はじめに
こんにちは、はみるとんです!
今回は《マジシャンズ・ソウルズ》について紹介していきます!
ドロー、展開、墓地肥やしと様々な能力を持ち、【ブラック・マジシャン】系統のカードでありながら様々なテーマで活躍を見せる《マジシャンズ・ソウルズ》、そのポテンシャルをフルに発揮するにはどのようなギミックがあるのか知るのが一番です。というわけで、今回は《マジシャンズ・ソウルズ》の強みを隅から隅まで研究し尽くしましょう!
目次
《マジシャンズ・ソウルズ》とは
【 効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを特殊召喚する。
●このカードを墓地へ送る。
その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。
②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。
墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。
《マジシャンズ・ソウルズ》はデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-で登場した【ブラック・マジシャン】関連のサポートカードです。
デッキから《ブラック・マジシャン》を呼び出す事の出来る能力を持っているのですが、「魔法使い族を墓地へ送る事が出来る」「召喚権を使わず出せるレベル1モンスターである」「魔法・罠カードを墓地へ送りつつドローが出来る」など様々な効果を持つため、【ブラック・マジシャン】以外のデッキでも活躍する事が出来ます。
《マジシャンズ・ソウルズ》にアクセスする方法
《マジシャンズ・ソウルズ》は「ブラック・マジシャン」のカード名がテキストに記されたカードであることから、《イリュージョン・オブ・カオス》でサーチする事が出来ます。
【 儀式モンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2100 / 守2500
「カオス・フォーム」により降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
儀式モンスターを除く、「ブラック・マジシャン」またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
②:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの持ち主の手札に戻し、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚し、その発動した効果を無効にする。
このカードは儀式モンスターでありながら、儀式召喚しなくても手札で使えるサーチ効果を持っているので、儀式モンスターへのアクセスが成功するだけで実質的に《マジシャンズ・ソウルズ》にアクセスできます。
《イリュージョン・オブ・カオス》にアクセスできるカード
- 《儀式の準備》
- 《魔神儀-カリスライム》(《魔神儀-タリスマンドラ》を特殊召喚)
- 《マンジュ・ゴッド》
- 《センジュ・ゴッド》
- 《虹光の宣告者》(《宣告者の神巫》や《ゲール・ドグラ》で落とす)
上記以外にも様々なカードが存在し、召喚権を使わないカードだけでも《儀式の準備》《魔神儀-カリスライム》の2種類が存在し、合計12枚積むことが出来ます。
このカードの登場によって、元々主軸にはしづらかった《マジシャンズ・ソウルズ》がその気になれば20枚近く積めるカードとなり、デッキコンセプトとしてメインギミックに据える事が出来るようになりました。
墓地へ送られた場合に強い魔法・罠カード
まずは《マジシャンズ・ソウルズ》の墓地へ送る効果と相性の良いカードを見ていきましょう。
この効果は魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送りそのまま送った枚数分のドローに変換する事が出来るので、そのまま適当な魔法・罠を墓地へ送っても損失無しでドローする事ができるのですが、墓地へ送られた場合にアドバンテージを得られるカードと組み合わせる事で真価を発揮します。
サーチ・リクルートなど展開に繋がるカード
墓地や場の状況に関係なく、「墓地へ送った時点で発動が確定するカード」は、《マジシャンズ・ソウルズ》と一緒に引くだけで仕事が確定するので特に相性が良いです。
中でも展開やサーチに繋がるカードは、《マジシャンズ・ソウルズ》の「召喚権を残し、ドローを行いながら該当カードを墓地へ送る」という性質と非常に噛み合っています。
※マークがついているカードは墓地へ送られたターンには発動不可です
カード名 | 条件 | 効果 |
《汎神の帝王》 | 墓地から除外 | 【帝王】魔法・罠サーチ |
《おジャマジック》 | 手札・場から墓地へ送られる | おジャマイエロー、グリーン、ブラックをサーチ |
《緊急ダイヤ》 | セット状態から墓地へ送られる | 機械族・レベル10モンスターをサーチ |
《呪われしエルドランド》 | 魔法&罠ゾーンから墓地へ送られる | 【エルドリッチ】モンスターまたは【黄金郷】魔法・罠を墓地送り |
《魔術師の再演》 | 墓地へ送られる | 【魔術師】永続魔法をサーチ |
《トイポット》 | 墓地へ送られる | 《エッジインプ・シザー》または【ファーニマル】モンスターをサーチ |
《機殻の生贄》 | 場から墓地へ送られる | デッキから【クリフォート】モンスターサーチ |
《デーモンの杖》 | 装備状態で墓地へ送られる | 1000LP払い自身を手札に戻す |
《妖刀竹光》 | 墓地へ送られる | 【竹光】カードをサーチ |
《Kozmo-レイブレード》 | 場から墓地へ送られる | 800LP払い自身を手札に戻す |
《トラミッド・クルーザー》 | 場から墓地へ送られる | 【トラミッド】モンスターをサーチ |
《閃刀空域-エリアゼロ》 | 場から墓地へ送られる | 【閃刀姫】モンスターをリクルート |
《ナチュルの神星樹》 | 墓地へ送られる | 【ナチュル】カードをサーチ |
《マーシャリング・フィールド》 | 場から墓地へ送られる | 《RUM-アージェント・カオス・フォース》をサーチ |
《マジシャンズ・コンビネーション》 | 場から墓地へ送られる | フィールドのカードを1枚選んで破壊 |
《月光香》 | 墓地から除外し、手札を1枚捨てる | 【ムーンライト】モンスターをサーチ |
《Walkuren Ritt》 | 墓地から除外 | 《時の女神の悪戯》サーチ |
【エルドリクシル】カード | 墓地から除外 | 【黄金郷】カードをセット |
《古代の機械射出機》 | 墓地から除外し、場の表側カード破壊 | 《古代の歯車トークン》を特殊召喚 |
《極星宝フリドスキャルヴ》 | 墓地から除外 | 【極星】モンスターをサーチし、手札を1枚デッキに戻す |
《沈黙の剣》 | 墓地から除外 | 【サイレント・ソードマン】モンスターをサーチ |
《電脳堺門-青龍》 | 墓地から除外 | 【電脳堺】モンスターをサーチし、手札を1枚墓地へ送る |
《サルガッソの灯台》 | セット状態から墓地へ送られる | 《異次元の古戦場-サルガッソ》をサーチ |
《サイレント・バーニング》 | 墓地から除外 | 【サイレント・マジシャン】モンスターをサーチ |
《バスター・モード・ゼロ》 | 墓地から除外 | 【バスター・モード】をセット(セットしたターンに使える) |
《ヒステリック・サイン》 | 手札・場から墓地へ送られる | エンドフェイズに【ハーピィ】カードを3種類までサーチ |
《方界業》 | 墓地から除外 | 【方界】モンスターをサーチ |
《光の霊堂》 | 墓地から除外 | 《滅びの爆裂疾風弾》サーチ |
《氷結界》 | 墓地から除外 | デッキからレベル5以上の水属性を落とし、墓地の水属性を回収 |
《ワールド・ダイナ・レスリング》 | 相手の方がモンスターが多い時、墓地から除外 | 【ダイナレスラー】モンスターをリクルート |
《方界降世》 | 相手の方がLPが2000以上多いとき、墓地から除外 | 《方界胤ヴィジャム》をリクルート |
《ブレイク・ザ・デステニー》 | 墓地から除外 | 【D-HERO】のカード名が記された魔法・罠カードサーチ |
《ボンディング-DHO》 | 墓地から除外 | 【ウォーター・ドラゴン】モンスターサーチ |
《月光小夜曲舞踊》 | 墓地から除外し、手札を1枚捨てる | 【ムーンライト】モンスターをリクルート |
《ブレイズ・キャノン・マガジン》 | 墓地から除外 | 【ヴォルカニック】カードを墓地送り |
《オルフェゴール・クリマクス》 | 墓地から除外(※) | 機械族・闇属性モンスターをサーチ |
《「A」細胞組み換え装置》 | 墓地から除外(※) | 【エーリアン】モンスターをサーチ |
《F.A.シェイクダウン》 | 墓地から除外(※) | 表側カードを破壊し、【F.A.】モンスターをリクルート |
《妨げられた壊獣の眠り》 | 墓地から除外(※) | 【壊獣】モンスターをサーチ |
《黒竜降臨》 | 墓地から除外(※) | 【レッドアイズ】魔法・罠をサーチ |
《雷龍融合》 | 墓地から除外(※) | 雷族モンスターをサーチ |
《おジャマデュオ》 | 墓地から除外(※) | 【おジャマ】モンスターを2体リクルート |
《PSYフレーム・オーバーロード》 | 墓地から除外(※) | デッキから【PSYフレーム】カードをサーチ |
墓地から除外(※) | ||
《U.A.ペナルティ》 | 墓地から除外 | 【U.A.】魔法カードをサーチ |
《超整地破砕》 | 墓地から除外 | 《超接地展開》または《超信地旋回》をセット |
《リミッター・ブレイク》 | 墓地へ送られる | 《スピード・ウォリアー》をリクルート |
特定のカードを経由することで有効になる展開系カード
以下のカードは、《マジシャンズ・ソウルズ》を場に出した際の「デッキから魔法使い族を墓地へ送る」「《マジシャンズ・ソウルズ》自体が場にいる」という要素だけで前提条件となる発動条件が満たせるカードです。
※マークがついているカードは墓地へ送られたターンには発動不可です
カード名 | 条件 | 効果 | 手順 |
《魂のしもべ》 | 墓地から除外 | 【守護神官】モンスター、《ブラック・マジシャン》、《ブラック・マジシャン・ガール》の種類の数ドロー | 特殊召喚効果で該当モンスターを落としておく事で1ドロー |
《星遺物の交心》 | 墓地から除外 | 【クローラー】モンスターをリンク先にセット | 《マジシャンズ・ソウルズ》で《リンクリボー》をリンク召喚しておく事でリンク先を用意 |
《魔神火炎砲》 | 魔法&罠ゾーンから墓地へ送られる | 【封印されし】【エクゾディア】モンスターを墓地から回収 | 特殊召喚効果で【エクゾディア】モンスターを落としておく事で回収 |
《SPYRAL MISSION-救出》 | 墓地から除外 | 【SPYRAL】モンスターを蘇生 | 特殊召喚効果で《SPYRAL-グレース》を落としておく事で蘇生 |
【影霊衣】儀式魔法 | 場にモンスターが存在しない時、墓地から【影霊衣】モンスターとともに除外 | 【影霊衣】儀式魔法をサーチ | 特殊召喚効果で《ヴァルキュルスの影霊衣》などを落としつつ《マジシャンズ・ソウルズ》を場から退かす |
その他のメリットのあるカード
その他、除去やドローなど、さまざまなメリットのあるカードたちです。
これらのカードは特に場で発動する方の効果も汎用性が高い事が多く、無理なく嵩増しが出来ます。
※マークがついているカードは墓地へ送られたターンには発動不可です
カード名 | 条件 | 効果 |
《ギャラクシー・サイクロン》 | 墓地から除外(※) | 表側の魔法罠カードを1枚破壊 |
《雪花の光》 | 墓地から除外 | 手札のモンスターを1枚デッキに戻し1ドロー |
【真竜】永続魔法 | 場から墓地へ送られた場合 | 魔法罠カードを1枚破壊 |
【真竜】永続罠 | 場から墓地へ送られた場合 | モンスターを1体破壊 |
《黒いペンダント》 | 場から墓地へ送られた場合 | 500ダメージを与える |
《魔玩具厄瓶》 | 墓地へ送られた場合 | 相手のモンスター1体の攻撃力を半分にする |
《帝王の轟毅》 | 墓地から除外 | 場の全ての表側モンスターを宣言した属性にする |
《7》 | 場から墓地へ送られた場合 | 700LP回復 |
《使い捨て学習装置》 | 場から墓地へ送られた場合 | エンドフェイズに自身をセット |
《炎王の孤島》 | 場から墓地へ送られた場合 | 自分のモンスターをすべて破壊 |
《小人のいたずら》 | 墓地から除外 | お互いの手札のモンスターのレベルを1つ下げる |
《仁王立ち》 | 墓地から除外 | 対象の場のモンスター1体にしか攻撃できなくなる |
【バージェストマ】罠カード | 罠カードが発動 | 墓地からモンスターとして特殊召喚 |
《妖怪のいたずら》 | 墓地から除外 | 場のモンスター1体のレベルを1つ下げる |
《幻影騎士団トゥーム・シールド》 | 墓地から除外(※) | 自分ターンに相手の罠カードをターン終了時まで無効 |
《スキル・プリズナー》 | 墓地から除外(※) | 場のカードを1枚を選び、対象耐性 |
《巨神封じの矢》 | EXから相手が特殊召喚 | 墓地のこのカードをセット |
《迷い風》 | EXから相手が特殊召喚 | 墓地のこのカードをセット |
《ブレイクスルー・スキル》 | 墓地から除外(※) | 自分ターンに相手のモンスター1体の効果を無効 |
《ハイレート・ドロー》 | 相手メインフェイズに発動 | 自分のモンスターを破壊し、墓地のこのカードをセット |
《スキル・サクセサー》 | 墓地から除外(※) | 自分のモンスター1体の攻撃力を800アップ |
《幻影騎士団シャドーベイル》 | 直接攻撃宣言時に発動 | 墓地のこのカードを通常モンスター扱いで特殊召喚 |
【ダイノルフィア】通常罠 | 自分のLPが2000以下で相手が効果を発動した時、墓地から除外 | このターン相手の効果によるダメージを0にする |
【ダイノルフィア】カウンター罠 | 自分のLPが2000以下で戦闘ダメージを受けるダメージ計算時、墓地から除外 | その戦闘で発生する自分へのダメージを0にする |
《光の護封霊剣》 | 墓地から除外 | このターン相手は直接攻撃できない |
墓地へ送る魔法使い族モンスター
《マジシャンズ・ソウルズ》で墓地へ送る事の出来るレベル6以上の魔法使い族モンスターには、墓地へ送られる事で直接アドバンテージを得られるようなカードは存在していません。
よって、この効果のために何らかのモンスターを追加するというよりは、基本的には《イリュージョン・オブ・カオス》を落としておくのが良いでしょう。
【SPYRAL】デッキにおける《SPYRAL-グレース》や【S-Force】デッキにおける《S-Force プラ=ティナ》など、一度墓地へ送っておくことでテーマ内の蘇生カードと組み合わせる事の出来るようなギミックではこちらを優先して墓地へ送りましょう。
汎用的な採用しやすいレベル6以上魔法使い族モンスター
- 《イリュージョン・オブ・カオス》
- 《究極封印神エクゾディオス》
- 《妖眼の相剣師》
- 《教導の騎士フルルドリス》
- 《アストログラフ・マジシャン》
- 《カオス・ソーサラー》
《マジシャンズ・ソウルズ》と相性の良いカード
《神聖魔皇后セレーネ》
【 リンクモンスター 】
星3 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1850 /
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。
②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
《マジシャンズ・ソウルズ》を素材に絡める事でリンク召喚する事ができ、《マジシャンズ・ソウルズ》の特殊召喚時にデッキから墓地へ送った魔法使い族モンスターをそのまま蘇生する事が出来ます。
墓地の魔法カードを参照する効果も《マジシャンズ・ソウルズ》のドロー効果と相性が良く、非常に使い勝手が良いです
《宣告者の神巫》
【 チューナーモンスター 】
星2 / 光属性 / 天使族 / 攻500 / 守300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
《虹光の宣告者》を落とすことで《マジシャンズ・ソウルズ》にアクセスしつつ、レベル6チューナーとして扱うことができるので、レベル7シンクロに繋げたり《水晶機巧-ハリファイバー》を出したりと幅広い展開に繋げる事が出来ます。
特に《パワー・ツール・ドラゴン》から《SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド》をサーチして《マジシャンズ・ソウルズ》で落とした《SPYRAL-グレース》を蘇生する動きがかなり強力で、【SPYRAL】デッキの新たなギミックとして注目されています。
《マジシャンズ・ソウルズ》と相性の良いデッキ
【ゴーストリック】
【 エクシーズモンスター 】
星1 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻1000 / 守0
レベル1モンスター×2
①:このカードの攻撃力は、自分フィールドの「ゴーストリック」カードの数×200アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
③:このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「ゴーストリック」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
特殊召喚できるレベル1モンスターという観点から非常に優秀なモンスターで、【ゴーストリック】魔法・罠カードをドローに変換しておくことで後から《ゴーストリック・デュラハン》の回収効果によってサルベージを行う事が出来ます。
場に《マジシャンズ・ソウルズ》が安定して出ることで《ワンチャン!?》から《ゴーストリック・マリー》をサーチしてエンドフェイズにダメージを受けつつリクルートを行うコンボも安定して行う事ができます。
【ウィッチクラフト】
【通常魔法】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の墓地の「ウィッチクラフト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
【ウィッチクラフト】魔法カードはすべて「場に【ウィッチクラフト】が存在する場合、エンドフェイズに手札に戻る」という共通効果を持っているため、《マジシャンズ・ソウルズ》でドローに変換した上で自身を回収する事が出来ます。
また、《マジシャンズ・ソウルズ》の効果で墓地へ送る魔法使い族に関しても【ウィッチクラフト】モンスターを墓地へ送る事が出来、蘇生系のカードとの相性が良いです。
【帝王】
【 通常魔法 】
「汎神の帝王」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札の「帝王」魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「帝王」魔法・罠カード3枚を相手に見せ、相手はその中から1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分の手札に加え、残りをデッキに戻す。
《汎神の帝王》《帝王の轟毅》などの墓地で発動できる【帝王】カードが多いほか、《マジシャンズ・ソウルズ》自身が特殊召喚できるモンスターとしてリリース要因になってくれます。
また、《イリュージョン・オブ・カオス》で《幻想の見習い魔導師》をサーチすることでアドバンス召喚を成立させることができるので、《帝王の開岩》と一緒に引いた際はそちらの動きを優先するなど、さまざまな要素が【帝王】の動きとかみ合っています。
【メタルフォーゼ】
【永続罠】
①:1ターンに1度、融合モンスターが融合召喚された場合、その融合モンスターよりレベルが低い、自分の墓地の「メタルフォーゼ」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「メタルフォーゼ」モンスター1体を手札に加える。
《マジシャンズ・ソウルズ》によって《メタルフォーゼ・コンビネーション》を墓地へ送ることで【メタルフォーゼ】モンスターをサーチすることができ、サーチした【メタルフォーゼ】モンスターのP効果で《マジシャンズ・ソウルズ》を破壊することで【メタルフォーゼ】魔法・罠カードをセットできる、といった具合にメインの動きとかなり噛み合っています。
【メタルフォーゼ】モンスターのP効果は表側のカードしか破壊できないので、セットした《メタルフォーゼ・コンビネーション》をすぐさま墓地へ送ることができない、という点を《マジシャンズ・ソウルズ》で補う事で無駄のない展開に繋がります。
終わりに
いかがでしたでしょうか?これらの相性の良いカードたちを組み合わせれば《マジシャンズ・ソウルズ》という便利なカードのポテンシャルを十二分に発揮することの出来るデッキになること間違いなしです!
他にも今回触れた要素以外に「大量にドローすることに意味を持たせる」「《ブラック・マジシャン》を場に出す事も出来る」など、様々な要素を持ったモンスターであり、その使い道無限大です!
是非皆さんも《マジシャンズ・ソウルズ》を主軸にデッキを組んでみてください。
また、今回の記事は「墓地へ送られて強い魔法・罠カード」のまとめページとしても役立ちますので、ぜひブックマークを行っておき、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》や《おろかな副葬》など、《マジシャンズ・ソウルズ》以外の手段で墓地へ送る魔法・罠カードを悩んでいる際などにもぜひ読んでみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!