10/10に開かれたYoutubeの開封生配信にて、『王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025』の収録カードが全種判明しました!
今回はそこで新たに判明したカードの中から、注目したいカードを挙げていこうと思います!
新カードが出るたびに映像を止めてテキストを手打ちする虚しさ、全人類に味わってもらいたい
全カード情報はこちらから!
《悪魔神バロム・リモーネ》

【NEOクリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / 文明 闇 / パワー12000 / コスト7
■NEO進化:闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
▶進化クリーチャーをすべて破壊する。
▶進化ではないクリーチャーをすべて破壊する。
■各ターン、はじめて相手のクリーチャーが破壊された時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
まずはこちら、《悪魔神バロム・リモーネ》。リモーネはイタリア語で「レモン」と言う意味なので、《 悪魔神バロム・ロッソ 》《 悪魔神バロム・コバルト 》に続く色バロムシリーズですね。
恒例の全体破壊効果は、「進化獣かそれ以外か」という癖の強い範囲で再現されています。自身はNEO進化なので、自身の効果で破壊されたくない方を選べばいいわけですね。
そのうえで、各ターンの最初のクリーチャー破壊時に2枚ハンデスというシステムクリーチャーとしても運用可能なのは嬉しいところ。自分の破壊効果に巻き込むと意味がないことにだけご注意を。
全体破壊できるバロム族としては相当軽いので素出しがしやすいのはもちろんのこと、非進化でもあるので踏み倒し手段がたくさんあるのは嬉しいですね!出てすぐ仕事をするのもいいポイントです。
特に《 悪夢神バロム・ナイトメア 》の邪魔をしないのはもちろん、全体破壊効果で《 悪夢神バロム・ナイトメア 》自身を破壊することでドリームレアの制限を解除して2枚目以降を構えられたりするのはかなり強そうです!
あと緑色のバロムが出たら、素バロムと合わせて全色揃いますね
《悪名き侵略 レッドアウト》

【NEOクリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド/侵略者 / 文明 火 / パワー6000 / コスト4
■NEO進化:火のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■侵略:火のクリーチャー
■W・ブレイカー
■自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。
■自分の他の火のクリーチャーが攻撃する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚引く。
お次は《 悪名き侵略 レッドアウト 》。邪道じゃないタイプのバイクもまだまだ現役とアピールしているようです。
侵略先としては、「火のクリーチャー」というゆるゆるの条件で飛び出す2打点にして全体SA付与効果持ち。《 超轟速 SA-W 》も草葉の陰で泣いてます。
この全体SA付与は非進化でも発動するので、4コスSAの侵略元としても運用できるのもいいですね。おまけに他のクリーチャーに手札入れ替え効果まで与えるので、時には詰めの1枚を引いてくることすら可能。
肝心な使い方ですが、やはり狙いたいのは1コスト獣からの2ターン目の侵略。2ターン目に2マナ空くので、各種D・D・Dやキリフダッシュとも好相性です。
特に《 カダブランプー 》と合わせると、なんともう5打点。うっかり《 龍装者 バルチュリス 》でも出ちゃえば、あっという間に先攻2キルです。要求値4枚なのは置いときましょう。
普通に【 我我我ガイアール・ブランド 】とか【 赤単ガトリング 】みたいな序盤から殴るデッキのアクセントとしても優秀ですので、赤くて殴るデッキのことを考えるならぜひ候補に入れてあげたいですね!
「NEO進化の上下兼用バイク」、いきなりこんなアクセル踏んでいいんだ……。
《真聖霊王アルカヴァイン》

【クリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド/ 文明 光 / パワー9500 / コスト5
■G-NEO進化:光のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■W・ブレイカー
■プレイヤーは手札以外からエレメントを出せない。
■自分の光のクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
次に紹介するのは《 真聖霊王アルカヴァイン 》。《 聖霊王エルレヴァイン 》までアルカディアスと融合してしまいました。
妨害効果+軽減効果の組み合わせだった元ネタを引継ぎ、《 検問の守り 輝羅 》めいたロック効果と後続の光獣のコスト軽減という形になっています。
特にアドバンスでは超次元ゾーンからの出入りを完封できますね。G-NEO進化の耐性もあって、出すだけで嫌な顔をする相手も多そうです。
ただ、この手の丸めのカードは明確な使い道がないとなかなか採用されないのも事実。《 生ける屍 》や《 轟破天九十九語 》などと合わせて、こっちだけ大量展開しつつ相手の展開を封じる……みたいな、派手な動きを期待したいですね。
正攻法で使うなら、シンプルにエンジェル・コマンドであることを活かしていきましょう。ちょうど、『ヒロインBEST』で手頃なコストのエンジェル・コマンドを多用する戦略が出てきたのは追い風です。
城とかシールドフォースを全力サポートする、エルレディアスが待たれる
《デス・ザ・ロストの黒像》

【タマシード】
種族 デーモン・コマンド・ドラゴン/レクスターズ 文明 闇 / コスト4
■シンカライズ
■自分のターンの終わりに、次のうち、このゲーム中、このタマシードの効果でまだ選んでいないものを1つ選ぶ。
▶相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。
▶相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。
▶自分のシールドを2つ、手札に加える。ただし、そのS・トリガーは使えない。
▶自分はゲームに負ける。
個人的な最注目カードなのが、《デス・ザ・ロストの黒像》!どこからどう見ても《 悪魔の契約 》すぎる!……いやマナと引き換えにドローする方じゃなくて、同じ名前の別のゲームのカードのほうの……。
出して置いとくだけでシールド焼却・ハンデス・シールド回収というお得な効果を得られるかわりに、最後には敗北という代償を支払わされることになる……というハイリスクハイリターンなカードです。
とはいえ、抜け道もきっちり完備。必要な能力だけ取り切ったらシンカライズで進化元にしてしまえば、それで義務からは解放されます。また、何らかの手段で回収して出し直せば、「このタマシード」ではなくなるので好きな効果をまた使って行けますね。
しれっと流しましたが、(相手が選ぶとはいえ)4コスト2ハンデスは現代デュエマでも相当オーバースペック。これだけを目当てに使っても全然お釣りがくるレベルだと思ってます。残りの二つもそこまで悪くないですし、なんなら敗北回避手段とかを絡めて「負ける」を活かす面白コンボも組めそうな予感。
【青黒タマシードハンデス】の新戦力にしたり、《 ヴァルハラの天宝 》+逆転撃デッキを組んだりしてみたいですね!
残念ながらデュエマには《 無害な申し出 》も《 大オーロラ 》もありません
《「輪廻」の鬼 シャカ車輪/コダマダンス・チャージャー》

【ツインパクトカード】
【クリーチャー】
種族 デモニオ/鬼札王国 / 文明 火 /パワー4000+/ コスト7
■S・トリガー
■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
■鬼タイム:自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーのパワーを+6000し、「W・ブレイカー」を与える。
【呪文】
文明 闇 / コスト3
■自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■チャージャー
最後に紹介するのが、《「輪廻」の鬼 シャカ車輪/コダマダンス・チャージャー》!
既存カードの抱き合わせと見せかけて、《 コダマダンス・チャージャー 》という優秀な初動が素で8枚積めるようになったのはめちゃくちゃ大きいです。しかも受けを兼ねるので枠の圧縮も可能ですし、火文明を積む必要すらありません。
もちろんタップインという弱点はどこまでも付きまといますが、ほぼ闇単色デッキでもこのスペックのリソースをがっつり積めるのは嬉しいですね!
「2種8枚あればデッキになる」という研究仙人の言葉通り、これまでデッキにならなかったようなギミックを実現してくれる……かもしれません。
ちなみに、このカードの登場によりほぼ闇単色のデッキであっても《 百鬼の邪王門 》《 一王二命三眼槍 》を運用できるようになりました。「チャージャー8枚積みたいんだなあ」と思った相手の虚を突ける……かも?
超珍しい《 百鬼の邪王門 》非対応の鬼札王国民、報われてよかったね