント / 文明 自然 / パワー4000 / コスト1
■G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
■相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。

【 進化サイキック・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 光 / パワー12000 / コスト6
■進化:光のクリーチャー1体の上に置く。
■P侵略:自分の光の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置き、その後、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
────────────裏面────────────
カード名:蒼き覚醒 ドギラゴンX
カードの種類:サイキック・クリーチャー
文明:水/闇文明
種族:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団
パワー:13000
コスト:8マナ
■P革命チェンジ:自分の闇または水のコスト5以上の、サイキックではないドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーはブロックされない。
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨てる。
■自分の手札を捨てた時、次の自分のターンのはじめまで、自分の他の多色クリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
《蒼き覚醒 ドギラゴンX》も語れば尽きないカードなのですが、こちらはぜひその力を本番で担当していただければ……。
Day1アドバンスでは、こうしたアドバンス独特のギミックを楽しみつつ、見慣れない様々なデッキを楽しんでいくのがオススメです。
こちら、月に1回アドバンスの環境解説記事を書いておりますので、貼っておきます。ご参考になれば。
Day2 オリジナル
そしてDay2はオリジナルです。
こちらについいては皆様お馴染みのレギュレーションでしょう。メインデッキ40枚で勝負するルールとなっております。
アドバンス以上にCSが盛んに行われており、環境の回りも早いレギュレーションとなっております。
【ドリームメイト】【水自然ジャイアント】などは3月の全国大会での活躍を見たという人も多いでしょう。
そんな現在、環境の中心にいるのは昨年7月より女王として君臨する【ファイアーバード】です。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / ドラゴンの花嫁 / 文明 光/闇/火 / パワー7500 / コスト5
■ブロッカー
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。
■このクリーチャーが攻撃する時、自分のファイアー・バードを1つ破壊してもよい。そうしたら、ファイアー・バード・メクレイド8する。
数ヶ月おきに新カードが登場するカードゲームにおいて、強さを1年近く維持し続けているというのはかなりスゴイことだと言えます。
強さについても「かつては最強だったが、現在ではよく見掛けるデッキの1つくらいに落ち着いた」などというケースはありますが、こと【ファイアーバード】に至っては多少後退した時期はあったものの、ほぼずっと最強格を維持し続けています。
更に言えば、3月には殿堂によってキーカードである《雷炎翔鎧バルピアレスク》が殿堂(デッキに1枚しか採用できない)となってしまいましたが、それでも強さは変わりませんでした。

(殿堂カード) 【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / アーマード・ワイバーン / 文明 火 / パワー5000 / コスト5
■スピードアタッカー
■このクリーチャーは、バトル中破壊されない。
■このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のファイアー・バードを5つ破壊してもよい。そうしたら、このターンの後に自分のターンを追加する。
基本的にはキーカードが殿堂するとデッキは後退していくものですが、【ファイアーバード】が強さを維持できた理由は3つあるのではないかと考えています。
まず1つは、【ファイアーバード】の強みである《ハッター・ルピア》に殿堂が掛からなかったことです。

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ファイアー・バード / 超化獣 / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■相手のマナゾーンのカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーが出た時、そのクリーチャーを破壊する
■ハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)
────────────ハイパーモード────────────
パワー:5000
■スピードアタッカー
■このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バード・メクレイド5する。
《雷炎翔鎧バルピアレスク》は確かに強力ではあるのですが、どちらかといえば「最後に必要なカード」と言える存在です。
対して《ハッター・ルピア》はゲームを動かし、作り上げるのに必要なカードで、もっと前段階から仕事を求められます。
早期に着地して相手を抑え込む役割、リードしている状況から更に差を拡大していく役割、フィニッシャーを呼び込む役割があり、更に《雷炎翔鎧バルピアレスク》や《龍后凰翔クイーン・ルピア》程ではないにせよ、自身も一定レベルのフィニッシュ性能を有していると言えます。
まぁわかりやすく言うならば、《雷炎翔鎧バルピアレスク》はハーランドであり、確かにこれもチート級の強さなのですが、《ハッター・ルピア》はロドリーやデブライネといった役割で、欠けた場合にどちらがマズいかと言えば、これは想像しやすいでしょう。
で、2点目なのですが、そもそも殿堂した筈の《雷炎翔鎧バルピアレスク》ですが、1枚となってもゲーム内では最終的に触れることが多いという点です。
本来、殿堂カードというのはゲーム中に使用出来ないケースが多いです。山札のカードをフルに使えるコントロールデッキなら別ですが、殴るデッキなら尚更でしょう。
このように「殿堂カードを引いた時との差異」によって出力を不安定にさせ、トータルのデッキ強度を落とすというのが殿堂の意味合いだと私は考えています。
しかし【ファイアーバード】というデッキは、コントロールすることも出来ますし、山札のカードはもちろん、本来シールドに眠っているカードすらプレイが可能です。
山札の中のクリーチャーをドンドン出せるという【ファイアーバード】の性質上、メインデッキにさえいれば最終的には何処かのタイミングで出せますし、殿堂カードで起こると困るシールドにいた場合についても《ルピア&ガ:ナテハ》と《ポッピ・冠・ラッキー》でケアが可能です。
まぁなんというんでしょうか。昔は確かにハーランドを90分使えていたのが後半残り20からしか起用できなくなったよ、というくらいの制限だと思います。当然、それでも強いに決まっています。
そして最後の要素なのですが、《雷炎翔鎧バルピアレスク》の殿堂によって空いた枠に入り込んだのが《凰翔竜機マーチ・ルピア》や《アシステスト・インコッピ》という強力なカードであったということでしょうか。
というのも殿堂によって起こりがちなのが、「デッキとして弱くなった上に、代わりに入れたいカードもないので弱いカードで枠を埋めざるを得ず、結果としてデッキが弱くなる」という現象です。
野球で言うなら一番打てる選手が怪我をしてしまったので、二軍でそんなに結果を残していない選手を代わりに使わざるを得ない、みたいな感じです。当然、打線の怖さが段違いですよね?
しかし《凰翔竜機マーチ・ルピア》や《アシステスト・インコッピ》といったカードたちは殿堂以前であっても「別なカードの枠を削って採用される」くらいには強力なカードであり、戦力ダウンになっていないんですよ。
むしろこれらのカードが共通して持つ「盤面を維持する能力」については上がっているという見方もあり、《凰翔竜機マーチ・ルピア》のギミックが刺さるデッキ(例えば《ハンプティ・ルピア》が致命傷になるコンボデッキなど)については、《雷炎翔鎧バルピアレスク》殿堂以前より勝ちやすくなった、なんてこともあったりします。
選手層が厚い上に、代替の選手がちゃんと自分の色を出してくれる……そりゃ強いわけです。
というわけで、ここまで【ファイアーバード】の強さについて語ってきました。
【ファイアーバード】は登場以降、超CSやGPといった大型大会では必ず結果(というか優勝)を出してきました。
そういった意味でも、個人的にはオリジナルGPの見どころとして「vs. 絶対(女)王者ファイアーバード」という部分に注目するのがいいかもしれません。
ただ【ファイアーバード】はその出来ることの多さのあまり、使いこなすのはかなり難しいデッキだとも言えます。
最後は監督力……ではなく、プレイヤースキルが大事です。
先に紹介した【ドリームメイト】や【ジャイアント】だけでなく、【ペテンシーバース】や【呼び声ボルシャック】など、優勝を狙っているデッキはあります。
対戦している両プレイヤーがファイアーバードの手数をどう使っていくのか、それをどう掻い潜っていくのか、打ち倒すのかわからせてしまうのか、こうした攻防に注目して欲しく思います。
またデュエチューブリーグで活躍しているあーくんが担当している環境解説記事もありますので、こちらも併せて是非。
おわりに
というわけで、今回はGPの見どころについて、両日分お話をさせていただきました。
GPの本番は、5/24・25。私はDay1のアドバンスの方に参加予定です。対戦される方、よろしくお願いします。
当日は参加する人はもちろん、配信を観るという方もぜひ楽しんでいただければと思います。
それではまた次回、GP後に。