【前回の記事】計画的偶発性理論からみるオリジナルデッキ構築
目次
はじめに
どうも、ミソです。
まず初めに、前回の記事「計画的偶発性理論からみるオリジナルデッキ構築 http://localhost:8000/p-yg-miso-theory/」を読んでいただいた方、ありがとうございました。
読んでくださった方から好反応を貰えて、書くために費やした労力が全て吹っ飛ぶような、嬉しくて空高く舞い上がるようなそんな気持ちになりました。これで書いている時に飲んで尿となって出ていったモンスターエナジーくんも浮かばれると思います。
っていうかモンスターエナジーって飲んだらそのまま膀胱に向かってるんじゃないかってぐらい利尿作用凄くないですか?私だけですか?
さて、そんな前回の記事の反応を受けてかはわかりませんが、あれやこれやと話が進み、定期連載させていただくこととなりました。ありがとうございます。
しかもとても可愛いイラストまで描いてもらっちゃって。
(電王マスクはNGとか写真の顔は怖すぎるとかの理由でイラストが作られたのは内緒だ)
いつまで続くかはわかりませんが、毎月2本、記事を書かせていただくと思います。読んでくれると嬉しいです。
でも毎月2本って結構なペースですよね。何を書いたらいいのやらって感じです。
そこで、私は生放送で何を書いたらいいのか視聴者に相談をしてみました。深夜1時に始めたのに来てくれた人ありがとう!生活リズム見直した方がいいよ!
そしたら「まずは自己紹介からじゃない?」というコメントが多々。
確かに皆さん私のこと知らない人も多いですよね。知っていたとしてもここ1~2年ぐらいのことしか知らない人も多いかもしれません。
ですので、まずは自己紹介というか歴史というか、私の人生において遊戯王がどのように絡んでいるのかを記事にしたいと思います。
毎回、前回みたいな真面目な記事を書いていたら頭がパンクするので、フランクに書きたいと思います。軽い気持ちで読んでください。
現在のミソという人物
自己紹介をするにあたって、まず現在の私をざっくり知っていただければと思います。
前回も言いましたが、YouTubeの「ミソのデュエルのミソ」というなんとも偉そうな名前のチャンネルで遊戯王のデュエル動画や開封動画をあげたりゲーム実況をしたりしています。
ミソのデュエルのミソ https://www.youtube.com/channel/UC4FX68sHwzNb-dQgwewtq-Q?view_as=subscriber
遊戯王における私のスタンスは「楽しむこと」。大会環境よりはフリーで楽しむって感じのスタンスです。頑張れって感じのデクです。
オリジナルデッキを作ってはそのデッキを使ってデュエルをして、それをネットに公開してキャッキャッしてます。
そんな私がどのように遊戯王に触れてきたのか、それを何回かにわたってご紹介したいと思います。
テレビ朝日 アニメ遊☆戯☆王
今の遊戯王OCGプレイヤーがどうなのかはわかりませんが、私は原作の「遊☆戯☆王」が好きで遊戯王OCGを始めました。
みんな大好き「遊☆戯☆王」が始まったのは1996年、当時の私は6歳、早生まれでしたので、小学校1年生でした。
この頃はまだ漢字を覚えるので精いっぱいで、母親曰く将来の夢はお魚さんだったそうです。
理由は「美味しいから」だっていうんだからまだ世の中の仕組みすら理解していないことがわかります。
「 遊☆戯☆王」に触れるようになったのは、1998年、アニメが最初です。
小学3年生になっていた私は、 当時テレビ朝日で放送されていたアニメ「遊☆戯☆王」を見ていました。
このテレビ朝日版「遊☆戯☆王」は、現行の「 遊☆戯☆王VRAINS 」が放送されているテレビ東京のものとは少しばかり毛色が違います。
原作を見てる方はお馴染みの、牛尾さんにボコされる話とか、杏子がハンバーガー屋でバイトしていたりとか、幻のヒロイン野坂ミホが出ていたりとか、海馬がキャベツになっていたり…オリジナルで言えば本田くんが悪党にG-shockっぽいものを盗まれたのを取り戻す話とかカードゲームに関係ない話が多数。
超カードゲーム色の強いテレビ東京版と異なり、原作漫画「遊☆戯☆王」に近い学園日常ものとなっています。もちろんカードゲームの販促も考えていたのか、カードゲーム回も多いです。
OP映像でカードから飛び出したモンスターが躍動し、華麗なカメラワークで演出された戦いが描かれているのを覚えている人も多いと思います。
激突!最強のモンスター
そんな中、 テレビ朝日の「遊☆戯☆王」で初めてカードゲームが登場するのは第3話。
タイトルは「激突!最強のモンスター」
劇中ではマジック&ウィザーズというゲーム名で登場しますが(テレビ朝日ではデュエルモンスターズと言ってたかも)、ここで私の人生で初めてカードゲームに触れることになります。
しかしマジック&ウィザーズはカードゲームの体を為してなかったので、正確には「カードゲームっぽいもの」に触れることができた、という感じです。
参考までに「遊☆戯☆王」第3話「激突!最強のモンスター」のゲーム部分の流れを説明しますと、
- 海馬が《ガーゴイル》を出す。海馬、体験したことのない闇のゲームに興奮する。
- 遊戯が《ガーゴイル》を《暗黒の竜王》で破壊するも、海馬が《ミノタウロス》で返り討ちにする。
- 遊戯が《ホーリーエルフ》を守備表示で召喚し凌ぐ。海馬も攻めあねぐ。
- 遊戯が《ワイト》を引いて「こいつじゃダメだ!」と憤る。ちなみに海馬の家のショーケースコレクションにはこのワイトが飾ってあった。
- 海馬が《巨大化》を引いて《ホーリーエルフ》撃破。
- 遊戯が《デーモンの召喚》で《ミノタウロス》撃破。遊戯、ドヤ顔で「もう(心が日和って)カード引けないだろ…?」と煽る。
- 海馬が盗んだ《青眼の白竜》をポケットから出して召喚するも、カードに魂が宿っていないから言うことを聞かず消滅。海馬、当然動揺する。
- 遊戯が《死者蘇生》で《青眼の白竜》を蘇生。海馬、ビビる。
- 海馬が《グレムリン》でフィールドを破壊する。海馬、高笑いをしながら「フィールドが破壊されたから勝負は引き分けだ!」と言って煙玉をもくもくさせて忍者のように消える。←!?
- 遊戯が「流石デュエルモンスターズのエキスパートを名乗るだけあるな…」とほんとにそれでいいのかと感じるセリフを言いながら海馬が置いていった《青眼の白竜》を回収する。
しかもルール説明は「ライフポイントが2000点、デッキの数は40枚」だけです。当然攻撃力の説明もなく、ルールもデッキからカードを一枚ずつ引いて出す、それだけです。
攻撃力が高いモンスターが相手の場にでると、なぜか自分のライフがどんどん減っていく意☆味☆不☆明のライブ感。
しかし人生で初めてカードゲームっぽいものを見てしまった私は大興奮。
カードからモンスターが召喚されて攻撃、それだけでめちゃくちゃかっこいい。カードゲームといえばトランプしか知らない子供でしたから無理もありません。
余談ですが、親戚の兄ちゃん曰く、その時の私はトランプをやっている時だけ異常にテンションが高かったそうですから、カードゲームオタクの素質はその頃からあったのかもしれません。
その後は当然原作に触れ、遊戯王の世界にハマっていきます。
この時点でどの程度原作遊戯王のストーリーが進行していたかは覚えていないのですが、カプモンやTRPG、鉄板アイスホッケーなど、圧倒的なイマジネーションで繰り広げられる高橋和希ワールドにどんどん魅了されていきました。
BANDAI 遊☆戯☆王カードダス
そんな私をより沼に落としたのは、同年BANDAIより発売された「遊☆戯☆王カードダス」
2019年6月8日(土)に新商品「遊戯王OCG デュエリストパック レジェンドデュエリスト編5」が発売された現在好評販売中(宣伝は基本)の「遊戯王OCG」シリーズとは違います。
カードダスとは、 カードの自動販売機のようなもので、今はあまり見ないかもしれませんが、ガチャガチャのカード版と考えていただければいいと思います。
私は漫画もゲームも玩具もあまり買ってもらえなかった家庭で育ったのですが、このカードダスで初めて「なりきり」という遊びを覚えます。
このカードダスには戦略性やデッキ構築の楽しみ、複雑なルールは全くありませんが、カードをプレイしているだけでアニメや漫画の主人公になったような、そんな興奮を与えてくれる最高の玩具でした。
年の数×100円が月のお小遣いの私でしたが、その金額全てをカードダスにつぎ込んでいました。今と精神構造が変わらない件はここでは触れないでおきます。
お金がないとカードも買えない、その苦しみをその時から味わっていましたが、その苦しみから逃れるために、カードに描かれているモンスターを模写したり、オリジナルのモンスターを作ったりして黒歴史を量産したりしていました。
今でも実家に眠っていて、捨てるに捨てられないので、いつか有名になったらなんでも鑑定団に出そうと思います。
カードダスはルールも曖昧ではありましたが、二人で対戦するものです。
しかしながら何故か周りの同級生はカードダスをやっていなかったので、一人でこそこそと集めているだけでした。
そんな中、いつも遊んでくれる上級生の家に行くと、そこにはカードダスの束が…。
話を聞くと、一つ上の学年では流行っているらしく、混ぜてもらうことに。
これが人生初めてのカードゲームの対戦です。
いつも意地悪な上級生軍団も、カードダスをやっている時は優しかったのを覚えています。40枚の束を集めるのも一苦労でしたので、余っているカードを貰ったり、トレードしたり…カードゲームにおいて、プレイヤー同士のトレードは魅力の一つですが、それを行ったのもこの時が初めてです。
遊☆戯☆王カードダスは幼少期の私に社交性を与えてくれていました。
KONAMI 遊戯王OCG
とはいえ、やはり上級生は上級生、話が合わなかったり気を使ったりと大変です。出来れば同級生と遊びたい。
思い切って遊戯王の話を同級生にしてみることに。
ミソ「遊戯王って知ってる?」
友「うん!」
ミソ「《闇魔界の覇王》強いよね!」
友「そんなやついた…???」
ミソ「え…?ほら、攻撃力2600の…」
どうも話が噛み合わない。違和感を解消すべく友達の家に行ってデッキを見せてもらうことに。
…
衝撃でした。
「ぼ、ぼくの知ってる遊戯王と違う・・・」
まずカードデザインが違うし。
なんかルールも(当社比)しっかりしてるし。
《青眼の白竜》も《青眼の白龍》になってるし。
《ブラックマジシャン》やたらかっこよくなってるし。
キャラクターカードなくなってるし。
《ヘカテー》解雇されてるし。
とにかく別物。自分の知ってる遊戯王は根底から覆る格好となりました。
ともかくこれがKONAMIが展開する遊戯王OCGとの初めての出会い。
そしてBANDAI版がもう出ないことを初めて知りました。(ここら辺の販売停止時期曖昧です。知ってる人いたら教えてください。)
そんなこんなで「遊☆戯☆王」の世界、また、カードゲームというものにどんどん引き込まれていきます。
そんな遊戯王OCGのお話は次の記事で。
以上、読んでくれてありがとう。
ミソ
【次回の記事】ミソの定期連載その2 自己紹介~OCGとの邂逅編~
【前回の記事】計画的偶発性理論からみるオリジナルデッキ構築