目次
1.はじめに
このページを開いてくださった皆様、はじめまして。「まて」といいます。
第3回トレカライターコロシアムに参加させていただきました。今回のお題は「デッキ紹介記事」ということで、この記事の他にもいくつか投稿しようと思っているのでよろしくお願いします。
早速、デッキ紹介をしようと思うのですが、記事タイトルを見て「王(ジェネレイド)と《ウォーター・ドラゴン-クラスター》の接点」に気付いた方はいらっしゃるでしょうか。気付いた方はジェネレイドの特徴の一つを利用しようと考えた人かもしれませんね。では、デッキレシピから紹介します。
2.デッキレシピ
・モンスターカード 《ウォーター・ドラゴン-クラスター》 《プチラノドン》×2 《悪魔嬢リリス》×3 《オキシゲドン》 《ハイドロゲドン》×2 《魂喰いオヴィラプター》 《惑星探査車》×2 《デューテリオン》×3 《炎の王 ナグルファー》 《剣の王 フローディ》 《死の王 ヘル》×3 《鉄の王 ドヴェルグス》 《氷の王 ニードヘッグ》
・魔法カード 《テラ・フォーミング》 《ボンディング-D2O》 《王の試練》×2 《王の舞台》×3
・罠カード 《ダブルマジックアームバインド》×2 《トラップトリック》×2 《ボンディング-DHO》 《王の襲来》×3 《生存境界》×3
・エクストラデッキ 《I:Pマスカレーナ》×2 《アンダークロックテイカー》 《トロイメア・フェニックス》 《デコード・トーカー》 《トロイメア・ユニコーン》 《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》 《ヴァレルソード・ドラゴン》 《エヴォルカイザー・ドルカ》 《双穹の騎士アストラム》 《No.61 ヴォルカザウルス》 《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》 《FA-クリスタル・ゼロ・ランサー》 《幻子力空母エンタープラズニル》 《真竜皇V.F.D.》
3.主要なカード紹介
先程触れた「ジェネレイドの特徴」とは“トークンがたくさん出る”ということです。恐らく多くの方が「このトークンを何かに使おう」と考えたのではないかと思います。今回はその利用法の一つ「《生存境界》で『ジェネレイドトークン』を破壊して恐竜族を展開する」で《ウォーター・ドラゴン-クラスター》を特殊召喚するデッキになっています。いくつかの主要カードを紹介していきます。
《王の舞台》
《王の舞台》フィールド魔法このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。②:相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。このトークンはエンドフェイズに破壊される。
【ジェネレイド】の最重要カードでこれがないと始まらないカードです。このカードによって「ジェネレイド」モンスターと「ジェネレイドトークン」を特殊召喚し、妨害したり「ジェネレイド」モンスターを展開したりしていきます。このデッキでは何をするにも必要になってくるので、このカードをサーチ・発動できるカードは間接的なものも含め《惑星探査車》《悪魔嬢リリス》《テラ・フォーミング》《王の試練》《トラップトリック》《王の襲来》と多めに採用しています。
《生存境界》
《生存境界》通常罠①:フィールドの通常モンスターを全て破壊し、破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
こちらはこのデッキの恐竜族側の重要カードです。《王の舞台》で特殊召喚した「ジェネレイドトークン」を破壊してデッキから「レベル4以下の恐竜族モンスター」を特殊召喚します。また、墓地から除外して自分の恐竜族モンスターと相手のカードを破壊できる効果も持っています。このカードで特殊召喚したモンスターもエンドフェイズには破壊されてしまうデメリットがありますが、次のカードで軽減できます。
《プチラノドン》
《プチラノドン》地属性/レベル2/恐竜族/効果モンスター攻撃力500/守備力500①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
このカードを《生存境界》で特殊召喚して「エンドフェイズに破壊される」効果や「自分の恐竜族モンスターと相手のカードを破壊できる」効果で破壊することで「レベル4以上の恐竜族」を特殊召喚していきます。「この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない」というデメリットがありますが、このデッキでは相手ターンに特殊召喚するパターンが多いため、さして問題はありません。
《デューテリオン》
《デューテリオン》水属性/レベル5/恐竜族/効果モンスター攻撃力200/守備力1400このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズにこのカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「ボンディング」魔法・罠カード1枚を手札に加える。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ハイドロゲドン」「オキシゲドン」「デューテリオン」のいずれか1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
《プチラノドン》から特殊召喚します。このカードの効果によって「《生存境界》で特殊召喚してエンドフェイズに破壊されてしまった墓地の《オキシゲドン》」を特殊召喚して、次に紹介する《ボンディング-D2O》の発動条件を整えていきます。
《ボンディング-D2O》
《ボンディング-D2O》通常魔法このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・フィールドの「デューテリオン」2体と「オキシゲドン」1体をリリースして発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「ウォーター・ドラゴン」または「ウォーター・ドラゴン-クラスター」1体を選んで「ボンディング-H2O」の効果扱いとして特殊召喚する。②:このカードが墓地に存在し、「ウォーター・ドラゴン」または「ウォーター・ドラゴン-クラスター」がフィールドから自分の墓地へ送られた場合に発動する。墓地のこのカードを手札に戻す。
《ウォーター・ドラゴン》もしくは《ウォーター・ドラゴン-クラスター》を特殊召喚できますが、手札・フィールドに《デューテリオン》2体と《オキシゲドン》1体が必要になります。また、このカードは《デューテリオン》の手札から捨てて発動する効果で手札に加えることができます。
4.戦い方の一例
1.《王の舞台》で特殊召喚した「ジェネレイドトークン」を《生存境界》で破壊し、《プチラノドン》を2体と《魂喰いオヴィラプター》と《オキシゲドン》を特殊召喚する。
2.《魂喰いオヴィラプター》の効果で《デューテリオン》を手札に加える。
3.《王の舞台》で特殊召喚した《氷の王 ニードヘッグ》《剣の王 フローディ》《炎の王 ナグルファー》や《生存境界》の墓地から除外して発動する効果で《プチラノドン》が効果破壊以外で除去されないようにする。
4.エンドフェイズに《生存境界》の効果で特殊召喚したモンスターが破壊される。
5.効果で破壊されたことにより《プチラノドン》の効果で《デューテリオン》2体を特殊召喚し、《デューテリオン》の効果で《オキシゲドン》を墓地から特殊召喚する。
6.自分のターンに手札の《デューテリオン》を捨て《ボンディング-D2O》を手札に加ええます。場に条件のモンスターが揃っていれば《ボンディング-D2O》を発動し《ウォーター・ドラゴン-クラスター》を特殊召喚します。または、発動せず《デューテリオン》と《オキシゲドン》で攻撃しても良いでしょう。
5.その他のカード紹介
《ウォーター・ドラゴン-クラスター》
《ウォーター・ドラゴン-クラスター》水属性/レベル10/海竜族/特殊召喚/効果モンスター攻撃力2800/守備力2600このカードは通常召喚できない。「ボンディング」魔法・罠カードの効果でのみ特殊召喚できる。①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの効果モンスターはターン終了時まで、攻撃力が0になり、効果を発動できない。②:このカードをリリースして発動できる。手札・デッキから「ウォーター・ドラゴン」2体を召喚条件を無視して守備表示で特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
主役なのに”その他のカード”での紹介です。特殊召喚できれば大抵のモンスターを戦闘破壊することができます。《ウォーター・ドラゴン》を特殊召喚する効果はこのデッキでは《ウォーター・ドラゴン》が入っていないため使用できません。
《ダブルマジックアームバインド》
《ダブルマジックアームバインド》通常罠①:自分フィールドのモンスター2体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。その表側表示モンスター2体のコントロールを自分エンドフェイズまで得る。
主に「ジェネレイドトークン」をリリースして発動します。自分ターンのエンドフェイズまで相手のモンスターのコントロールを得ることができるので妨害や展開に適しています。2体を対象として発動なので相手の場のモンスターが1体になる前や対象に取れないモンスターを出される前に使った方が良いです。
6.あとがき
昔は《ウォーター・ドラゴン》を《シー・ランサー》に装備して使っていたりしたほど、【ウォーター・ドラゴン】はお気に入りなので違った形のデッキですが紹介できて良かったです。
《ウォーター・ドラゴン-クラスター》ではない通常の《ウォーター・ドラゴン》もデッキに組み込もうとしたのですが、私の力不足で上手く形になりませんでした。《ウォーター・ドラゴン》軸で組む場合は、《究極伝導恐獣》で《ウォーター・ドラゴン》を破壊するとタイミングを逃さずに効果を使用することができるためおすすめです。また《生存境界》や《プチラノドン》(もしくはこのデッキには入っていない《ベビケラサウルス》)で自分の好きな「恐竜族モンスター」を特殊召喚しても楽しいと思うので、色々と遊んでみてほしいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。