ディスペクター化した姿で我々の前に現れた、十王篇チーム&王国のキングたち!
果たして彼らはいったい何者なのか、取材班は十王篇の時代へと向かった……
目次
十王キングマスターとは?
2020年の『十王篇』では、火&自然・水&闇……といった2文明の組み合わせごとに陣営が存在。それぞれの陣営が「チーム」「王国」と名付けられていた。
これらのチーム・王国におけるリーダー的クリーチャーは「王」「キング」と称され、キングマスターという特別なレアリティを与えられていたのだ。
逆札3弾『勝敵!逆転おこせ鬼の∞ディスペクター!!』では、これら10のキングマスターが2体ずつ合体。計5体のディスペクターとなって襲来した。
ここでは十王篇の時代に遡りつつ、キングマスターたちの本来の姿を辿っていきたい。
チーム切札の英雄!モモキング
まず我々の前に現れたのがチーム切札のキングマスター、《 勝熱英雄 モモキング 》!

【 クリーチャー 】
種族 ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札 / 文明 火・自然 / パワー12000 / コスト8
■キリフダッシュ [fn06](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [fn06] 支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、その攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。
■多色ではない呪文の効果、または、多色ではないクリーチャーの能力によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
名前の通り桃太郎をモチーフとしたドラゴンであり、ジョラゴンとも異なるジョーカーズの新たなドラゴンとして鮮烈なデビューを果たした。
単色カードへの耐性とT・ブレイカー2回攻撃を持つ、優秀なフィニッシャーといえる。
背景ストーリーではレインボーの力に目覚めたジョーカーズとして、漫画では「鬼」に対抗するためジョーが生み出した新たな切り札として登場。
お供のモモダチともども、以降も多くの派生カードが生まれることとなった。
仲間の勇気を力に変えろ、キリフダッシュ!
味方のシールドブレイクを呼び水に登場するのがチーム切札の必殺技・キリフダッシュだ。
例外はあるものの、キリフダッシュの多くは通常の召喚コストより低コストに設定されている。
味方が勇気を出して攻撃したならば、それに呼応して切り札が飛び出してくる、攻撃的なチームにふさわしい必殺技だ!
シリーズ後期には、連動する能力となるキリフダReVoも登場した。
鬼札王国の覇者!ジャオウガ
《モモキング》の前に立ちはだかる最大のライバルが、鬼札王国のキングマスター、《 鬼ヶ覇王 ジャオウガ 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 デモニオ/鬼札王国 / 文明 闇・火 / パワー17000 / コスト10
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーは、召喚されたターン、バトルゾーンを離れない。
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーをすべて破壊する。
脚が金棒になった、マッシブなクリーチャー。他の鬼札王国の面々ともども、やや和風テイストな見た目も特徴だ。
自力での大幅コスト軽減と、問答無用の全体除去はまさに破壊の鬼。そのピーキーな性能ゆえに環境での活躍は限定されたものの、これもまた使い手を選ぶジャオウガらしいかもしれない。
背景ストーリーでは、鬼札王国・暴拳王国・不死樹王国・月光王国・美孔麗王国の「王国」5陣営からなる「鬼札覇王連合」を統べるボスとして君臨。
十王篇ののち、王来MAXでは派生形態で登場。実は「鬼の歴史」なる世界線での主人公にあたる存在だったことが語られた。
訪れる魔の時刻、鬼タイム!
鬼札王国の必殺技が鬼タイムだ。
互いの合計シールドが6つ以下なら鬼タイムに突入。ボーナス効果が有効になる。
相手のシールドを攻めることはもちろん、シールド回収を絡めることでリソースを確保しつつボーナスを得ることもできるぞ。
「逢魔が時」の訪れをイメージさせる、フレーバー的にも秀逸な必殺技だ。
なお、派生能力としてシールド0枚のプレイヤーがいると有効となる、鬼エンドが存在する。《 百鬼の邪王門 》は、鬼エンドを代表する強力カードだ。
禁断の合体…!?モウジャキンガ!
《モモキング》と《ジャオウガ》、ライバルであったこの2体が合体した姿が《 勝敵逆夢王 モウジャキンガ 》だ。

【 ドリーム・クリーチャー 】
種族 エクスドリーマー/ディスペクター/ジョーカーズ・ドラゴン/デモニオ/チーム切札/鬼札王国 / 文明 水・闇・火 / パワー11000 / コスト8
■キリフダッシュ5
■EXライフ
■ブロッカー ■スピードアタッカー ■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、相手の、シールド1つとクリーチャー1体を選ぶ。その後、相手の手札を1枚見ないで選ぶ。相手はそれらをすべて墓地に置く。
■このクリーチャーの攻撃の終わりに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。こうして多色カードを捨てたら、このクリーチャーをアンタップする。
逆札3弾のドリームレアとしてその存在感を示しており、実際にフィニッシャーとしての性能も高め。
逆札3弾のディスペクターは「相互理解の末に一体化してしまった」とされており、モモキング・ジャオウガ両者とも自身の歴史を守りたかった、という共通の願いが語られた。
モモキング視点で見るとキリフダッシュを残しつつ自然文明を失い、ジャオウガ視点で見ると鬼タイム・鬼エンドを失っているあたりが歪みポイントだろうか。
不死樹王国の巨龍!ギガンディダノス
鬼札王国配下となる、覇王連合の中で最初に姿を見せたキングマスターが《 大樹王 ギガンディダノス 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国 / 文明 闇・自然 / パワー50000 / コスト12
■ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
■自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
フシギバース [dn14](自分のクリーチャーを1体タップしてマナゾーンに置き、 [dn14]からそのクリーチャーのコストを引いた数のコストを支払って、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。ただし、コストは [dn02]より少なくならない)
説明不要のデカさであり、パワー50000のワールド・ブレイカーだけでも破格。さらに、変則的な手札破壊と攻撃妨害まで持ち合わせた、ゲームエンドをもたらす巨大クリーチャーだ。
ストーリーにおいては、鬼札王国に脅迫された自然文明の大長老を監視する役割とされている。ストーリーの比較的早い段階でモモキングによって撃破され、不死樹王国は覇王連合の中でも最初に敗退することとなった。
なお、マナ加速や大型獣踏み倒しのゴールとして強力なためか、バージョン違いでの収録が妙に多かったりする。なんで美少女からムキムキのオネエまで存在するんだ。
生命は流転する…フシギバース!
不死樹王国の持つ必殺技がフシギバースだ。
- 味方をマナに置くことで
- その分のコストを軽減し
- 墓地から召喚できる
という、変則的な召喚ができる能力。「マナ=生命」と「墓地=死」が巡る、不死樹王国らしい効果といえるだろう。
味方のコストを参照することから、名目コストの高いクリーチャーとは特に好相性だ。
美孔麗王国の主演!メテヲシャワァ
覇王連合の一角、美孔麗王国のキングマスターが《 メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 フェニックス/美孔麗王国 / 文明 水・火 / パワー12000 / コスト7
■ビビッドロー [wf05](自分のターン中、攻撃の前にこのクリーチャーをドローした時、表向きにしてもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーを[wf05]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。
■このクリーチャーは、ブロックされない。
■このクリーチャーの攻撃中、自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを、相手はバトルゾーンに出せない。
巨大な顔面のフェニックスという、強烈な存在感!
貴重な非進化のフェニックスかつ実戦に耐えうるスペックということで、フェニックス参照カードへとスポットライトを当てるきっかけともなった。
設定上は、「刹那の美学」を信条とするエンターテイメント集団である美孔麗王国の主役。
この美学と主役の座を《ジャオウガ》および彼の送り込んだ《結晶龍 プロタゴニスト》に奪われ、鬼札覇王連合の手先としてチームウェイブと交戦することとなる。
鮮やかに今を輝かせよ、ビビッドロー!
美孔麗王国の持つ必殺技がビビッドローだ。
「ビビッドロー」持ちカードを引いたら、それを見せることで発動。そのターン中、代替コストによって実行することが可能になる。
多くの場合はコスト軽減だけれど、中にはビビッドローで使うとボーナスがあるカードも。
あくまで使えるのはそのターン中のみ。刹那の美学がここでも活かされている。
貴方たちは何故一つに…?ダイジュ・ディダノス!
《ギガンディダノス》と《メテヲシャワァ》が一つになった姿が、《 祝え!冥帝王 ダイジュ・ディダノス 》。何でこの2体の組み合わせがチョイスされたのかは割と謎。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター/ジャイアント・ドラゴン/フェニックス/不死樹王国/美孔麗王国 / 文明 闇・火・自然 / パワー50000 / コスト12
■G・ストライク
■EXライフ
■スピードアタッカー
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーが出たターンに攻撃する時、相手は自身の手札をすべて捨てる。
■このクリーチャーの攻撃中、相手はクリーチャーを出せない。
■相手のクリーチャーは自分を攻撃できない。
「祝え!」は《メテヲシャワァ》の名前からではなく、その関連呪文から引用されている。そんな名付けアリなんだ……
また、十王の中で唯一「王」に関する語を名前に含まなかった《メテヲシャワァ》だけれど、「冥帝王」として王の字を宛がわれている。
カードスペックとしては12コスト50000で攻撃阻害効果・手札破壊を持つワールド・ブレイカー。このあたりは《ディダノス》譲りだ。
一方で、スピードアタッカーと攻撃時の相手クリーチャー遮断は《メテヲシャワァ》的な部分。どっしり構えた《ディダノス》から一転、着地と同時に攻め込めるようになったのが大きな変化だ。
チームボンバーの火の玉野郎!ダイナボルト
チーム切札とは仲間にあたる、チームボンバーのキングマスターが《 爆龍皇 ダイナボルト 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ダイナマイト・ドラゴン/チームボンバー / 文明 光・火 / パワー9500 / コスト7
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■W・マジボンバー 6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)
ジョーカーズと同時にレインボーの力を与えられた、ボルツ陣営の切り札。ビートジョッキーではなくダイナマイト・ドラゴンという、ほぼ系列カード専用の種族を持っている。
他の多くのキングマスターと異なり、W・マジボンバーという固有スキル持ちなのが大きな特徴。攻撃時に2体を踏み倒せるという破格の展開力を誇り、熱心に使い込むファンも多い印象だ。
ストーリー上では後述する暴拳王国と激戦を繰り広げた。
マジで決めるぜ本気の絆、マジボンバー!
《ダイナボルト》のW・マジボンバーに対して、他のチームボンバーの面々が持つ能力がマジボンバー。
攻撃時に山札の一番上を確認し、手札または山札の一番上から指定コスト以下のクリーチャーを踏み倒せる。
手札と山札を選べる選択の幅が強み。「手札が無くても山札にチャンスがある」「手札があれば狙ったカードが出せる」という柔軟性を持つ。
低コスト指定のマジボンバーと高コスト指定のマジボンバーがシナジーしないため、チームボンバーだけで固めようとするとちょっぴり難しいのも特徴といえるかもしれない。
暴拳王国の王者!ゴリオ・ブゴリ
《ダイナボルト》と激戦を繰り広げたのが暴拳王国のキングマスター、《 剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ビーストフォーク/暴拳王国 / 文明 光・自然 / パワー5000+ / コスト4
■マッハファイター
■アバレチェーン:自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら、このターン、そのクリーチャーのパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
■自分のクリーチャーの「アバレチェーン」のテキストにある「それがこのターン最初の攻撃なら」を、「それがこのターン最初または2度目の攻撃なら」に変える。
曲がったことを嫌い正々堂々とした戦いを好む、武人然とした性格の持ち主とされる。パワー2倍で攻撃するマッハファイターという性能も、その性質が反映されているのだろう。
先代キングマスターである《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》を破ったことで王座に就いたことが明かされている。元々は天賦の才に奢っていた《ゴリオ・ブゴリ》だが、王位を継承してからは模範となるよう努力を怠らなくなったという。
ストーリーでは《ダイナボルト》と複数回にわたり交戦。名実ともにライバルとしての関係となる。
最後の激突となる3回目の決戦では《聖板龍ジークシュトルツ》に洗脳されてしまうものの、戦いを経て正気に戻ることができた。
タイマン上等の単騎突撃、アバレチェーン!
暴拳王国の必殺技に位置付けられているのがアバレチェーンだ。
「最初に攻撃する味方に能力を付与」という、一点突破を補助する能力。代表者のタイマンをみんなで応援するようなイメージといえるだろうか。
クリーチャーを並べたうえで単独攻撃を推奨するという、ややピーキーな構造ゆえに活躍させるのはかなりの工夫を要するキーワードでもある。自身の攻撃でも誘発するため、単体性能が高いメンバーを他のデッキに出張させるような運用が主となるだろう。
設定上は鎖を通じて味方に力を受け渡すとされている。よく見ると、アバレチェーン持ちのクリーチャーは全員が鎖を身に着けているぞ。
友情の果てに…?ゴリナボルト!
ストーリーでは戦いの末に絆が生まれた《ダイナボルト》と《ゴリオ・ブゴリ》。彼らがディスペクター化した姿が《 爆龍羅王 ゴリナボルト 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター/ダイナマイト・ドラゴン/ビーストフォーク/チームボンバー/暴拳王国 / 文明 光・火・自然 / パワー11000 / コスト8
■シンパシー:自分のクリーチャー
■EXライフ
■スピードアタッカー ■W・ブレイカー
■スーパーガードマン(自分の他のクリーチャーがバトルする時、かわりにこのクリーチャーをタップしてバトルさせてもよい)
■各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。
■自分のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。その後、攻撃しているクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
相互理解の末にディスペクターになってしまう、という逆札3弾の世界においては、確かに納得感のあるペアといえる。
仲間の力を活かすシンパシー、《ゴリオ・ブゴリ》の能力を再解釈した2回攻撃、マジボンバーから派生した踏み倒し……と、スペック面でも元カードの性能がうまく再構築されている。
そもそも文明の組み合わせも過不足なく継承されており、十王ディスペクターの中でも元カードを正当に引き継いだ存在といえそうだ。
チーム銀河の頂点!「正義帝」
《ダイナボルト》と時を同じくして登場したのが、チーム銀河のキングマスター、《 「正義帝」 》。「アイアム・ジャスティス・イフユーウォント」って読むらしいよ。

【 クリーチャー 】
種族 メタリカ/チーム銀河 / 文明 光・水 / パワー13000 / コスト8
■ギャラクシールド [lw06]
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。
■相手のターン中、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、自分の手札に加えるシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーは攻撃もブロックもされない。
シールドで待機している間はS・トリガーを、ひとたびバトルゾーンに出れば味方すべてに攻撃もブロックもされない効果を与える、二段構えの全体強化を誇る大型クリーチャーだ。
高パワーのT・ブレイカーに相応しく、ストーリーやカードイラストでもパワフルな肉弾戦を繰り広げる様が描かれている。(どうやら小柄な本体がパイロット的に巨体の部分を動かしているようだ)
ストーリーではチーム銀河に与えられたレインボーの力と、マスター(=キラ)の正義の心が共鳴して誕生したとされる。
初登場時は急襲してきた月光王国を撃退、その後も複数回に渡って交戦したのち、《魔王と天使》とは通じ合うものを見出したようだ。
銀河出撃、ギャラクシールド!
チーム銀河固有の能力がギャラクシールドだ。
一度シールドに表向きで置かれ、次のターンにバトルゾーンへ!
テキストで見ると少しややこしいけれど、シールドを発射台にするような挙動は使ってみると意外とシンプルかつ楽しい。
シールドへのセット→出撃→召喚酔いの解除……と行動開始までタイムラグが生じるものの、シールドに置いた際に誘発する効果を持つものも多い。総じて、見た目よりは使いやすい効果といえそうだ。
月光王国の✝堕天なる魔神✝!魔王と天使
美孔麗王国とともに出現したのが、月光王国のキングマスター《 月と破壊と魔王と天使 》!

【 クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国 / 文明 光・闇 / パワー11500 / コスト7
■ブロッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーは自分のシールドを1つブレイクする。
オシオキムーン:カードが自分のシールドゾーンを離れた時、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。
優秀な種族を持つ7コストのブロッカーということで、とにかく展開手段が豊富。言い換えれば競合相手も多いカードではあるものの、活躍の機会は用意しやすそうなクリーチャーだ。
種族の合致から、にじさんじコラボ・マスターズにも顔を出しているぞ。
シールド追加と自己ブレイク、そして自分のシールドが離れたら相手シールドブレイク……と、すべての効果が噛み合っている点も優秀だ。
ストーリーにおいては、謎の襲撃者としてチーム銀河を強襲。メンバーを半壊させつつ、目覚めた《「正義帝」》の反撃により撤退を強いられた。

その後も二度に渡りチーム銀河と激突。3回目の決戦では《断影龍 ユスティーツァ》に愛の心を奪われた状態で《「正義帝」》と戦った。
……お気付きかもしれないが、暴拳・美孔麗・月光の三王国は、ジャオウガの遣わせた監視役ドラゴンによって脅迫・洗脳された状態でライバルチームと戦っている。いずれの対戦カードも、王国側が自我を取り戻して相互理解に至ったのも共通点だ。
そんな《「正義帝」》と《月と破壊と魔王と天使》の結末については、《千年の月のファラオ》のフレーバーテキストに示されているぞ。
なお、デュエチューブではもう少し設定が深掘りされているのだけれど……他の世界観と紐づけるとキリがないので、気になる方は調べてね・ということで。
痛さは強さ、オシオキムーン!
月光王国の持つ能力がオシオキムーンだ。
自分のシールドが離れると効果発動。月光王国に共通するモチーフである「中二病っぽい痛い黒歴史」を「シールドを失う痛み」と重ね合わせる秀逸なデザイン……いやこれ秀逸って言っていいのか……?
面白いのは、シールドの合計枚数を参照する鬼タイムや、一度シールドに置いたカードが離れるギャラクシールドとシナジーする点。鬼札王国の配下でありチーム銀河のライバルでもありつつ、双方と噛み合う効果を持っているのが興味深い。
この名が読めるか!?「正義と正義と正義と正義」!
《「正義帝」》《魔王と天使》が一体化したのが、《 「正義と正義と正義と正義」 》、「イフフェイト・アロウズ・ウィーウィル・ミートアゲイン」「メイ・ザ・ムーンズブレッシング・ビーアポンアス」と読むらしい。長いよ!

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター/メタリカ/デーモン・コマンド/チーム銀河/月光王国 / 文明 光・水・闇 / パワー13500 / コスト7
■エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドの中から1つを墓地に置く)
■ブロッカー ■T・ブレイカー
■自分の「EXライフ」シールドすべてに「S・トリガー」を与える。
■このクリーチャーがタップした時、このクリーチャーはシールドを1つブレイクしてもよい。
■自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする。その後、カードを1枚引いてもよい。
この名前、《千年の月のファラオ》で示された「《 「正義帝」 》が《魔王と天使》の本名に与えたルビ」に基づいている。
そんな《「正義帝」》《魔王と天使》の合体だけあって、テキストもシールドに関するもの。特に、《魔王と天使》のシールド2枚追加がエクストラEXライフとしてアレンジされているのが面白いところだ。
「EXライフシールドをS・トリガー化」「タップすると自己ブレイク」と、さりげなく凄いことも書いている。実質どんなカードでも踏み倒しチャンスがあるぞ!
本家《魔王と天使》と同じデッキでも運用できそうな点も嬉しいところだ。
チームウェイブのキャプテン!マニフェスト
《ダイナボルト》《「正義帝」》と時を同じくして現れたのがチームウェイブのキングマスター、《 キング・マニフェスト 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 トリックス/チームウェイブ / 文明 水・自然 / パワー11000 / コスト7
■バズレンダ [cc03](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で [cc03]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、その[OL]能力を1回と、追加で[cc03]支払った回数、使う)
{OL}自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を表向きにする。それがクリーチャーなら、コストを支払わずに召喚してもよい。呪文なら、コストを支払わずに唱えてもよい。
■マッハファイター
■W・ブレイカー
高パワーのマッハファイターでもあるけれど、最大の特徴はその踏み倒し!
俗に「ガチャ」と呼ばれる、ランダムな踏み倒しによる爆発力がその持ち味だ。
背景ストーリーでは、チーム切札・ボンバー・銀河と同様に、キャップが自然文明の大長老からレインボーの力を授かったことで登場。
美孔麗王国の《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》と、これまた3度に渡って激突した。
SNSや動画配信といったエンターテイメントを象徴するチームウェイブと、刹那の舞台芸術の美孔麗王国。ある意味では双方ともにエンタメ集団であり、彼らもまた最終的に相互理解に至るのであった。
【爆アド】お得に連打だバズレンダ!【確定】
チームウェイブの持つ能力がバズレンダだ。
追加コストを支払うごとに効果を追加で使用可能。追加コストを払わずとも1回分の効果が確定している最低保証が嬉しいところだ。
「コストを支払う時に追加コスト」なので踏み倒しに非対応なのが惜しいところ。《キング・マニフェスト》から出したカードのバズレンダコストを払うことはできないぞ。
それを割り引いても、そもそも水・自然がリソース確保に長けた文明。便利な効果を持つカードが多めだ。
チーム零の帝王!ゲンムエンペラー
当初はチーム名すら隠されていた十王が、チーム零のキングマスター、《 ∞龍 ゲンムエンペラー 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 ∞マスター・ドラゴン/チーム零 / 文明 水・闇 / パワー999999999 / コスト999999999
※システムの都合上、《∞》の表記を《999999999》としております
■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■∞ブレイカー(「∞ ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
■ブロッカー
■コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。
既存のどのドラゴンとも異なる海洋生物のような外見と、肩に埋め込まれたボルト状のパーツが特徴。
無限のコストとパワー、∞ブレイカー、そして5以下のクリーチャーと呪文を無力化する効果……と、何もかもが規格外のドラゴンだ。
低コストの受け札を実質無効化できることから、特にドラゴンやブロッカーを踏み倒せるデッキで活躍。十王の中でも、競技環境での存在感は随一だろう。
ストーリーでもその無茶苦茶なスペックが表現されており、前述のボンバーVS暴拳・銀河VS月光・ウェイブVS美孔麗の3カードに乱入し、それぞれの対戦をかき回している。
強者に興味を示し、ストーリー終盤では《ジャオウガ》とも交戦。また、裏ボスともいえる《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》を撃退している。
そうそう、ドラゴン娘の一人・帝王坂∞の元ネタであることも書き添えておこう。
受け継ぐは父なる無月――ムゲンクライム!
チーム零の持つ特殊な召喚手段がムゲンクライムだ。
指定のマナコストおよび、その点数と同数の自軍クリーチャーをタップすることで手札または墓地から召喚が可能。召喚扱いなので、比較的メタ効果を受けにくいのもメリットだ。
この「味方をタップする」アクションがボルトを締める動きになぞらえられており、ムゲンクライムを持つクリーチャーは体にボルトが描かれている。
チーム零のクリーチャーは多くが玩具モチーフとなっており、タカラトミーの玩具でよく見られる「専用のパーツを90度ひねると嵌め込まれる」アクションにもちょっと似ている……のかも。
どういう組み合わせなんだ、キング∞エンペラー!
《キング・マニフェスト》と《ゲンムエンペラー》が合体したディスペクターが《 キング∞エンペラー 》だ。

【 クリーチャー 】
種族 エクスドリーマー/ディスペクター/トリックス/∞マスター・ドラゴン/チームウェイブ/チーム零 / 文明 光・水・自然 / パワー8888 / コスト8
■エクストEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
■ブロッカー
■マッハファイター ■W・ブレイカー
■このクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。
■自分のターンの終わりに、自分の山札をシャッフルし、上から自分のエレメントの数だけ見る。その中からカードを1枚、コストを支払わずに実行してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
元の2体にほとんど絡みが無いだけに、かなり謎の深い組み合わせ。ドリームレア専用だと思われたエクスドリーマー種族も持ち合わせており、不可解な点が多いクリーチャーだ。
すべてのバトルに勝つことで疑似的なパワー∞を、ターン終わりの踏み倒し効果で《マニフェスト》の能力を示しているのだろう。
《マニフェスト》《ゲンムエンペラー》いずれも持たなかった光文明を持ち合わせており、このあたりがエクスドリーマーたる所以らしい。
なお、これら十王ディスペクターたちは《∑龍》の前に立ちはだかるものの、あるものは倒され、またあるものは無視されることとなる。
さいごに
十王篇のキングマスターたちと、そこから生まれたディスペクターについて辿ってみた。最後までお付き合いいただきありがとう。
改めて、十王篇のカード能力も物語も魅力的だったと知ってもらえれば幸いだ。
さて、それでは時計の針を現代に戻して……
……
どうやって戻るんだろう、これ……










































