初めまして。kintaと申します。 この度第4回トレカライターコロシアムに参加させていただきました(金と名声が欲しいため) 。
普段はyoutubeチャンネル「kinta channel」で遊戯王のフリー対戦動画を投稿したりしています。頑張って収益化したい(金と名声が欲しいため)。
さて、そんな私はある日このカードに出会いました。
《トレジャー・パンダー/Treasure Panda》
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1100/守2000
(1):自分の墓地から魔法・罠カードを3枚まで裏側表示で除外して発動できる。
除外したカードの数と同じレベルの通常モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
《トレジャー・パンダー》です。
知らない人はそれほど多くない、割と有名なカードだと思います。
このカードの素晴らしい点は
ターン1がない。
それならば使うしかないでしょう(ターン1がないのは最高なので)。
このカードで大量展開をしていきたいと思います。
デッキを作ってみた
早速ですが、私のデッキを見てください。
まず、デッキの最終目標ですが、LVP3で登場した 《L・G・D》を出すことです。
《L・G・D》 リンク・効果モンスター リンク5/闇属性/ドラゴン族/攻5000 【リンクマーカー:左/右/左下/下/右下】 モンスター5体 このカードはリンク召喚でしか特殊召喚できない。 (1):このカードが、闇・地・水・炎・風属性の全てを素材としてリンク召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。 (2):フィールドのこのカードは他のカードの効果を受けず、 闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。 (3):相手エンドフェイズに発動する。 自分の墓地からカード5枚を選んで裏側表示で除外する。 5枚除外できない場合、このカードは墓地へ送られる。
「他のカードの方が良くない?」等の意見は聞きません。デッキには好きなカードを入れ、好きなカードを活躍させましょう(好きなカードを活躍させるのは最高なので)。
デッキの回し方について
このデッキのキーカードはこちらです。
《聖騎士の追想 イゾルデ/Isolde, Two Tales of the Noble Knights》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
トレジャーパンダーで大量の通常モンスターを並べるには、墓地に大量の魔法カードが必要になります。
そこで、イゾルデの(2)の効果で大量に装備魔法カードを落とすことでそれを解決します。
さらに、トレジャーパンダーと相性がいいカードも紹介します。
《召喚僧サモンプリースト/Summoner Monk》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはリリースできない。
(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
それでは次に、展開例を紹介していきましょう。
展開例①
初動は 《召喚僧サモンプリースト》 1枚と魔法カード1枚の計2枚です。
① 《召喚僧サモンプリースト》 を通常召喚。効果でギックリ腰に。
②《召喚僧サモンプリースト》 の効果発動で、魔法カードを捨てて《トレジャー・パンダー》をリクルート。
③ 《トレジャー・パンダー》 の効果発動。先ほどコストで墓地に捨てた魔法カードを除外して 《ガード・オブ・フレムベル》をリクルート。
④《ガード・オブ・フレムベル》 と 《召喚僧サモンプリースト》 で《星杯の神子イヴ》をS召喚。効果で《星遺物の守護竜》をサーチ。
⑤《星遺物の守護竜》を発動し、効果処理で墓地から 《ガード・オブ・フレムベル》を特殊召喚。
⑥《ガード・オブ・フレムベル》と《 星杯の神子イヴ 》で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚。イヴ効果で《星杯に誘われし者》、ハリファイバー効果で《アタック・ゲイナー》をそれぞれ特殊召喚。
おそらくここまでは【ドラゴンリンク】等で見かける通称「神子ファイバー」だと思います。実際強いので使っていきましょう。
⑦《アタック・ゲイナー》と《星杯に誘われし者》で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚。リンク召喚時に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》をサーチ(しなくても可)。
⑧《 聖騎士の追想 イゾルデ 》の効果を発動。デッキから6種類の装備魔法を墓地に送り、《D-HERO ディアボリックガイ》を特殊召喚。
ここが肝です。可能ならば《妖刀竹光》を墓地に送ることで《折れ竹光》や《黄金色の竹光》等をサーチするとよいでしょう。
現在盤面にはEXゾーンに 《水晶機巧-ハリファイバー》 、モンスターゾーンに 《聖騎士の追想 イゾルデ》 、 《D-HERO ディアボリックガイ》 、それとここまで空気になっていたパンダ。ここからパンダが大活躍します。
⑨《トレジャー・パンダー》の効果を発動。魔法カードを1枚除外し《ガード・オブ・フレムベル》をリクルート。
⑩ 《トレジャー・パンダー》の効果を発動。魔法カードを1枚除外し《バニーラ》をリクルート。
※相手の盤面にカードがある場合、トレパン効果で1体リクルートしてイゾルデを《熾天蝶》 に変換しておきましょう。
⑪《トレジャー・パンダー》以外の5体で《L・G・D》をリンク召喚。 《熾天蝶》 を素材にした場合は5属性使用しているので相手の盤面を更地にできます。
その後はディアボリックガイの効果でディアボリックガイ、トレパン効果で《守護竜ユスティア》で《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をS召喚したり、残った墓地の魔法カードとトレパン、ディアボリックガイで《I:P マスカレーナ》を経由した《双穹の騎士アストラム》などを立てていい感じの盤面を作りましょう。
どうでしょうか。初動は1枚ですし、最終盤面は効果を受けないモンスターと対象、効果破壊耐性&戦闘無敵のモンスター、そして1妨害。返されたとしても手札には《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》を握っていますのでそのまま戦うことができるでしょう。
こうしてみるとかなり現実的に見えます。
展開例②
もう一つ展開例を紹介します。初手に《召喚僧サモンプリースト》を握れなかった場合、このように展開します。
①「神子ファイバー」をします。方法としては《ワン・フォー・ワン》などを使用したり《予想GUY》を使用します。あとは運命力を高めてください。
②事前に《星杯の神子イヴ》で《星遺物の守護竜》を持ってきておき、《星杯の神子イヴ》で《星杯の守護竜》、《水晶機巧-ハリファイバー》で《フォーチュンレディ・パスティー》をそれぞれ特殊召喚。
③《星杯の守護竜》で《守護竜エルピィ》をリンク召喚。《星遺物の守護竜》の効果を発動し《守護竜エルピィ》をいい感じに移動します。
④《守護竜エルピィ》の効果で《妖醒龍ラルバウール》を特殊召喚。特殊召喚時の効果で 《フォーチュンレディ・パスティー》 を対象にとり、《召喚僧サモンプリースト》をサーチします。
⑤場にいるすべてのモンスターで《鎖龍蛇-スカルデット》をリンク召喚。効果で手札を整えておきます。整えられない方は運命力を鍛えておきましょう。
⑥ 《鎖龍蛇-スカルデット》 の効果を発動。手札から《召喚僧サモンプリースト》を特殊召喚。
この後の流れは似たような形です。最終盤面を意識しながら、トレパンを楽しみましょう。
実際にデュエルしてみた結果
ここまで長々と展開例を紹介してきましたが、果たして本当に戦えるのか。
実際にデュエルしてみました。
問題点①「初手の事故がすごい」
通常モンスターや装備魔法を大量に投入している以上、仕方がありません。
私のチャンネルの仲間たちは血気盛んでワンキル大好きマンなため、ハリファイバー程度では殺されてしまいます。
ちなみにDECK MAKERでは初手ドローという機能がありますので、そちらでも試してみました。
この手札でどこまでいけるか、考えてみてください。
問題点②手札誘発にやられて死ぬ
現代遊戯王は《灰流うらら》を始めとする手札誘発と、《墓穴の指名者》を始めとする手札誘発妨害カードが必須です。ちなみにうちのチャンネルの仲間たちは血気盛んなためGや幼女をぶんぶん投げつけてきます。
ですが、このデッキには入っていません。何故か。
何故かといえば、当然枠がないからです。
当然通常モンスターや装備魔法を減らすことは可能ですが、《トレジャー・パンダー》のリクルート効果や《聖騎士の追想 イゾルデ》の装備魔法を落とす効果はどちらもデッキからです。
その為、多少手札に来ても何とかなる枚数として現在に落ち着いた結果、気が付けば誘発の枠はなくなってしまいました。
現在の環境で、手札誘発なしで挑むということはそれ相応の覚悟とパワーを必要とします。極寒の冬に半袖短パン元気元気小学生スタイルで挑むようなものです。
↓ちなみに手札誘発がなかった場合
フリー対戦でも手札誘発は大事です。私が壁にならないために。
問題点③大正義に負ける
大正義といえば彼です。
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング/Number S39: Utopia the Lightning》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守2000
光属性レベル5モンスター×3
このカードは自分フィールドのランク4の「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
(1):このカードが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。
(2):このカードが「希望皇ホープ」モンスターをX素材としている場合、
このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ5000になる。
それから彼も。
《双穹の騎士アストラム/Mekk-Knight Crusadia Avramax》
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
(1):リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
(3):リンク召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
《L・G・D》は彼らに勝てません。他の盤面が返された場合、最終的に彼らに殴られて死にます。
良い点①とはいえ先攻LGDは意外と脅威
なんだかんだ「効果を受けない」という最強耐性テキストは存外脅威なようで、刺さるデッキにはとことん刺さります。
また、後攻では相手の盤面を更地にできますので、そのままワンキルまでつなぐことは容易です。まあいけたらの話なんですけど。
良い点②割と無理やり回せる
蘇生系のカードや《リンクスパイダー》、《剛炎の剣士》により、ハリファイバーやイゾルデにつなぐことは難しくありません。トレパンにどうあがいても行きつかない場合でも、戦う盤面自体を作ることはできることが多いです。
良い点③無理やり殴り勝つこともできる
通常モンスターに大量の装備魔法を付けて殴り勝つこともできます。
特に《 月鏡の盾 》は戦闘においてかなり優秀ですので、墓地に送ってばっかではなく、たまには装備してあげましょう。
最後に
トレパンを紹介するはずがLGDを紹介してしまっていました。正直LGDが目標ならトレパンである必要は何もないです。
このデッキを使用したデュエル動画もあげますので、私たちのチャンネル「kinta channel」の方も登録をお願いします!
うちのチャンネルは血気盛んな奴らが手札誘発を投げまくりますので、ご理解願います。
長々とありがとうございました!
Twitter:k_themachinegun