プレイヤー参加は初めから考えてないです(サイドイベントには出たい)
こんにちは。あるいはお久しぶりです。北白河と申します。
大型大会復活の機運があるということで、きたしーもカバレージライティングの練習をしながら待ち望んでいます。
まあその、トレカライターとしての夢ですからね。まつがんさんに会って「あなたのおかげで生存しています」とかお礼を言いたいじゃないですか。
というわけで、今回もやっていきましょうか。
この記事があなたの良い暇潰しになれば、これほど嬉しいことはありません。
それでは、今日のカードはこちら。
《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》
【 ツインパクトカード 】
種族 グランセクト / 文明 自然 / パワー9000 / コスト6
■W・ブレイカー
■このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分の墓地からマナゾーンに置く。
────────────呪文────────────
カード名:ギガタック・ハイパー・トラップ
文明:自然
コスト:8マナ
■各プレイヤーは、バトルゾーンにある自身のカードをすべてマナゾーンに置く。
DMRP-05にてツインパクト概念とともに登場したスーパーレアです。
封印が剥がせるとか剥がせないとか、クリーチャー面で出てるの見たことないとかあるとか、そういうのはこの際どうでもいいんですよ。
今回何故このカードを選んだか。
その理由は、そのフレーバーテキストに潜んだ圧倒的な虚無です。そして件のテキストがこちら。
「ハイパー・ギガタック様のギガタック・ハイパートラップを喰らえっ!」
《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》
いやあすごいですよねこれ。カード名を読める人にとって、未知の情報は「様の」と「を喰らえっ!」だけですよ。
「このクリーチャーが自分の名前を呼ぶときに「様」付けで呼ぶ」という情報、どれだけ必要とされてるんでしょうか。
いやまあ、「ツインパクトというカードタイプは、クリーチャーとその必殺技のセットなんだよ!」という説明が言外に含まれているのは重々承知していますよ。
それでも……ねえ?
というわけで今回は、情報量が限りなく少ない、あるいはマイナスに突入している虚無フレーバーテキストについてやっていこうと思います。
「名フレーバーテキスト」とかの分野ならば腐るほど先行研究があるんですが、こっちの分野はまだまだ掘りがいがありそうですからね。
……まあその、この分野はたぶん調べればもっとあるので後のネタ潰しにならないように取っときたいという思いもあるんですが。
続きまして。
オッソ・レオーネを恐れようね。
《ビビラ精霊オッソ・レオーネ》
フレーバーテキストがカード名のダジャレになってるのは多数ありますが、「カード名の名前部分だけでなく冠詞部分まで含めてこれ一本で攻めてる」「そのくせ面白くない」という点では随一と思われます。
なんだよビビラ精霊って!そういうのはどっちかと言えばアンノイズのやり口だろ!
性能的にはそこまでビビる要素もないのも悲しいですね。
彼についてはもう存在そのものでオチが付いて完結しているので、もう見ることもないと思います。
次にご紹介するのがこちら。
一体でしっかり戦える! これで敵はゼロ!
《ストロング・ゴライアス/氷結ハンマー》
全部嘘です。
一体でしっかり戦えるなら踏み倒しなんかいりませんし、マッハファイターや呪文面でもピン除去なので敵をゼロにするのは相当厳しいです。
「一本でしっかり酔えるストロングゼロ」や類似品の「氷結」シリーズというアルコール飲料が元ネタであるのはわかるんですが、なんでそのフレーバーを!展開役とピン除去のツインパクトにつけたんだよ!
カードが主でフレーバーが従であるのは言わずもがななんですが、ここまで実装に差があるとちょっと悲しさを感じますね。
本日最後にご紹介するのがこちら。
かわいいよ...。――キュート・ウィスパー
《キュート・ウィスパー》
イラストと名前を見るに、「誰かの耳に何かを囁く」という生態のクリーチャーのはずなんですが……増えた情報量であるところの囁く内容が「かわいいよ」一本なのが虚無です。
一度考えてもらえばわかると思うんですが「囁かれてる人がかわいい」にしても、「キュート・ウィスパー自身がかわいい」にしても、そんなことを囁く意味は特にないんですよね。
前者なら面と向かって言うべき(あと言われてる側をイラストにするべき)ですし、後者でもわざわざ本人のかわいさが見えないところから囁く理由はありません。
イラストを見るに、「キモい顔(ここから囁き声を出す)を隠すためにでかくてつぶらな目玉を付けている生命体」っぽいので必然性としてはたぶん後者になると思うんですが……。
かわいさアピールをするためにまず「俺はかわいいぞ!」と直球で自己主張をするのは、なんか自分の登場時セリフで自己紹介と設定公開の間みたいなやつを行うタイプの素人小説みたいで味がありますね。
あとまあ、特にかわいくないです。
本当に記憶に残らないものが虚無なのかもね
というわけで、《 ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ 》でした。
いやまあ、他にも既存カード同士のツインパクトでフレーバーが4文字しかないやつとかもいるんですけど。
あんまりキッズに餌をやってもいいことありませんしね。泌尿器科の分野の話で笑えるうちは、勝手に笑っておいてもらいましょう。
さて、次回予告のコーナーです。
弊社のECサイトにはカードごとに「一緒に買ってるランキング」というお遊び要素があるのですが、皆様にはそのランキングのみを見て次回のカードを当ててもらいます。
というわけで、次回のカードはこれです。各自予習していってください。
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それでは、次の記事で。北白河でした。