初めまして!美味しいお米です!
この度ご縁を頂き、記事を書かせていただくことになりました。
今回ご紹介する内容は、私がYCSJ NAGAYA 2025 で使用した【ホルアクティ】デッキをご紹介します!
今回のYCSJでの戦績は5-2でした!
採用しているテーマはもちろんのこと、デッキの回し方やこのデッキ独自の要素までなるべく詳しくお伝えします。
前半部分は採用テーマの解説、後半部分に【ホルアクティ】デッキならではの要素を書いてます!
目次
【ホルアクティ】デッキとは?
【ホルアクティ】デッキは《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する事を目標としたデッキを指します。

【 効果モンスター 】
星 12 / 神 / 創造神族 / 攻? / 守?
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上の、元々のカード名が「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターをそれぞれ1枚ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。このカードの特殊召喚は無効化されない。このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する。
出典:遊戯王公式データベース
このカードを特殊召喚した瞬間に勝利が確定する、というロマン溢れる効果になっています。
しかし、このカードを特殊召喚するには《オシリスの天空竜》《オベリスクの巨神兵》《ラーの翼神竜》をリリースしなければならない為、非常に手間がかかります。
そんな《光の創造神 ホルアクティ》を妨害を乗り越えて降臨させる!というつもりで構築したデッキになります。入手する機会がほとんど無いカードではありますが、見かけたら購入してはどうでしょうか...!!
【ホルアクティ】デッキレシピ
神のカードに加え、複数のテーマを混ぜた60枚構築になります。60枚構築にする事で、初動を増やしつつ神のカードを引き込みにくくする狙いがあります。
デッキを全て墓地に送って《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する、というのがこのデッキの動きになります。
採用テーマ
【ライトロード】
【ライトロード】はこのデッキにおいて、最も重要な要素です。
《光の創造神 ホルアクティ》はテーマに属しているカードでは無い為、展開ルートが決まっているテーマではまともにアクセス出来ません。
なので、ランダムにデッキから墓地を大量に送りつつ展開できる【ライトロード】を採用しています。
【巳剣】
【巳剣】はランク4や、ランク8をエクシーズ召喚することが出来ます。墓地肥し、《No.60 刻不知のデュガレス》のドロー等を行うことで安定感を上げ、【ライトロード】ギミックの動きをサポートしてくれます。
また、【巳剣】モンスターはリリースされた時に発動出来る効果があるので《オベリスクの巨神兵》や《ソウルエナジーMAX!!》と相性が良かったりします。
【ジェムナイト】
【ジェムナイト】はランク4を出しやすくしたり、【ライトロード】カードに対する相手の手札誘発に対しての対策を用意出来る点が優秀です。
《ジェムナイト・セラフィ》を融合召喚する事で追加召喚を得られるのも強力です!
【ライトロード】採用カード
採用カードをご紹介します!
長くなってしまうかもしれませんが、最後まで見ていただけたら幸いです!
《光道の龍》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / ドラゴン族 / 攻1500 / 守1300
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に「ライトロード」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「光道の龍」以外の「ライトロード」カード1枚を墓地へ送る。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから攻撃力3000/守備力2600のドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
主に展開序盤に使用します。
①②の効果が優秀で、②の効果で《ライトロード・アーチャー フェリス》を墓地に送り、特殊召喚をする事で《ライトロード・アテナ ミネルバ》やランク4を出せます。
【ライトロード】モンスターをサーチ出来る《光の援軍》で手札に加える事が一番多いカードです。
ただ、墓地に【ライトロード】モンスターが存在していないと①の効果が発動できないので忘れないようにしましょう。
今回は採用していませんが《裁きの龍》や《戒めの龍》を採用することで、《ライトロード・アテナ ミネルバ》のシンクロ召喚時に③の効果をチェーンする事で、《灰流うらら》等を受けずに効果を通したり出来ます。
《ライトロード・アーチャー フェリス》

【 チューナーモンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻1100 / 守2000
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚出来る。このカードが効果モンスターの効果によってデッキから墓地に送られた時に発動する。このカードを墓地から特殊召喚する。また、このカードをリリースして発動出来る。相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。その後、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。
出典:遊戯王公式データベース
《光道の龍》の効果でデッキから落として特殊召喚する事が多いですが、《真血公ヴァンパイア》の様なランダムにデッキから墓地に送る効果でも特殊召喚されます。
そして特殊召喚の効果にターン1の制約が無い為、デッキに戻してもう一度墓地に送り何度も特殊召喚する事が可能です。これを活かしてランク4の《ダイガスタ・エメラル》を出し続ける事も出来ます。
《ライトロード・デーモン ヴァイス》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 悪魔族 / 攻0 / 守1700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の「ライトロード」カード1枚をデッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
②:このカードがデッキから墓地へ送られた場合、「ライトロード・デーモン ヴァイス」以外の自分の墓地の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
①の【ライトロード】モンスターをデッキトップに戻す効果は、《ライトロード・アーチャー フェリス》や《ライトロード・ビースト ウォルフ》と相性が良いです。
特に《ライトロード・ビースト ウォルフ》との相性は良く、自身がチューナーなのですぐに《ライトロード・アテナ ミネルバ》のシンクロ召喚に繋げる事が出来ます。
また、【ライトロード】にとって貴重な手札から効果を発動出来るモンスターで、後述する《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》と《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の強制効果を発動させる手段としても利用できます。
《ライトロード・ビースト ウォルフ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 獣戦士族 / 攻2100 / 守300
このカードは通常召喚できない。このカードがデッキから墓地に送られた時、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
《ライトロード・アーチャー フェリス》とほぼ同じ様な効果ですが、違いとしてモンスター効果以外でデッキから墓地に送られても発動するので、特殊召喚する機会は多いです。
ただ、《ライトロード・アーチャー フェリス》と同じでこのカードは通常召喚が不可能です。引くと事故になりやすいのでデッキにいることを祈りましょう。
《ライトロード・サモナー ルミナス》

【 効果モンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守1000
1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で自分の墓地に存在するレベル4以下の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地に送る。
出典:遊戯王公式データベース
①の【ライトロード】モンスターを蘇生する効果も優秀ですが、手札を1枚捨てられるコストの部分が優秀で採用しています。
デッキの都合上、墓地に落ちていて欲しいカードが何枚もあるので一枚は必要だと思っています!
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守1000
①:1ターンに1度、自分の手札・墓地から「ライトロード」モンスター1体を除外し、「トワイライトロード・シャーマン ルミナス」以外の除外されている自分の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:1ターンに1度、このカード以外の自分の「ライトロード」モンスターの効果が発動した場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
このデッキで最も効果を使用するカードです。このカードの①と②の効果を使用して特殊召喚と、墓地肥しを行います。
名称ターン1の制約が無いので、このカードを何度も特殊召喚する事でデッキを全て墓地に送ることが出来ます。
《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1800 / 守1200
①:1ターンに1度、自分の手札・墓地から「ライトロード」モンスター1体を除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、除外したモンスターのレベル×300ダウンする。
②:1ターンに1度、このカード以外の自分の「ライトロード」モンスターの効果が発動した場合に発動する。自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》と同じくらい効果を使用するカードです。
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》がフィールドにいる状態で①の効果を発動する事により、《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の墓地送り効果が発動し、自身の②の墓地送り効果も発動します。
こちらも名称ターン1の制約が無いので、この効果を繰り返すことが出来ます。
《ライトロード・アテナ ミネルバ》

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 光 / 天使族 / 攻2800 / 守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
そのS素材とした「ライトロード」モンスターの数まで、デッキから「ライトロード」モンスターを墓地へ送る(同じ種族は1体まで)。
②:自分フィールドの「ライトロード」モンスターは効果では除外できない。
③:自分の墓地から「ライトロード」モンスターを4体まで除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
①は《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》と《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の墓地送り効果を使用するために、かなり通したい効果です。
③の効果は除外状態の【ライトロード】モンスターを用意しつつ、デッキから1~4枚の墓地肥しが可能で《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の①の効果を発動する準備が整います。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 戦士族 / 攻2400 /
同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。②:自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。③:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
【LINK-3:上/左下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
このデッキにおいての《ライトロード・ドミニオン キュリオス》は特定のカードを落とすためではなく、展開途中に必要なカードを墓地に送るために採用しています。
あまり使われない効果ですが、③の効果で墓地のカードを回収出来ます。この効果を活かして《原始生命態ニビル》等で除去をされても展開を続行可能にする、というケアもあったりします。
【巳剣】採用カード
【巳剣】カードはこのデッキにおいて独自の要素が少ない為、一部のカードのみご紹介します。ご了承ください。
《天羽々斬之巳剣》

【 儀式モンスター 】
星 8 / 闇 / 爬虫類族 / 攻2400 / 守1800
「巳剣降臨」により降臨
このカード名の、①の効果はデュエル中に1度しか使用できず、③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「巳剣」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
②:相手フィールドのモンスターの攻撃力は800ダウンする。
③:このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから「天羽々斬之巳剣」以外の「巳剣」カード1枚を手札に加える。
その後、このカードを特殊召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース
【ライトロード】との相性が良い点としては①の効果でフィールドのモンスターを墓地に送る事が出来るので、【ライトロード】モンスターを墓地に送り《光道の龍》の①の発動条件を満たせる点です。
ランク8とランク4を出す以外にも《鎖龍蛇ースカルデット》をリンク召喚する事が可能なため、状況に応じた展開を行えます。
このカードから《光の創造神 ホルアクティ》特殊召喚まで十分に狙えるので、初手に持っておきたいカードです。
《天叢雲之巳剣》《布都御魂之巳剣》

【 儀式モンスター 】
星 8 / 闇 / 爬虫類族 / 攻3200 / 守800
「巳剣降臨」により降臨
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
②:相手が効果を発動した時に発動できる。
相手は手札を1枚選んで捨てる事ができる。
捨てなかった場合、その効果は無効化される。
③:このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから「天叢雲之巳剣」以外の「巳剣」カード1枚を手札に加える。
その後、このカードを特殊召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース

【 儀式モンスター 】
星 8 / 闇 / 爬虫類族 / 攻2000 / 守3400
「巳剣降臨」により降臨
このカード名の、①の効果は同一チェーン上では1度しか発動できず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターを特殊召喚した場合、「布都御魂之巳剣」以外の自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから「布都御魂之巳剣」以外の「巳剣」カード1枚を手札に加える。
その後、このカードを特殊召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース
ランク8をエクシーズ召喚するだけなら必要ありませんが、《天羽々斬之巳剣》から展開を伸ばすために採用しています。
また、《光の創造神 ホルアクティ》の特殊召喚が出来ない!と判断した場合に《天叢雲之巳剣》の妨害を残せる、という所は非常にありがたいです。
《巳剣大祓》

【 通常罠 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
自分フィールドのレベル5以上の爬虫類族モンスター1体をリリースして発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、この効果で特殊召喚したモンスター以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
出典:遊戯王公式データベース
墓地を肥やす過程で、このカードと【巳剣】儀式以外のモンスターが墓地に落ちれば②の効果で展開が可能です。対象を取る妨害から逃げる等、器用な使い方もできます。
今回は《トランザクション・ロールバック》を採用しているので、①の無効効果を先攻1ターン目に使うことも出来ます。
【ジェムナイト】採用カード
《ジェムナイト・ネピリム》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1550 / 守1600
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ジェムナイト・ネピリム」以外の「ジェムナイト」カード1枚を手札に加える。
このターンのメインフェイズの間、相手が受ける効果ダメージは半分になる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
「ジェム」モンスター1体の召喚を行う。
③:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を1枚選んで墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
③の効果による蘇生、そして手札を1枚墓地に送れる点が優秀です。《光の援軍》等のコストで墓地に送られても発動可能なため、使い勝手が良く手数になりやすい効果です。
《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 悪魔族 / 攻1950 / 守2450
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「ジェムナイト」通常モンスター1体か「ジェムナイト・フュージョン」1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:自分フィールドに「ジェムナイト」融合モンスターが存在し、相手が効果を発動した時、自分の墓地からこのカードを含む「ジェムナイト」カード3枚を除外して発動できる。
その効果を無効にする。
その後、自分フィールドの全ての「ジェムナイト」モンスターの攻撃力は1000アップする。
出典:遊戯王公式データベース
②の効果で無効効果を構える事が出来ます。《ジェムナイト・ネピリム》もしくは《ジェムナイト・ディスパージョン》1枚から展開することが可能です。
《ジェムナイト・ディスパージョン》

【 通常魔法 】
①:以下の効果から1つを選択して発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「ジェムナイト」融合モンスター1体を融合召喚する。
自分の墓地に「ジェムナイト・フュージョン」が存在する場合、デッキ・EXデッキの岩石族以外の「ジェムナイト」モンスターを2体まで融合素材とする事ができる。
●自分のデッキ・除外状態の「ジェム」モンスター1体を手札に加える。
このターンのメインフェイズの間、相手が受ける効果ダメージは半分になる。
出典:遊戯王公式データベース
《ジェムナイト・ネピリム》の①で手札に加えた場合、このカードでもう1枚の《ジェムナイト・ネピリム》を加える事でランク4に繋げられます。
このカード1枚からの展開でも《ジェムナイト・セラフィ》と《ジェムナイト・ネピリム》をフィールドに用意出来ます。他にレベル4を出す手段があれば、《キングレムリン》経由で《天羽々斬之巳剣》をサーチして【巳剣】の展開が始められます!
《ジェムナイト・フュージョン》

【 通常魔法 】
手札・自分フィールド上から、融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「ジェムナイト」と名のついた融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。また、このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地に存在する「ジェムナイト」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、このカードを手札に加える。
出典:遊戯王公式データベース
このカードの融合する効果はほとんど使いません。
代わりに墓地からこのカードを加える効果を使うことが多いです。
例として《ライトロード・サモナー ルミナス》の効果を使用しながら展開を行う場合、手札を捨てる必要があります。《ダイガスタ・エメラル》でドローが出来ますが、このデッキで《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚するには一定の手札枚数が必要です。
墓地からこのカードを加える事で、《光の創造神 ホルアクティ》特殊召喚までの必要手札枚数を集めながら展開が行えます。
《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》の効果を発動するためだけのカードでは無く、他の使い道もあるという事ですね。
《ブリリアント・フュージョン》

(制限カード) 【 永続魔法 】
「ブリリアント・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時に自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた場合にそのモンスターを破壊する。
②:1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力を相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。
出典:遊戯王公式データベース
制限カードなので実際に発動する機会は少ないのですが、このカード1枚から【ジェムナイト】モンスターと【ライトロード】モンスターを墓地に送る事が出来ます。
【ジェムナイト】はもちろん【巳剣】にもこのカードからアクセスが可能で、《隣の芝刈り》並みのパワーカードとして採用しています!
《ジェムナイト・セラフィ》

【 融合モンスター 】
星 5 / 地 / 天使族 / 攻2300 / 守1400
「ジェムナイト」と名のついたモンスター+光属性モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えてモンスター1体を通常召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース
このカードで得られる追加召喚が強力で、特殊召喚出来ない《ラーの翼神竜》の召喚権としても活躍してくれます。
融合素材の指定も優秀です。【ライトロード】モンスターは光属性が多い為、《ジェムナイト・フュージョン》を引いてしまっている状態でも無駄になりにくいです。
《ジェムナイト・ファントムルーツ》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 岩石族 / 攻1450 /
「ジェム」モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ジェムナイト」カード1枚を手札に加える。②:1000LPを払って発動できる。自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターをデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
【LINK-2:左下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
《ジェムナイト・ネピリム》や《ジェムナイト・ディスパージョン》から《ジェムナイト・セラフィ》を特殊召喚しつつ展開を伸ばすために採用しています。
このカードを経由する事でデッキの【ジェムナイト】カードをほぼ無くすことが出来、魔法カードも墓地に3枚貯められます。
《神聖魔皇后セレーネ》の魔力カウンターを用意しつつ、デッキを圧縮する事になるので【ライトロード】のランダムな墓地肥しがより強力になります。
【ホルアクティ】デッキの回し方①
デッキを回す際の各採用テーマの動きを最初にご紹介します!
序盤は主に3つの展開方法があります。
【ライトロード】の序盤の展開例
【使用カード/条件】
- 《光道の龍》/自分の墓地に「ライトロード」モンスターが存在

【結果】
- 《ライトロード・アテナ ミネルバ》
- ①の効果を使用していない《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》
- 墓地に最大7枚のランダムなカード

【手順】
- 手札から《光道の龍》の効果を発動、自身を特殊召喚
- 《光道の龍》の効果を発動、デッキから《ライトロード・アーチャー フェリス》を墓地に送る
- 《ライトロード・アーチャー フェリス》の強制効果が発動、自身を特殊召喚
- 《光道の龍》と《ライトロード・アーチャー フェリス》で《ライトロード・アテナ ミネルバ》をシンクロ召喚
- 《ライトロード・アテナ ミネルバ》の①の効果を発動、デッキから《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》と《ライトロード・デーモン ヴァイス》を墓地に送る
- 《ライトロード・デーモン ヴァイス》の効果を発動、墓地の《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》を対象に取り、特殊召喚
- 《ライトロード・アテナ ミネルバ》の③の効果、墓地から【ライトロード】モンスターを1~4枚除外して発動、デッキから1~4枚のカードを墓地に送る
- 《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の②の強制効果が発動、デッキから3枚のカードを墓地に送る
【解説】
《光道の龍》から動ける、召喚権を使用しない展開です。
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》を確実に特殊召喚可能で、終盤の《神聖魔皇后セレーネ》を使用した展開に大きく繋がります。
《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の①の効果は使用していないので、除外状態の【ライトロード】モンスターを特殊召喚する事が出来ます。
発動コストにしたモンスターも対象に取れるので、実質手札と墓地の【ライトロード】モンスターも特殊召喚可能です。
①:1ターンに1度、自分の手札・墓地から「ライトロード」モンスター1体を除外し、「トワイライトロード・シャーマン ルミナス」以外の除外されている自分の「ライトロード」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
【巳剣】の展開例
【使用カード/条件】
- 《天羽々斬之巳剣》

【結果】
- 《天羽々斬之巳剣》
- 《天叢雲之巳剣》
- 《巳剣之尊 麁正》
- 《夜刀蛇巳》
- 手札に《布都御魂之巳剣》《巳剣之神鏡》

【手順】
- 《天羽々斬之巳剣》の①の効果を発動、デッキから《巳剣之尊 佐士》を特殊召喚してリリース
- 《巳剣之尊 佐士》の効果を発動、《巳剣降臨》を手札に加える
- 《巳剣降臨》の手札から儀式召喚する効果を選択して発動、《巳剣之尊 草那藝》と《夜刀蛇巳》をリリースして《天羽々斬之巳剣》を儀式召喚
- 《巳剣之尊 草那藝》の①と《夜刀蛇巳》の効果を発動、《巳剣降臨》を手札に加え、《夜刀蛇巳》を特殊召喚
- 《巳剣降臨》のデッキから儀式召喚する効果を選択して発動、《天羽々斬之巳剣》をリリースして《天叢雲之巳剣》を儀式召喚
- 《天羽々斬之巳剣》の③の効果を発動、《巳剣勧請》を手札に加えて《天羽々斬之巳剣》を特殊召喚
- 《巳剣勧請》を《天叢雲之巳剣》をリリースして発動、《巳剣之尊 麁正》を手札に加えて特殊召喚
- 《巳剣之尊 麁正》の①と《天叢雲之巳剣》の③の効果を発動、《巳剣之神鏡》と《布都御魂之巳剣》を手札に加えて《天叢雲之巳剣》を特殊召喚
【解説】
【巳剣】ギミックを用いたランク8とランク4を出せる展開です。《真血公ヴァンパイア》をエクシーズ召喚したり、《鎖龍蛇ースカルデット》もリンク召喚出来るので《光道の龍》を無理やり特殊召喚させる等、先ほどご紹介した【ライトロード】の展開に繋げられます。
実際にデッキを回す際は毎回この展開を行うわけではありません。
ただ、手札に《布都御魂之巳剣》《巳剣之神鏡》を持っておく事で、《光の創造神 ホルアクティ》成立が出来ない場合の保険として機能するのが優秀なのでこちらをご紹介しました。
【ジェムナイト】の展開例
【使用カード/条件】
- 《ジェムナイト・ネピリム》
- 手札コスト1枚

【結果】
- 《ジェムナイト・ファントムルーツ》
- 《ジェムナイト・セラフィ》
- 《ジェムナイト・ネピリム》
- 墓地に《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》と《ジェムナイト・フュージョン》

【手順】
- 《ジェムナイト・ネピリム》を召喚し①の効果を発動、《ジェムナイト・ディスパージョン》を手札に加える
- 《ジェムナイト・ディスパージョン》のサーチ効果を発動、《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》を手札に加える
- 《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》の①の効果を《ジェムナイト・フュージョン》をデッキから墓地に送って発動、自身を特殊召喚
- 《ジェムナイト・セラフィ》と《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》で《ジェムナイト・ファントムルーツ》を特殊召喚
- 《ジェムナイト・ファントムルーツ》の①の効果を発動、《ジェムナイト・ディスパージョン》を手札に加える
- 《ジェムナイト・ディスパージョン》の融合効果を発動、墓地に《ジェムナイト・フュージョン》が存在するのでデッキから《ジェムナイト・ネピリム》2体を墓地に送り、《ジェムナイト・セラフィ》を融合召喚
- 墓地に送られた《ジェムナイト・ネピリム》の③の効果を発動、手札を1枚墓地に送り自身を特殊召喚
【解説】
《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》の無効効果を構えながらレベル4の《ジェムナイト・ネピリム》を出す展開です。
さらに展開を広げるにはもう1体レベル4モンスターが必要になりますが、《ジェムナイト・セラフィ》で追加召喚が可能なので難しい事ではありません。
この展開は《ジェムナイト・ディスパージョン》1枚からでも可能です。その場合は《ジェムナイト・ネピリム》のサーチ効果で《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》を手札に加えてください。
他にレベル4モンスターを出す手段が無く【巳剣】や【ライトロード】カードを引けていない場合、《ジェムナイト・ネピリム》召喚から《ジェムナイト・ディスパージョン》経由でランク4を出す事が出来ます。
《ジェムナイト・ヴォイドルーツ》の無効効果は使えませんが《キングレムリン》から【巳剣】カードにアクセス出来るので、最低限の動きが可能です。
【ホルアクティ】デッキの回し方②
先ほどご紹介した展開でデッキをかなり回す事が出来ますが、《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する為にはデッキをさらに墓地に送る必要があります。
【ホルアクティ】デッキの回し方①の展開は、これからご紹介する展開を目指すものです。覚えておきましょう!
【ライトロード】を使用した終盤の展開例
盤面が確定する展開では無いため、ここからは文字での説明となります。ご了承ください。
【使用カード】
- 《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》
- 《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》
- 《ダイガスタ・エメラル》
- 《神聖魔皇后セレーネ》
- 任意のレベル4モンスター
《ダイガスタ・エメラル》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 風 / 岩石族 / 攻1800 / 守800
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。●自分の墓地に存在するモンスター3体を選択し、デッキに加えてシャッフルする。その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。●自分の墓地に存在する効果モンスター以外のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
出典:遊戯王公式データベース
《神聖魔皇后セレーネ》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 魔法使い族 / 攻1850 /
魔法使い族モンスターを含むモンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。お互いのフィールド・墓地の魔法カードの数だけこのカードに魔力カウンターを置く。②:フィールドに「エンディミオン」カードが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。③:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分の手札・墓地から魔法使い族モンスター1体を選び、このカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
【LINK-3:左下/下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
【手順】
- 墓地に《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》が存在する状態で《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚
- 《神聖魔皇后セレーネ》に魔力カウンターが乗り3つ取り除いて効果を発動、《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》を特殊召喚
- 《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の①の効果を発動、《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》を特殊召喚
- 《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の①の効果を発動、【ライトロード】モンスターを墓地、手札から除外し任意のモンスターの打点を下げる
- 《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》の②の強制効果が発動、デッキから3枚墓地に送る
- 《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の②の強制効果が発動、デッキから2枚墓地に送る
- 《神聖魔皇后セレーネ》《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の3体でもう1体の《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚
- 2~6の項目を行う
- 任意のレベル4モンスターと《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》で《ダイガスタ・エメラル》をエクシーズ召喚
- 《ダイガスタ・エメラル》の効果で墓地の《神聖魔皇后セレーネ》とモンスター2体をデッキに戻して1ドロー
- 《神聖魔皇后セレーネ》《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》《ダイガスタ・エメラル》で《神聖魔皇后セレーネ》をリンク召喚
- 2~6,9の項目を行う
- 《ダイガスタ・エメラル》の効果で墓地の《神聖魔皇后セレーネ》と《ダイガスタ・エメラル》と任意のモンスター1体をデッキに戻して1ドロー
- 1~6,9,13の項目を繰り返す
凄くわかりづらいと思いますが、簡単に言うと《トワイライトロード・シャーマン ルミナス》と《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の②の効果を繰り返してデッキからカードを墓地に送っています。
任意のレベル4モンスターは《ライトロード・ビースト ウォルフ》や、《ライトロード・アーチャー フェリス》をデッキに戻しながら展開する事でそれなりに安定して用意できます。《妖精伝姫―シラユキ》でも数回なら問題ないのでレベル4が足りなくなることはほとんど無いと思っています。
この展開を行うことによって、デッキのカードを全て墓地に送る事が可能です。デッキのカードを全て墓地に送る事で、全てのカードにアクセス出来るようになります。
《トワイライトロード・ジェネラル ジェイン》の除外コストの枚数が不安な場合には、《ライトロード・サモナー ルミナス》を経由する事でカードを除外せずに展開が出来ます。覚えておくと役に立つかもしれません。
デッキを全て墓地に送った後の展開例
ここまでデッキを墓地に送ったら後は《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚するだけです!
【使用カード】
- 《光の創造神 ホルアクティ》
- 《オシリスの天空竜》
- 《オベリスクの巨神兵》
- 《ラーの翼神竜》
- 《宿神像ケルドウ》or《剣神官ムドラ》
- 《ダイガスタ・エメラル》
- 《鎖龍蛇ースカルデット》
- 《死者蘇生》
- 《神の怒り》
- 《ソウルエナジーMAX!!》
- 3枚以上の手札
【手順】
- 《宿神像ケルドウ》or《剣神官ムドラ》の効果を《ラーの翼神竜》《死者蘇生》《神の怒り》を対象に発動、デッキに戻す
- 《ダイガスタ・エメラル》をエクシーズ召喚
- 《ダイガスタ・エメラル》の効果で《光の創造神 ホルアクティ》、任意のモンスター、任意のEXのモンスターを対象にデッキ戻して1ドロー
- 4体を素材に《鎖龍蛇ースカルデット》をリンク召喚
- 《鎖龍蛇ースカルデット》の効果で残りデッキ4枚を全て引き、《ラーの翼神竜》《死者蘇生》《神の怒り》《光の創造神 ホルアクティ》以外の3枚をデッキに戻す
- 《死者蘇生》を《オシリスの天空竜》対象に発動、特殊召喚
- 《オシリスの天空竜》を除く、モンスターを4体分用意する
- 《ソウルエナジーMAX!!》の②の効果を発動
- 《ソウルエナジーMAX!!》にチェーンして《神の怒り》を《オシリスの天空竜》以外のモンスターをリリースして発動
- 効果処理に入り、手札から《ラーの翼神竜》を特殊召喚、《ソウルエナジーMAX!!》の処理でフィールドの残った3体をリリースして《オベリスクの巨神兵》をアドバンス召喚
- 手札の《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚
【解説】
《宿神像ケルドウ》か《剣神官ムドラ》を使用して必要なカードを戻しデッキ枚数を4枚にして《鎖龍蛇ースカルデット》で全て引く、という方法です。
《宿神像ケルドウ》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 天使族 / 攻1200 / 守1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「現世と冥界の逆転」またはそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
出典:遊戯王公式データベース
《剣神官ムドラ》

(制限カード) 【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 天使族 / 攻1500 / 守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「墓守の罠」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
②:自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
出典:遊戯王公式データベース
《鎖龍蛇ースカルデット》

【 リンクモンスター 】
星 4 / 地 / ドラゴン族 / 攻2800 /
カード名が異なるモンスター2体以上
①:このカードは、このカードのリンク素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがリンク召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから4枚ドローし、その後手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
【LINK-4:上/左下/下/右下】
出典:遊戯王公式データベース
《神の怒り》の②の強制効果ですが、《ソウルエナジーMAX!!》の処理後が《オベリスクの巨神兵》の召喚成功時になり、効果の発動を防いでいます。《妖精伝姫―シラユキ》で除外しても防ぐ事が出来るのでお好きな方を選んで頂ければと思います。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選び、そのモンスター以外のフィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
神のカード及びサポートカードの解説
このデッキの【三幻神】やサポートカードとの相性の良さを解説します!このデッキならではの強みもお伝え出来ればと思います!
三幻神
《オシリスの天空竜》

【 効果モンスター 】
星 10 / 神 / 幻神獣族 / 攻? / 守?
このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のモンスター3体をリリースして召喚しなければならない。このカードの召喚は無効化されない。このカードが召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。このカードは特殊召喚した場合エンドフェイズ時に墓地へ送られる。このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000ポイントアップする。相手モンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚された時、そのモンスターの攻撃力を2000ポイントダウンさせ、攻撃力が0になった場合そのモンスターを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
《光の創造神 ホルアクティ》のリリースとして使用する以外の運用はあまりしませんが、何らかの要因で展開を止める場合に妨害として機能します。
特にリンク主体のデッキに対して強く、時にはこのカードの妨害だけで詰ませられるシーンもありました。
《オシリスの天空竜》と《オベリスクの巨神兵》は特殊召喚されているとエンドフェイズに墓地に送られてしまいますが、《トロイメア・グリフォン》を特殊召喚しておくことでエンドフェイズに発動する効果を防ぐ事が出来ます。
このカードは特殊召喚した場合エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
《オシリスの天空竜》の妨害をメインにする場合、《トロイメア・グリフォン》を相手ターンに《妖精伝姫―シラユキ》や、《ソウルエナジーMAX!!》でフィールド外に送る事を忘れないようにしましょう。
《オベリスクの巨神兵》

【 効果モンスター 】
星 10 / 神 / 幻神獣族 / 攻4000 / 守4000
このカードを通常召喚する場合、
自分フィールド上に存在するモンスター3体をリリースしてアドバンス召喚しなければならない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。
自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースする事で、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
特殊召喚されたこのカードは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
出典:遊戯王公式データベース
三幻神の中で最も使いやすいカードです。
《ソウルエナジーMAX!!》の登場により《光の創造神 ホルアクティ》の為の召喚はもちろん、後攻でバトルフェイズ中に追撃を行うアタッカーとして使用できる様になりました。
攻守4000かつ、対象耐性も持っているのでデッキによっては除去しづらいカードです。
《オベリスクの巨神兵》の全体破壊効果もこのデッキでは活躍する瞬間があります。この効果を使用すると攻撃宣言が出来なくなってしまいますが、《光の創造神 ホルアクティ》を出せば関係ないので気にしなくても大丈夫だったりします。
自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースする事で、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
《ラーの翼神竜》

【 効果モンスター 】
星 10 / 神 / 幻神獣族 / 攻? / 守?
このカードは特殊召喚できない。このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。①:このカードの召喚は無効化されない。②:このカードの召喚成功時には、このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。③:このカードが召喚に成功した時、100LPになるようにLPを払って発動できる。このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。④:1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
出典:遊戯王公式データベース
特殊召喚が出来ない《ラーの翼神竜》ですが、専用サポートカードの枚数が三幻神の中で最も多く、それなりに使いやすいカードになっています。
《光の創造神 ホルアクティ》の特殊召喚を狙うデッキなのでライフポイントを意識する必要性が薄く、このカードの④の効果を使用して除去を行ってもいいかもしれません。
④:1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
《蘇りし天空神》

【 通常罠 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、その発動と効果は無効化されない。
①:自分の墓地から「オシリスの天空竜」1体を選んで特殊召喚する。
その後、お互いはそれぞれ手札が6枚になるようにデッキからドローする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んでデッキの一番上に置く。
自分の墓地に幻神獣族モンスターが存在する場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。
出典:遊戯王公式データベース
三幻神のサポートカードでありながら、【ライトロード】との相性が抜群のカードです。
②の効果が墓地に幻神獣族が存在する場合に、《死者蘇生》を手札に加える事が出来ます。
墓地を大量に肥やす【ライトロード】において、《死者蘇生》を確実に使える事は強力な1手になります。《死者蘇生》にターン1の制約が無い事も素晴らしく、時には複数回発動します。
三幻神関連のカードが他テーマをサポート出来る、というのは極めて貴重な事です。このカードを採用することで、三幻神をデッキに入れる事に大きく意味が生まれます。
しかし、②の効果を安定して使うには幻神獣族を複数採用してデッキから落ちる確率を上げるか、このカードと幻神獣族を墓地に送る展開方法を考えなければなりません。
そこで必ず幻神獣族を複数枚採用するデッキが存在します。そうです、【ホルアクティ】デッキです。
《蘇りし天空神》が登場した事によって、【ライトロード】の展開の中に三幻神及び《光の創造神 ホルアクティ》を採用する意味が生まれたと思っています!
《ソウルエナジーMAX!!》

【 通常罠 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに元々の属性が神属性となる「オベリスクの巨神兵」が存在する場合、自分フィールドの他の表側表示モンスター2体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊し、相手に4000ダメージを与える。②:自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「オベリスクの巨神兵」1体を選んで手札に加える。
その後、「オベリスクの巨神兵」1体を召喚できる。
出典:遊戯王公式データベース
《オベリスクの巨神兵》を使いやすくする為に採用しています。
②の効果で自分フィールドにモンスターが3体存在していれば、そのまま召喚する事が可能です。
相手ターンでも②の効果が活きる瞬間があります。例えば《妖精伝姫―シラユキ》の①の効果を使用した後に《オベリスクの巨神兵》のリリースに使用する事で、もう1度《妖精伝姫―シラユキ》の①の効果で妨害する事が出来ます。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。 (妖精伝姫―シラユキの効果)
今回は《トロイメア・グリフォン》と《トランザクション・ロールバック》を採用しています。
ターンを返さなくてはならない場面でも、《ソウルエナジーMAX!!》の①の効果に加え《トランザクション・ロールバック》の②の効果を使用して8000ダメージを与える事も出来ます!
【巳剣】とも相性が良く、チェーン2以降で《ソウルエナジーMAX!!》の①の効果を使う事で、【巳剣】モンスターの効果を《オベリスクの巨神兵》のリリース素材にしながら発動出来ます。
チェーン1で《オベリスクの巨神兵》をアドバンス召喚してしまうと【巳剣】モンスターの効果を発動出来ないので注意が必要です。
《神の怒り》

【 速攻魔法 】
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:LPを半分払い、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
自分の手札・除外状態の「ラーの翼神竜」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は4000になり、攻撃できず、次のターンのエンドフェイズに手札に戻る。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体を選び、そのモンスター以外のフィールドのモンスターを全て墓地へ送る。
出典:遊戯王公式データベース
通常の方法では特殊召喚が出来ない《ラーの翼神竜》を特殊召喚する為に採用しています。
今までの《ラーの翼神竜》サポートカードは、《ラーの翼神竜》を出すために本体に加えて数種類のカードが必要でした。ですが今回、《神の怒り》の登場で《ラーの翼神竜》サポートカードの必要枚数が減り、安定感が増えました。
《光の創造神 ホルアクティ》を特殊召喚する前に《ラーの翼神竜》を《原始生命態ニビル》で除去されてしまうと、《ラーの翼神竜》が何度も出せるカードではないので不安要素になっていました。
その心配も《神の怒り》の登場で無くなりました。デッキを全て墓地に送った後の展開例の項目でご紹介しましたが、速攻魔法である点を活かして《ソウルエナジーMAX!!》にチェーンする事で《ラーの翼神竜》、《オベリスクの巨神兵》、そして《光の創造神 ホルアクティ》を安全に特殊召喚可能です!
終わりに
最後まで見て頂きありがとうございました!
かなり詳しく、細かいところまでご紹介出来たのではないかと思いますが、いかがだったでしょうか?
《光の創造神 ホルアクティ》の出しやすさはもちろん、《死者蘇生》で神を特殊召喚する等、楽しさと強さを合わせ持ったデッキをご紹介出来たのではないかと思います!
《光の創造神 ホルアクティ》は簡単に手に入るカードではありませんが、興味を持っていただけたのなら是非【ホルアクティ】デッキを組んでみてください...!!





