ライフを5にして4枚引くデッキです
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
ベルカードチームに新たな仲間がやってくることが判明してワクワクしている中、上司に「新入社員くんは遊戯王プレイヤーだからデッキ組んでね」と言われ、泣く泣く遊戯王を始めることになりました。
デュエマと違って対戦相手がいないと回らねえんだよ!
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。それでは、今日のカードはこちら。
《ZEROの侵略 ブラックアウト》
【 クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者ZERO / 文明 闇 / パワー7000 / コスト6
■W・ブレイカー
■侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。
素直に看板はミラダンテにしとけばよかったのでは?
DMR22「世界は0だ!!ブラックアウト!!」の看板として登場した、レジェンドカードですね。
相手の踏み倒しに反応してその名の通り0マナで登場する「侵略ZERO」なる能力を持ち、バサラが得意とする速攻戦術をさらに押し進めた「ゼロチャージキル」戦術の核となることが、商品に書かれた煽り文句からも伺えます。
具体的にこれがどんな戦術かを、アニメで実際にこの戦術がお披露目された回の簡単な棋譜を見ながら確認していきましょう。
先手(レオ)1ターン目:《 予言の玉 クルルト 》召喚
後手(バサラ)1ターン目:ドローゴー
先手2ターン目:《 一族 ダママ 》召喚、《 予言の玉 クルルト 》攻撃時《 二族 ンババ 》に革命チェンジ。ターンエンド時に、バサラが手札から《 ZEROの侵略 ブラックアウト 》《 禁断の月 ドキンダムーン 》《 黒速 The ZERO 》4体を侵略ZEROにて展開
後手2ターン目:《 禁断の月 ドキンダムーン 》のDスイッチで《 轟速 ザ・ゼット 》蘇生、《 ブラック・タッチ 》2枚でレオの《 獅子王の紋章 》2枚を叩き落としながら過剰打点でダイレクトアタック
……いやこれ対人メタと積み込みの合わせ技じゃねえか!
レオがいわゆる【成長プチョヘンザ】というべきデッキを使うことは作中で知られており、バサラ本人も「これが革命チェンジ殺しのデュエマ、ゼロチャージキルだ!」などとのたまっているあたり完全にわかってやってる感があります。
しかも当時侵略ZERO持ち生物はなんとわずか二種しか存在せず、その他のパーツ含めて無駄牌ゼロで引き当てているあたりさすがに積み込みを疑わざるを得ません。
作劇の都合と言ったらそこまでですが、そこまでしないと勝てないのかよ!
…とまあ、実戦で決めるには大いに問題のある「ゼロチャージキル」。
結果として、「普通のデッキにて相手の踏み倒しに反応して出せる0マナ2打点として運用する」という身も蓋もない戦術で起用されてそこそこの活躍を見せましたとさ。めでたしめでたし。
…めでたくないですね。
なんとかして、この「ゼロチャージキル」を現代に復活させることはできないでしょうか?
実は、二年ほど前にすでにこの戦略については考察済みです。その際は「無理」という結論に達し、別のカードを活かしたプランを本筋としたのですが。
あれから2年経ったんですよ?その…さすがになんとかなっていい頃合いなんじゃないでしょうか?というわけで、組んでみたのがこちら。
ダメなものはダメでした。
いやその、《 バサラ 》の登場で最大の問題だった「侵略ZERO持ちの数と質の悪さ」についてはだいぶ改善したんですよ?だいたい同じ条件の《 流星のガイアッシュ・カイザー 》も入りましたし。
ただ、どこまで行っても「相手のなんらかのムーブがないと一切動けない」「まともに運用するならドキンダム・ガチャを用意する必要があり戦略モロバレ」というポイントがどうしようもなくてですね。
さらに根本的な問題として、「踏み倒し込みで過剰打点を出されると侵略ZEROをやる前に死ぬ」なんていう身も蓋もないものがあったり。
ないない尽くしのこの戦略、なんとか救ってやる方法はないのでしょうか?
……ひとつだけ、手はあります。能動的に動く手段の確保と過剰打点対策をしたうえで、侵略ZEROを手札に溜め込みまくるその方法とは。
1マナだけチャージすることです。
火/闇のカードをマナに置いておくことで、鬼エンドの面子を手札に溜め込んで最低限の防御を確保。
そしてマナに火文明が置かれるということは、なんかたまたまガイアッシュが水文明だったことで採用された「ピットデル万軍投」ギミックも採用できるということ!
これでコンセプトをある程度活かしたままこのカードを活かすことに成功……(もう一度レシピを見直す)
……やっぱりダメなものはダメなのでは?
次はマイナスチャージキルですね
というわけで、《 ZEROの侵略 ブラックアウト 》でした。
だいぶ久しぶりのクソデッキ回ということでやってみたんですが、だいぶこの辺のデッキを考える脳が衰えてますね。
きたしーからクソデッキを取ったらマジで何も残らないので、リハビリしなければ…。
ちらっと話したようにカードとしてはマジで強いので、どっちかというと公式の推し方が悪かっただけ…と思ってたりもします。
せめてあと1体くらいまともな侵略ZERO持ちがいれば…!
何もなければ来週の今頃には、「語りたくない奴の嫁」についての記事が上がるはずです。お楽しみに。
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それでは、次の記事で。北白河でした。