もちもちしたアブストラクトマスコットだいすき
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
いやあ。終わりましたね、ファンフェスティバル。
自分も参加したんですが、想像以上の賑わいでした。やっぱりなんだかんだでカジュアルな対戦に飢えてる層はいるんだな……という感覚にしみじみしたものです。詳しい話はまあ、本編で。
あと、姫路市のマスコットキャラの「しろまるひめ」はめちゃくちゃかわいいのでおすすめです。グッズ買って帰ればよかった。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《ニクジール・ブッシャー》
【 クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / 文明 火 / パワー6000 / コスト6
■コストを支払うかわりに、クリーチャー1体とシールド1つ、そして手札1枚を自分の山札の一番下に置いて、このクリーチャーを召喚してもよい。
■W・ブレイカー
DMRP-04裁で登場した、無料で召喚できるジョーカーズです。
実際にはカード3枚分のリソース(と、生物を召喚した時にかかったマナ)を消費したうえで準バニラが出る……というコスパの悪さなんですが、手札を減らすとタダで出てくる《 ”轟轟轟”ブランド 》や【ロココループ】の山札回復兼盾落ちケアなど妙なところで出番がある一枚ですね。
特に前者のシナジーを活かした【ニクジールブランド】は、現実的な確率で先攻2キルを発生させるという当時の環境の問題児。要するにニクジールと轟轟轟と1マナ獣を引けば、先攻1ターン目に2打点が2体(うち1体はSA)並ぶんですよ。
あとは轟轟轟ドローと次のターンのドローで2マナ以下のSA持ち引けばもう2キルが成立しますからね。ダメでも3キルペースですし、そもそも当時無制限の《 ドリル・スコール 》引いたら実質エクストラターン。いやあデュエマって楽しいですね。
……とはいえ、例によってこういう話をしに来たわけではなくてですね。今回の話のカギになるとある物品に、このカードを見立てた形となります。
それがこちら。
「デュエマファンフェスティバル2023」のイベント賞品、神戸牛です。
……というわけで、今回のテーマは「デュエマファンフェスティバルの参加レポ」。ウィンターさんが別途記事でちゃんとしたレポをやるというのはいったん置いといて、最後までお付き合いいただければ幸いです。
というわけで、実家のある奈良から姫路まで行ってきました。朝6時起きで、たっぷり2時間以上かけて。
関西圏以外の方は「姫路って大阪の隣の兵庫県でしょ?間に神戸があるとはいえ、そんなに時間かかるの?」と思われたかもしれませんが……
日本地図を見ればわかるように、皆さんが思ってるより姫路(オレら)って岡山県(レボリューション)なんですよ。関東の距離感覚としては、(単純な距離で見れば)埼玉県や千葉県から東京経由で小田原くらいまで行ってるようなもんだと思って下さい。
会場到着がだいたい9時くらいだったはずなんですが、すでに会場前には長蛇の列が。自分と同じようなオーラをまとった人(婉曲的表現)がぞろぞろと会場に吸い込まれていく姿には凄みを感じたものです。
初めてのイベントのためかキット配布に手間取っておりだいぶ並びましたが(事前にバッグにキットを袋詰めしておくとかできたんじゃないかなあ)、無事入場完了。
ご祝儀代わりに1BOXを買ってチケットをもらったら、今回のお目当てであるガンスリンガーのスタートです。
システムとしては、受付を済ませてフォーマットごとのゲートに二人参加者が溜まったら即座にマッチングして空いてるテーブルで対戦開始、試合が終わったら結果報告をして勝者にスタンプ捺印……というシンプルなもの。
1セット2戦なので、「1戦目は受付で渡された首掛けタグをつける」「2戦目は受付で首掛けタグを回収」というシステムによって試合回数がめちゃくちゃ綺麗に管理されていたのが印象的でした。管理する値が2つしかないなら、0か1で管理できる!
以前グランプリサイドイベントで開かれていたガンスリンガーと比べて1セットが短くなった代わりに、回転率の向上が図られた感じでしたね。そのぶんいわゆる「ガチ周回勢」っぽい人とのマッチングも増えたのは、まあやむなしです。「勝ち」と「参加」のどちらにポイント比重を置くかは、公式にとっても難しい問題なんでしょうね。
ともあれ、気楽に好きなデッキを回せる空間であるガンスリンガーがボンクラデッキビルダーにとっても貴重な場であるのは事実。
今回は格安デュエマ研究所産のデッキ7つに普段使いのデッキ6つ、あと起源神の合計14デッキを持ち込む気合の入れよう。持ってるデッキすべてを全力で回す気で挑みました。
【アビスロイヤル】対【ジョラゴンジョーカーズ】の新旧主人公対決が発生したり、【ウシミツロマノフ】が《 センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼> 》ビートとして完走したり、【白単モモキングダム】が《 赤い稲妻 テスタ・ロッサ 》下で白単ビートとして完走したりといろいろあったんですが、一番の取れ高は……
【起源神】対【G.O.D.】の、怪獣大決戦ですかね……。
画像見れば分かると思うんですが、サガループ+《 ヨミとイズモの計画 》で6体神と致死打点を揃えて殴ったら《 Grenade of D-moll 》トリガーして返しに負けてるシーンです。「揃っても勝てない」伝説が、また一つ補強されましたね。
で、ぜひ語りたいのが併催の謎解きイベントについて。
これがまあ、たいそう難しくてですね。それぞれの問題もそうなんですが、ラス謎へ行くための導線が……はい。
答え合わせまでTwitterにもほとんどクリア報告が上がらなかったあたり、マジで難しかったんだと思いますよ。自分もそこそこ「解ける人」である自信はあったんですが、自力では「最後の試練」に進むことができませんでした。なんなら一枚目の「水の試練」解けなくてメタ読みで突破しましたからね。
どれくらい難しいかは……とりあえず、上記のリンクから実際にどうぞ。問題用紙を印刷した紙かモニタ、そしてスマホを用意しておくと捗りますよ。いやマジで。
問題の質としてはデュエマ特有の要素を活かしつつとっても良くできていたので、次回があるならもうちょっと初心者に合わせて手心を加えていただくか……それまでにデュエマファン層に謎解きをもっと啓蒙していってほしいですね。
えーと、その。割と本気で、SCRAPさんとのコラボ公演をお待ちしています。周遊系じゃなくて、ルーム型かホール型の本格的なやつを。
Q.カオスシールドは? A.察せ
というわけで、《 ニクジール・ブッシャー 》でした。
ちなみに、諸々合わせて蓄積したポイントは22点。目標の神戸牛の4割程度に収まってしまいました。
謎解きやカオスシールドに充てた時間をフルで回ったら30点くらいは狙えたと思うんですが、やっぱりなかなか厳しいですね……!
仕方なく姫路駅名物のえきそばを食べて、帰途につきましたとさ。
……これは一番大事なポイントなんで絶対言わないといけないんですが、めちゃくちゃ楽しかったです。次があったら、ぜひ参加したいですね。
その時は、ガンスリ以外のコンテンツも欲しいですね。ステージイベントも、後日配信などして実プレイ勢も楽しめるようになると嬉しいです。
さて、次回予告のコーナーです。
弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。
おや、次回予告がありませんね。例によってネタが決まってません。
というわけで、次回のテーマはこちらです。各自予習していってください。
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それでは、次の記事で。北白河でした。