【北白河の今日の一枚】vol.142《甲殻鬼動隊 セビーチェン》縦社会にもキズナあり

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【北白河の今日の一枚】vol.142《甲殻鬼動隊 セビーチェン》縦社会にもキズナあり

祝福は課金の形で

こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。

いやあ。来ますね、俺の誕生日。この記事の公開日の翌日です。

この年になると毎年毎年失われていくものばかり増えて困ってしまいますが、まあ数が増えるという現象には原初の喜びがあるものです。年齢と言うわかりやすい指標ならなおさらですね。

せめて周年というわかりやすいチャンスくらい、しっかり祝ったり祝われたりしたいものですね……と、一歳の誕生日を迎えることなく死んでいった多数のソシャゲやサービスを見ながら考えています。

ソーシャルコンテンツとしての北白河は、ハード面でのサ終に怯えながら今年もゆるゆるやっていく予定です。これからもご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。

というわけで、今回もやっていきましょうか。

この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。

それでは、今日のカードはこちら。

《甲殻鬼動隊 セビーチェン》

【 NEOクリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー4000 / コスト4

■NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■自分の手札が6枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+2000し、「W・ブレイカー」を与える。
■キズナプラス(このクリーチャーが攻撃する時、その下にあるカードを1枚、自分の墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーと自分の他のクリーチャー1体の oP 能力を使う)
■oP カードを2枚引くか、相手のクリーチャーを1体選んで持ち主の手札に戻す。

DMRP-03で登場した、「キズナ」持ちの一角ですね。

キズナ関連カードらしくめちゃくちゃこじんまりしたカードですが、SRだけあって実に多機能。後続のキズナ持ちがドローもバウンスもこなせるようになる……という、攻防一体のスペックを持っているのは見逃せませんね。終盤にはささやかながら打点も増してさらにお得です。

……まあ、こういう「俺は多機能です!」って言ってるだけのカードが活躍する牧歌的なデュエマというものは、新章期にはすでになかったんですが。キズナ、いつ見ても五年くらい遅い能力……。

ところでこのカードの冠詞の「甲殻鬼動隊」なんですが、実は同じキズナ持ちの中に「鬼動」というキーワードを共通して持つ《 貝鬼動 アワービ 》と《鬼動兵 デメタイ 》が存在します。よく見ればそれぞれのカードのイラストにも映ってますね。

こんなふうに、実はキズナ持ちの中には同文明で3枚1セットとなるカードが存在したりしています。文明ごとに1枚ずつ存在するカードを「サイクル」と呼ぶように、こういう同じ文明で複数枚揃ったカードを「縦サイクル」と呼んだりしますね。

というわけで、今回のテーマは「キズナの中に隠れる縦サイクル」について。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

まず水文明については、「鬼動」つながりの前述の3体。

名前と他カードのフレーバーを見た感じ、彼らは魚人覇王団所属の模様。「鬼動隊」みたいな名前のチームに所属してるんでしょうか。

一応、彼らが揃うとドロー・ブロック不能・バウンスで確実な波状攻撃が決まる+セビーチェンの打点も向上……という超微妙なシナジーも存在します。本人らなりに頑張ってるんでしょうが、キズナというギミックのアレさが高まるだけな気も……。

闇文明にいるのが、《 グスタフ・アルブサール 》《 忠実医 グスタスク 》《 凶鬼82号 スタフ 》のグスタフ一族。

見た感じ、それぞれ「主人」「ペット」「執事」という立場の模様。イラストをよく見ると、スタフがグスタスクによって武器に改造されてグスタフに装備される……という連作になっているのが分かります。

ここまで献身的に仕えるスタフですが、このサイクル内には特にシナジーが存在しない……というか、ぶっちゃけ単独でループパーツになる《 グスタフ・アルブサール 》が強すぎて他が噛み合ってない気もしますね。仕える者の悲哀だ。

火文明には、(これだけ遅れてDMRP04-裁で登場した)《ラッシュ“ATK”ワイルド》《 バクソウ戦車 ラッシュ 》《 ラッシュ・チュリス 》の「ラッシュ」軍団が存在します。

バクソウ戦車を乗りこなすラッシュ・チュリスと、その戦車を身に纏って強化されるワイルド……といった趣でしょうか。

彼らの持つシナジーは、バクソウ戦車のブレイク追加とワイルドの連撃付与による大量ブレイク。ラッシュ・チュリスだけは軽すぎてシナジーらしいシナジーはありませんが、まあそこはキズナプラスを誘発させられるだけ黙っておいてあげましょう。むしろ除去メインで実戦で使ったプレイヤーいるのか……?

自然文明の担当は、《 マイト・アンティリティ 》《 ゴアジゴティ 》《 ロロカゲティ 》の「ティ」軍団。

タマゴ→幼虫→成虫……というウスバカゲロウの成長を描いたその姿はサイクルとしての納得感も十分。その都合で他のような「新章種族内3派閥を横断する」という要素はありませんが、まあ仕方ないですね。

彼らに仕込まれたシナジーは、おそらく「ロロカゲティで進化元を墓地に送りつつマナを伸ばす→アンティリティで肥えた墓地をマナに送りつつゴアジゴティを踏み倒す→ゴアジゴティが自身を強化して追撃」という凝ったもの。強いかは置いといて、文明の魅力は出てるんじゃないでしょうか。

で、最後の光文明は《 記憶の紡ぎ 重音 》《 音攻銀 バッラード 》《 音石 トルコイ 》の「音」軍団です。

これだけドラゴンギルドが絡んだりイラストレーターが違ったりしてますが、その代わりに固定化された冠詞の方に統一名が入る気合の入れよう。

シナジー的にもバッラードがサーチした呪文を重音が唱える……と、デザイナーズコンボは良好です。トルコイについても、殴り先を作るという意味では一応噛み合ってますね。

サイクルとして見ると何かと不格好な部分(2マナキズナプラスサイクルと一致しないところとか)もありながら、パックを跨いでこの手の大規模サイクルが成立したのはけっこう珍しいことだったりします。

……正直な話をすると、こういうカードにこそ縦のつながりを描いたフレーバーテキストが欲しかったという思いはありますね。ストーリー解説だけでなく、こういった面で物語に奥行きが欲しいなあとは思います。

正体は元ガッポリ建設の室田さん

というわけで、《 甲殻鬼動隊 セビーチェン 》でした。

これは全然関係ないんですが。地元テレビ局の取材で弊社にやってきた伊勢エビ蔵というローカルタレントさん(その名の通りイセエビのコスプレをしている)が、「私は甲殻類だけどカーナベルで働けるくらいの機動力がある!つまり甲殻機動隊!」みたいなギャグを飛ばしていたのを見て「やっぱり誰でも思いつくネタなんだこれ……!」と感動したのを覚えています。

そのギャグそのものみたいなカードが存在することを教えてあげたほうがよかったかは、今でもたまに考えます。

自分の調理法を名前にすな

さて、次回予告のコーナーです。

弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。

おや、次回予告がありませんね。例によってネタが決まってません。

というわけで、次回のテーマはこちらです。各自予習していってください。

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それでは、次の記事で。北白河でした。

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いい肉は肉汁うんぬんとかでなく、口に入れたら液体になるんですよね

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