はじめに
読者の皆さま、こんにちは。かもめ先生です。
さて、遊戯王界隈における2月と言えば、アレですね。

そう、「遊戯王 マスターデュエル(MD)」の周年ですね。
2022年のサービス開始から、早3年。
今は3周年記念ということで、MD界隈もさぞ盛り上がっているという訳です。

ちなみに今は「ルーキー&カムバック」キャンペーンということで、新規勢&復帰勢にはうれしいイベントが開催されています。
お知り合いとイベントコードを交換することで【烙印】デッキやジェム(石)がもらえるので、是非とも活用すると良いでしょう。
2025年の2/6~4/10までの予定となっているので、参加しようと考えてる方はお早めに。
かく言う筆者自身も、最近(1月頃)になってMDを再開した復帰勢でもあります。
2年ほど放置されてたアカウントで再開したこともあり、浦島太郎状態でランクマッチに飛び込んで、当然のようにボコボコにされてきました。
とはいえ復帰キャンペーンこそあれど手持ちの石も多くないし、手持ちのデッキは型落ちだしでどうしたものだろうか。
そう思って「MDで格安デッキを考えるか~~」となった知見を、今回は皆さまに共有しようかなと思った次第でございます。
またMD配信当初にも、いくつかの格安デッキを紹介しています。
さすがに現在だとパワー不足感が否めませんが参考になる部分もあるかもなので、もしまだ読んだことがない方は是非一度お読みいただければ幸いです。
それでは、よろしくお願いします。
目次
ストラクチャーデッキについて
格安デッキと言えば、やはり土台となるのは「ストラクチャーデッキ」です。
とくにMDだと、1からカードを集めてデッキを構築するとなると、かなり多くのリソース(主にUR・SR)を要求されてしまいます。
新規で始めたり復帰で戻ってきたりしたばかりでは、どうしても色んなものが不足していることでしょう。
できれば初めのころは、汎用カードのUR(《灰流うらら》や《増殖するG》など)を交換した方が、結果として効率よくデッキを強化することができるというところもあります。
もちろん「〇〇のデッキで戦いたい!!」と強い思いがあるのなら、そちらを優先した方が良いです。
やっぱりモチベーションに繋がりますし。
その場合はURやSRで交換したり、石を使ってシークレットパックをひたすら剥いたりして、テーマのカードを集めていきましょう。
ですがやっぱりお金というのは大事なもの。
そういった意味で500ジェムで1つ購入できる「ストラクチャーデッキ」は、新規勢&復帰勢の心強い味方である、という訳ですね。
今回はそうした「ストラクチャーデッキ」を2~3個、それに加えて汎用の手札誘発カードやEXモンスターを組み込んだものサンプルデッキとしています。
もちろん最初のころはUR・SRのリソースも足りないかと思いますので、足りない部分は後述する「オススメ汎用カード」を参考にして代用すると良いでしょう。
【ブルーアイズ】デッキ


2周年の顔ともなっている、【ブルーアイズ】デッキです。
ストラクチャーデッキ「ブルーアイズ・MAX」をベースにしたデッキとなっています。
非常に高い攻撃性能と強固な耐性を持つ《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》や、自己再生と耐性付与でアドバンテージを稼ぐ《ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン》を使って、相手の盤面を粉砕!しながら戦っていきます。
非常に高い攻撃力を持つモンスターが並びやすく、相手モンスターを上から突破できると言うのが強みのテーマデッキとなっています。
なによりやはり、非常に人気の高い《青眼の白龍》を主軸に戦うことができると言うのが、このデッキの最大の利点ですね。
またEXデッキの【ギャラクシー】Xモンスターたちは、あちらのストラクチャーデッキ2種を1つずつ購入すれば手に入れることができます。(石がもったいない!となったら、適当に使いやすいモンスターを積んでも良いでしょう)
あとで【ギャラクシー】デッキも格安デッキとして紹介していますので「かっこいいドラゴンを使いたい!」という方は、ぜひそちらも参考にしていただければ幸いです。
またこのデッキの最大の利点は、さまざまなタイミングで開催されるフェスイベントで使用する機械が多いという点です。
【ブルーアイズ】というアニメ産テーマであり、儀式・融合・シンクロ・エクシーズとさまざまな召喚法を扱うことができるので、イベントに合わせてすこし構築を変えるだけで参加ができるという幅広い扱いやすさがウリです。
こうしたイベントは参加するだけでけっこう石がもらえるので、それらを使ってデッキを強化したり、新しいテーマデッキを組むためのリソースとして使ったりすると良いでしょう。
【2024年 青眼デッキ 入門書】ストラクチャー基盤で超強化!新生ブルーアイズで相手を粉砕せよ!【スゴイぞーカッコいいぞー!!】
↑参考としてこちらも。OCGの最新カードが主軸なのでMDでは使えないギミックが多いですが、いずれ実装されるでしょうということで読み物として載せておきます。
【HERO】デッキ


こちらは3周年で追加された【HERO】のストラク改造デッキ。
ストラクチャーデッキ「ヒーローズ・ユニオン」のカードで、ほとんどのものを揃えることができます。
真っ当な【HERO】デッキの動きを使い、《V・HERO ヴァイオン》から動いて《E・HERO サンライザー》を展開し、《ミラクル・フュージョン》で任意のエース【HERO】融合を呼びだしていきます。
そしてテーマのエースは、やはり《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》でしょう。
《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》から《フェイバリット・コンタクト》をサーチし、相手ターンに発動して《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》を呼び出すことで、相手ターンにカードの複数破壊ができます。
こうした【HERO】の展開力を駆使してさまざまな【HERO】融合モンスターを呼びだし、相手に合わせて臨機応変に戦っていきましょう。
【BF】デッキ


こちらはストラクチャーデッキ「ブラックフェザーズ・プライド」を用いたデッキ。
デッキの内容のほとんどが【BF】カードで構成されているため、ストラクチャーデッキだけで必要なパーツのほぼすべてが揃う、格安デッキの中でもとくに作りやすいデッキとなっています。
《BF-無頼のヴァータ》を使って《ブラックフェザー・ドラゴン》を呼びだし、新エースである《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》の特殊召喚を狙っていきます。
もともとの【BF】の強みである《黒い旋風》や《黒羽の旋風》による大量展開も健在で、さまざまな【BF】モンスターを採用できるため構築もしっかり楽しめる良質なストラクデッキとなっています。
またテーマ内には強力なSモンスターや手札発動の罠カードが多く、状況あわせてそれらを使い分けることも可能です。
使いこなせばかなりいろんなことができるテーマとなっていますので、格安デッキとしてのみならずテーマデッキとしてもオススメとなってますので是非。
【ギャラクシー】デッキ


大人気【ギャラクシー】デッキのサンプルデッキ。
【ギャラクシー】には2つのストラクチャーデッキがありますが、「オリジン・オブ・ギャラクシー」の方を中心に構成しています。(「レイジ・オブ・サイファー」のパーツも欲しいので、あちらも1つは入手した方が良いです)
基本的な展開は、《フォトン・オービタル》などから必要なパーツを調達して《銀河眼の光子竜》を展開、それを素材として《No.62 銀河眼の光子竜皇》のX召喚からのワンターンキルを狙っていきます。
もともとの攻撃力が高い【ドラゴン族】Xモンスターが主軸と言うこともあって、テーマ全体として攻撃力が非常に高いというのが最大の特徴です。
とくに《銀河眼の残光竜》を用いたコンボが非常に強力で、ただでさえ4000の高打点を持つ《No.62 銀河眼の光子竜皇》がさらに倍となって、えげつないことになってしまいます。
その他にも《銀河眼の光波竜》のコントロール奪取、そして【ギャラクシー】Xモンスター特有の重ねてX召喚ができる《銀河眼の光波刃竜》によるカード破壊など、小回りが利くギミックも持ち併せています。
【ギャラクシー】カードで素材となるモンスターを展開し、相手の盤面に応じて強力な【ギャラクシー】Xモンスターを使い分け、相手のライフを一気に刈り取ってしまいましょう。
【転生炎獣】デッキ


ストラクチャーデッキ「バーニング・スピリッツ」を用いたデッキです。
こちらもテーマのカードがほとんどであり、【サイバース族】関連のカードが多いのでそれらのデッキへの流用もしやすいという良質なストラクチャーデッキとなっています。
【転生炎獣】の基本展開である《転生炎獣ガゼル》から《転生炎獣サンライトウルフ》の転生L召喚を行い、《サラマングレイト・ロアー》などの強力な魔法・罠を使い回して丁寧に戦っていきます。
そしてなにより、最大の特徴はやはり汎用Lモンスターである《賜炎の咎姫》と、リンク4の《転生炎獣レイジング・フェニックス》によるコンボでしょう。
《賜炎の咎姫》による自己再生とモンスター除去、《転生炎獣レイジング・フェニックス》による打点アップからの自己再生は、それだけで生半可なデッキを蹂躙してしまうだけのパワーを持っています。
いずれもURカードなのでなかなか交換をためらってしまうかもしれませんが、いずれも【炎属性】の汎用パーツとして活用されています。
ですので「いずれは本格的にランクマッチとかやってみたいなあ」という方にはけっこうオススメのデッキとなっていますので、是非とも触ってみてもらえればと思います。
汎用カードについて
サンプルデッキには「ストラクチャーデッキ」に追加して、さまざまな相性の良いカードや汎用カードを採用しています。
前半部分でもお話したように、手札誘発カードなどはやはり持っているだけでゲームの勝敗に関わってくるため、優先的に交換しておきたいという側面があります。
もちろんそれらを揃えることができれば理想ですが、難しい場合も往々にしてあり得るでしょう。
なんなら筆者自身も、いまだに「UR足りね~~」って言いながらチマチマと汎用の手札誘発を集めている状況であります。
そういった方々のためにこの項目では、とくに扱いやすいSRやN・Rのカードを集めてみました。
交換するためのリソースが集まるまでの一時しのぎとして、活用して頂ければ幸いです。
オススメSRカード


オススメN・Rカード


おわりに
いかがだったでしょうか。
紙(OCG)の遊戯王も楽しいですがその場で遊べる手軽さ・気軽さという点においては、やはりMDは非常に良いツールなんですよね。
風の噂によれば、MDから遊戯王にはじめて触れる人もけっこう多いのだとか。
アニメから入った世代の自分たちとしては実感しにくい部分ではありますが、たしかに配信者など影響で始めてくれたという方もちらほら見かけますよね。

MDで遊戯王を遊ぶ方が増えれば、いくらかは紙の遊戯王にも触れてみようという方も出てきますし、どちらのプレイヤーであっても新規勢&復帰勢を大切にしていきたいですね。
せっかくですし、先月紹介した紙の格安デッキ記事もこちらで紹介しておきます。(ダイマ)
そうしたところで〆として、今回の記事はこのあたりにしましょう。
ここまでのご精読ありがとうございました。