【オリジナル】ジョー星ゼロルピアの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【環境】

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【オリジナル】ジョー星ゼロルピアの回し方、相性がいいカードが分かるデッキ解説記事!【環境】

2022年1月のレギュレーションより使用が出来なくなります。

はじめに

緊急事態宣言が発出されている最中、デュエルマスターズの大会が主に行われている場所は「リモートデュエマカップ」になりました。

自分自身、参加する事はありませんでしたが、対面での大会が再開された時に向けて、リモートデュエマカップの結果はこまめにチェックしています。

今回紹介するデッキはそんなリモートデュエマカップで最近流行りつつある【ジョー星ゼロルピア】です。

リモートデュエマカップはメインデッキ40枚のみで戦う「オリジナルレギュレーション」で行われますが、そこで猛威を振るっているデッキが【デッドダムド】と【ドギラゴン閃】の2種類です。

それら2種類に有効なメタカードである《希望のジョー星》を相手の妨害だけでなく、自らのコンボパーツとして使える点が【ジョー星ゼロルピア】の最大の特徴です。

今後オリジナル大会に出てみたいという方や、使うデッキに困っている方は是非最後までお付き合いください。

また、カーナベルでは【ジョー星ゼロルピア】のデッキパーツをまとめて購入することができます。

当日の15時までにご注文で、 【ジョー星ゼロルピア】のデッキパーツを即日発送でお届けしますので、ぜひご利用してみてください。

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目次

【ジョー星ゼロルピア】の特徴

《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えることがこのデッキのコンセプトです。 そして、最大の特徴は《希望のジョー星》をバトルゾーンに出すことが勝利に繋がるという点です。

《希望のジョー星》を採用出来るデッキは【ジョー星ゼロルピア】以外にも存在していますが、あくまでも相手を妨害するカードとして採用されることになります。

そのため、《希望のジョー星》を場に出すターンは、自分の動きが出来ないターンとなってしまいます。(例えば【旅路ジョーカーズ】に採用した場合、《希望のジョー星》を出すターンはクリーチャーを展開しづらくなります。)

キリフダッシュのためのマナが残らなかったり・・・・
コスト3のカードを使えなかったりするかも

ですが、【ジョー星ゼロルピア】の《希望のジョー星》はひと味違っていて、相手の妨害カードでありながら、フィニッシュのための準備を進めるカードでもあります。

そのため、《希望のジョー星》が刺さるデッキタイプが環境トップにいる状況では、【ジョー星ゼロルピア】は環境のアンサーとなり得るとも言えるでしょう。

【ジョー星ゼロルピア】サンプルデッキリスト


今回取り上げるサンプルリストは《無量大龍 トゥリナーツァッチ》でフィニッシュする形になります。

【 クリーチャー 】
種族 ゼロ・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー13000 / コスト13

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
■相手は、自身のターンのはじめに、クリーチャーを1体しかアンタップできない。
■自分のクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてもよい。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンと墓地に自分のクリーチャーがそれぞれ13体以上あれば、自分はゲームに勝つ。

無限ループで勝利する形も存在しますが、それよりも自由枠が多いのがこのサンプルリストの特徴です。

【ジョー星ゼロルピア】カード解説

コンセプトカード

《希望のジョー星》、《ゼロ・ルピア》

《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》の2枚を場に揃えることで、自分の全てのクリーチャーのコストを2減らすことが出来ます。

普通はコストが0まで下がったとしても、文明分のコストを支払わないといけなかったり、そもそもコストを0まで下げることが出来なかったりします。

例えば《コッコ・ルピア》《ヤッタレマン》には下げられるコストに下限が存在します。

コストの下限は2
コストの下限は1

しかし、《 希望のジョー星 》と《 ゼロ・ルピア 》のコンボでは無色クリーチャー化した上でコストを下げており、コストの下限も存在しないため、コストを0まで下げることが可能です。

また、ムゲンクライムのコストを下げることも出来ます。

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー4000 / コスト5

■ムゲンクライム 2(自分のクリーチャーを2体タップし、[水/闇02]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下のクリーチャーを1体、
自分の墓地からバトルゾーンに出す。

例えば《希望のジョー星》と《 ゼロ・ルピア 》1体とアンタップしているクリーチャー2体が場に居るとき、ムゲンクライム2を使う場合は、《 ゼロ・ルピア 》の効果でコストが2軽減されている為、バトルゾーンのクリーチャーを2体タップするだけで場に出すことが出来ます。

これらを利用して、《戦略のD・H アツト》や各種ムゲンクライムはマナを使わずに展開し、後述の《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件達成を目指します。


《無量大龍 トゥリナーツァッチ》

【 クリーチャー 】
種族 ゼロ・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー13000 / コスト13

■ムゲンクライム 4(自分のクリーチャーを4体タップし、 [wd04]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■T・ブレイカー
■自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」を与える。
■相手は、自身のターンのはじめに、クリーチャーを1体しかアンタップできない。
■自分のクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてもよい。
■自分のターンの終わりに、バトルゾーンと墓地に自分のクリーチャーがそれぞれ13体以上あれば、自分はゲームに勝つ。

このデッキのフィニッシュカードです。

フィニッシュに必要なカードなのでシールドや山札の下に落ちて欲しくなく、かつ、早い段階で公開領域にあればあるほどフィニッシュが決まる確率が高まるので2枚採用しています。

フィニッシュの条件にやや癖があり、バトルゾーンと墓地にクリーチャーを13枚ずつ用意するにはコツが要ります。

そのコツついては回し方の項で解説していきます。

自分のクリーチャーが破壊された時にドロー出来る効果も強力で、《堕魔ドゥポイズ》を使って手札を補助する事も可能です。


《罪無 ジョイダム垓》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー4000 / コスト5

■ムゲンクライム 2(自分のクリーチャーを2体タップし、[wd02]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、コスト3以下のクリーチャーを1体、
自分の墓地からバトルゾーンに出す。

このデッキには多くのコスト3以下のカードが採用されており、それらをあたかもムゲンクライムかのように使えるようになります。

状況に応じて様々なカードにアクセスしていきます。

  • マナを使わずに《無量大龍 トゥリナーツァッチ》を出すために、2枚目の《ゼロ・ルピア》を蘇生。
  • バトルゾーンのカードを墓地に送るために《堕魔 ドゥポイズ》《学校男》)を蘇生。
  • 序盤で墓地に落としておいた《困惑の影トラブル・アルケミスト》を必要に応じて蘇生。

また、終盤で《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件を揃える段階では、《罪無 ジョイダム垓》を手札からムゲンクライムし、墓地から《堕魔 ドゥポイズ》を蘇生させることで墓地を1枚増やすことが出来ます。

デッキの枚数を減らさずに墓地の枚数を増やしたいときには安易に《罪無 ジョイダム垓》を墓地に捨てないように気をつけましょう。


手札補充カード

《戦略のD・H アツト》等

序盤はコンボパーツを探しにいくためのドローソースとして使い、コンボパーツが揃った後は《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件を満たすために使っていきます。

一見全く同じ効果のように見えますが、《戦略のD・H アツト》のみドローが任意効果です。

【 クリーチャー 】
種族 ヒューマノイド / ヒーロー / 文明 水/闇 / パワー2000 / コスト2

■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を2枚捨てる。

そのため他の2種類よりも優先度が高くなります。


《罪無 ウォダラ垓》

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / チーム零 / 文明 水 / パワー2000 / コスト5

■ムゲンクライム 2(自分のクリーチャーを2体タップし、 [ww02]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。

このデッキは《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えればそれだけで勝てるように考えてしまいがちですが、実はもう1つ勝つために揃えなければならない条件があります。

それがある程度の手札枚数です。

《戦略のD・H アツト》 系のカードは手札の枚数を減らしてしまうので、デッキを掘り進めていくためには手札がないといけません。

手札を確保するためのカードがこの《罪無 ウォダラ垓》と後述の《困惑の影トラブル・アルケミスト》です。

これら2種類のカードで手札を増やしてから、 《戦略のD・H アツト》 等を使って山札を掘り進めていきましょう。


《困惑の影トラブル・アルケミスト》

【 クリーチャー 】
種族 ゴースト / 文明 闇 / パワー3000 / コスト2

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードをすべて自分の手札に戻す。

実質0マナで手札を3枚以上増やすことの出来るカードです。同じ役割のカードに《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》がありますが、クリーチャーである点が《無量大龍 トゥリナーツァッチ》と噛み合いが良いので自分はこちらを優先して採用しています。

《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃えた上でこのカードにアクセス出来れば勝ちに一気に近づきますが、2枚目以降は役に立たないカードになるので2枚の採用にとどめています。

1枚だと盾落ちの心配になります。

3枚目以降が欲しい場合は、《ゼロの裏技ニヤリ―・ゲット》を採用するなどしましょう。


《福腹人形コダマンマ》

【 クリーチャー 】
種族 デスパペット / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件を揃えるにはクリーチャーが26体必要です。デッキに採用されているクリーチャーの数は36体です。

もしもシールドを回収する手段がなくて、シールドに5体のクリーチャーが落ちた場合は、31体のクリーチャーを場と墓地に13体ずつ用意しなければなりません。

シールドを回収する手段を用意することによって公開領域が増え、より楽に勝利条件を達成出来るようになるので採用しています。

似たカードに《堕魔 ドゥンブレ》がありますが、重なった状態のシールドをまとめて回収できる《福腹人形コダマンマ》が便利だと考え、優先して採用しています。

【 クリーチャー 】
種族 マフィ・ギャング / 魔導具 / 文明 闇 / パワー2000 / コスト2

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚、自分のシールドゾーンから手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

こちらはカード単位で回収します。


その他のカード

《異端流し オニカマス》

【 クリーチャー 】
種族 ムートピア / 文明 水 / パワー2000 / コスト2

■相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
■相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。 

このデッキは《希望のジョー星》を引けない間、フィニッシュが出来ないだけでなく、防御面もガタガタの状態になります。

その為、2コストと軽いコストのメタカードを使って序盤を凌ぎ、《希望のジョー星》を用意するまでの時間稼ぎをします。


《堕魔 ドゥポイズ》、《学校男》

前述した無限ループを使って相手の盤面を壊滅させたり、無限ドローが出来るようになります。

そのためには2枚必要なので今回は合計で3枚採用しています。

また、手札から使用した際には山札を減らすことなく自分の墓地を2枚増やすことも出来るため終盤の墓地の枚数調整に重宝します。

《異端流し オニカマス》と同じく、序盤に相手の妨害をする際にも役立ちますが、自分のバトルゾーンも減らしてしまう点に注意しましょう。


環境次第で採用したいカード

《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》

(殿堂カード) 【 呪文 】
文明 水 / コスト4

■G・ゼロ―バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがあれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
■自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から無色カードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

《罪無 ウォダラ垓》、《困惑の影トラブル・アルケミスト》に次ぐこのデッキのドローソースです。

このカードの差別点は以下の通り。

  • 《希望のジョー星》はあるけど、《ゼロ・ルピア》が無いという場面でドローソースとして役立つ。(メリット)
  • 呪文なので《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件の邪魔になることがある。(デメリット)

自分の結論としては3枚目以降の《困惑の影トラブル・アルケミスト》として採用するのが良い、というものですが自分のしっくりくるように調整してみてください。

また、《無量大龍 トゥリナーツァッチ》を採用せず、無限ループで勝利する構築ではデメリットが存在しないため《困惑の影トラブル・アルケミスト》よりも優先度が高いカードになります。


大型ムゲンクライムカード

このデッキはループデッキなので《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》を出されると厳しい展開になります。

勿論、対《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》のためのカード除去を採用するのも一つの手ですが、大型のムゲンクライムを採用して、状況次第で『ムゲンクライムデッキ』に切り替えて戦うというのもアリになるでしょう。

その場合は、思い切って《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の枚数を減らしてしまうという手もあります。ムゲンクライムなら基本的に何でも相性が良いので色々試してみましょう。

ただし《希望のジョー星》で自分のカードが無色になってしまう点は注意してください。

踏み倒す効果は《希望のジョー星》下では無駄になります。

【ジョー星ゼロルピア】の回し方

①コンボパーツを揃える

各種ドローソースを利用して、《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》を揃える事を目指しましょう。

上記2枚を揃えるためにドローを進めるだけでなく、メタカードや除去カードで相手を妨害することも必要になるでしょう。

そしてコンボパーツが揃えば次は特殊勝利を目指してドローを進めていきます。そのコツについて解説していきます。


②勝利条件を目指して回す

目指すのは《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の勝利条件達成、つまり墓地と場にそれぞれ13体のクリーチャーを揃えることです。

《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》が揃えばコスト2のクリーチャーが0コストで使用できるようになるので、《戦略のD・H アツト》等を使って墓地を増やしたいところです。

しかし、《戦略のD・H アツト》は墓地を増やせますが手札は減ります。なので《罪無 ウォダラ垓》などの手札補充カードで手札を増やすのを先に行うのが良いでしょう。

先に手札を整えてから手札を捨てましょう

また、バトルゾーンにクリーチャーを出し過ぎると墓地に置くべきクリーチャーが少なくて特殊勝利条件が満たせない場合があります。

墓地を増やすことにつながりにくいクリーチャーは出さないようにしましょう。

コンボパーツが揃ってからは基本的に出さない
出し過ぎ注意

また、《罪無 ジョイダム垓》と《堕魔 ドゥポイズ》を2枚ずつ揃えた場合には無限に相手のクリーチャーを破壊することも出来るようになります。

【無限ドゥポイズ手順】

  1. 場の《罪無 ジョイダム垓》と《堕魔 ドゥポイズ》をタップして《罪無 ジョイダム垓》をムゲンクライム。
  2. 効果で《堕魔 ドゥポイズ》を蘇生してタップしている《罪無 ジョイダム垓》と《堕魔 ドゥポイズ》を破壊。
  3. 最初に戻る

この破壊ループをする際に《無量大龍 トゥリナーツァッチ》が場に居れば、無限ドローも可能になります。


オススメの回し方

自分が一番回しやすいと思っているやり方は早期に《無量大龍 トゥリナーツァッチ》を早期に着地させた場合のやり方です。

《無量大龍 トゥリナーツァッチ》がバトルゾーンに居る状態で《罪無 ジョイダム垓》をムゲンクライムし、その能力で《堕魔 ドゥポイズ》を蘇生します。《堕魔 ドゥポイズ》の効果によって《罪無 ジョイダム垓》と《堕魔 ドゥポイズ》を破壊します。

《無量大龍 トゥリナーツァッチ》の効果で2枚ドロー出来るので、そのドローによって次のムゲンクライムのためのクリーチャーを引いていきます。

この手順を上手く使えば簡単に特殊勝利の条件を達成出来るでしょう。


特殊勝利出来なそうな時は?

コンボは決まったものの特殊勝利が難しい時には・・・・・・・

殴りましょう。

相手のバトルゾーンを《堕魔 ドゥポイズ》で除去し、《異端流し オニカマス》で相手が過剰打点を作りにくくした上でターンエンドします。

《罪無 ジョイダム垓》を使った無限ループも利用するのも良いでしょう。

そのまま相手からターンが帰ってきた場合、こちらのバトルゾーンは大量のクリーチャーで埋め尽くされているはずです。それらで攻撃して勝利しましょう。

この勝ち方になる可能性が高い状況においてはギリギリまで《福腹人形コダマンマ》を使わないようにしましょう。自分が負ける可能性を高めてしまいます。

【ジョー星ゼロルピア】への対策案

ここまで【ジョー星ゼロルピア】を解説してきましたが、最後にこのデッキへの対策を紹介します。

今後再開される大会に向けての予習になれば幸いです。

ループ阻止カード

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》、《リツイーギョ #桜 #満開》といった相手にズルをさせないカードは強烈に刺さります。

《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》はカード除去、例えば《ハエタタ・チュリス》のようなカードで対策出来ますし、上述の採用候補カードで紹介したようにパワーカードで押し通されるかもしれません。

なのできっちり対策したい場合は《リツイーギョ #桜 #満開》がオススメです。《DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜》以上に縛りが強く、除去カードも《堕魔 ドゥポイズ》くらいしかなく突破が困難です。


《希望のジョー星》を除去するカード

《ハエタタ・チュリス》《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》といったカード除去で相手の《希望のジョー星》を除去します。

ただし、これは相手が《希望のジョー星》を出してからでないと使えない戦法なので、相手のプレイング次第でケアされるかもしれない点に注意しましょう。

同じような《希望のジョー星》への後出しのメタカードとして《緑知銀 ダッカル》もあります。相手の《ゼロ・ルピア》の効果を実質なかったことに出来ますね。


一部の踏み倒しメタカード

《デスマッチ・ビートル》《ポクチンちん》といったメタカードは相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出したときに効果を発動します。

《希望のジョー星》と《ゼロ・ルピア》のコンボによってコスト0でクリーチャーを召喚する場合には、コストを支払わずにクリーチャーを出すことになるため、これらのメタカードは有効となります。

ただし、《異端流し オニカマス》等の、召喚以外の方法での展開を妨害するメタカードは効力がありません。かろうじて《罪無 ジョイダム垓》の効果を妨害できますが、そこまで大きな問題にはならないでしょう。


相手が回しきる前にトドメを刺す

【ジョー星ゼロルピア】は受けの面を《希望のジョー星》に頼っている部分があるため、《希望のジョー星》に関係なくトドメを刺すことの出来るデッキを苦手としています。

例えば【旅路ジョラゴン】は《希望のジョー星》が効かないので天敵となるでしょう。

【旅路ジョラゴン】の解説はこちら!

また、【ドギラゴン閃】のような《希望のジョー星》が刺さるデッキに関しても、《希望のジョー星》を無視して攻撃する手段を採用するなどすれば勝率を上げることが出来るでしょう。

例えば《瞬閃と疾駆と双撃の決断》が候補になるでしょう。

踏み倒し効果は《異端流し オニカマス》によって妨害されますが、2回攻撃を付与する効果を2回使用するなどすれば楽にリーサルを組むことが出来るようになります。

このように、受けの弱い面につけこむのも有効な対策手段となります。

おわりに

いかがだったでしょうか。これから【ジョー星ゼロルピア】を使おうとしている人や、対策方法を知りたい人の役に立てれば幸いです。

このデッキの個人的な評価ですが、《希望のジョー星》を出してからフィニッシュまでに時間がかからない点を高く評価しています。

環境トップの【デッドダムド】や【ドギラゴン閃】はデッキの再現性が高く、メタカードで相手を妨害して、同時に自分の動きも1ターン遅らせるようなことをしているとその隙に動きを通されて負けてしまう場合が多いです。

その点【ジョー星ゼロルピア】は《希望のジョー星》を出してからスムーズにフィニッシュに移行しやすく、隙が少ないと感じます。

《希望のジョー星》が刺さりやすい環境、特に今の環境ではかなり強力なデッキなのではないでしょうか。

最後に、カーナベルでは【ジョー星ゼロルピア】デッキを組みたい方に向けて、関連カードや相性の良いカードを豊富に準備しております!

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