【Dボゥイさんの最新の解説記事はこちら!】【2020年 六武衆】回し方、対策方法が分かる解説記事
目次
1.はじめに
はじめまして、Dボゥイです。六武衆を愛用して8年目のしがないYPですがよろしくお願いします。
この度、ガチまとめさんからご依頼を受けてゲストライターとして六武衆デッキ解説記事を執筆させていただく事となりました。
ブログ自体がはじめてで拙い部分もあると思いますが、僕の持ってる六武衆の知識を総動員して最新の六武衆をわかりやすく解説するので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
六武衆ってどんなテーマ?
六武衆とは2006年にSTRIKE OF NEOSで初登場し、さまざまな強化を経て現在の大会でも稀に活躍する事がある息の長いテーマです。
過去にはキーカードの規制もあり一時的に弱体化したものの、現在では全てのカードが制限解除されています。
カードプールが増えた事もあり、今が全盛期と言えるでしょう。
六武衆の強み
六武衆の強みとしては《六武の門》の効果を駆使して《真六武衆ーキザン》を繰り返し特殊召喚する事により、先攻ワンキル又は先攻制圧ができるという事です。
一度展開が通ってしまえばどんなデッキにも勝つ事ができます。
いわゆる特殊勝利系のデッキに近い動きで、構築を変える事により現存するほとんどの特殊勝利を再現できる所も魅力です。
六武衆の弱み
六武衆の弱みは初動で展開に必要な枚数が最低でも3枚以上と多く、手札消費が激しい事です。
なので多少構築を尖らせないと安定して動く事ができない他、相手の妨害(特に手札誘発)にも弱く、対処できない時があります。
基本的に返しも弱いので、展開を止められたら負ける事も多く、ハイリスクハイリターンなイメージです。
2.デッキ構築
さて、前置きが長くなりましたが本題に入りたいと思います。ここでは実際の大会結果と僕が直近で使用したデッキリストを挙げて、それぞれのカードを採用理由を踏まえて解説していきたいと思います。
デッキリスト
これが先日、使用したデッキリストです。次の見出しから各カードを解説していきます。
デッキのキーカード
まずはデッキのキーカードから解説していきたいと思います。キーカードは全部で6種類あります。
1.《六武の門》
①:「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに武士道カウンターを2つ置く。②:自分フィールドの武士道カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。●2つ:フィールドの「六武衆」効果モンスターまたは「紫炎」効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。●6つ:自分の墓地の「紫炎」効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
デッキ内最強のパワーカードです。
②の4つ武士道カウンターを取り除き六武衆モンスター1体をサーチorサルベージする効果が強力で、主にこの効果を使用していきます。
このカードはターン1使用制限が無い為、武士道カウンターがある限り何度でも使用する事ができます。
取り除く武士道カウンターは自分フィールドであれば違うカードからも取り除く事ができるので、武士道カウンターを貯められるカードが多ければ多いほど更にパワーを増します。
2.《真六武衆ーキザン》
①:自分フィールドに「真六武衆-キザン」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:自分フィールドにこのカード以外の「六武衆」モンスターが2体以上存在する場合、このカードの攻撃力・守備力は300アップする。
デッキ内の核とも言えるカード。
どの場面で引いても腐りづらい上、六武衆の展開に一役買っています。
特筆すべきは《六武の門》とのシナジーで、このカードをサーチorサルベージした後に特殊召喚して武士道カウンターを貯めて再びサーチorサルベージを繰り返しおこなう事でデッキを回します。攻撃力も元から1800と高い上に、他に六武衆を2体以上並べたら2100になるのでアタッカーとしても運用できます。
3.《聖騎士の追想 イゾルデ》
戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
初動の展開の要となるカード。①のサーチ効果は手札コスト確保or後続確保に状況によって使い分けます。②の効果ではデッキから《影六武衆ーフウマ》を展開できる為、武士道カウンターを貯める事や、後述する《六武衆の軍大将》への展開に繋げる事ができます。
4.《六武衆の軍大将》
「六武衆」モンスターを含む戦士族モンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。武士道カウンターを置く効果を持つカード1枚をデッキから手札に加える。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードのリンク先に「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを1つ置く。③:このカードの攻撃力は自分フィールドの武士道カウンターの数×100アップする。
【LINK-2:左下/右下】
《六武の門》サーチカードその①。自身も六武衆名称モンスターなので、武士道カウンターを貯める事ができ、複数枚使用します。
②の効果もかなり重要で、前述した《真六武衆ーキザン》をこのカードのリンク先に特殊召喚し、なるべく武士道カウンターを貯めながら展開するというのが基本となります。
5.《塊斬機 ダランベルシアン》
レベル4モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●2つ:デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
●3つ:デッキからレベル4モンスター1体を手札に加える。
●4つ:デッキから魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。自分の手札・墓地からレベル4の「斬機」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《六武の門》サーチカードその②。
①のエクシーズ素材を4つ取り除いた時の効果のみを使用します。順調に展開できれば《六武衆の軍大将》とこのカードの効果で《六武の門》が2枚揃うので、以降は《真六武衆ーキザン》を特殊召喚する度に武士道カウンターが4つ貯まるので、無限に回収と特殊召喚をおこなう事が可能になります。
6.《ガガガガンマン》
レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:このターン、このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は1000アップし、その相手モンスターの攻撃力は500ダウンする。
●守備表示:相手に800ダメージを与える。
このデッキのフィニッシャーにあたるカード。守備表示の800バーン与える効果しか基本的には使用しません。《六武の門》を2枚サーチして《真六武衆ーキザン》を無限に特殊召喚できる状況を作ってから、このカードを繰り返しエクシーズ召喚する事で先攻でもワンキルを狙っていきます。
メインデッキ
それではここからはキーカード以外のデッキパーツを解説します。メインデッキから順番に解説していきます。
《影六武衆ーハツメ》
【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 戦士族 / 攻1600 / 守1500
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「六武衆」モンスター2体を除外し、「影六武衆-ハツメ」以外の自分の墓地の「六武衆」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
②:自分フィールドの「六武衆」モンスター1体のみが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
条件付きではあるが、単体のカードパワーは六武衆内でもトップクラスなカード。
初動の展開に使用したり、返しでのセカンドチャンスを生み出したりといろいろと頼りになります。
六武衆2体から《聖騎士の追想 イゾルデ》を出して①②の効果を使用できれば、除外コストと特殊召喚するモンスターを両方確保できるので非常に相性が良いです。
《紫炎の道場》
【 永続魔法 】
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを1つ置く。このカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っている武士道カウンターの数以下のレベルを持つ「六武衆」または「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
《六武の門》の次ぐパワーカード。
役割が2つあって、1つ目が武士道カウンターを貯める役割。《六武の門》効果で武士道カウンターを取り除く際にこのカードから取り除く時があります。
2つ目はデッキ内の六武衆を特殊召喚する役割。基本的には《影六武衆ーフウマ》を出していきますが、更に武士道カウンターを貯めて《影六武衆ーハツメ》を出して展開に繋げる場合もあります。
展開の状況によってこれらを使い分けます。
《真六武衆ーカゲキ》《六武衆の真影》
【 効果モンスター 】
星 3 / 風 / 戦士族 / 攻200 / 守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。自分フィールド上に「真六武衆−カゲキ」以外の「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。
【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻500 / 守2000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分が「影六武衆」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分の墓地からレベル4以下の「六武衆」モンスター1体を除外して発動できる。
ターン終了時まで、このカードの属性・レベル・攻撃力・守備力は、除外したそのモンスターと同じになる。
初動の展開で使用するカード。
《真六武衆ーカゲキ》はどの六武衆とも展開相性が良く、腐りづらいですがレベル3なのでリンク召喚にしか繋げません。
《六武衆の真影》は被ると腐る可能性がありますが、レベル4なのでシンクロやエクシーズやリンクなど幅広い選択肢が取れるのを評価しています。墓地に送られた後はそれぞれ《影六武衆ーハツメ》のコストとして除外します。
《影六武衆ーフウマ》
【 チューナーモンスター 】
星 1 / 風 / 戦士族 / 攻200 / 守1800
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「影六武衆-フウマ」以外の「六武衆」モンスター1体を特殊召喚する。
②:自分フィールドの「六武衆」モンスター1体のみが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
レベル1チューナーの六武衆。デッキに入っている唯一のチューナーである事と、レベル1なので《聖騎士の追想 イゾルデ》や《紫炎の道場》の効果で特殊召喚できるため、大変重宝します。
効果も後攻時や返しの際に自爆特攻する事で使用できるので、武士道カウンターを貯めたり、《影六武衆ーハツメ》を特殊召喚して更なる展開に繋げる事もできます。
《六武衆の師範》
【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 戦士族 / 攻2100 / 守800
自分フィールド上に表側表示の「六武衆」と名のついたモンスター1体が存在する限り、このカードを特殊召喚する事ができる。このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、自分の墓地に存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。このカードは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
4枚目以降の《真六武衆ーキザン》といった感じのカード。
打点と効果が優秀なので後攻時のワンキルする時などには頼りになります。
《紫炎の狼煙》《増援》
【 通常魔法 】
自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
【 通常魔法 】
デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に入れ、デッキをシャッフルする。
サーチカード。《紫炎の狼煙》は初動であれば基本的には《真六武衆ーカゲキ》を持ってきます。すでに握ってたら《影六武衆ーハツメ》などのサーチも有りです。《影六武衆ーフウマ》は一応サーチできますが、展開の都合上デッキ内にいた方が良い為サーチしません。初動展開に失敗した後の返しの際は《影六武衆ーハツメ》のサーチでセカンドチャンスを作るのが理想です。《増援》はレベル4の六武衆もサーチできるのが魅力で、キーカードの《真六武衆ーキザン》をサーチできるので基本的にはこれをサーチしていきます。
《リビングフォッシル》
【 装備魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。
②:装備モンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンし、効果は無効化される。
下級モンスターを蘇生できるカード。装備カードなので《聖騎士の追想 イゾルデ》の②の効果のコストになる他、引いても展開に使用できるカードです。ただし装備モンスターが場から離れると除外されてしまう為、《真六武衆ーキザン》はよっぽどの事が無い限りはこのカードの対象にしたくないです。除外されても問題無い《真六武衆ーカゲキ》や《六武衆の真影》などが良いでしょう。
《六武院》
【 フィールド魔法 】
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、このカードに武士道カウンターを1つ置く。相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力は、このカードに乗っている武士道カウンターの数×100ポイントダウンする。
4枚目の《紫炎の道場》といった感じのカード。あちらと違って六武衆の特殊召喚ができない為、純粋に武士道カウンターを貯めるだけの役割しかないです。フィールド魔法なので手札に持って来やすい事は利点と言えます。
《墓穴の指名者》《灰流うらら》《レッドリブート》
手札誘発などのケア枠です。《墓穴の指名者》は手札誘発モンスター全般をケアする為、《灰流うらら》は《増殖するG》のケアや後攻時の妨害の為、《レッドリブート》は《無限泡影》や後攻時の罠全般をケアする為に入れています。
《チキンレース》《成金ゴブリン》
ドロソ枠です。40枚中に5枚入れている理由は期待値を計算して調整した結果で、実質35枚デッキになっています。その中で展開に使用する札とその他を28:7の比率で分け、先攻の初手で4:1くらいの割合で引く事を理想とした結果こうなりました。
《テラ・フォーミング》
ドロソ枠寄りですが、《六武院》もサーチできるので状況によって使い分けをします。六武衆が2体展開できて《六武の門》や《紫炎の道場》などが無い場合には《六武院》をサーチ。それ以外では《チキンレース》をサーチするのが良いと思います。
エクストラデッキ
ここからは、エクストラデッキの解説です。
《旧神 ヌトス》
【 融合モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻2500 / 守1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
融合モンスター。
展開で使用します。
レベル4なので《真六武衆ーキザン》3体とこのカードを素材に《塊斬機 ダランベルシアン》に繋げます。②の効果は自分フィールドの《チキンレース》を割ったり、相手フィールドのカードを割ったりできるので、活用できると無駄が無くて便利です。
《真六武衆ーシエン》
【 シンクロモンスター 】
星 5 / 闇 / 戦士族 / 攻2500 / 守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。その発動を無効にし破壊する。また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。
六武衆のエースモンスター。展開に使用する場合と、場に残して魔法罠をケアする場合があります。効果が非常に優秀で、エースモンスターに恥じない性能を持っており、個人的に信頼を置いてます。
《No.60 刻不知のデュガレス》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / 悪魔族 / 攻1200 / 守1200
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードのX素材を2つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。次の自分ドローフェイズをスキップする。
●自分の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。次の自分メインフェイズ1をスキップする。
●自分フィールドのモンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで倍にする。次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。
展開で使用します。基本的には墓地から六武衆を特殊召喚する為に使用し、《影六武衆ーフウマ》や《真六武衆ーシエン》などを《六武衆の軍大将》のリンク先に特殊召喚して武士道カウンターを稼ぎます。
《ダイガスタ・エメラル》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 風 / 岩石族 / 攻1800 / 守800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。●自分の墓地に存在するモンスター3体を選択し、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。●自分の墓地に存在する効果モンスター以外のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
《ガガガガンマン》のループ展開で使用します。このカードと《ガガガガンマン》をエクストラに戻し続けて繰り返し出す為に入れています。
《外神ナイアルラ》《外神アザトート》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 地 / 悪魔族 / 攻0 / 守2600
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した時、手札を任意の枚数捨てて発動できる。
このカードのランクは、捨てた枚数分だけ上がる。
②:1ターンに1度、このカードがX素材を持っている場合に自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードのX素材を全て取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
このカードの種族・属性は、この効果でX素材としたモンスターの元々の種族・属性と同じになる。
【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 闇 / 悪魔族 / 攻2400 / 守0
レベル5モンスター×3
このカードは自分フィールドの「外神」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
(1):このカードがX召喚に成功したターン、相手はモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが融合・S・Xモンスターを全てX素材としている場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
こちらの展開が強い時に限り、相手の手札誘発モンスターをケアする為に場に出します。
《剛炎の剣士》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / 戦士族 / 攻1300 /
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの戦士族モンスターの攻撃力は500アップする。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、リンクモンスター以外の自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
【LINK-2:左/左下】
《ダイガスタエメラル》や《外神アザトート》などを素材にリンク召喚する事で、これらを場から墓地に送る為に使用します。戦士族なのでこのカードと六武衆を素材に《六武衆の軍大将》に繋げる事も可能で、入れておくと何かと便利です。
《トロイメア・ユニコーン》
【 リンクモンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻2200 /
カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:自分ドローフェイズの通常のドローの枚数は、フィールドに相互リンク状態の「トロイメア」モンスターが存在する限り、その「トロイメア」モンスターの種類の数になる。
【LINK-3:左/右/下】
汎用リンク3モンスターです。主な使い道は《剛炎の剣士》と一緒ですが、こちらは効果も優秀で、先攻であれば自分フィールドの《チキンレース》を戻したり、後攻であれば相手フィールドのカードを触ってワンキルを狙いにいったりと活躍の幅が広いです。リンク3ですが、《聖騎士の追想 イゾルデ》と非常に相性が良く、素材と手札コストが両方確保できるので、そのまま繋げたりすることがあります。
サイドデッキ
ここからは、サイドデッキの解説です。
《増殖するG》
対展開系デッキの後攻時にて投入します。止められやすいですが、通れば最強の抑止力となりえるカード。このカードと一緒に他の妨害カードも複数積み込みます。
《原始生命体 ニビル》
対展開系デッキの後攻時にて投入します。手札誘発モンスターの中では比較的止められづらい所が評価が高く、タイミングによっては展開を止められたり、厄介な耐性付きモンスターをまとめてリリースできたりと強力なカードなので採用しています。
《ライトニング・ストーム》
パワーカード。対展開系デッキ、対メタビ系デッキの後攻時に投入します。相手の前か後ろの盤面をどちらか必ず触れるので基本的に腐る事がありません。使用制限がターン1では無いので被っても強く使え、複数枚積み得カードだと思っています。
《禁止令》
先攻時に《レッド・リブート》を外してこのカードを投入します。前述した《原始生命体 ニビル》はこちらの展開にとっても脅威となるため、その他の妨害とこれをケアするカードとして採用しました。
枠や期待値の都合上、先攻では誘発ケアカードを7枚しか入れたくないのでこのカードを選択しています。
《ハーピィの羽根箒》
対メタビ系デッキの後攻時にて投入します。
《ライトニング・ストーム》にお株を奪われがちですが、なんだかんだノーコストとノーデメリットで相手の後ろを触れるのは強いです。
《無限泡影》
対展開系デッキの後攻時にて投入します。罠という事もあり、このカードも比較的止められづらく、展開の妨害に加え、後攻時に厄介な永続効果や誘発即時効果を持つモンスターに対して有効札になりえるため採用しています。
《レッド・リブート》
対メタビ系デッキに対して投入します。メイン枠の2枚と合わせてフル投入し、罠全般をケアします。基本的にワンキルするので追加された罠などを気にする必要が無く、強く使用する事が可能です。
不採用カード
ここからは不採用カードについていくつか解説していきます。あくまで個人的な考えですので参考までにお願いします。
《六武衆の結束》
六武衆デッキのドロソ。効果は強力なのですが、武士道カウンターが置ける数が2個と限定されており少ない為、展開に使用できず引いても腐る場面や、不確定要素に頼る場面が目立ったので今回の構築では外しました。
今後、六武衆2体とこのカードで展開できるようになったら入れると思います。
《閃刀起動ーエンゲージ》《閃刀機ーホーネットビット》《閃刀機ーイーグルブースター》
閃刀姫出張セット。いずれも強力なのですが、枠の関係と《影六武衆ーハツメ》を使う関係上、初動は六武衆を展開して墓地に貯めておきたい為、外しました。スーパードロー型なら強く使える為、入れてもいいかなと思います。
《抹殺の指名者》
メイン枠、サイド枠があまり無いので不採用にしています。枠に余裕があれば検討してもいいかなと思います。
3.展開例
ここからは展開例を解説していきます。展開例は全部で6種類あり、無限ループへの導入展開が5種類、無限ループ後の展開が1種類となります。名称の簡略化と武士道カウンターの数は省略しております。
六武衆2体+1枚
展開手順
1ターン目
六武衆2体展開→六武衆2体を素材にイゾルデをリンク召喚→イゾルデ①効果でハツメサーチ→イゾルデ②効果でデッキからリビングフォッシルを墓地へ送ってデッキからフウマを特殊召喚→フウマとイゾルデを素材に軍大将をリンク召喚→軍大将効果で手札を1枚捨てて門サーチ→2ターン目へ
2ターン目
発動→ハツメ召喚→ハツメ効果で墓地の六武衆2体を除外して墓地のフウマを特殊召喚→バトルフェイズでフウマで相手モンスターに自爆特攻→フウマ効果でデッキから六武衆を特殊召喚→メインフェイズ2で門効果でキザンサーチ→六武衆とハツメを素材に軍大将をリンク召喚→手札のキザンを捨てて門サーチ→門発動
無限ループ導入の最弱展開です。
ターンを跨いで展開する為、相手の妨害を特に受けやすいです。動けないよりはマシという程度なので、基本的に狙いにいく展開ではありません。
六武衆2体+《真六武衆ーキザン》+1枚
展開手順
六武衆2体展開→六武衆2体を素材に軍大将をリンク召喚→軍大将効果で手札を1枚捨てて門サーチ→門発動→キザン特殊召喚→キザンと軍大将を素材にイゾルデをリンク召喚→イゾルデ①効果でハツメサーチ→イゾルデ②効果でデッキからリビングフォッシルを墓地へ送ってデッキからフウマを特殊召喚→フウマとイゾルデを素材に軍大将をリンク召喚→門効果でキザンサーチ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサーチ→キザンと軍大将を素材に軍大将をリンク召喚→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサルベージ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→キザン2体を素材にデュガレスをX召喚→デュガレス効果で墓地のフウマを軍大将のリンク先に特殊召喚→門効果でキザンサルベージ→キザン特殊召喚→フウマとキザンを素材にシエンをS召喚→シエンとデュガレスを素材にヌトスを融合召喚→門効果でキザンサルベージ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサルベージしてキザン特殊召喚(2回)→キザン3体とヌトスを素材にダランベルシアンをX召喚→ダランベルシアン効果で門サーチ→門発動
無限ループ導入の基本展開がこちらになります。《真六武衆ーキザン》のところは《六武衆の師範》や《リビング・フォッシル》などでも代用可能になります。
六武衆2体+《影六武衆ーハツメ》
展開手順
ハツメ含む六武衆を3体展開→ハツメ以外の六武衆2体を素材にイゾルデをリンク召喚→イゾルデ①効果でカゲキサーチ→イゾルデ②効果でデッキからリビングフォッシルを墓地へ送ってデッキからフウマを特殊召喚→フウマとイゾルデを素材に軍大将をリンク召喚→軍大将効果で手札のカゲキを捨てて門サーチ→門発動→ハツメ効果で墓地の六武衆2体を除外して墓地のフウマを軍大将のリンク先に特殊召喚→フウマとハツメを素材に軍大将をリンク召喚→門効果でキザンサーチ→軍大将2体を素材に軍大将をリンク召喚→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサーチ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→キザン2体を素材にデュガレスをX召喚→デュガレス効果で墓地のフウマを軍大将のリンク先に特殊召喚→門効果でキザンサーチ→キザン特殊召喚→フウマとキザンを素材にシエンをS召喚→シエンとデュガレスを素材にヌトスを融合召喚→門効果でキザンサルベージ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサルベージしてキザン特殊召喚(2回)→キザン3体とヌトスを素材にダランベルシアンをX召喚→ダランベルシアン効果で門サーチ→門発動
無限ループ導入の応用展開です。先ほどの展開と違う点は、《聖騎士の追想 イゾルデ》→《六武衆の軍大将》という逆の順番で展開するので、《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果でサーチしたモンスターを《六武衆の軍大将》の効果のコストにでき、展開消費手札を3枚に抑えて展開する事ができます。
六武衆2体+《紫炎の道場》
展開手順
道場発動→六武衆2体展開→六武衆2体を素材にイゾルデをリンク召喚→イゾルデ①効果でカゲキサーチ→イゾルデ②効果でデッキからリビングフォッシルを墓地へ送ってデッキからフウマを特殊召喚→フウマとイゾルデを素材に軍大将をリンク召喚→軍大将効果で手札のカゲキを捨てて門サーチ→門発動→門効果でキザンサーチして軍大将のリンク先にキザン特殊召喚(2回)→門効果でキザンサーチ→キザン2体を素材にナイアルラをX召喚→ナイアルラを素材にアザトートをX召喚→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→キザンとアザトートを素材に剛炎をリンク召喚→門効果でキザンサルベージ→剛炎と軍大将を素材に軍大将をリンク召喚→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサルベージ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→キザン2体を素材にデュガレスをX召喚→デュガレス効果で墓地のフウマを軍大将のリンク先に特殊召喚→門効果でキザンサルベージ→キザン特殊召喚→フウマとキザンを素材にシエンをS召喚→シエンとデュガレスを素材にヌトスを融合召喚→門効果でキザンサルベージ→軍大将のリンク先にキザン特殊召喚→門効果でキザンサルベージしてキザン特殊召喚(2回)→キザン3体とヌトスを素材にダランベルシアンをX召喚→ダランベルシアン効果で門サーチ→門発動
無限ループ導入の強展開です。《紫炎の道場》のところは《六武院》でも代用可能です。3枚始動で《六武衆の軍大将》まで効果が通れば、《外神アザトート》まで繋げる事ができるので、その後一切の誘発モンスターの効果を気にせずに展開できます。
六武衆2体+《六武の門》
展開手順
門発動→六武衆2体展開→門効果でキザンサーチ→キザン特殊召喚→キザン以外の六武衆2体を素材にイゾルデをリンク召喚→イゾルデ①効果でカゲキサーチ→イゾルデ②効果でデッキからリビングフォッシルを墓地へ送ってデッキからフウマを特殊召喚→フウマとキザンを素材にシエンをS召喚→門効果でキザンサーチしてキザン特殊召喚(2回)→キザン2体を素材にナイアルラをX召喚→ナイアルラを素材にアザトートをX召喚→アザトートとイゾルデを素材に剛炎をリンク召喚→シエンと剛炎を素材に軍大将をリンク召喚→軍大将効果で手札のカゲキを捨てて門サーチ→門発動
無限ループ導入の最強展開です。《聖騎士の追想 イゾルデ》まで効果が通れば、《外神アザトート》を出した後に《六武衆の軍大将》に繋げる事ができ、より妨害を貫通しやすいです。
ガンマンループ
展開手順
1.キザンを展開してガンマンをX召喚(守備)、効果で800バーン
2.門効果で軍大将を墓地からサルベージ
3.ガンマンと軍大将を素材に軍大将を軍大将をリンク召喚
4.キザンを展開してエメラルをX召喚、効果で墓地のエメラル、ガンマン、剛炎orユニコーンを戻して1ドロー
5.エメラルと剛炎orユニコーンを素材にユニコーンor剛炎をリンク召喚
6.1.の手順に戻る
無限ループ導入後の展開です。《ガガガガンマン》をなるべく素早く出して、800バーンずつ与えていきます。ここまで展開できたら勝利は目前ですが、あとは時間との戦いになります。ぜひ皆さんもガンマンループRTAやってみましょう!
4.大会での立ち回り
ここでは大会での立ち回りとか心構えを書きます。六武衆で大会に参加される方向けで、特にCSに参加される方などの参考になればと思います。
大会前日はしっかり寝ること
まず、最初に言いたい事は大会前日はしっかり寝た方が良いです。
今の六武衆は普通に回すだけでも時間がかかるので、繰り返しおこなうと体力消費が必然的に激しくなります。
体調が万全でないと疲れから思考が鈍り、思わぬプレミで負ける可能性もあるので、普段の睡眠時間くらいは確保しましょう。 僕自身が大会前にあまり寝てなくていつも後悔しているので間違いないです。
ジャンケンやダイスは気合で勝て
今回解説しているデッキリストは完全に先攻に寄せているので、後攻になるとかなり弱体化します。
後攻だとパワーカードで押し切ってワンキルするくらいしかできなくなるので、最初に先攻を取る事は本当に大事で気合で勝ち取りましょう。
ドロソの使い方
さきほどの展開例でも解説したように、1ターンでの無限ループ展開の始動札が最低3枚以上は必要になります。先攻での期待値を上げる為にドロソを積んでいますが、ただ闇雲に発動しても強い展開に繋がりづらいです。何も無い場合は発動してドローするしかないですが、他にサーチカードがあるかどうかで話が変わってきます。
六武衆2体+αを揃える為に必要な札を考えながら、サーチしてドローorサーチせずにドローを手札状況によっておこないます。具体的には六武衆モンスター以外(武士道カウンターを乗せるカードや蘇生札、または誘発ケア枠など)が欲しい場合はサーチしてデッキを圧縮してからドローします。逆に六武衆モンスター自体が欲しい場合はサーチせずにドローして六武衆モンスターを引く確率を上げると良いでしょう。
無限ループ導入に失敗した場合
相手の妨害などで無限ループ導入に失敗する事もあると思います。その場合に有効札になるのが《真六武衆ーシエン》と《影六武衆ーハツメ》です。まず《真六武衆ーシエン》は魔法・罠を1ターンに1回無効にする事ができるので、相手の妨害をケアしたり相手の展開を妨害する事が可能で、このカードが維持できてる間に素早くライフを削り切る事が勝負の鍵を握ります。次に《影六武衆ーハツメ》ですが、《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果さえ通っていれば基本的に効果を発動可能で、早期でのビートダウンプランに貢献できる他、武士道カウンターを乗せるカードと手札コスト1枚あれば、無限ループ導入も再度狙う事ができます。《紫炎の狼煙》でサーチや《影六武衆ーフウマ》の効果からも場に出す事ができる為、狙いにいく事は難しくなくセカンドチャンスは十分あると思います。無限ループが失敗しても勝負を諦めずにこれらのカードを活用しましょう。
サイドチェンジについて
メイン戦が終わった後、こちらに選択権あるなら先攻選択で《レッド・リブート》2枚out、《禁止令》2枚inします。先攻ならこの2枚の入れ替えのみで、相手に選択権がある場合は基本的に後攻想定して、《チキンレース》《成金ゴブリン》《テラ・フォーミング》を全抜きして自由枠を13枚にしてサイドカードと入れ替えます。これにより展開札とそれ以外が27:13の比率になりますが、後攻は6枚初手スタートなので実質4:2くらいの割合で引く期待値となり、ドロソでデッキ圧縮しなくとも先攻と変わらず展開できます。
時間管理
このデッキは展開が決まれば先攻ワンキルできますが、時間がかなりかかってしまうことが欠点としてあります。
遊戯王は無限ループなどの省略ができず、相手がサレンダーしない限り、試合を終わらせるまで回し続けなければいけません。
仮にジャンケンに勝って先攻を取り、展開が通っても相手によってはサレンダーせずにあえて時間を使わせて1本目負けて、2本目を先攻で勝ち、3本目はじまるまでにET突入させて先攻後攻決め直しを狙われる可能性があります。その対処法が時間を測る事で、試合開始直後にタイマーを40分でセットします。 展開途中に確認する事で、今どれくらい時間を消費してるかがわかります。仮に1本目を先攻で勝利した場合、時間を使い過ぎていたら、2本目を即サレンダーして3本目を先攻で勝ちにいくといったプランを取る事も時間管理をすれば可能になります。それが上手くできずに負けた試合も数多くあるので、時間管理は六武衆で勝率を上げるためには大事なポイントだと考えています。
5.環境デッキ対策
ここからは対環境デッキへの立ち回りや対策について解説します。
先攻ではどのデッキに対しても立ち回りは変わらないため、ここでは後攻時のサイドチェンジや立ち回りを主にしようかなと思います。
サンダードラゴン
何度か対戦しましたが、体感めちゃくちゃ苦手です。
六武衆はサーチカードが多いので、《超雷龍ーサンダー・ドラゴン》のサーチできない効果をモロに受けます。戦闘突破しようにも打点や効果による破壊耐性があるので容易ではなく、解決できるとしたら《トロイメア・ユニコーン》によるバウンスくらいですが、ここに向かってる時点で展開が狂ってしまい、後にも繋がらないため辛いです。サイド後は《無限泡影》をフル投入して6枚目までに引く事を祈ります。
バックは薄い印象なので他には《増殖するG》《灰流うらら》《原始生命体 ニビル》などを入れて、あとは《ライトニング・ストーム》か《墓穴の指名者》などをお好みで入れると良いかと思います。
転生炎獣
大会で2回ほど対戦しましたが、安定して展開してきます。
展開の止め所がわかりづらいです。最終的には罠で制圧してくるため、罠をタッチできるカードを止めるイメージです。サイド後は《ハーピィの羽根箒》《ライトニング・ストーム》《レッド・リブート》など罠に触れるカードをフル投入し、《増殖するG》《無限泡影》などもフル投入します。
オルフェゴール
こちらも展開系。
何度か対戦しましたが、勝ったり負けたりです。
展開力、制圧力が高いので後攻だとお祈りゲーになります。サイド後は《増殖するG》《灰流うらら》《原始生命体 ニビル》《無限泡影》《ライトニング・ストーム》フル投入かなという感じです。
閃刀姫
展開系とも罠ビ系ともいえないバランス型なデッキ。
対戦で当たる頻度がかなりあったのですが、CSでこのデッキを使うプレイヤーは皆、プレイングや時間の使い方が上手くて負け越してます。
自由枠も多いので誘発を多用される可能性もあり、先攻でも油断できません。特に《閃刀姫ーウィドウアンカー》が厄介で、こちらのモンスターがパクられて展開が止まってしまう事が多いです。サイド後は《ハーピィの羽根箒》《ライトニング・ストーム》《レッド・リブート》など後ろを触れるカードをフル投入、《灰流うらら》《無限泡影》もフル投入して、 墓地の《閃刀姫ーレイ》や誘発をケアする用に《墓穴の指名者》をピン差しするのが良いと思います。
オルターガイスト
ゴリゴリの罠ビ系です。
九州ではあまり使用者がおらずほとんど対戦してませんが、《オルターガイスト・シルキタス》がかなりうざいです。
罠ビなので《レッド・リブート》はまず抜けないとして、その他のサイド後は《ハーピィの羽根箒》《ライトニング・ストーム》《灰流うらら》《無限泡影》フル投入、《墓穴の指名者》ピン差しするのが良いと思います。
未界域
ゴリゴリの展開系。
まだ出たばっかりであまり戦ってないですが、展開が通ったらゲームエンドみたいな印象です。
こちらも同じスタンスなので、先にコンボを決めた方が勝ちと勝手に思ってます。サイド後は《増殖するG》《灰流うらら》《原始生命体 ニビル》《ライトニング・ストーム》《無限泡影》フル投入してデスカットに期待します。
6.おわりに
まずはここまで読んでいただいた事、誠にありがとうございます。
これを読んで少しでも六武衆デッキに興味を持っていただけたら非常に嬉しいです。
はじめてなので参考になる記事が書けたのかわかりませんが、これからも六武衆を愛用してより良いデッキになるように努力したいと思います!
六武衆は非常に面白いデッキですので、良ければぜひ組んでみて下さいね!
【Dボゥイさんの最新の解説記事はこちら!】【2020年 六武衆】回し方、対策方法が分かる解説記事