はじめに
皆さん、《ヘブンズ・ゲート》というカードはご存知でしょうか?
DM-16で登場した元祖ヘブンズ呪文です。
派手な踏み倒し効果で昔から根強いファンも多く、登場時から愛されているカードです。
その強さは折り紙つきで、《奇跡の精霊ミルザム》と《音階の精霊龍エメラルーダ》とコンビを組み、環境で大暴れしていたこともありました。
しかし、《奇跡の精霊ミルザム》のプレミアム殿堂以降、環境からは姿を消すことになりました。
そんな《 ヘブンズ・ゲート 》ですが、2021年2月現在、環境で活躍できる力を得て帰ってきました!
実は環境から消えた後も、数多の新カードの登場により、少しずつアップデートされていたのです!
この記事では、再び環境入りを果たした【青白天門】を徹底解説していきたいと思います!
また、カーナベルでは【青白天門】のデッキパーツをまとめて購入することもできます。
当日の15時までにご注文で、【青白天門】のデッキパーツを即日発送でお届けしますので、ぜひご利用してみてください!
目次
【青白天門】の特徴
【青白天門】というデッキ名ではありますが、実は《 ヘブンズ・ゲート 》から動くデッキではありません。
《ナウ・オア・ネバー》から展開するデッキとなります。
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。
【呪文】
カード名:ナウ・オア・ネバー
文明:水
コスト:5マナ
■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。
基本的な動き方を順に説明します。
1.《ナウ・オア・ネバー》から《龍覇セイントローズ》を一瞬だけ場に出し、《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》を場に出します。
2.《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の効果を発動。《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》を場に出します。《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》の効果で先程手札に戻った《龍覇セイントローズ》を出しなおします。
3.《龍覇セイントローズ》の効果で《聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル》か《終わりの天魔龍ファイナル・ジ・エンド》を場に出します。
4.これで《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》のブロッカー3体で龍解するという条件を満たしました。次のターンで《天命賛華ネバーラスト》に龍解して総攻撃で大抵の対面は勝つことができます。
光以外のコスト5以下の呪文を唱えられない効果と、自分の光のクリーチャーはすべてのバトルに勝つ効果がとにかく強力で、5C蒼龍ですら貫通して殴り切ってしまうほどの封殺力をもっています。
《ナウ・オア・ネバー》で展開するなら、《ヘブンズ・ゲート》はどうして入っているんだ?と思った方もいるかと思います。
《 ヘブンズ・ゲート 》が真価を発揮する場面は、シールド・トリガーによるカウンターです。
攻撃してくる相手に対して《ヘブンズ・ゲート》を踏ませ、《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》を二体出す事で、手札から最大4体のブロッカーを展開することが可能です。
とにかく踏ませた時のアドバンテージが大きく、このカードを踏ませただけで勝敗が逆転するだけのパワーがあります。
自分のターンと相手ターンのどちらでも盤面を作ることができるのがこのデッキの強みでもあります。
【青白天門】のサンプルリスト
初動
《 */弐幻サンドロニア/* 》
【 オレガ・オーラ 】
種族 トリックス / デリートロン / 文明 水 / パワー+2000 / コスト3
■これをクリーチャーに付けた時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、好きな順序で自分の山札の一番下に置く。
初動枠その1です。
【青白天門】というデッキはどうしてもコンボデッキ気質なところがあり、如何にして5ターン目までにパーツを集められるかが鍵となってきます。
《 */弐幻サンドロニア/* 》 は手札の質を上げつつも、1/2の確率でブロッカーを場に出すことができます。
《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》は盤面のブロッカーの数を参照にして龍解するため、盤面に並ぶブロッカーの数が多ければ多いほど、相手にプレッシャー与えることが出来ます。
また、1/3の確率で《ポクたまたま》か《 トムライ丙-三式 》が場に出るため墓地メタとしても機能する可能性があります。
初動で《 /弐幻サンドロニア/ 》が出せるかどうかで動きが変わってきますので、4枚採用しています。
《「驚愕の鉄人」》
【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / チーム銀河 / 文明 水 / パワー8000 / コスト6
■ギャラクシールド [ww04]
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンに置かれた時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から光のカードと水のカードを1枚ずつ選び、手札に加える。残りを好きな順序で山札の一番下に置く。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、他のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
初動枠その2です。
ギャラクシールドで手札の質を上げるだけでなく、cipでバウンスを行えます。
このバウンスが非常に強力で、《 */弐幻サンドロニア/* 》 や《 龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》 の使い回しの他に、《「驚愕の鉄人」》を二枚揃えることで毎ターンリソースを稼ぐことが出来ます。
ドローソースとしてあまりにも優秀なため4枚採用しています。
メインカード
《 天命龍装ホーリーエンド /ナウ・オア・ネバー》
【 ツインパクトカード 】
種族 ドラゴンギルド / メタリカ / 文明 光/水 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。
【呪文】
カード名:ナウ・オア・ネバー
文明:水
コスト:5マナ
■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。
このデッキの核となるカードです。
基本的には自分の盤面を作るために使いますが、シールド・トリガーとして使うことで、状況に応じたcipを使うのも強力です。
《天命賛華ネバーラスト》が盤面にいると使えないので注意しましょう。
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:9マナ
■ブロッカー
■自分の光のクリーチャーは、すべてのバトルに勝つ。
■誰も光以外のコスト5以下の呪文を唱えることはできない。
■T・ブレイカー
■エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
上面の《天命龍装ホーリーエンド》は、《ナウ・オア・ネバー》や《ヘブンズ・ゲート》のシールド・トリガーで出すことにより、実質スパークとして使うことが出来ます。
ブロッカーをもっているため《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》で出すこともできつつ、龍解条件を満たしてくれるため、非常にデッキに嚙み合ったカードといえます。
デッキの核なので4枚採用しています。
《龍覇セイントローズ》
【 クリーチャー 】
種族 ジャスティス・ウィング / ドラグナー / 文明 光 / パワー6500 / コスト7
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、光のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
■バトルゾーンに自分の光のドラグハートがあれば、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)
《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》をプレイするためのカードです。
8割くらい《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》をプレイするのですが、状況によっては様々なドラグハートを選択してゲームを有利に進めていきます。
ドラグハートをプレイすると同時にブロッカーが付与されるため、《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の龍解を速めてくれます。
デッキの核なので4枚採用しています。
《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 革命軍 / 文明 光 / パワー8000 / コスト8
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。
その後、光のコスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分手札からバトルゾーンに出してもよい。
非常に強力な展開札です。
このカードをプレイすることで最低二面の盤面生成が可能で、《龍覇セイントローズ》を踏み倒せば《聖槍の革命龍ダルク・アン・シエル》か《終わりの天魔龍ファイナル・ジ・エンド》と合わせてブロッカーを三体並べることが可能です。
このカードのおかげで《天命賛華ネバーラスト》への早期龍解が可能となります。
5ターン目に確実にプレイしたいので4枚採用しています。
サポート
《洗脳センノー》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 ゼロ / パワー4000 / コスト3
■相手は、自身のターン中、召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
【オカルトアンダケイン】や【ブレストドラグナー】に対してのメタカードです。
このカードで相手の動きを止めて自分の動きを通すようなイメージです。
【オカルトアンダケイン】側はこのカードを処理するために墓地を肥やして《龍装鬼 オブザ08号》の召喚を狙ってくるので《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》で妨害すると効果的です。
【オカルトアンダケイン】や【ブレストドラグナー】に確実にプレイしたいのと、【赤白バイク】や【アナカラーデッドダムド】等の様々な対面に刺さるので今の環境なら4枚採用することをオススメします。
《龍素記号Xfクローチェ・フオーコ 》
【 クリーチャー 】
種族 クリスタル・コマンド・ドラゴン / 文明 水 / パワー6000 / コスト5
■ブロッカー
■G・ゼロ―相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
■このクリーチャーは攻撃することができない。
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
【オカルトアンダケイン】に対してのメタカードです。
《洗脳センノー》+《 龍素記号Xfクローチェ・フオーコ》の二枚態勢で【オカルトアンダケイン】に圧をかけます。
ノーコストで出せるブロッカーなので《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の龍解にも一役買います。
【オカルトアンダケイン】を厚く見て3枚採用していますが、他の対面には腐ってしまうので環境によって枚数を調整すると良いと思います。
《ヘブンズ・ゲート》
【 呪文 】
文明 光 / パワー- / コスト6
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す
実はこのカードは確定枠ではありません。
《奇跡ミクセル》等のメタクリーチャーが流行っている環境だとこのカードがシールド・トリガーとして機能しにくいことがあります。
しかし、踏ませた時のリターンは大きいため、基本的には3枚以上採用して良いカードです。
《Ⅾの博才サイバーダイス・ベガス》
【 D2フィールド 】
文明 水 / コスト5
■S・トリガー(このD2フィールドをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ展開してもよい)
■自分のターンの終わりに、カードを1枚引いてもよい。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
■Dスイッチ:相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、水のコスト7以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
このデッキの弱点である《希望のジョー星》を割るカードです。
《龍覇セイントローズ》、《「驚愕の鉄人」》、《ヘブンズ・ゲート》、《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》の効果を打ち消してくるため、このカードが貼られてしまうとゲームに勝つのは困難になってしまいます。
《希望のジョー星》を割りつつ、リソースとして使うことができるため腐りにくいのが特徴です。
Dスイッチで《テック団の破壊Go!》や《ナウ・オア・ネバー》が打てるため、このデッキの受けの質を上げることができます。
D2フィールドの破壊の他に受け札としても機能する優秀なカードなため、4枚目の採用も考えたいですが、枠の都合で3枚に抑えています。
《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル・ドラゴン / オラクリオン / 文明 光 / パワー9500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》以外のクリーチャーの名前を1つ選ぶ。
■選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。
■相手がクリーチャーを選ぶ時、バトルゾーンに自分の他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
デッキの対応力を大きく引き上げるカードです。
相手のデッキのキーカードを宣言して妨害したり、トリガークリーチャーを宣言して詰める等、様々な使い方が可能です。
オカルトアンダケインに《零龍》宣言でそのままゲームを終わらせるといったこともできます。
また、このカードが二体並ぶと対象に取られなくなるため、非常に強力なロックが可能となります。
このカードを使う上で注意したいのが一つの宣言で複数のクリーチャーの効果を無視できる宣言があることです。
現環境では《龍覇グレンモルト》を指定することで《最終龍覇グレンモルト》とその他の【モルト系統】をまとめて無力化させることができることは覚えておきましょう。
また、場を離れた時に誘発する効果も無効にできるため、《勝利龍装クラッシュ覇道》のような破壊時に強力な能力を誘発する効果も無効にすることができます。
非常に汎用性が高く、今回の構築では3枚の採用に抑えていますが、真っ先に4枚目の採用を考えたいカードでもあります。
サポート
《テック団の破壊Go!》
【 呪文 】
文明 水/闇 / コスト7
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから自分の手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
・バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。
・相手のコスト6以上のクリーチャーを1体、破壊する。
《洗脳センノー》や《ポクちんちん》等のメタクリーチャーをまとめて吹き飛ばすカードです。
このカード踏ませてメタカードをバウンスした返しのターンで、《ナウ・オア・ネバー》で展開するといった使い方をします。
あらかじめ《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》を設置しておき、このカードを打ってメタカードを吹き飛ばした後に、ターン終了時に展開することができます。
黒がこのカード4枚しかありませんが、山札を掘るカードが多く採用されているので手打ちも可能です。
トリガーとして雑に強いので、余程刺さりが悪くない限りは4枚採用したほうが良いです。
各種ドラグハート解説
《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン/天命賛華ネバーラスト》
【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト5
■自分のターンの終わりに、「ブロッカー」を持つ光のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■光以外の呪文を唱えるコストは1多くなる。
■龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーが3体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
【龍解後】
カード名:天命讃華 ネバーラスト
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:9マナ
■ブロッカー■自分の光のクリーチャーは、すべてのバトルに勝つ。
■誰も光以外のコスト5以下の呪文を唱えることはできない。
■T・ブレイカー
■エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
《龍覇セイントローズ》の効果で真っ先にプレイしたいカードです。
光以外の呪文のコストを1重くする効果があり、5c蒼龍や青魔道具のような呪文主体のデッキには刺さるので覚えておきましょう。
龍解条件が文明指定のないブロッカーですので、《 甲殻TS-10 》や《 龍素記号Xfクローチェ・フオーコ 》 等でも龍解が可能です。
龍解後はこのデッキのフィニッシャーとなります。
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:9マナ
■ブロッカー
■自分の光のクリーチャーは、すべてのバトルに勝つ。
■誰も光以外のコスト5以下の呪文を唱えることはできない。
■T・ブレイカー
■エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
このカードだけで数多の受け札を無力化でき、《百鬼の邪王門》や《ボルシャック・ドギラゴン》、【5C蒼龍】の各種呪文トリガー等をこのカード一枚で封殺して殴り切れます。
《真正龍エモーショナルハードコア》と合わせて使うことで、《週末の時計ザ・クロック》や《閃光の守護者ホーリー》等もケアできるので、より確実なフィニッシュを狙えます。
《真聖教会 エンドレス・へブン/真・天命王 ネバーエンド》
【ドラグハート・フォートレス】
文明 光 / コスト5
■自分のクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに自分のシールドの数が相手のより多ければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
【龍解後】
カード名:真・天命王 ネバーエンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:14500
コスト:10マナ
マナ:-
■自分のドラゴンが攻撃する時、バトルゾーンにある相手クリーチャーを1体選びタップしてもよい。
そのクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップされない。
■T・ブレイカー
■真・エスケープ(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをふたつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
サブフィニッシャーです。
手札がカツカツで、ブロッカーが手札にないような状況下ではこちらをプレイしたほうが強い場合があります。あらかじめ盤面に出していた《 */弐幻サンドロニア/* 》や《洗脳センノー》で1点入れるだけで即龍解することができます。
《「驚愕の鉄人」》をシールドにセットした場合も龍解できることがあるので覚えておきましょう。
【ドロマーハンデス】のようなリソースが枯渇しやすい対面では、このカードをプレイしてごり押しすると勝ちやすくなります。
《不滅槍 パーフェクト/天命王 エバーラスト》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト4
■これを装備したクリーチャーがバトルゾーンから墓地以外のどこかに離れる時、離れるかわりにバトルゾーンにとどまる。
■龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンに自分のクリーチャーが5体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
【龍解後】
カード名:天命王 エバーラスト
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:13500
コスト:7マナ
マナ:-
■ブロッカー
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3枚ブレイクする)
■自分の光のドラゴンがバトルゾーンから墓地以外のどこかに離れる時、離れるかわりにバトルゾーンにとどまる。
■自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない能力を無効にする。ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない。
《超次元ガロウズ・ホール》や《オリオティスジャッジ》等の、《天命賛華ネバーラスト》の効果範囲外の除去をケアできるカードです。
文明問わずに自分の場にクリーチャーが5体以上いると龍解できるので、《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》と合わせて使うことで簡単に龍解します。
龍解すると、《天命賛華ネバーラスト》や《真聖龍エモーショナル・ハードコア》のような強力なドラゴンに除去耐性を付与できるので、相手からの盤面干渉がより困難になります。
《百獣槍 ジャベレオン/百獣聖堂 レオサイユ/頂天聖 レオザワルド》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト4
■これを装備したクリーチャーが破壊される時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■龍解:自分のターンの終わりに、自分のシールドが3つ以下であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
【龍解後】
カード名:百獣聖堂 レオサイユ
カードの種類:ドラグハート・フォートレス
文明:光
コスト:7マナ
マナ:-
■自分の光のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドをひとつ自分の手札に加えてもよい。ただし、そのS・トリガーは使えない
■龍解:自分のターンのはじめに、自分のシールドがひとつ以下であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。
【龍解後】
カード名:頂天聖 レオザワルド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:13500
コスト:10マナ
マナ:-
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、自分のシールドがひとつもなければ、離れるかわりにとどまる。
■自分がゲームに負ける時または相手がゲームに勝つ時、かわりに自分の、ドラグハートではないクリーチャーを1体破壊してもよい。
このデッキでは 《百獣聖堂レオサイユ》 や 《頂天聖レオザワルド》 の龍解を目指します。
シールドの枚数が3枚以下の状況下で出すことにより、《百獣聖堂レオサイユ》に龍解できるため、《天命賛華ネバーラスト》や《真聖龍エモーショナル・ハードコア》のような強力なクリーチャーに除去耐性を付与できます。
《不滅槍パーフェクト》と違い、シールドの枚数が龍解条件となりますので、状況によってはこちらの方が龍解しやすい場合もあります。
《頂天聖レオザワルド》への龍解は任意なので 《百獣聖堂レオサイユ》 のままが良い時は龍解しなくても構いません。
《頂天聖レオザワルド》も強力で、ドラグハートではないクリーチャーを一体犠牲にすることで敗北回避をすることができ、盾が0枚だと場を離れません。
対面によっては龍解するだけで突破できない盤面を作ることが出来るので、このカードで詰めれる選択肢があることを覚えておきましょう。
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光 / コスト2
■これを装備したクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
■龍解:自分のターンの終わりに、これを装備したクリーチャーがタップされていれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
【龍解後】
カード名:聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:5500
コスト:5マナ
マナ:-
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーが攻撃またはブロックした時、またはバトルゾーンを離れた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
基本的には《聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル》の状態でプレイします。
《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》と合わせて使うことで《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の龍解条件を満たしたり、2面以上止められるブロッカーとして使って耐久したりします。
他のブロッカーと合わせて強固な布陣を作り上げましょう。
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート/終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンドド》
【 ドラグハート・ウエポン 】
文明 光/闇/火 / コスト3
■これを装備したクリーチャーが光なら「ブロッカー」を、闇なら「スレイヤー」を与え、火なら、バトル中のパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、自分の他のドラグハートをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
【龍解後】
カード名:終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/闇/火
種族:ガイアール・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド・ドラゴン
パワー:7000+
コスト:5
■ブロッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。
■自分のドラグナーすべての召喚コストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
基本的には《 終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド 》の状態でプレイします。
《聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル》と比べると防御面では劣りますが、このカードの最大の強みは、【ドラグナー】に2軽減入ることです。
シールド・トリガーで《ナウ・オア・ネバー》を使い、《龍覇セイントローズ》からこのカードをプレイすることで、《龍覇セイントローズ》を5コストでプレイすることができます。
状況に応じて《聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル》と使い分けましょう。
《浮遊する賛美歌 ゾディアック/賛美の精霊龍 ハレルヤ・ゾディア》
【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト3
■バトルゾーンにある自分の光のクリーチャーのすべてのパワーは+1000される。
■龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の光のクリーチャーは2体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
【龍解後】
カード名:賛美の精霊龍 ハレルヤ・ゾディア
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光
種族:エンジェル・コマンド・ドラゴン
パワー:5000
コスト:6マナ
マナ:-
■バトルゾーンにある自分のクリーチャーすべてのパワーは+1000される。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーをすべてアンタップする。
主にスパーク系統のケアに使うカードです。
龍解条件が緩く、光のクリーチャー二体で簡単に龍解するので、打点としても重宝します。
《龍魂教会 ホワイティ/極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》
【 ドラグハート・フォートレス 】
文明 光 / コスト3
■このドラグハートをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップされない。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)
【龍解後】
カード名:極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド
カードの種類:ドラグハート・クリーチャー
文明:光/水/闇/火/自然
種族:ワールド・コマンド・ドラゴン
パワー:50000
コスト:50マナ
マナ:-
■このクリーチャーが龍解した時、各プレイヤーはバトルゾーン、手札、墓地にあるこのクリーチャー以外の自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
■スピードアタッカー
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、タップされていれば、離れるかわりにとどまる。
主にタップキルしたいときに使います。
他にもシールド・トリガーで《ナウ・オア・ネバー》から《龍覇セイントローズ》をプレイした時に一面止めたりして耐久することも頭の片隅に入れておきましょう。
各種GRゾーン解説
《破邪の意思ティツィ》/《甲殻TS-10》/《防護の意思ランジェス 》
ブロッカー枠です。
《 */弐幻サンドロニア/* 》をプレイしながら、《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の龍解を補助できる可能性があります。
《ポクたまたま》/《トムライ丙-三式》
墓地メタ枠です。
【オカルトアンダケイン】に対してのメタカードが引けなくても、 《 */弐幻サンドロニア/* 》 をプレイした際に出すことが出来れば延命できる可能性があります。
《オレちんレンジ》/《全能ゼンノー》
この2種類のどちらかを選択して採用することになります。
《オレちんレンジ》は 《 */弐幻サンドロニア/* 》 と合わせて使うことで4枚山札を見ることが出来るため、手札の質の向上に繋がります。
《全能ゼンノー》は【バーンメア】や【ブレストドラグナー】のようなスピードアタッカーやマッハファイターで戦うデッキに対して圧をかけることができます。
どちらにも強みがあるため、環境に合わせて使い分けると良いと思います。
【青白天門】の回し方
3~4ターン目
《 */弐幻サンドロニア/* 》や《「驚愕の鉄人」》でデッキを掘り進めます。
5ターン目に《ナウ・オア・ネバー》から動けるようにしっかりパーツを集めましょう。
【オカルトアンダケイン】や【ブレストドラグナー】のようなこちらより早いコンボデッキには《洗脳センノー》や《龍素記号ⅹf クローチェ・フオーコ 》で妨害を挟んでターンを貰いましょう。
5ターン目
《ナウ・オア・ネバー》から《龍覇セイントローズ》を一時的に場に出し、《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》を展開します。
ターン終了時に《天獄の正義ヘブンズ・ヘブン》の効果を解決。
《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》を場に出し、効果で先程手札に戻った《龍覇セイントローズ》を場に出します。
《龍覇セイントローズ》の効果で《終わりの天魔龍ファイナル・ジ・エンド》か《聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル》を場に出します。
もしも、《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》が手札にない場合、《真聖龍エモーショナル・ハードコア》を出して盤面をコントロールする選択肢もあります。
6ターン目
ブロッカーが三体以上残っていれば《天命賛華ネバーラスト》に龍解します。
この時点で相手を倒せるだけの打点が揃っているはずなので、このまま殴り切りましょう。
相手がビートダウンデッキの場合
シールド・トリガーからのカウンターで戦っていきます。
《ヘブンズ・ゲート》を踏ませても良いように《歴戦の精霊龍カイザルバーラ》や《真聖龍エモーショナル・ハードコア》等の強力なブロッカーを手札に抱えておきましょう。
《Dの博才サイバーダイス・ベガス》を踏ませたときのために《テック団の破壊G o !》もしっかり抱えておくようにしましょう。
その他の採用候補カード
《深海の伝道師アトランティス》
【 クリーチャー 】
種族 オラクル / リヴァイアサン / 文明 水 / パワー4000 / コスト10
■S・トリガー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選び、残りを手札に戻す。その後、相手はバトルゾーンにある自身のクリーチャーを1体選び、残りを手札に戻す。
《ジャミングチャフ》や《ファイナル・ストップ》を添えて殴ってくるデッキが多い環境での活躍が見込めるカードです。
クリーチャートリガーであるため《ヘブンズ・ゲート》+《深海の伝道師アトランティス》の両方をケアしながら殴れるデッキはあまりありません。
《テック団の破壊Go!》と違い、クリーチャーを一体残した状態になるため、メタクリーチャーは場に残されてしまうので注意です。
環境に合わせて《テック団の破壊go!》と差し替える形で使い分けると良いです。
《音感の精霊龍 エメラルーダ》
【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド・ドラゴン / 文明 光 / パワー5500 / コスト5
■ブロッカー(相手クリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをタップして、その攻撃を阻止してもよい。その後、その相手クリーチャーとバトルする)
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を1枚裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。(こうして手札に加えたシールドの「S・トリガー」を使ってもよい)
《ヘブンズ・ゲート》、《ナウ・オア・ネバー》で出せるため、ビートダウン系統には抱えてるだけで盾入れ替えをできる可能性があります。
特に《ナウ・オア・ネバー》とは相性がよく、2回に亘って盾にシールド・トリガーを埋めることが出来るので見た名以上に器用なカードです。
《Dの博才サイバーダイス・ベガス》と少し役割が被っているため、差し替えて採用すると良いです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
【青白天門】の魅力について理解してもらえたのであれば幸いです。
実際に手に取って触って頂ければ、さらにこのデッキの楽しさに気づいてもらえると思います!
最後に、カーナベルでは各種【青白天門】デッキを組みたい方に向けて、今回の記事内で紹介した【青白天門】関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!
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