はじめに
こんにちは。しおじです。
今回は2弾の「轟炎の竜皇」で超強化され、環境上位に登りつめたこのデッキを紹介していきます。
このデッキの事を知らないと微妙なプレイをして負けてしまうことが多いので是非読んでみて下さい。
それでは行きましょう！
目次
【闇単アビスロイヤル】特徴
前の弾から出た新能力アビスラッシュ。
墓地からクリーチャーを登場させ、そのターン中プレイヤーへの攻撃が可能なのでいきなり大量展開からの総攻撃が可能です。
そのアビスラッシュを墓地のアビス全てに与える《アビスベル＝ジャシン帝》が場にあれば大量展開が可能です。
《邪侵入》や《深淵の三咆哮バウワウジャ》によりある程度の墓地リセットはリカバリー可能です。
1弾までの構築では《龍頭星雲人/零誕祭》を採用し、相手の妨害をして盤面を作り、一気に攻める構築でしたが、2弾からは《ブルーム＝プルーフ》というアビスのメタクリーチャーが登場し、別の方法で相手の妨害が可能になりました。
《邪龍ジャブラッド》の登場により、自分のクリーチャーに除去耐性を持たせた状態で攻撃することも可能になりフィニッシュ力が向上しました。
また、メタクリーチャーを除去から守ることも出来るので、どれだけ《ブルーム＝プルーフ》がキツくても、相手はそう簡単に除去することが出来ません。
《龍頭星雲人/零誕祭》の不採用により無くなってしまったハンデス要素はピーピングハンデスが可能な新カード《深淵の懐炉マーダン＝ロウ》がそれ以上の活躍によりカバーしてくれています。
【闇単アビスロイヤル】サンプルリスト
新弾で登場した《邪龍ジャブラッド》と《ブルーム＝プルーフ》を最大枚数採用、《Re:奪取 ブラッドレイン》を採用し、3ターン目の強い動きを重視した構築を紹介します。
採用カード解説
コンセプトカード
《邪龍ジャブラッド》
【 タマシード/クリーチャー 】
種族 アビスドラゴン / ACE / 文明 闇 / パワー9000 / コスト3
■W・ブレイカー
■このタマシードが出た時、または自分のアビスが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。
■自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
■自分のアビスが離れる時、かわりにカードを4枚自分の墓地から選び、シャッフルして山札の下に置いてもよい。
【闇単アビスロイヤル】に革命を起こした1枚です。
このタマシードが出た時と自分のアビスが攻撃したときに2枚墓地肥やしが出来ます。
自分のアビスが離れる時にかわりに墓地のカードを4枚山に戻すことでバトルゾーンに残すことが出来ます。
2体以上場に居ればアビスの1回の攻撃につき、1回アビスを除去から守ることが出来ます。
タマシード/クリーチャーなので《アビスベルジャシン帝》の能力でアビスラッシュを使って出してもバトルゾーンの数を調整すれば除去耐性を使わずに場に残すことが出来ます。
《ブルーム＝プルーフ》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー3000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーを出した時、そのクリーチャーを破壊する。
こちらも革命的なカードです。
登場時に墓地を肥やすアビスロイヤル初︎の踏み倒しメタクリーチャーです。
パワーも3000と高く除去されにくかったり、殴り返ししやすかったりと場持ちがいいです。
2ターン目にこのクリーチャーを出した後に《邪龍ジャブラッド》を出し、このクリーチャーで攻撃すると墓地が5枚になるので除去耐性を持たせることが可能です。
メタクリーチャーに対しては除去してから踏み倒しを行ってビックアクションをするのがセオリーなので相手にとって除去耐性を持ってるメタクリーチャーはかなり厄介です。
《深淵の懐炉マーダン＝ロウ》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー4000 / コスト4
■スレイヤー
■このクリーチャーが出た時、相手の手札を見てクリーチャーを1体選び、捨てさせる。
■シビルカウント3：このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計3つ以上あれば、相手の墓地にあるカードを1枚選んでもよい。そのカードの、出た時にトリガーする能力を、自分が1つ使ってもよい。その後、相手はそのカードを山札の下に置く。
登場時に相手のクリーチャーをピーピングハンデス。
シビルカウント3で攻撃時に相手の墓地のカードを山下に戻しそのカードの出た時の能力を使えるカードです。
相手の手札の強力な登場時能力を持ったカードを墓地に落としながらその能力を自分が使える1枚で完結しているカードです。
アビスラッシュで墓地から場に出せばどちらの能力もタイムラグ無しで使用できます。
【4c邪王門】に対しては《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》を墓地に落として、その登場時能力を使うことで相手の《百鬼の邪王門》をケアします。
【アナカラーハンデス】対面では、相手の《CRYMAXジャオウガ》の能力を使っていきなりキルを狙うことも出来ます。
スレイヤーを持っているので相手の大型クリーチャーなどに攻撃して再度墓地に送ることで使い回すことが出来ます。
《Re:奪取 ブラッドレイン》
【 クリーチャー 】
種族 アウトレイジ / レクスターズ / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■G・ストライク（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない）
■各ターン、自分の闇のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コスト0以下にはならない。
2ターン目に出すことが出来れば、3ターン目に《アビスベル＝ジャシン帝》や《深淵の三咆哮バウワウジャ》を出すことが出来るカードです。
Gストライクを持っているので受けにもなります。
Gストライクを持っていないですが傘増しとして《一撃奪取ブラッドレイン》を採用するのもアリです。
《セリヴィエット＝エリー》
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー2000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
■自分のアビスを召喚する時、コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。ただし、そのアビスのコストは0以下にはならない。
アビスの召喚コストを2下げることが出来るカードです。
アビス召喚後には破壊されてしまいますが《アビスベル＝ジャシン帝》が場にある時には手札のアビスを墓地送りハンデスしながら大量展開をしてくれるカードとなります。
採用候補カード
《龍頭星雲人/零誕祭》
【 ツインパクトカード 】
種族 デーモン・コマンド / ゼロリスト / 文明 闇 / パワー12000 / コスト10
■自分の墓地にある水または闇のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
■T・ブレイカー（このクリーチャーはシールドを3つブレイクする）
【呪文】
カード名/零誕祭
文明：闇
コスト：4マナ
■S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい）
■自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のクリーチャーを1体破壊する。
やはりアビスの墓地肥やしとマッチしているこのカードは採用候補筆頭です。
前の構築で必ず採用されていたこのカードの強さは健在で今でも採用された構築が入賞しています。
《撃髄医スパイナー》
【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー2000 / コスト9
■スーパー・S・トリガー（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが１つもなければ、このクリーチャーにxB能力を与える）
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の能力を３回行う。
・相手のクリーチャーを１体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。
（パワー0以下のクリーチャーは破壊される）
■xBこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト４以下のクリーチャーを好きな数、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
《悪灯トーチ＝トートロット》と入れ替え候補です。
スーパーSトリガーにより墓地のアビスを大量に蘇生しカウンターすることが可能です。
普通にSトリガーとして出た時にも大きめのクリーチャーを一体除去するか小型クリーチャーを三体除去することが可能です。
手札に来た時にノータイムでマナに埋めることが出来るのも使いやすくて良いです。
《シラズ死鬼の封》
【 タマシード 】
種族 デモニオ / 鬼レクスターズ / 文明 闇 / コスト4
■S・トリガー（このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい）
■シンカライズ：このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
■このタマシードが出た時、コストの合計が4以下になるよう、クリーチャーを好きな数自分の墓地から選んで出す。
墓地から《アビスベル＝ジャシン帝》を蘇生したり、《ブルーム＝プルーフ》を2体展開したり出来る器用な《邪侵入》です。
墓地肥やしは出来ませんが能動的にも使う事ができる受けカードなのでフルパワー気味の構築にするなら採用したいカードです。
《秩序の意志》
【 呪文 】
文明 闇 / コスト4
■S・バック：闇（闇のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこの呪文を唱える）
■相手のクリーチャーを１体選び、相手はそれに封印を１つ付ける。
（カードを封印するには、自分の山札の上から１枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を１つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する）
Sバック持ちなので手札にあれば好きなタイミングで使えるのがSトリガーとは違う点です。
封印なので除去耐性を持ってるクリーチャーも基本的に擬似的な除去が可能です。
キープしなければならない点とバレたら弱いことが多いので採用を見送っています。
回し方
序盤は《Re:奪取 ブラッドレイン》を出して4コストを3ターン目に出す自分の動きを通しに行ったり、《ブルーム＝プルーフ》で相手の動きを抑制したりします。
中盤は《深淵の懐炉マーダン＝ロウ》で妨害したり、《邪龍ジャブラッド》で除去耐性を付けたり、《アビスベル＝ジャシン帝》で大量展開に備えたりします。
ある程度墓地が肥えて数回の除去耐性が出来て、アビスラッシュでの大量展開が完了したら一気に攻撃します。
おわりに
いかがだったでしょうか。今回の記事の内容をまとめると、
| ● 新弾のカード《邪龍ジャブラッド》《ブルーム＝プルーフ》により超強化！ ●墓地リセット系にも強くリカバリーが可能 ● 大量展開と除去耐性、アビスラッシュによる奇襲で一気にフィニッシュ！ |
最初に記述した通り、このデッキのことを知らないと負けてしまうことが多いです。
良ければこれを機に組んで回してみて【闇単アビスロイヤル】を攻略するか強く使える側になってみてはいかがでしょうか。
