はじめに
こんにちは、初めまして。おゆと申します。
2回目の人がいらっしゃったら、またよろしくお願いします
初めましての方は1回目の記事もあるので、よろしかったらそちらの方もどうぞ。
普段は友人と遊戯王している人です。大会とかは出た事がなく、離脱していた時期もあるので、気軽に見て下さったら幸いです。
目次
今週の1枚
1月に発売された「ETERNITY CODE」収録のノーマルカードです。前の弾の「IGNITION ASSAULT」も大人気でしたが、この弾も大変人気で近くのカードショップは未だにパックの再販がされていないです…(;_;)
なので、このカードはストレージの山から30円で買いました。ストレージってカードの宝庫ですね。
そんなお財布にも優しい《飢鰐竜アーケティス》を今回は紹介していきます。
このカードの魅力
見た目はサメっぽいですが、名前の「飢鰐竜」の「鰐」は「わに」です。名前検索する時に初めて気がつきました。「顎(あご)」だと思ってた。
ちょっと古代生物っぽくて、かっこいいとは言えないけど個人的には好きです。イラストの構図も全面的に出てきていい感じです。レリーフとかで浮き出るような感じがあったらもっとかっこいいだろうなぁ。
【シンクロモンスター】
星9/水/魚族/攻1000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。そのS素材としたモンスターの内、チューナー以外のモンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。②:このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×500アップする。③:手札を2枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
詳しい効果は上を参照に。
効果自体は汎用的なレベル9シンクロモンスターって感じです。スーレア位の性能があるのにノーマルカードで手に入りやすいのはGood。
素材の縛りもなく、チューナー以外のシンクロ素材の数までドローでき、フリーチェーンで相手のカードを破壊できると妨害まで構えてくれます。手札2枚を切らないといけないのが少しきついですが。また、このカードの攻守は1000ですが、手札1枚につき500ポイントupします。
手札が10枚あったら攻守6000!!
うーん、微妙。
手札10枚って結構大変なのにそれでも攻撃力6000っていうのがあまり見合ってない気がします。けど、そういう所が結構好きです。
このカード自体の見た目は前回の《The suppression PLUTO》と比べるとそこまで魅力は感じなかったのですが、この強くもなく弱くもない感じに魅力を感じてます。
似たようなモンスターで《天穹覇龍ドラゴアセンション》がいます。《天穹覇龍ドラゴアセンション》はシンクロ召喚成功時にその時の手札の枚数で攻撃力が決定しますが、こちらは手札の枚数が変動すると攻守も一緒に変動します。また、レベルが違うシンクロモンスターであることや、相手のカードを破壊する効果はないことなど違いはあるので差別化はできると思います。特に攻撃力の変動率は《天穹覇龍ドラゴアセンション》の方が高いため、このカードを切り札としてデッキを組む時は手札増やせるギミックを入れるだけで良いとは限らないので注意です。《天穹覇龍ドラゴアセンション》でいいじゃんってなる可能性が一応あるので。
【シンクロモンスター】
星10/光/ドラゴン族/攻?/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
実際にこのカードを使うとしたら大きく2パターンあるかと思います。
1つ目はこのカードをギミックの1つとして使う方法。相手のカードを破壊する効果のコストで手札を2枚捨てるので「未界域」や「魔轟神」と相性がいいです。採用するまでかと言われたら怪しいですが。
また、このカードは水属性なのでコストで手札を捨てられると効果を発揮する「海皇」なんかも使えるかもしれないです。ただ、これらのカード僕があまり分かんないなので今回は割愛します…すいません🙇
2つ目はこのカードを切り札として使う方法。フィニッシャーとしてのポテンシャルはまずまずだと思うので今回はこちらを考えていきます。
使い方を考える
やっぱりこのカードの注目したいところは攻撃力です。さっき攻撃力だけだったら《天穹覇龍ドラゴアセンション》でいいじゃんって言ってましたが。しかし、《飢鰐竜アーケティス》はシンクロ召喚成功時にドロー効果があります。これを活かせば《天穹覇龍ドラゴアセンション》よりも攻撃力を高くするのも可能になります。そして、このカードと相性がいいカードがあります。
【効果モンスター】
星2/光/魔法使い族/攻0/守900
①:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。②:このカードをS素材としたSモンスターは効果では破壊されない。
《クリア・エフェクター》です。このカードはシンクロ素材になったら1ドローできる効果があります。しかも、このカードをシンクロ素材にしたシンクロモンスターは効果で破壊されないという効果もあるので、耐性が何もない《飢鰐竜アーケティス》と相性がいいです。《地獄の暴走召喚》で3体出せれば《飢鰐竜アーケティス》と合わせて6枚ドローも可能になります。
ただ、最近の遊戯王は破壊以外の除去なども増えているので、《チューニング・サポーター》でもいいかもしれません。こちらの方は耐性付与はないですが、レベルの調整がしやすく、《機械複製術》でもアクセスしやすいのがメリットです。
【効果モンスター】
星1/光/機械族/攻100/守300
①:フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。②:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
そして沢山ドローできるカードと言えば、、、
みんな大好き《増殖するG》ですね。相手にゴキブリを投げつけよう☺️
このようにドローできるギミックはある程度は簡単に組み込みやすいかなと思います。
攻撃力を上げたい!
問題は手札が増えても、多い手札の割に攻撃力がそこまで高くない所です。ただ実際は手札が6枚あれば攻撃力4000とまあまあ高いです。しかし、《飢鰐竜アーケティス》自体は耐性が何もないので、長期戦よりは一気にワンショットキルを目指した方がいいかと思います。そう考えるともう少し攻撃力が欲しいです。
そこで気づいたのが、手札の枚数で上昇するのは攻撃力だけではなく守備力も上がるという事です。そう、
《コンセントレイト》です。
皆さんはこのカード知っていますか?《サイバース・クロック・ドラゴン》が表紙の「SOUL FUSION」で登場した速攻魔法です。効果は自分フィールド上のモンスター1体の攻撃力を守備力分upさせます。このターンはそのモンスターしか攻撃できないというデメリットはありますが。
このカードを使うと手札が6枚あれば攻撃力8000となります。
手札が10枚あれば…
攻撃力12000!!!
このカードは速攻魔法なのでサーチ手段は乏しいですが、《飢鰐竜アーケティス》を主軸にするデッキではドロー加速するデッキなので気合いで手札に加えましょう。笑
ワンショットキルを目指そう(^-^)/
最後に
いかがだったでしょうか?汎用的なカードなので普通に使えるカードですが、汎用的だからこそ色々な使い方を考えてみたらまた面白いと思います。
では次回の【今週の1枚】で✧ \( °∀° )/ ✧
サンプルデッキ
今回は《地獄の暴走召喚》や《機械複製術》で《チューニング・サポーター》を3体特殊召喚して大量ドローしつつ、《コンセントレイト》でワンショットキルを目指すデッキです。
シンクロ主体のデッキなので《幻獣機アウローラドン》を採用してみました。《水晶機巧ーハリファイバー》生き延びるかな…?正直《水晶機巧ーハリファイバー》前提のデッキなので禁止なったらサヨナラに…( ´・_・` )
軽いご参考にどうぞ。