【DBC】3軸昆虫について

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【DBC】3軸昆虫について

目次

はじめに

はじめまして。昆虫族好きのまつしまと申します。

早速ですが、最初にこのデッキを記事にした経緯を書こうと思います。

僕は昆虫族デッキが好きで、時間があればとにかく昆虫デッキを考えたり一人回しをしています。

そんな感じで遊戯王について調べているとき、あるカードに目が止まりました。

そのカードの名は《クロシープ》

昆虫ではないですが、テキストを見て「あれ、レベル4以下なら何でも蘇生できるのか。だったら《共振虫》で落とした虫を蘇生とかもできるかも?」などと僕は思い、5~6日でひとまずデッキが作成できました。

それから数日後たまたまガチまとめさんの存在を知り、これも何かの縁かと思い勝手ながら記事を執筆させていただきました。

大したことは書けませんが、「こんなデッキもあるんだな」程度の気持ちで見て頂けたら幸いです。

デッキレシピ

「レベル3モンスターを中心としたデッキ」というのはレシピを見ただけでも何となく伝わると思います。実際その通りで、レベル3モンスターを並べて《彼岸の黒天使 ケルビーニ》 を出し、《ゴキポール》を落として星4昆虫をサーチすることで展開していきます。

採用カードについて

全てのカードを説明すると長くなってしまうので、基本展開に使用するカードの一部を抜粋して紹介します。

メインデッキのカード

《共振虫》

《共振虫》

【効果モンスター】

星4 / 地 / 昆虫族 / ATK1000 / DEF700

①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。②:このカードが除外された場合に発動できる。デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

このデッキのキーカードでかつ最も重要な昆虫です。①の効果で《デビルドーザー》をサーチし、《デビルドーザー》で《共振虫》を除外して②の効果へ繋げる動きがこのデッキの肝となります。

《ゴキポール》

《ゴキポール》

【効果モンスター】

星3 / 地 / 昆虫族 / ATK1000 /DEF1200

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4の昆虫族モンスター1体を手札に加える。この効果で通常モンスターを加えた場合、さらにそのモンスターを手札から特殊召喚できる。その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つ、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

どこから墓地へ送られてもレベル4昆虫をサーチできる便利な昆虫です。《彼岸の黒天使 ケルビーニ》のコストで墓地へ送って《共振虫》をサーチするのが基本となります。未界域で捨てる昆虫としても最適で、《ゴキポール》と特殊可能なレベル3で準初動にもなるので3枚。

《応戦するG》

《応戦するG》

【効果モンスター】

星4 / 地 / 昆虫族 / ATK1400 / DEF1400

①:相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを発動した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードの①の効果で特殊召喚されたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

《ゴキポール》と同じく《共振虫》をサーチできる昆虫です。召喚権を使用せず《彼岸の黒天使 ケルビーニ》を出して《ゴキポール》を落とした場合は《応戦するG》を経由して《共振虫》をサーチします。上記2体と比べるとこちらは手札誘発としても使用できる点が強みです。

《デビルドーザー》

《デビルドーザー》

【効果モンスター】

星8 / 地 / 昆虫族 / ATK2800 / DEF2600

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の昆虫族モンスター2体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

登場以来昆虫のエースモンスターとして君臨し続けている偉大な昆虫です。《共振虫》と非常に相性が良く、召喚条件で能動的に《共振虫》を除外できるのがこのカード最大の強みです。打点も2800と十分高く戦闘面でも頼りになる存在です。

《B・F-毒針のニードル》

《B・F-毒針のニードル》

【効果モンスター】

星2 / 風 / 昆虫族 / ATK400 / DEF800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「B・F-毒針のニードル」以外の「B・F」モンスター1体を手札に加える。②:このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

1枚で昆虫を2体並べられる優秀な昆虫です。クロシープ共振ドーザーから出す昆虫の筆頭となります。自身以外の昆虫をリリースすることで妨害にも参加でき、多くの盤面で活躍が見込めます。

《B・F-必中のピン》

《B・F-必中のピン》

【効果モンスター】

星1 / 風 / 昆虫族 / ATK200 / DEF300

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに昆虫族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分メインフェイズに発動できる。自分フィールドの「B・F-必中のピン」の数×200ダメージを相手に与える。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

《B・F-毒針のニードル》からサーチすることで即座に自身を特殊できます。素引きしても適当な昆虫を出せば出せるので腐り辛いです。

《B・F-早撃ちのアルバレスト》

《B・F-早撃ちのアルバレスト》

【効果モンスター】

星4 / 風 / 昆虫族 / ATK1800 /DEF800

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下の昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。②:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。手札・デッキから「B・F」モンスター1体を特殊召喚する。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

召喚すると墓地のレベル3以下の昆虫を蘇生できる昆虫です。《B・F-毒針のニードル》を蘇生させて《B・F-必中のピン》をサーチすると昆虫が3体並び、《甲虫装機 ピコファレーナ》の装備効果まで繋げられます。

《シーアーカイバー》

《シーアーカイバー》

【効果モンスター】

星3 / 水 / サイバース族 / ATK300 / DEF2100

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在し、フィールドのリンクモンスターのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》でこのカードを落とした後《リンクロス》をリンク召喚してリンクトークンをリンク先に出すと自己再生の条件を満たせます。既に《共振虫》を握っている場面は《ゴキポール》ではなくこちらを落とすことが多いです。

エクストラデッキのカード

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》

【リンクモンスター】

リンク2 / 闇 / 天使族 / ATK500

レベル3モンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。②:フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。③:デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。

【LINK-2 : 左下/右下】

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

このカードのお陰でレベル3を2体並べれば共振虫にアクセスできます。効果使用後は《リンクロス》の素材にすることがほとんどです。

《リンクロス》

【リンクモンスター】

リンク1 / 光 / サイバース族 / ATK900

リンク2以上のリンクモンスター1体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。そのリンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数まで、自分フィールドに「リンクトークン」(サイバース族・光・星1・攻/守0)を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「リンクトークン」をリンク素材にできない。

【LINK-1 : 下】

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

素材にしたリンクモンスターのリンク数だけトークンを生成します。後述する《プロキシー・F・マジシャン》から《始祖竜ワイアーム》を出すのに必要です。

《プロキシー・F・マジシャン》

【リンクモンスター】

リンク2 / 炎 / サイバース族 / ATK1400

効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。②:このカードのリンク先に融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。手札から攻撃力1000以下のモンスター1体を特殊召喚する。

【LINK-2 : 左下/右下】

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

《リンクロス》のリンクトークンを融合することで《始祖竜ワイアーム》を融合召喚できます。このカードの真の強みは②の効果にあり、《共振虫》を特殊することでクロシープ共振ドーザーへ繋げる架け橋となってくれます。

《始祖竜ワイアーム》

【融合モンスター】

星9 / 闇 / ドラゴン族 / ATK2700 / DEF2000

通常モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。①:「始祖竜ワイアーム」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、通常モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、このカード以外のモンスターの効果を受けない。

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

リンクトークン2体の組み合わせで融合召喚できるモンスターの1体です。対効果モンスターで除去されることがほぼなく、《クロシープ》のリンク先に置いておく融合モンスターとして優れています。ちなみに同じ組み合わせで出せる融合モンスターには《ダイプレクサキマイラ》も存在するので、展開ルート次第ではそちらを採用することも考えられます。

《クロシープ》

【リンクモンスター】

リンク2 / 地 / 獣族 / ATK700

カード名が異なるモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。このカードのリンク先のモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●儀式:自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を2枚選んで捨てる。
●融合:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
●S:自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700アップする。
●X:相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は700ダウンする。

【LINK-2 : 左下/右下】

出典 : 遊戯王OCGカードデータベース

《プロキシー・F・マジシャン》と《共振虫》でこのカードを出し、《デビルドーザー》を《クロシープ》のリンク先に出すことで任意の昆虫を吊り上げます。難易度は高くなりますが、《I:Pマスカレーナ》や《熾天蝶》と併用すれば相手ターンにも効果起動が可能です。

《甲虫装機 ピコファレーナ》

【リンクモンスター】

リンク2 / 闇 / 昆虫族 / ATK1000

昆虫族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。デッキから昆虫族モンスター1体を選び、攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。②:自分の墓地の昆虫族モンスター3体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

【LINK-2 : 左下/右下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

条件を満たすとデッキから好きな昆虫を自身以外の昆虫に装備できます。後半の効果もリソース回復に役立ち、ピン挿しの昆虫を使い回せる貴重な手段となります。2枚採用すると同名カードを回収して半永久的に昆虫を回収できるため2枚。

《熾天蝶》

【リンクモンスター】

リンク3 / 風 / 昆虫族 / ATK2100

カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。このカードのリンク素材とした昆虫族モンスターの数だけこのカードにカウンターを置く。②:このカードの攻撃力は、このカードのカウンターの数×200アップする。③:このカードのカウンターを1つ取り除いて発動できる。自分の墓地からレベル4以下の昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。

【LINK-3 : 上/左下/右下】

出典:遊戯王OCGカードデータベース

実質ノーコストで下級昆虫を蘇生できます。相手ターンに昆虫を蘇生できるのがこのカードの売りで、《B・F-毒針のニードル》 や《パラサイトフュージョナー》を蘇生させて相手の展開の妨害を狙います。

基本展開について

このデッキの目的は「《デビルドーザー》で《共振虫》を除外して昆虫を墓地へ送り、その昆虫を《クロシープ》で蘇生させる」ことです(以下、この動きをクロシープ共振ドーザーと表現することがあります)。

クロシープ共振ドーザーをする条件は、

フィールド…《プロキシー・F・マジシャン》、トークン×2(トークン以外の通常モンスターでも可)
手札…《共振虫》

この条件が揃うとクロシープ共振ドーザーで好きな下級昆虫をデッキから墓地へ送って蘇生できます。

展開例

展開の一例を書きます。
文章のみの説明となるのでわかりづらい表現もあると思いますがご了承ください。

手札…《SRベイゴマックス》1枚から

①《SRベイゴマックス》を特殊して《SRタケトンボーグ》をサーチ→《SRタケトンボーグ》を特殊→《SRベイゴマックス》と《SRタケトンボーグ》の2体で《彼岸の黒天使 ケルビーニ》をリンク召喚

②《彼岸の黒天使 ケルビーニ》のコストで《ゴキポール》を墓地へ送り、自身の攻撃力を1500にする→《ゴキポール》効果で《応戦するG》をサーチ→《応戦するG》を通常召喚→ 《彼岸の黒天使 ケルビーニ》を素材に《リンクロス》をリンク召喚→《リンクロス》効果でリンクトークン×2体を特殊→《リンクロス》と《応戦するG》の2体で《プロキシー・F・マジシャン》をリンク召喚→《応戦するG》の効果で《共振虫》をサーチ

この段階でフィールドに《プロキシー・F・マジシャン》とトークン2体・手札に《共振虫》が揃い上で書いた条件が整います。

③《プロキシー・F・マジシャン》効果でリンクトークン×2体を融合素材に《始祖竜ワイアーム》を融合召喚→《プロキシー・F・マジシャン》の効果で手札の《共振虫》を特殊→《共振虫》と《プロキシー・F・マジシャン》の2体で《クロシープ》をリンク召喚→《共振虫》効果で《デビルドーザー》をサーチ

④墓地の《共振虫》と《応戦するG》を除外して《デビルドーザー》を《クロシープ》のリンク先に特殊→《共振虫》と《クロシープ》効果発動(《クロシープ》効果をチェーン1、《共振虫》効果をチェーン2と組む)、《共振虫》効果で昆虫族を墓地へ送る→《クロシープ》効果で落とした昆虫族を特殊

これで場が
フィールド…《クロシープ》(EXゾーン)、《始祖竜ワイアーム》、《デビルドーザー》(《始祖竜ワイアーム》と《デビルドーザー》共に《クロシープ》リンク先)、レベル4以下の昆虫族モンスター
となります。

《SRベイゴマックス》を例に書きましたが、召喚権を使用せずレベル3を2体並べるか、《ゴキポール》とレベル3モンスターを並べることでも同様の展開が可能です。
レベル3を展開できるカードを大量に採用しているのはそのためです。

《クロシープ》で昆虫を蘇生した後の展開は、蘇生させた昆虫によって展開が変わります。

以下に一例として、《B・F-毒針のニードル》を蘇生させた場合の展開例を記します。

《B・F-毒針のニードル》を蘇生させた場合の展開

《B・F-毒針のニードル》効果で《B・F-必中のピン》をサーチ→《B・F-必中のピン》の効果で自身を特殊→《デビルドーザー》と《B・F-必中のピン》の2体で《甲虫装機 ピコファレーナ》をリンク召喚→《甲虫装機 ピコファレーナ》の効果で手札を1枚捨て《B・F-毒針のニードル》に《応戦するG》を装備→《甲虫装機 ピコファレーナ》の効果で墓地の《デビルドーザー》と 《B・F-必中のピン》と《ゴキポール》をデッキへ戻して1枚ドロー→《甲虫装機 ピコファレーナ》と《B・F-毒針のニードル》の2体で《熾天蝶》をリンク召喚→《応戦するG》効果で《増殖するG》をサーチ→《熾天蝶》の効果でカウンターを2つ乗せる→相手ターンに《熾天蝶》効果でカウンターを1つ取り除いて《B・F-毒針のニードル》を特殊→《B・F-毒針のニードル》の効果で《B・F-早撃ちのアルバレスト》をサーチ

これで手札に《B・F-早撃ちのアルバレスト》と《増殖するG》を確保しつつ、《B・F-毒針のニードル》で《熾天蝶》をリリースすることで相手モンスターの効果を1度無効にすることができます。先攻展開として考えると弱めですが、返しのターン《B・F-早撃ちのアルバレスト》 召喚から《B・F-毒針のニードル》を蘇生させて《B・F-必中のピン》をサーチすれば昆虫が3体並び、《甲虫装機 ピコファレーナ》の装備効果に繋げて攻めていくことができます。

今のところ思い付いている(書ける)コンボはこれぐらいです。《クロシープ》で蘇生させる昆虫とメインとエクストラによって最終場面がコロコロ変わるので、特に「この展開が最強!」というのは決まっていません。そこら辺は色々と試すなりデッキと相談するなりで自分の納得した展開にカスタマイズしていけばいいと思います。

共振虫について

おわりに入る前に僕の好きな《共振虫》について語りたいと思います(デッキとは離れた話になるので、興味のない人はこの部分を読み飛ばしていただいても構いません)。

《共振虫》は2014年4月19日に発売された「THE DUELIST ADVENT」 で登場したカードです。かつて環境デッキとして猛威を振るった「シャドール」と同じパックにひっそり収録されていました。大抵の方がシャドール・テラナイト・竜星などのテーマに目がいき、《共振虫》の存在にすら気づかなかったのではないでしょうか。それでも僕が注目したカードは《共振虫》でした。

「へぇー、こいつでドーザーサーチできるのか。うまく使えばデッキになるかも」

そんな感じでシンクロ主体の昆虫デッキを組んだのを今でも覚えています。今思えばあれが昆虫デッキの原点だったのではないかと思います。当時は《レベルスティーラー》が現役で、《共振虫》からスティーラーを落としてチューナーを並べてからの連続シンクロでビートダウンをするのが主流でした。場に上級モンスターさえ存在すれば何度でも墓地から蘇り、《共振虫》から落とす昆虫族で紛れもなく最強でした。

同年の12月には《ジェット・シンクロン》と《アクセル・シンクロン》が登場したことでシンクロが強化され、先攻で《シューティング・クェーサー・ドラゴン》や《ナチュル・ビースト》、《スターダスト・ウォリアー》などの強力シンクロモンスターを複数並べられるようにもなりました。

しかしながら2016年の10月にスティーラーが禁止カードに指定され、《共振虫》は最強の相方を失ってしまいました。

それからしばらくは《ナチュルの神星樹》を取り入れた「植物昆虫」を回して冬の時代を過ごしていました。いかに自分の構築がスティーラーに依存していたのかを味わっていた時期でもありました。

とはいえ冬の時代がいつまでも続いていたわけでもありません。2018年の7月15日に「SOUL FUSION」が発売されたのを契機に、冬眠生活を強いられていた昆虫にも春が訪れました。優秀なサーチャー《ゴキポール》を筆頭に、バニラ昆虫をサポートするフィールド魔法《G・ボールパーク》、翌日のジャンプビクトリーカーニバル2018で配布された《G戦隊 シャインブラック》、8月3日に発売された最強ジャンプ9月号の付録カード《超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG》などと次々と昆虫族新規が登場し、昆虫デッキ全般が大幅に強化されました。

特に《ゴキポール》がスティーラー以来の墓地へ落としてアドバンテージが稼げるカードであり、《共振虫》の墓地送りを星4昆虫族のサーチとして使用できるようになりました。共振ドーザーをしたついでに後続の昆虫を確保できるようになったのは大きな変化でした。

2019年に入っても《虫忍ハガクレミノ》《熾天蝶》などの昆虫族リンクが登場したことで昆虫族は強化されました。両者共墓地の昆虫を蘇生させるカードで、共振虫の墓地送りが益々実用性を増しました。

テーマとしては「B・F(ビーフォース)」の登場でシンクロ召喚を中心とした昆虫が組みやすくなり、特に《B・F-毒針のニードル》、《B・F-必中のピン》、《B・F-早撃ちのアルバレスト》の3体は汎用性か高く、今回紹介したデッキにもそれぞれ1枚ずつ採用しています。

そんなこんなで5年以上《共振虫》を使い続けているのですが、僕はこのカードにものすごく可能性を感じています。

何故かというと「フィールドから墓地へ送られた場合の効果と除外された場合の効果を両方持ちつつ、なおかつどちらもターン1がない」からです。

《共振虫》と似た効果を持つカテゴリに「サンダードラゴン」が存在します。あちらもフィールドから墓地へ送られた場合の効果と除外された場合の効果を両方持ち合わせているモンスターが存在しますが、同一ターンいずれか1つの効果しか使用できないという制約があります。

一方《共振虫》にはそのような制約は一切無く、条件さえ満たせば1ターンに何度でも上級昆虫をサーチしたり墓地へ昆虫を送れます。

そう、1ターンに一度の制約がない、そこが共振虫の強みのひとつです。

何が言いたいかというと、今後リリースさせるカードに《共振虫》を容易に使い回せたり、サーチ先の上級昆虫に強力なモンスターが登場すれば、爆発的にアドバンテージを稼げるカードになり得るということです。

《レベルスティーラー》が禁止になった日、何故スティーラーが禁止になったのかを考えました。答えは簡単、「1ターンに一度の制約がないから」。

もし《共振虫》の効果を1ターンに5回も6回も使用できたら…?

サーチした上級昆虫が禁止カードのマスターP並みに強いとしたら…?

もう勝利は目前です。勿論それらを可能にするカードがこれから出るとは限りませんが、それほどの可能性を《共振虫》は秘めているわけです。

それにしてもターン1がないというのは本当に素晴らしいです。悪魔族をサーチできる《魔犬オクトロス》にはちゃんとターン1があるのに《共振虫》にターン1がないのが不思議です。昆虫族はマイナーだからという理由で甘く設定されたのでしょうか。もしそうだとしたらマイナーというのも悪くないかもしれませんね。

「このカード名の①②効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない」という一文が《共振虫》に書かれていたとしたら、今回こうしてデッキ紹介することもなかったでしょうから。

おわりに

昆虫族はまだまだ発展途上のデッキです。人気のドラゴン族や魔法使い族と比べるとどうしてもマイナーな種族ですが、実際にデッキを組んで回してみると面白い動きをしてくれます。クロシープ共振ドーザーのコンボは今後リリースされる昆虫族にも応用できるので、将来性は大いにあると考えています。

長々と色々書きましたが、要するに「クロシープ共振ドーザーで好きな下級昆虫にアクセスできる」ことを伝えたかっただけです。それさえ伝わればこの記事を書いた意味もあったと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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コメント (4)

匿名

いつも目からウロコの展開でとっても参考にさせて頂いてます!
このギミックを上手く転用すればもしや、電子光虫デッキが構築できたり!?

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まつしま

コメントありがとうございます。
昔からコンボを考えるのが好きなので、そう言って頂けると僕としても励みになります。

電子光虫にも応用できると思うので、構築の参考にして頂けたら幸いです。

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匿名

面白かったです。ありがとうございました

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まつしま

こちらこそ記事を読んで頂きありがとうございます。
楽しんでもらえたようで何よりです。

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