「ガチ」に近づく、勝つための思考-プレイング編-

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「ガチ」に近づく、勝つための思考-プレイング編-

【前回の記事】「ガチ」に近づく、勝つための思考-デッキ構築編-

はじめに

こんにちは、みりおんです!

今回は『勝つための思考』第二弾ということで、プレイングに関してお話ししていきたいと思います。

「大会に出ているけどなかなか勝ちきれない……」
「もっとカードゲームの実力をつけたい!」

といった方には特にオススメの記事となっています!

もちろん大会出場層のみならず全てのプレイヤーに通じることなので、ぜひ読んでみてください!

プレイングはカードゲームの絶対条件

まず初めに、プレイングの重要性について確認していきたいと思います。

極端な例からいきますが、以下のシーンを想定してみてください。

自分フィールド:《奈落の落とし穴》《魔法の筒》がセットされている状態自分の手札・墓地:なし自分のLP:100

相手フィールド:攻守0のトークン2体、セットカード1枚
相手の手札:1枚
相手の墓地:なし
相手のLP:100

この状況で相手ターン、相手はトークン2体をリリースし、《青眼の白龍》をアドバンス召喚しました。

この状況で、あなたはどのようなアクションを起こしますか?

上記のケースでは、どちらも発動しない場合敗北が決定するため選択肢が2つに絞られます。

《奈落の落とし穴》を発動せず、相手の《青眼の白龍》の攻撃宣言時《魔法の筒》を発動する・《奈落の落とし穴》を発動し、《青眼の白龍》を除去する

一見《魔法の筒》を発動すれば勝てる、といった風に見えますが、相手にはセットカードがあるので、それが《神の宣告》のようなカードだった場合には逆に敗北してしまいます。《奈落の落とし穴》を発動した場合、相手のライフは0にできませんが《魔法の筒》を温存することができます。しかし相手にとどめを刺すことはできないので、そのあとの試合展開次第で敗北する可能性もあり得ます。

このようなシンプルな盤面のシーンでも、プレイングが試合には大きく関わってきます。ましてや現在の遊戯王は多大なカードプールによってあらゆる状況が存在しているので、プレイングは試合展開を一番左右する要素といっても過言ではありません。

また現在は手札誘発系カードの存在から、大会環境などでは先攻1ターン目から相手の妨害を考慮に入れなければいけませんし、後攻側も手札誘発を使うタイミングを見極めなければいけません。そのため、最初からプレイの一挙動が試合の展開を大きく変える可能性があります。

このことから、プレイングはカードゲームをプレイするにあたって、上達するための絶対条件であると言えます。

プレイング上達への三箇条

ここでは僕自身が考える『プレイング上達の三箇条』をお伝えします。

手なりでプレイするのをやめる

手なりでプレイするとは、ここでは「とりあえずこれをプレイしよう」「なんとなくこっちのカードを使った方が良さそう」などの熟考せずにプレイすることを指します。
特別な理由がない限りは、基本的に手なりでプレイするのはやめた方が良いです。というのも手なりプレイは、

・どれが正しい選択肢かわからない
・経験則から「こちらの方が安定した選択肢らしい」という先入観

といった要因から起こるもので、手なりプレイが全て間違っているというわけではないのですが、本来ならば全てのプレイに最善手を求めるべきで、妥協・思考放棄するのは勝利へと遠ざかる行為です。
特に経験則からの先入観はかなり危険で、そこからのミスを拾われて負けてもいつもと同じプレイで負けたから仕方ないと思い込んでしまい、いつまでも経験則にしがみついて間違いを正すことができないことが起こり得ます。

思考放棄せず、常に最善手を求めてプレイしましょう。

ゲームに勝利するためのプランニングをする

ゲームに勝利するためのプランニングとは、先の行動、先のターンに起こりうる事象を想定してプレイを考えることです。例えば罠型の【コード・トーカー】デッキで初手に《ドットスケーパー》《サイバネット・マイニング》があり、他の手札は罠カードで、他に初動となるカードがなかった場合を考えてみましょう。この場合、《ドットスケーパー》をコストに《サイバネット・マイニング》を発動する、罠カードをコストに《サイバネット・マイニング》を発動する、《ドットスケーパー》召喚から入り《サイバネット・マイニング》を温存する、など様々な選択肢が存在します。


どの選択肢もメリット・デメリットがあります。手札誘発をもらっても大丈夫か、通ったときのリターンはどの程度か、ターンを渡したときのこちらの妨害は十分か、往復何ターンで勝てそうか、などの考えることは山ほどありますが、大会などではエクストラターン・エクストラデュエルがあり思考時間は有限なので、限られた時間で最善手へと導く能力を養わなければなりません。
この能力は経験を積んで質の良い調整をすることで自然と身についていくはずです。

これがうまくできるとかなり上達へと近づくと思っています。

意図の明確化をする

「このプレイはこういう理由があってこの選択肢をとった」と意図を持ってプレイしましょう。先ほどの『手なりプレイをやめる』とも繋がるところがあります。なんとなくでプレイすると間違いの元となり、その後の反省もできないので、プレイ一手一手の意味を考えながら試合をしましょう。
他人のプレイを見て学ぶのも良いでしょう。直接見ているのであれば試合後に疑問点を聞いてみる、対戦動画を見ているのであれば自分ならどうするか、結果的に自分の考えは合っていたかを試合の流れを見て答え合わせするのも良いと思います。

試合を振り返ろう

試合が終わったら忘れないうちに試合を振り返ってみましょう!
しかし、どの点に着目して試合を振り返れば良いのでしょうか? 僕が試合を振り返るときに意識している点を紹介します。

・各所で最善手を打てたかどうか
・最善手でなければ、どうすれば最善手であったか

この2つは先ほどの『手なりプレイ』をやめるため、最善手を常に打てるようになるために必要なことで、振り返ってみることでアラを発見し次へのプレイに生かすことができます。


・分岐点はどこに存在したか

最善手の話にも繋がることなのですが、いずれかの選択肢を選ぶ、いわゆる分岐点が試合中には存在するかと思います。ここで最善手を選択できると良いのですが、間違った選択肢をとってしまう場合も中にはあるでしょう。ここでこの選択肢を取れば状況は変化していたか、などの分岐点を洗いざらい見直して、勝ち筋はあったか、負け筋はあったか、を冷静に分析してみましょう。実は試合中に分岐点に気づかないパターンも多々あるので、振り返ることでその分岐点の発見ができるときもあります。

また、自分相手問わず気になったプレイについて、対戦相手に聞いてみるのも良いと思います。自分視点ではわからなかったことも相手視点では気づける、といったパターンがよくあり、自他ともに今後のプレイを磨けるチャンスです。積極的に聞いてみることを推奨します。

プレイングミスを減らすには

これは本当に難しい問題なのですが、人間誰しもどこかでミスはしてしまうものです。本番のミスを減らすためにも、逆にミスを経験しておくことでこれからは忘れないように記憶に刻み、大会本番などにミスを回避するのが一番かと思っています。大事なところ以外は何事も経験なので、普段は細心の注意を払いつつもミスをしてしまったときにはミスとして受け入れ、覚えておくことが大事だと考えています。
何やら精神論のような感じになってしまいましたが、プレイングミスは自分との戦いなので経験値を積むのが一番です。

おわりに

カードゲームを構成する要素の中で、プレイングは構築のようにコピーすることもできないのでひたすら自分を磨くしかないです。僕自身もまだまだプレイングは未熟だと思っているので、高みへのぼり続けるのみ。この記事を通して少しでも参考になった部分があれば幸いです。もちろん、一意見として捉えておいて他の意見ともすり合わせて自分自身の納得のいく意見を持つのがベストだと考えています。

今後もみなさんのためになるような「ガチ」の記事を掲載するつもりなので、どうぞよろしくお願いします!

それではまた!


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