はじめに
にわかです!
さて、今回は【光火自然ギャラクシー】について解説させていただきます。
デッキ自体は今年の6月、王道W第二弾の時点で登場していましたが、王道W第三弾により更なる強化を得ました。
具体的には、《PP-「P」》ですが、種族に「サムライ」とあるためメクレイドで出できます。
従来ではフィニッシュ、妨害にワンクッション必要でしたが、《PP-「P」》が妨害、場合によってはフィニッシャー級の活躍をしてくれます。
自分の展開、攻撃を行いながら自然に相手の妨害をできるのは非常に強力と言えるでしょう。
それでは早速、新たに生まれ変わったサムライの姿、見ていきましょう!

そもそもこのカードが強い。
目次
【光火自然ギャラクシー】の特徴
【光火自然ギャラクシー】の特徴は、《竜牙リュウジン・ドスファング》を起点としたサムライ・メクレイドの展開力にあります。
基本的な最速アクションは《ROYAL-減亜5》から《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》《竜牙リュウジン・ドスファング》と繋がる動きですが、そうで無い場合でも、各種メタクリーチャーを使う事で相手の動きを妨害しながらこちらのビッグアクションを狙えます。
バトルゾーンを制圧する力がとても強いため、面で闘うデッキには強く出れるのに加えて、攻撃も逆転を許さないようになっているため対応力が高いです。
【光火自然ギャラクシー】サンプルリスト
このデッキの最もやりたい動きは、《PERFE910-御代紅海》と《魔誕の悪魔デスモナーク》のコンボで《竜牙リュウジン・ドスファング》や《BARUGA-雷座87》の効果を複数回使い面制圧、もしくフィニッシャーを出し勝ちに行きます。
《魔誕の悪魔デスモナーク》があると、《竜牙リュウジン・ドスファング》をクロスしたままアンタップし、追加でメクレイドを行うことが出来るため、あるだけで展開力が飛躍的に向上します。
最終的には、《PERFE910-御代紅海》の効果で離れなくなった【一音の妖精】や、《頂上接続ロッド・ゾージア5th》で相手のカウンターを許さずゲームを決めに行きます。
採用カード解説
コンセプトカード
《PERFE910-御代紅海》

【 G-NEOクリーチャー 】
種族 エンジェル・コマンド / テクノ・サムライ / 文明 光/火/自然 / パワー9000 / コスト5
■G-NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)
■ブロッカー
■マッハファイター
■W・ブレイカー
■自分のNEO進化クリーチャーは、カードが3枚以上含まれていて、そのパワーが0より大きければ離れない。
■自分のNEOクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるクリーチャーを1体、そのNEOクリーチャーの下に置くか、手札に加える。
展開、面処理、攻撃、防御、とあらゆることをこなしてくれるキーパーツです。
具体的にはこのカード+αで様々なことが出来る元になるカードです。
5マナで召喚したいところではありますが、マナゾーンの色を作るのに優秀な為、他の手札と比べてキープを無理なく出来るなら持っておきたいです。
《PP-「P」》

【 クリーチャー 】
種族 ハンター / エイリアン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー3000 / コスト3
■相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーが出る時、相手はかわりにそれを持ち主のマナゾーンに置く。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■相手のターンの終わりに、相手のタップしているクリーチャーがなければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。そうしたら、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。
種族にサムライとあるためメクレイドから出せます。
メタクリーチャーとしても優秀ですが、《竜牙リュウジン・ドスファング》をクロスしてメクレイドしに行けるのも強力です。3ターン目に出して効果が起動できると次のターン5マナになるのがとても偉いです。
超魂Xの方も、《PERFE910-御代紅海》や後述する《無頼BEN-K1000》など、クリーチャーの下に入ることが多いので普段より効果は使いやすいと思います。
《竜牙リュウジン・ドスファング》

【 クロスギア 】
種族 アーマード・ドラゴン / アーマード・サムライ / 文明 光/火 / コスト5
■このクロスギアが出た時、またはこれをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、サムライ・メクレイド5する。(サムライ・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。 その中から、コスト5以下のサムライを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。 残りを好きな順序で山札の下に置く)
■このクロスギアをコストを支払わずにサムライ・クリーチャーにクロスしてもよい。
発売して少ししたら【火水マジック】などによってあまり見なくなってしまったカードです。
2025年からのサムライプッシュによって再び注目されたカードになります。
デッキ内のサムライは全てコスト5以下のため、好きなサムライを場に出すことができます。
マッハファイターやNEO進化により、昔と違いSA付与をしなくて良くなったため単純に展開したいカードでデッキを作れるのは大きな違いだと思います。
《PERFE910-御代紅海》と《魔誕の悪魔デスモナーク》のコンボに合わせると1枚で2度美味しいので、是非やってみてください。
《魔誕の悪魔デスモナーク》

【 クリーチャー 】
種族 デーモン・コマンド / フュージョナー / 文明 火 / パワー3000 / コスト3
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からNEOクリーチャーまたは進化クリーチャーを1体表向きにし、手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。
■超魂X (これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップする。
サムライではありませんが、超魂Xが強力なため採用されています。
攻撃することに意味があるカードが多いため、行動回数を増やすのは必然的に強くなります。
一応登場時にNEOクリーチャーをサーチできるので、事故回避要員になることもできます。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》

【 クリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / アーマード・サムライ / 文明 火 / パワー6000 / コスト4
■侍流ジェネレート(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。
サムライと言えばで思いつくクリーチャーだと思います。
相手の《PP-「P」》などのメタクリーチャーを破壊できるのはもちろん、4マナ時に《竜牙リュウジン・ドスファング》を踏み倒しで出す強力さは変わらずです。
NEO進化クリーチャーが出るとそのまま攻撃しながらメクレイドに繋がるため、強化されました。
一応、《フェアリー・ギフト》と一緒に引けると最速2ターンめにメクレイドが始まります。
《BARUGA-雷座87》

【 NEOクリーチャー 】
種族 アーマード・ドラゴン / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー6000 / コスト5
■NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。
■メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。
【ボルシャック】でよく見るカードですが、この子は実はサムライです。
《PERFE910-御代紅海》と《魔誕の悪魔デスモナーク》と合わせるとメテオバーンが2度使えるようになる(元々進化で出す必要あり)ので爆発的に盤面が広がります。
山札が結構掘れるので、ブーストが強制な事は注意しましょう。
《頂上接続ロッド・ゾージア5th》

【 クリーチャー 】
種族 ディスペクター / エンジェル・コマンド・ドラゴン / ソニック・コマンド / 文明 光/火 / パワー11000 / コスト7
■自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
■EXライフ
■スピードアタッカー
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。次の相手のターン、相手はクリーチャーを1体しか出せない。
サムライでは無いですが採用されています。
自然単色カードが割とあるので最速で4マナ召喚は難しそうですが、ゲームが伸びると《PERFE910-御代紅海》でマナ操作できたり、《BARUGA-雷座87》でブースト、マナから踏み倒しなどできます。
大体返しに負けなくなるので、攻撃に行く時重宝します。
《無頼BEN-K1000》

【 NEOクリーチャー 】
種族 ドリームメイト / テクノ・サムライ / 文明 光/火/自然 / パワー3000 / コスト3
■NEO進化:光、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、残りを1枚ずつマナゾーンとこのクリーチャーの下に置く。
初動としても、メクレイドから出てきて即席アタッカーとしても、PP-「P」を下に入れて相手に圧をかけることもできます。
5マナに繋げながら超魂Xを構えることが出来るので特に先攻で強いカードです。
マナに置いたカードは《PERFE910-御代紅海》で回収出来るので、後で欲しくなりそうなカードをマナに置きたいです。
《ROYAL-減亜5》

【 クリーチャー 】
種族 ドリームメイト / テクノ・サムライ / 文明 自然 / パワー1000 / コスト2
■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、タップしてマナゾーンに置いてもよい。それがNEOクリーチャーなら、カードを1枚引く。
【邪道レッドゾーン】などでよく見るカードですが、この子もサムライです。
4マナの《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》に綺麗に繋がるカードかつ、ドローもできるのでコンボパーツを揃えやすくしてくれます。
2→4で《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》、《竜牙リュウジン・ドスファング》と繋がると《ROYAL-減亜5》が攻撃しながらメクレイド出来るので、展開もさらにやりやすくなります。
《場和了GO-YAMA-58》

【 クリーチャー 】
種族 ワイルド・ベジーズ / テクノ・サムライ / フュージョナー / 文明 自然 / パワー3000+ / コスト2
■G・ストライク(このカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
■相手のエレメントは、相手の手札以外から出ない。
■超魂X(これがクリーチャーの下にあれば、そのクリーチャーにも以下の能力を与える)
■このクリーチャーにカードが3枚以上含まれていれば、このクリーチャーのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
種族にサムライを持っています。
【水単サイバー】や【ゼーロ】系統のデッキに刺さるメタクリーチャーとなっています。
序盤に強いのはもちろん、PP-「P」と合わせて殴りながら展開できるメタクリーチャーとして効果を発揮してくれます。
《一音の妖精》

【 NEOクリーチャー 】
種族 ジャイアント・スノーフェアリー / 文明 光 / パワー2500 / コスト2
■G・ストライク
■NEO進化:光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)
■相手は各ターン1回しか呪文を唱えられない。
■これが進化クリーチャーなら、相手は各ターン1体しかクリーチャーを出せない。
このカードもサムライでは無いですが採用されています。
《PERFE910-御代紅海》と合わせると離れない《一音の妖精》が完成します。さらに《場和了GO-YAMA-58》が下にいるとパワーも上がるので《アーテル・ゴルギーニ》のマイナスで破壊されなくなります。
フィニッシャークラスの活躍をしてくれますが、序中盤でもかなりの妨害になるのでこちらの有利な状況を作る時間を稼いでくれます。
《フェアリー・ギフト》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 自然 / パワー- / コスト1
このターン、次に召喚するクリーチャー1体は支払うコストが3少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。
2ターン目に《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》+《竜牙リュウジン・ドスファング》や《PP-「P」》など早く出せばゲームが終わるカードが入っているので当たり前に強いです。
自分のマナゾーン枚数依存のカードが少ない+早出ししたカードがかなりリソースを稼いでくれるので手札消費が激しくても強い動きができます。
採用候補カード
《轟く邪道レッドゾーン》

【 G-NEOドリーム・クリーチャー 】
種族 ソニック・コマンド / 侵略者 / 文明 火 / パワー12000 / コスト6
■D・D・D[火(4)]
■G-NEO進化:闇、火、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、アンタップする。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて破壊する。
■自分のクリーチャーは、相手のカードによる攻撃できない効果を無視して攻撃できる。
攻撃中に《PERFE910-御代紅海》がアンタップマナを作ってくれる+マナ回収があるので結構出ます。
とは言え無くても勝っている場面が多いので、必要かと言われれば何とも言えないレベルです。
回し方
マナカーブ通りの動きが2パターンあるので、それぞれ紹介します。
まずは2→4のパターンです。《ROYAL-減亜5》から《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》に繋がるアクションです。3ターン目から《竜牙リュウジン・ドスファング》でメクレイドを狙いに行けるので、早期に盤面を展開できます。
次が3→5のパターンです。2ターン目で《場和了GO-YAMA-58》、3ターン目で《PP-「P」》や《無頼BEN-K1000》、5マナになったら《竜牙リュウジン・ドスファング》や《PERFE910-御代紅海》から展開を狙います。
序盤は、メタクリーチャーの展開、マナブーストを行っていきましょう。
中盤、手札に合わせて展開パターンを選び、相手の盤面を処理しながらフィニッシャーを出す準備をしましょう。
終盤、《PERFE910-御代紅海》で離れなくなったNEOクリーチャー軍団や、《頂上接続ロッド・ゾージア5th》などでカウンターを許さず相手を倒しにいきましょう。

おわりに
ということで今回は、【光火自然ギャラクシー】の解説でした!
ぶっちゃけ名前をサムライにするかギャラクシーにするか悩みました。
来年もNEOクリーチャープッシュが続けばさらに強化が期待できます。
盤面制圧しながら展開というのは、【ジャイアント】に似たものを感じます。今は【水単サイバー】が暴れていますがソリティア環境から変わればさらに注目されることでしょう。
また、デッキタイプ自体は2ブロックでも出来るので、そちらの方も是非遊んでいただきたいです。



