【DM歴代名作デッキ】Vol.168~シータミッツァイル③~【週刊:神結コラム】

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【DM歴代名作デッキ】Vol.168~シータミッツァイル③~【週刊:神結コラム】

 こんにちは、神結です。 

 GPお疲れ様でした。私はまだ疲れています。ですが悲しいことに〆切は待ってくれません。今週も名作デッキの方を紹介していきましょう。

 「歴代名作デッキ紹介」と題しまして、過去の名デッキの振り返りをしていくこの企画。

 今回は【シータ(エモG)ミッツァイル】③です。

 

目次

本日の名作デッキ紹介

ジョーカーズの力でアップデート! 「シータ(エモG)ミッツァイル」

 というわけで今回の名作デッキはシータミッツァイルの派生デッキ、【シータミッツァイル】になります。

 別名は「エモGミッツァイル」。リストはだいたいはこんな感じ。


 デッキ制作者はフェアプロなどでお馴染みだったあー中村さんですね。

 リストには《“魔神轟怒”万軍投》に《無限合体 ダンダルダBB》と採用されておりまして、時期的には前回のシータミッツァイル②と同じです。

 こちらはデッキとしては前回の進化形態というよりも、別派生系という感じで理解してもらった方がいいと思います。前回がサーナイトで、今回がエルレイドみたいな感じです。

 さて、このリストの特徴的なカードとして、《エモG》が採用されていることが上げられるでしょう。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / スペシャルズ / 文明 火 / パワー8000 / コスト6

■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)
■自分のGRクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■自分のGRではないクリーチャーすべてに「ガードマン」を与える。

 それだけでなく、全体的にジョーカーズの比率があがっておりまして、「ジョーカーズ軸のシータミッツァイル」という表現が正しいように思います。

 これによって様々な恩恵があります。

 例えば《ジョラゴン・オーバーロード》が強い初動として使える可能性があったり。

 GRゾーンに2種目のドローソースとして《ゴッド・ガヨンダム》を採用できたり。

 《グレープ・ダール》の採用によって、相手の展開したGRを起点にしやすかったり。

 そしてなんといっても《無限合体 ダンダルダBB》を強く使えるということが上げられるかと思います。

【 GRクリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / ワンダフォース / 文明 水 / パワー3000 / コスト4

■このクリーチャーが攻撃する時、Jトルネードを最大2回する。そのようにして手札に戻したジョーカーズのコストの合計以下のコストを持つ呪文を1枚、自分の手札または墓地から選び、コストを支払わずに唱えてもよい。その呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに山札の一番下に置く。(Jトルネード:自分の他のジョーカーズを1体、手札に戻す)

 《無限合体 ダンダルダBB》はJトルネード持ちなのでジョーカーズさえ場にいれば仕事がしやすいのですが、特に《エモG》とは仲のいいカードと言えるでしょう。

 《エモG》は色々テキストが多いカードなのですが、シンプルにGR召喚+GRクリーチャーへのスピードアタッカー付与が優秀で、これで出てきた《無限合体 ダンダルダBB》がそのまま動き出して、《エモG》をバックしながらJトルネード……みたいな動きができます。

 その《エモG》については《グレープ・ダール》からのJチェンジで登場することができるので、盤面制圧をしながらGR展開が可能です。

 更に《エモG》はターン始めにもGR召喚ができるため、盤面制圧したまま展開が繋がるというのが《エモG》の強い点といえるでしょう。

 実際ここから《「本日のラッキーナンバー!」》を撃ちつつ刻むと勝てるという話もあり、実は《BAKUOOON・ミッツァイル》がなくても詰めていけるんですよね。

 そして《エモG》型の最大のお洒落ポイントが《無双と竜機の伝説》でしょうか。

【 呪文 】
文明 火/自然 / コスト7

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■パワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。
■このターンの後にもう一度自分のターンを行う。
■追加ターンにこの呪文を唱えることはできない。

  《エモG》からの展開をしていると、7コストで《無双と竜機の伝説》を唱えたあとに、そのまま《無限合体 ダンダルダBB》から撃って追加2ターン取ったり(同一ターン中であれば2ターン取ることは可能)……みたいなことができました。

 勝つために必須のカードではないので、入れないリストもありました。

 

 といった感じで、《Wave ウェイブ》で耐えて頑張る……といった形とは違って、自分から動くことでゲームを動かすデッキだったので、個人的には回していて面白かったです。

 もちろん、6マナの《“魔神轟怒”万軍投》からの展開も健在です。

 基本的な使い方としては2→4→6みたいなマナカーブを目指すのですが、このリストは上振れも結構内包されています。

 例えば《フェアリー・ライフ》《フェアリー・ライフ》《超GR・チャージャー》みたいな動きでGR召喚から《マリゴルドⅢ》《グレープ・ダール》みたいなことが起こったり。

 というかコレで負けたことあるんだよな。 

(プレミアム殿堂カード) 【 GRクリーチャー 】
種族 グランセクト / デリートロン / 文明 自然 / パワー3000 / コスト4

■マナドライブ6(自然):このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンのカードが6枚以上で自然文明があれば、コスト5以下の進化ではないクリーチャー1体またはコスト5以下のオーラ1枚を、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 (ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)

 《エモG》で一番最初に捲れるGRも大事で、これもまた《マリゴルドⅢ》が捲れると大変なことになったりします。

 そういう意味では、《グレープ・ダール》という展開の起点になるカードにアクセス出来る分、このデッキの《マリゴルドⅢ》は他の【シータミッツァイル】より強い気はしますね。

【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / スペシャルズ / 文明 自然 / パワー5000 / コスト5

■マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■Jチェンジ6(このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーと自分のマナゾーンにあるコスト6以下のジョーカーズ1体を入れ替えてもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。

 《グレープ・ダール》はマナのカードを墓地に置く効果があるので、これで《無限合体 ダンダルダBB》用の呪文を装填できたりと、Jチェンジ以外でも役割があって面白かったです。

 最終的な評価としては、やはり他の【シータミッツァイル】と同様Tier2止まりではあったのですが、相変わらず同格以下のデッキに対しては非常に強いデッキでした。

 特に相手の初動クリーチャーを起点に展開が出来る分、従来のシータ以上に隙が少なかったかもしれません。

 ……今更すぎて、《BAKUOOON・ミッツァイル》には一切触れていませんでしたね。

 私個人としては、【火水ミッツァイル】でちょっと展開が渋いとぐちゃぐちゃにされる分、《エモG》型の方が対戦していて嫌だったな、という記憶はありますね。

 

おわりに

 「DM歴代名作デッキ」、第168回は【シータ(エモG)ミッツァイル】でした。

 《無双と竜機の伝説》、感動したんだよな。赤緑の多色が絶妙に嬉しいこともあってマナ埋めにも困らないし、 何故か《グレープ・ダール》で墓地に置けるし。

 別に勝つのに必須というわけではないんですが、1枚でより安全なフィニッシュができるというカードなので、個人的には“入れる派”でしたね。

 最後に、ちょっとした余談を。

 環境を蹂躙し続けた《BAKUOOON・ミッツァイル》は2019年12月を以て殿堂となりました。

 2タイプあった【シータミッツァイル】ですが、こうしたジョーカーズ軸のリストは【バーンメア】の原型になったと言えるかもしれません。リストを見ても、少なからず影響は受けていることでしょう。

 ちなみに【4cデイヤー】はというと、【オボロティガウォック】と前回紹介したタイプの【シータミッツァイル】の合いの子らしいです。制作者(ハマチ)がそう言ってました。

 

 というわけで今回はここまで。

 「このデッキを紹介して欲しい」といったリクエストも受け付けておりますので、#DM歴代名作デッキでご感想をお待ちしております。

 それではまた来週お会いしましょう。

 

 

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