【格安改造】1300円でスタートデッキを超強化!ジョーとキラの!?S-MAX大暴拳!【デュエマ格安スターティン!】

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【格安改造】1300円でスタートデッキを超強化!ジョーとキラの!?S-MAX大暴拳!【デュエマ格安スターティン!】

スタートデッキ『ジョーのS-MAX進化』を安く・手軽に改造したい!

”スタート”の名の通り、デュエマを始める&再開するのにオススメの『ジョーのS-MAX進化』。

本記事では、この『ジョーのS-MAX進化』を分析。安くて簡単な改造案を紹介していくぞ。

もう一方のスタートデッキ『アバクの鬼レクスターズ』は、格安デッキの雄・H宮田さんがガッチリ&バッチリ紹介してくれている。未読の方はぜひそちらもチェックしよう!

本企画が、初心者や復帰組の皆さんの参考になれば幸いだ。

 

目次

はじめに

デュエマ格安スターティン!』は、既存の製品を「デッキのタネ」として、安く・手軽に改造していく企画だ。

「安く・手軽に」の基準として、今回は以下の2ルールを課してみる。

  • シングル価格の合計が、およそ2000円以内
  • 十王篇以降に収録されたカードのみを使用

※シングル価格は、執筆時点(2022/4/8)のカーナベル通販価格における最も安いバージョンの状態A(最高品)に準拠

※発売時期が十王篇以降であれば、ブロックマークのないカードも含む

最近のカードに限定したので、紹介するカードを既に持っている!ということもあるはずだ。さらに安くすることも可能だぞ。

前置きはこのくらいにして、今回の「デッキのタネ」=スタートデッキを見ていこう!

デッキのタネ研究

DMSD-20『ジョーのS-MAX進化』!


『S-MAX進化』と名付けられているものの、戦略のメインはむしろ『タマシード』。

タマシードはざっくり言うと、「クリーチャーではない進化元」。単体での使い勝手は、「バトルゾーンに残る呪文」といったイメージだ。

『ジョーのS-MAX進化』は、優秀なタマシードが盛りだくさん。

特に、軽量タマシードたちは頼もしい。マナや手札を整えて、序盤を支えてくれるぞ。

これら優れたタマシードを活かすのが、このデッキのキモとなりそうだ。

他の特徴としては、主戦力が光であること。

メタリカの面々やサッヴァークといったカードが目立ち、さながらジョーとキラの間に生まれた子のようなデッキとなっている。幸せな家庭を築いてね……

これら光の進化クリーチャーは、進化の条件が「レクスターズまたは光のクリーチャー」となっている。改造する際に、自然の(レクスターズ以外の)クリーチャーを入れすぎると進化元が不足するので気を付けよう!

欠点の洗い出し

そんな『ジョーのS-MAX進化』。改善すべき点は大きく3つ挙げられる。

①文明のバランス

このデッキ、自然のカードがちょっと少ないのだ。

DECK MAKERの分析機能より

1ターン目に《ヘルコプ太の心絵》を使いたいのにマナに置くカードがない……という事態になりがちだ。

改造する時には、「光のカードをこれ以上増やさない」「可能なら自然のカードを増やす」がカギとなりそうだ。

ただ、前述のように自然の非レクスターズは光クリーチャーの進化元にできない。そのあたりのバランスにも配慮して改造する必要があるぞ。

②戦略が散らばっている

2つ目は、各カードの方向性が微妙に嚙み合っていないこと。

たとえば《オヴ・シディア <サザン.Star>》は軽量クリーチャーの数だけドローできるけれど、このデッキは軽量カードの多くがタマシード。

ならばタマシードを進化させて、クリーチャーの数を増やそう!

……ところが、タマシードを進化させてしまうと、《ゴイチゴ隊長》のパワーアップが途切れてしまう。

同様に、《サッヴァーク <ギャラクシー.Star>》は進化クリーチャーの下にあるタマシードを身代わりにできない。

……こんなふうに、タマシードを並べるのか?進化させるのか?戦略が散らばっているんだ。

デッキが目指す方向を、もう少し絞るのが良さそうだ。

(あと「タマシードを並べる戦略」に寄せすぎると、攻撃手段が不足してしまうのも課題だ)

③《モモキング-MAX》の力不足

このデッキの看板となっている《モモキング-MAX》だが、正直なところその力を活かせない。

《モモキング-MAX》の持ち味は、以下の2つ。

  • 後続のタマシードを展開する能力
  • 敗北を回避する能力

どちらも弱い能力ではなく、特に《スロットンの心絵》を踏み倒して後続を展開する動きは強力。

ただ、《モモキング-MAX》がもともと1枚しか入っていないので、戦略の軸にするにはちょっと心許ない。

敗北回避能力も同様。手札の《モモキング-MAX》を捨てるモードが使えないんだ。

単体での攻撃性能はW・ブレイカー止まりということもあり、今回は《モモキング-MAX》に頼らない形を目指したい。

(アプリ『デュエマであそぼう!2022』のキャンペーンで追加の《モモキング-MAX》がもらえるので、3枚4枚と集まったら改めてデッキにしても良いかもね!)

デッキレシピ

ここまで紹介した欠点を補って、改造したデッキがこれだ!


  • 「光は増やさず、自然をちょっと増やす」
  • 「タマシード横並び戦略ではなく、進化クリーチャーで攻める形に」
  • 「《モモキング-MAX》は諦める」

といった点に注意してみた。

メタリカの色が濃くなりつつ、うっすら暴拳王国っぽさが滲んでるね……

シングルカード価格は1380円(執筆時点)。後述するけれど、パックの発売後に値動きが見込まれるカードが含まれるため、たぶん記事公開の1か月後にはもう少し安くなるぞ。

なお、あまりに安く抑えすぎてカーナベルの最低注文金額に届かなかった。

注文するときは、後述する改造案のカードも一緒に注文してね!(ダイマ)

個別カード解説

それでは、採用したカードを紹介していくぞ。

追加カード

《スターダム・オウ禍武斗》4枚

【 クリーチャー 】
種族 グランセクト / レクスターズ / 文明 自然 / パワー5000 / コスト4

■マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札から1枚目をマナゾーンに置く。それがレクスターズなら、手札に加えてもよい。
■シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、次の自分のターンのはじめまで、相手クリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

60円

光のスター進化の進化元になれる自然クリーチャーということで採用。

「マッハファイター」は、さながら除去呪文のように使えて便利だ。相手のジャマな小型クリーチャーを処理できるぞ。

出た時の能力もポイント。「レクスターズなら手札に加えてもよい」と書かれているので、タマシードも回収できる!実質「出た時に1枚ドロー」のように使えるぞ。

このマナ回収、「手札に加えてもよい」と書かれている。使わないカードならあえて回収せず、マナ加速するのもアリだ。

このデッキの進化クリーチャーはパワーが特別高いわけではないので、シンカパワーはオマケ程度に考えておこう。


《暴芋の鋼体》4枚

【 クリーチャー 】
種族 ワイルド・ベジーズ / 暴拳王国 / 文明 光/自然 / パワー3500 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。

50円

2マナでマナ加速できる手段は数多くあれど、光・自然どちらの進化元にもなるのはコイツくらいだ。

重要なのが、コスト軽減ではなくマナを増やせること。マナ自体が増えるから、コイツがいなくなっても困らないんだ!

たとえば《虹彩奪取 ケラサイト》は、いなくなってしまうとコスト軽減を受けられない。進化元にするのはちょっともったいないよね。

そもそも「召喚コストを少なくする」能力だと、タマシードのコストは下がらない。

そんなわけで《暴芋の鋼体》。コイツのマナ加速から、4マナの進化クリーチャーを目指そう!


《一番隊 クリスタ》4枚

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / 文明 光 / パワー2000 / コスト2

■自分のメタリカを召喚するコストを1少なくする。ただしコストは0以下にならない。 

50円

《虹彩奪取 ケラサイト》と同じような欠点は抱えているものの、悩んだ末にこちらを採用。

1体目しか軽減しない《ケラサイト》と違い、「《クリスタ》→進化メタリカ」という連続召喚でも軽減できるのが採用理由。

また、多色カードを増やしたくないのも《ケラサイト》ではない理由。

低コストで積極的に動くデッキなので、多色カードをマナに置いている余裕があんまりないんだ。

……という、やや消去法気味に採用されたカードだ。メタリカの種族デッキっぽさが増して、よりキラのデッキに近づいたかもしれない。

なお、軽減できるのは「召喚コスト」。今後もしメタリカのタマシードが登場しても軽減はできない。残念。


オヴ・シディア <サザン.Star>》2枚

【 スター進化クリーチャー 】
種族 メタリカ / エンジェル・コマンド・ドラゴン / レクスターズ / 文明 光 / パワー6000 / コスト4

■スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある自分のコスト4以下のクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。

50円

手札を補充できるW・ブレイカーとして増量。ブレイク枚数だけなら《モモキング-MAX》と同じで、コストがぐっと軽いぞ。

そもそも進化クリーチャーは「進化元+進化先」の2枚を使って出すことになる。カード2枚分以上の見返りがあるカードを優先して採用したいところだ。

《クリスタ <ヴォイジャ.Star>》《オーリリア <ペトロ.Star>》といった軽量スター進化の面々は、そうした「見返り」部分に物足りなさがあったため、《オヴ・シディア <サザン.Star>》に席を譲ってもらったぞ。

この《オヴ・シディア <サザン.Star>》。 攻撃時のドローは、自分自身も数えることに注意。最低でも1ドローしながら攻撃できるので、たとえ倒されても後続を引けるはずだ。

このクリーチャーを軸に攻めるのが、改造後の基本戦略となるぞ。


《「楯騎士」 <アブソリュート.Star>》2枚

【 スター進化クリーチャー 】
種族 メタリカ / フェニックス / レクスターズ / 文明 光 / パワー8000 / コスト6

■タマシードから進化するなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
■スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶相手の、コスト4以下のクリーチャー1体またはコスト4以下のタマシードを1枚選ぶ。相手はそれをシールド化する。
▶自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。

80円

《オヴ・シディア <サザン.Star>》と同じような理由で増量。

実質4マナで、除去かシールド回復が選べるW・ブレイカー……と考えれば、中堅アタッカーとしては悪くないぞ。

「スタートデッキの収録カードをあれもこれも増量するなら2つ買えばいいのでは?」と思った人はぐっと飲み込もう。

なお、色も合うしマナカーブも繋がる《究極銀河ユニバース》の進化元である。

《「楯騎士」》1種4枚だけでは進化元不足なので今回は断念しているけれど、《「楯騎士」》から《ユニバース》を目指すデッキもぜひ研究してみたいね!


《ヘルコプ太の心絵》1枚

【 タマシード 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 自然 / コスト1

シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中から進化クリーチャーを1体相手に見せ、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。

280円

初動カードは4枚に越したことはない、まして自然のカードが少ないのだから……というわけで増量。

特に1マナであるこのカードは、《スターダム・オウ禍武斗》《暴芋の鋼体》で増やしたマナから使うことができる。小回りが利いて便利だぞ。

なお、このカードは新パック『鬼ヤバ逆襲S-MAX』にも収録される。

パック発売後は価格も変動すると思われるので、そうなると改造の予算もちょっと変わるはずだ。

改造案にある他のシングル注文するのがオススメ


《ジャスミンの地版》1枚

【 タマシード 】
種族 スノーフェアリー / レクスターズ / 文明 自然 / コスト2

■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。

200円

こちらもやはり、4枚欲しかったので採用。

コイツを4マナの進化クリーチャーに進化させ、さくさく攻めるのがこのデッキのメイン戦略となるぞ。

《ヘルコプ太の心絵》と同様、パックにコモンで収録されるカードだ。そちらをゲットして改造してもいいね。


継続採用カード

『ジョーのS-MAX進化』は軽量タマシードが本当に優秀。

継続して採用しているのは、主にそれらのカードになるぞ。

※追加カードで紹介したカードは割愛

《カーネンの心絵》《ゲラッチョの心絵》

【 タマシード 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 光 / コスト3

■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、進化クリーチャー1体とタマシードを1枚手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。

【 タマシード 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 光 / コスト2

■S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、カードを1枚引く。その後、相手は自身のアンタップしているクリーチャーを1体選び、タップする。

汎用性の高い軽量タマシードとして続投。基本的には2ターン目にマナ加速ができない際のサブプランとして使うことになるぞ。

ちなみに《ゲラッチョの心絵》はパックに収録されない。4枚目をゲットしたい人は注意しよう。

どうでもいいけど、イラスト左下の太陽が何かに似ている気がしてしまうぞ。いったいなんだろう…わ わかんないっピ…


《チョートッQ <グレガリ.Star>》

【 スター進化クリーチャー 】
種族 ジョーカーズ / アース・ドラゴン / レクスターズ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト4

■スター進化:レクスターズまたは自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

自然のカードをこれ以上減らせない&攻撃担当をこれ以上減らせない、ということで、やや後ろ向きな残留。

コイツでマナ加速する必要はあんまりないので、打撃力不足を補うため《ケントナーク <ディルガ.Star>》あたりに交換してみてもいいかも。


《SMAPONの心絵》

【 タマシード 】
種族 ジョーカーズ / レクスターズ / 文明 光 / コスト6

■S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい)
■シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。

もともと収録されていたS・トリガーの中でも、防御性能が飛びぬけて高いので残留。

正規のコストを払って使うことはほぼないので、手札に来たらマナチャージしてしまおう。


《フェアリー・ライフ》

【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト2

■S(シールド)・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加えるとき、コストを支払わずにすぐ唱えてよい)
■自分の山札の上から1枚目を、自分のマナゾーンに置く。

基本的には《ジャスミンの地版》の5枚目、6枚目。自然の軽いタマシードやレクスターズで優秀なカードが登場したら、そちらに入れ替わるかも。

スタートデッキ時点のカードプールだと、G・ストライクで防御に使える可能性もある《フェアリー・Re:ライフ》に差し替えてもいいかもしれないね。


デッキの回し方

このデッキのカギは、2マナ→4マナへのジャンプ。

経験者の人にはお馴染みの動きだけど、初心者向け記事ということで改めて解説しておくよ。

①2マナでマナ加速!

このデッキには、マナを増やせる2マナカードが《暴芋の鋼体》《ジャスミンの地版》《フェアリー・ライフ》の3種10枚入っている。

マナ自体は増えないけれど、後続のコストを減らす《一番隊 クリスタ》も似た役目だね。

これらのうち、どれかを2ターン目に使おう!

手札の状況にもよるけど、基本的には進化元になる《ジャスミンの地版》を優先。

もし《ヘルコプ太の心絵》と自然のカードが手札にあるなら、《暴芋の鋼体》の出番だ!

《暴芋の鋼体》で自然のカードをマナチャージして、置いたマナで《ヘルコプ太の心絵》を使っちゃおう。

こういう、「1ターンに2つの行動をとる」動きは、相手との差をつける重要テクニックだ。

②4マナで進化!

2ターン目にマナ加速をしていれば、3ターン目には4マナのカードが使えるはず!W・ブレイカーの進化クリーチャーたちを繰り出そう!

《「楯騎士」 <アブソリュート.Star>》は、タマシードから進化するなら4マナで済むことを忘れずに!

《ジャスミンの地版》からの進化するのが定番の動きになるはずだ。

1~2ターン目に、余ったマナで《ヘルコプ太の心絵》を出していれば、これも進化元にできるぞ!

③攻撃を途切れさせるな!

残念ながらこのデッキはS・トリガー封じを持たないので、相手の防御カードや殴り返しでクリーチャーを失うこともあるはずだ。

攻撃するたびドローできる《オヴ・シディア <サザン.Star>》を優先的に攻撃させることで、手札を切らさずに戦えるぞ。

たとえ味方が倒されても、進化元のタマシードが残っているはず。引き込んだ進化クリーチャーを毎ターン展開して押し切ろう!

デッキの改造案

タマシードは新しいカードタイプであり、まだまだ研究の余地がある。

ただ、新しいカードタイプということは「クリーチャー」を参照する効果は受けられないことに注意。

たとえば、進化サポートであっても非進化クリーチャーが必要な《母なる星域》なんかは、ちょっと活用しづらい。

また、当たり前だけどタマシードは攻撃できない。

「侵略」「キリフダッシュ」といった攻撃を必要とする能力と組ませるのは注意が必要だろう。

そのあたりを考慮して改造候補を探してみよう!

候補カードあれこれ

《「正義星帝」》

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ / レクスターズ / 文明 光 / パワー3500 / コスト3

■自分の進化クリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。
■シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、次の自分のターンのはじめまで、相手はコスト4以下の呪文を唱えられない。

80円

レクスターズであり、進化クリーチャーを補助できて、しかも相手の呪文まで封じられる。おまけに安い!

どう考えてもこのデッキの採用候補であり、今回不採用だった理由は「光の進化元はもう足りてるから」。

たとえばいっそ自然を抜いて、コイツも入れた光単色デッキにしてしまっても良いかもしれない。

……こんな感じかな?


自然のマナ加速は使えないものの、《正義星帝》でコストを軽減できるので進化クリーチャーも扱いやすいぞ。

タマシード戦略を軸にすることで、ちょっとお高めの《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》を使わない理由付けにもなる。こっち方面も面白そうだね。


《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》

【 ツインパクトカード 】
種族 スノーフェアリー / 文明 光/自然 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置いてもよい。

【呪文】
カード名:「お茶はいかがですか?」
文明:光
コスト:4マナ

■S・トリガー
■自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

240円

2つの役割を果たせるツインパクトは、お手軽強化には欠かせない存在。

《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》は、色が合うことはもちろん、クリーチャー側がマナ加速・呪文側が一時的な防御という良バランスのカードだ。

自然クリーチャーである《エスメル》を進化元として活用しにくいこと・多色カードを増やしたくないことから紹介したデッキレシピでは不採用だけれど、そもそもが強いカード。投入は十分に検討できるぞ。


《桜風妖精ステップル》

【 クリーチャー 】
種族 スノーフェアリー / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
■このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。

95円

取り回しが良いので所長の担当記事だとしばしば出てくるぞ。

これまた「進化元にならない」という1点で採用を見送ったカードなので、自然のスター進化をもっと増量するなら投入もアリだ。

進化させてしまえば、マナが壊れるデメリットも避けられるしね。(そういう意味では、スター進化ではない通常の進化やNEO進化の方が好相性だ)


《進化の化身》

【 クリーチャー 】
種族 ミステリー・トーテム / 文明 自然 / パワー3000+ / コスト4

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。
このクリーチャーのパワーは、バトルゾーンにある進化クリーチャー1体につき+3000される。

60円

古いカードを使うなら、《進化の化身》はイチオシ!

特に、S-MAX進化を探してこられるのが嬉しいところだ。1枚しか入っていないカードを探すもよし、2枚目以降を手札に加えて敗北を回避するもよし。

使い勝手の良いカードなのに、かなり長い間再録されていない。カーナベルの通信販売でゲットしちゃおう!(ダイマ)


甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー

【 進化クリーチャー(究極進化) 】
種族 ゲリラ・コマンド / ビークル・ビー / 侵略者 / 文明 自然 / パワー18000 / コスト8

■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■侵略:自然のコスト3以上の進化クリーチャー(自分の自然のコスト3以上の進化クリーチャーが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■Q・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。

180円

自然の進化クリーチャーがもう1種類くらいいれば、コイツを使ったデッキを目指しても面白そうだ。

タマシードが軽い進化元として優秀なので、究極進化はどれも見直す価値がありそうだね。

既存のカードプールだと、《QX. <ゴエモンキー!.Star>》あたりを追加して……

こんなデッキはどうだろう?



おわりに

デュエマ格安スターティン!今回はスタートデッキのお手軽改造案をお送りした。最後まで読んでくれてありがとう!

初心者・復帰組向けということで、他記事よりもちょっと噛み砕いた内容としてみた。皆さんがスタートデッキで遊ぶ上で、何かしらのヒントになれば幸いだ。

感想やご意見、さらなる改造案などなど、コメントがあればツイートでお寄せいただきたい。

デュエマ格安スターティン!は今後も不定期更新予定。お楽しみに!

これまでの!デュエマ格安スターティン!は!

第一回 ジョーのGENJIドギラゴン
第二回 ゼーロJr.のDISパペット

回 アバクの強奪!Wレクスターズ
第四回 ジョーとキラの!?S-MAX大暴拳!(今ココ!)


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