クソデッキ研究録-5500のガガガザムライで二回ダイレクトアタックしたら勝てるのでは?

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クソデッキ研究録-5500のガガガザムライで二回ダイレクトアタックしたら勝てるのでは?

皆さん初めまして、「やす。」と申します。今回はタイトルにもあるように、攻撃力5500の《ガガガザムライ》が二回相手を攻撃することで勝つというコンセプトデッキの紹介です。いきなり何言ってんだこいつと思う所もあるかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。

目次

1.どうやって、5500の《ガガガザムライ》は作るのか

まず、今回の切り札的な存在である《ガガザムライ》のテキストを見ましょう

《ガガガザムライ》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 地 / 戦士族 / 攻1900 / 守1600

レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分フィールドの「ガガガ」モンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。②:このカード以外の自分フィールドのモンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。このカードを表側守備表示にし、攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

一言でいうと、二回攻撃が可能なランク4です。以上。では、このカードがどうやって5500のダイレクトアタックを決めるフィニッシャーになれるかというとこのカード達を使えば可能です。

《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守1200

レベル4モンスター×2
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上のこのモンスターを、
攻撃力1200ポイントアップの装備カード扱いとして
自分フィールド上のエクシーズモンスターに装備できる。
また、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の墓地のカード1枚を選択してゲームから除外する。
「No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク」のこの効果は
1ターンに2度まで使用できる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー》エクシーズモンスター

出典:遊戯王OCG デュエルモンスターズ

《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / 炎族 / 攻1000 / 守1000

レベル4モンスター×2
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に、このカードを装備カード扱いとして自分フィールド上のエクシーズモンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
このカードの装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、装備モンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、手札を1枚捨てて発動できる。
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

誰だこいつらと思うかも知れませんが、《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》はエクシーズモンスター専用の1200パンプの装備カードになります。《デーモンの斧》もびっくり火力ですが、主に除外効果以外はおまけ扱いの悲しいカードです。《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー》は、エクシーズ専用の《光学迷彩アーマー》になります。このカードに至っては週間少年ジャンプの付属カードなくせに、カードパワーが低すぎて50円で買えます。ですが、このカードたちを組み合わせると「《ガガガザムライ》+《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》×3+《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサーン》=5500二回攻撃+直接攻撃可能」という化け物が誕生します。《成金ゴブリン》を三回打っても、おつりは出ませんが完全返済なら可能です。ですが、このコンボにはランク4が5体必要という普通に展開していては重すぎる条件が存在します。雑に言ってしまえばモンスター10体分です。ならばどうするか、普通に展開しないでいきましょう。

2.どうやって、5500の《ガガガザムライ》を着地させるのか

先ほど項目では5500の《ガガガザムライ》はそもそも作れるのか、について説明しました。ここからは、どう展開することでランク4エクシーズ5体(モンスター10体分)を用意するのか解説していきます。結論から言いますと、このカードを使います。

《蒼血鬼》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1000 / 守1700

このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。1ターンに1度、自分フィールド上に存在するエクシーズ素材を1つ取り除く事で、自分の墓地に存在するレベル4のアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

はい、《蒼血鬼》でループします。ランク4×5といってもエクシーズ素材は《ガガガザムライ》用の1枚以外は必要ありません。具体的にどうループするかというと、場:《蒼血鬼》、レベル4モンスター、素材1枚持ち(効果使用済み)の《ガガガザムライ》、リンク2墓地:《蒼血鬼》×2この盤面を目指します。展開例)《蒼血鬼》Aで墓地の《蒼血鬼》Bを蘇生→《蒼血鬼》Aとレベル4モンスターで《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》を召喚→①《蒼血鬼》Bで《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》の素材を取り除き《蒼血鬼》A、《蒼血鬼》Cを蘇生→②効果使用済みの《蒼血鬼》二体で《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》を召喚→①、②を繰り返すこのように、《蒼血鬼》の効果で別の《蒼血鬼》をループして展開することで、リンクの矢印と盤面の隙間がある限り、無限に素材のないランク4が展開することができます。このループによって、《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》《No.58 炎圧鬼バーナー・バイサー》を量産し、かたっぱしから《ガガガザムライ》につけることで、5500の二回直接攻撃モンスターになるわけです。また、盤面と矢印問題も、装備カードになるという効果のおかげで二本の矢印でことたります。

さて、次の問題ですが、このループ、《蒼血鬼》を三体、墓地か場に用意しなければ決まりません。ですが、アンデット族には昔から現在に至るまで、数多くのサポートを受けています。

《馬頭鬼》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800

墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ゾンビ・マスター》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1800 / 守0

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札のモンスターカード1枚を墓地に送る事によって、墓地に存在するレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《ユニゾンビ》

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 闇 / アンデット族 / 攻1300 / 守0

「ユニゾンビ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《不知火の隠者》

【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / アンデット族 / 攻500 / 守0

「不知火の隠者」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
②:このカードが除外された場合、「不知火の隠者」以外の除外されている自分の「不知火」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動時にフィールドに「不知火流 転生の陣」が存在する場合、この効果の対象を2体にできる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

《牛頭鬼》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800

「牛頭鬼」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

また、1枚で《蒼血鬼》を3枚揃える必殺技のようなカードも存在します。

《地獄の暴走召喚》

【 速攻魔法 】

相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、自分フィールド上に攻撃力1500以下のモンスター1体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地から全て攻撃表示で特殊召喚する。相手は相手フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターと同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。

これらのカードを組み合わせ、細かい部分を調整した構築を次の項目で紹介させていただきます。

3.構築、プラン、カードの採用理由、不採用理由

・構築

・プラン

序盤)《キングレムリン》《カゲトカゲ》《水晶機巧-ハリファイバー 》で《ジェット・シンクロン》を準備。《牛頭鬼》《ユニゾンビ》で蒼血鬼を墓地にためる。リンク2の準備→《閃刀起動-エンゲージ》《 閃刀機-ホーネットビット 》《緊急テレポート》蒼血鬼の準備→《牛頭鬼》《不知火の隠者》《ユニゾンビ》《終末の騎士》《召喚僧サモンプリースト》後半)貯めた盤面と墓地リソースを使いコンボを目指す。主にこのプランを目指します。当然、カードゲームですので上振れることもありますし下振れることもあります。なので、どういう場面が上振れといえるのか、また下振れた場合のケア方法についても解説させていただきます。

上振れ)《召喚僧サモンプリースト》《地獄の暴走召喚》の素引き下振れ)不要なモンスターの素引き→《ジェット・シンクロン》《ゾンビ・マスター》のコストとして使用。《バスター・モード》の素引き→《ジェット・シンクロン》のコストとして使用。《閃刀起動-エンゲージ》《 閃刀機-ホーネットビット 》の多重引き→《ジェット・シンクロン》《召喚僧サモンプリースト》のコストとして使用。まとめとして、《地獄の暴走召喚》はこのデッキでの必殺技のようなポジションのカードであり、このデッキの《ジェット・シンクロン》《召喚僧サモンプリースト》は手札に溜まった不要杯を展開札に変換することが出来ます。

・カードの採用理由

《蒼血鬼》×3→このデッキのメインギミック、当然三枚。効果を使う上で墓地にレベル4のアンデット族が存在しないと、効果がそもそも使えないので注意が必要です。《ゾンビ・マスター》×3→このデッキの展開札の一つ。墓地のアンデットを蘇生できる唯一のアンデット族のレベル4モンスター。不要札を効率よく展開に還元できる初動なため最大枚数の3枚採用。《バスター・モード》シリーズ→《緊急テレポート》1枚で召喚権を使わずに《水晶機巧-ハリファイバー 》を出す要員。使い終わった《バスター・モード》や余った札は、展開の中で出てきた《ジェット・シンクロン》のコストにでもしましょう。《閃刀起動-エンゲージ》×2《 閃刀機-ホーネットビット 》×1→召喚権を使わずにリンク2を出す要員その2。一回使い捨てなのを忘れずに。墓地を肥やせるアンデット各種→このデッキでは墓地に《蒼血鬼》をためることが最優先事項です。効果使用後に攻撃不可&《カゲトカゲ》とのかみ合いが悪い《ユニゾンビ》1枚以外は可能な限り最大枚数投入。何より初動を引けないと一生《蒼血鬼》3枚は揃いません。《馬頭鬼》×3→このデッキでは展開で妨害を貫通する仕事と、アンデットのメインギミックで墓地のアンデットに用にアクセスするための必須パーツとしての仕事があります。3枚入れましょう。入れれば、入れるほど強いです。《カゲトカゲ》《キングレムリン》からサーチできる特殊召喚できるレベル4。《キングレムリン》の採用枚数によって、採用枚数は変わります。《フォトン・スラッシャー》《終末の騎士》《増援》《フォトン・スラッシャー》はカゲトカゲ枠、《終末の騎士》は実質アンデットです。《フォトン・スラッシャー》はカゲトカゲと違いユニゾンビとかみ合いがよく、《 閃刀機-ホーネットビット 》とはかみ合いが悪いです。状況に応じて使い分けましょう。《召喚僧サモンプリースト》×3→可能な限り初動を増やした結果入ったカードです。妨害に弱いですが、《地獄の暴走召喚》を一番強く使え、1枚でランク4が作れる初動です。《地獄の暴走召喚》×3→引ければラッキー。何度か言いました必殺技みたいなカードです。決まればその時点でコンボが9割ほど完成します。《成金ゴブリン》×3→相手のライフが11000までライフが回復されても、コンボ自体が11000をちょうど削れるもの関係なし。37枚からゲームを始められ結果として、《地獄の暴走召喚》を引き込む確率を上げることが可能。《召喚僧サモンプリースト》のコストのかさましにもなります。《外神ナイアルラ》→汎用ランク4でありながら、唯一ハンドをx素材を減らさずに捨てれるカード。《召喚僧サモンプリースト》《地獄の暴走召喚》+レベル4のアンデットでワンターンキルがこのカードのおかげで可能になります。《キングレムリン》→このデッキの《 ラヴァルバル・チェイン》のような枠。効果を使い終わったアンデットたちの安定した変換先。モンスターをサーチしてくれるので《ゾンビ・マスター》のコストも実質確保できることも覚えておくと便利です。《ダイガスタ・エメラル》→コンボが失敗した時のリカバリーや、単純なドローソースとしても使うことが出来ます。使い終わった後は、《FNo.0 未来皇ホープ》にでもしましょう。《FNo.0 未来皇ホープ》→効果を使い終わったランク4モンスター二体を、素材2枚分に増やすことが出来ます。痒い所に手が届く、そんなカードです。《PSYフレームロード・Ω》《ユニゾンビ》+レベル4、《サイキック・リフレクター》で出せる要員。《馬頭鬼》除外ゾーンにたまっている時にだします。《水晶機巧-ハリファイバー 》とは状況に応じて相談して出すカードを決めましょう。

・カードの不採用理由

《カメンレオン》《キングレムリン》からサーチでき、《不知火の隠者》《ゾンビ・マスター》《フォトン・スラッシャー》などが蘇生できます。アンデット族には意外と守備力0が多いためかみ合いもとても良いです。今回は、《カメンレオン》はあくまで効率のいいリソース供給手段であり、《蒼血鬼》のコンボを手助けするカードではない点、コンボを最優先したい点から採用を見送りまた。《SRベイゴマックス》→1枚でランク4を作れる要員その3です。制限カードなため、単純に《SRタケトンボーグ》という邪魔な札を引く確率に対し、《SRベイゴマックス》そのものを引く確率が見合ってないと判断しました。十二獣→実は十二獣と《蒼血鬼》は相性がいいです。十二獣のx素材が簡単に増えるギミックと、《蒼血鬼》のx素材を使い展開に還元するギミックがかみ合います。《十二獣ライカ》を使いリンク2を比較的用意に作れるため、エクストラ枠が空いたら採用も要検討です。《十二獣ドランシア》帰ってきませんかね....

4.まとめ

以上で、5500の《ガガガザムライ》を出すことに全力を出したデッキの解説は終わりです。アンデットエクシーズ自体は《 ラヴァルバル・チェイン》がバリバリ現役時代から存在していた昔ながらのテーマだったりします。《ラヴァルバル・チェイン》の禁止や、新ルール導入等々このデッキには向かい風もいいとこですが、今では派手なワンキルデッキに転生しました。意外と、今だからこそ昔とは違った魅力を持ったデッキが埋まっているかもしれませんね。ここまで読んでいただきありがとうございました。お疲れ様です。


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