はじめに
こんばんは、はみるとんです！
今回は「WORLD PREMIERE PACK 2024」で登場したカードのデッキを紹介していきたいと思います！
海外先行テーマとして既にＴＣＧのプールで研究が進んでいたテーマですが、来日と同時に日本先行のカードやＯＣＧでしか使えないカードと非常に相性が良い事が話題となっていました。というわけで実際にどんなデッキになるのか見ていきましょう！
【灰滅】
【 速攻魔法 】
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
①：デッキから「灰滅の都 オブシディム」１枚を自分か相手のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、相手のフィールドゾーンにカードが存在する場合、デッキからレベル５以上の炎族・闇属性モンスター１体を手札に加える事ができる。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は炎族モンスターしかデッキ・ＥＸデッキから特殊召喚できない。
出典：遊戯王公式データベース
《滅亡龍 ヴェイドス》を中心とした炎族を主体とするテーマです。
《ヴェイドスの目覚め》を使うと炎族縛りが付いてしまうのですが、【ライゼオル】ギミックを用いる事でしっかりと盤面の妨害を確保しつつ、相手ターンに《果てなき灰滅》からの《滅亡き闇 ヴェイドス》で全破壊を狙う事が出来ます。
種族変更との相性の良さから《超融合》がメイン投入出来たり、フィールド魔法主体の【炎王】のようなデッキに対して《滅亡龍 ヴェイドス》が後手から手札誘発のように使えたり、テーマ特有の動きが環境に刺さる部分がある部分が非常に面白いテーマといえます。
【炎の剣士】
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1800 / 守1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「炎の剣士」のカード名が記された魔法・罠カード１枚を手札に加える。
②：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「闘炎の剣士」を除く、「炎の剣士」またはそのカード名が記されたモンスター１体をデッキ・ＥＸデッキから墓地へ送る。
出典：遊戯王公式データベース
古の原作出身モンスター《炎の剣士》がついに強化！
炎属性・戦士族かつ装備魔法に関連する効果を多数持っているため【焔聖騎士】と相性が良く、《闘炎の剣士》１枚から大量展開を行っていく事が出来ます。
《闘炎の剣士》からサーチした《炎の剣域》で《炎の剣士》を出す事で１枚で《聖騎士の追想 イゾルデ》を作れる初動となりつつ、墓地から装備されることのできる《闘気炎斬剣》を落とす事で《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》から展開を狙っていきます。
【ティスティナ】
【 フィールド魔法 】
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ティスティナ」モンスター１体を墓地へ送る。
相手フィールドに表側表示カードが３枚以上存在する場合、さらに手札・デッキから「結晶神ティスティナ」１体を特殊召喚できる。
②：フィールドゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ティスティナ」モンスター１体を特殊召喚する。
出典：遊戯王公式データベース
相手の場にカードがある場合に墓地肥やしとリクルートを行う事が出来る最強後手捲りカードの《神域 バ＝ティスティナ》を中心とし、《神蝕む光 ティスティナ》からの全除去＆８０００ダメージのワンキルを狙いに行く豪快なデッキです。
テーマ内だけだと先手で妨害を構える能力があまり高くありませんが、《ティスティナの歩哨》と《ティスティナの猟犬》の存在により展開力は非常に高いため、その展開力を【デモンスミス】ギミックに繋げる事で《結晶神ティスティナ》や《ティスティナの胎動》にアクセスして妨害を構えます。
また、初動である《神域 バ＝ティスティナ》や捲りの動きである《結晶神ティスティナ》が、破壊された場合にそれぞれ手数になる優秀な能力を持っているため、【ライゼオル】などの除去によって妨害を構えるデッキに非常に強いのも環境上追い風となっています。
【虎菱之玄＆毘龍之謙】
【 効果モンスター 】
星 3 / 光 / 戦士族 / 攻1300 / 守1550
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキから「虎菱之玄」１体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②：このカードが「虎菱之玄」の効果で特殊召喚した場合に発動する。
相手は２枚ドローする。
その後、相手は手札を１枚選んで捨てる。
③：自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動する。
フィールドのこのカードを手札に戻す。
出典：遊戯王公式データベース
【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 悪魔族 / 攻3000 / 守1800
①：このカードは自分フィールドのレベル７以下の「暗黒界」モンスター１体を持ち主の手札に戻し、墓地から特殊召喚できる。
②：このカードが効果で墓地へ捨てられた場合に発動できる。
デッキから「暗黒界の魔神王 レイン」以外のレベル５以上の「暗黒界」モンスター１体を手札に加える。
相手の効果で捨てられた場合、さらに自分のデッキ・墓地からレベル４以下の「暗黒界」モンスター１体を選んで自分または相手フィールドに特殊召喚できる。
出典：遊戯王公式データベース
相手の場に相方を送り付ける《虎菱之玄》と《毘龍之謙》を使って送り付けた時の効果でアドを稼ぎながら戦います。
この効果は相手の場で強制発動するため、相手によって発動された効果扱いになるので、《虎菱之玄》の効果で出した《毘龍之謙》によってこちらが２ドロー１枚捨ての処理を行う際、「相手の効果で捨てられた」扱いとなるため、【暗黒界】と非常に相性が良いです。
総評
【ライゼオル】や【スネークアイ】などの炎族ギミックの強化の影響を受けられる【灰滅】や、展開力をそのまま汎用ギミックで伸ばせる【ティスティナ】など、今回追加されたテーマは周辺の他テーマの強化を取り入れて様々なプランを取れるため、海外で出た当初よりもさらに開拓の余地があるテーマばかりです！
特に《毘龍之謙》と《虎菱之玄》は今回紹介した使い方以外にもランク３軸や戦士族軸のデッキでの出張としての活躍も見込める非常に面白いカードなので、是非皆さんも色んな構築を試してみてください
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました！
